原付で事故を起こしました。原付同士の事故で大怪我を負う事になりました。夜間、バイトからの帰り道で多少注意力も無かったのかも知れませんが、青信号を直進していたら十字路から赤信号を無視してきた原付が飛び出してきてぶつかりました。
衝撃で朦朧としてたので当時はあまり何も思ってませんでしたが、対向車線側まで滑っていったにもかかわらず他の車などに巻き込まれなかったのは怖かったし不幸中の幸いだったと思います。ぼうっとしながらもバイクを路肩にひきずり寄せ相手を見ると、相手側はジャージにサンダル、そしてノーヘルでした。後から分かった事ですが飲酒もしていたそうです。
胸倉をつかまれ
「ウワア」と思わなかった事もないのですが、一応声をかけると間髪入れずに胸倉をつかまれ「どこ見て運転してるんだ」と言われそのまま罵倒されました。それもこれも今考えると即アウトなのですが、初めての事故でしかも相手にも怪我をさせてしまっていた訳ですし気が動転していてそこまで考えがまわりませんでした。
一通り罵倒された後に警察と救急車を呼び事故の処理をして頂きました。「○○日までに慰謝料○○円を用意しろ」などと言われ警察官にも聞こえていたと思うのですが、当時は処理して貰えなかったというか無かった事にされてしまいました。
全身を打っていて首も痛かったので救急車に乗り後は保険屋さんにお任せして終わりました。結果として、自分は鼻と足の骨にヒビが入りました。相手の方がどうなったかは知りませんが、取り敢えず自分の起こした事故で死ぬ事が無くて良かったと思ったのを覚えてます。
想像以上にテンパってしまい
今振り返ってみれば取るに足らない誰が見ても分かるような事故で、下手したら例題になってしまうような話です。しかし、繰り返しになってしまいますが、当時は初めての事故で想像以上にテンパってしまいました。自分でも普段事故を起こさないように気を付けていたし、万が一事故ってしまった時はこうするみたいなシミュレーションなどもしていたのですが、全く役に立ちませんでした。
そして、正直、誠実でいる事や相手を思う事が必ずしも良い方に転ぶという事が無い場合もあると学びました。自分の事だけではなく、それと同時に相手がどうだったかもしっかり伝え然るべき人に然るべき判断をして貰う事が大事です。
加えて、きちんとルールを守り「今日は事故を起こさない日」などと過信をしないで運転しましょう。そうすれば最悪事故を起こした後に気が動顛していて事を上手く運べなくても回りのサポートを得る事が出来ます。