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バイクでひたすら南を目指して顔を真っ赤にして走った17歳の思い出

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私は熊本県に住んでいる男性です。バイクの思い出といいますと、一つだけ忘れられない思い出があります。それは私が高校3年生のときでした。普通バイクの思い出といいますと400CCや750CCなど大きいバイクのことを思いますが、私は原動機付き自転車の思い出です。

これもバイクには変わりないと思います。それで高校3年の夏休みに熊本市から鹿児島市まで友人3人と国道3号線をひたすら南に向かい走りました。原付といいますとかなりきついイメージがあると思いますが、その頃の私は17歳でしたからきついとか思う暇もないくらい、ワクワクしていたんだと思います。

大人になったような気分

普通、移動するには父の自家用車がほとんどでしたが、自分のバイクで、しかも大人になったような気分に満ち溢れていました。一つ上の先輩もいて、その人がキャンプするためのテントも用意していて、冒険隊のようで最高に楽しかったですね。今じゃそんなことは考えられませんが、若さというのは本当に素晴らしいと思っています。

私は今年50歳になりますが、いまでもそのことを思い出すと心がワクワクしてしまいます。その時の友人と会うことももうないとは思いますが、みんな忘れがたい思いでになっている思います。

1日目はひたすら南を目指して顔を真っ赤にして走ったの思い出します。当時はまだヘルメット着用義務がなかったので、海風を感じたり、山の癒しを感じたりで本当に生きていることを感じ取っていたように思います。友人たちの鼻の頭が真っ赤になってお互い笑っていたように思います。原付でもスピードはないにせよ、しっかり自然や空気を感じれるところにバイクのだいご味を感じます。やはり車にはない感覚ですね。

確か、宮崎廻りをして鹿児島市へ入ったので、途中は忘れましたが海辺でキャンプしたのを覚えています。その時生意気にビールを飲んだのも覚えています。そしてハンゴーでご飯を炊いて、おかずは何を食べたか覚えていませんが、とにかくおいしかったの思います。

思い出は死ぬまで忘れない

当時の写真があるのですが、見るとやたらと若い自分に驚かされます。まだピチピチしていました。この私のバイクの思い出は死ぬまで忘れないだろうと思おいます。時々思い出したりもすると思います。生きている実感を感じた出来事といいますのは、しっかりと思い出に刻まれるよいうことを感じ取りました。もう戻れない青春時代。

本当に宝物のように感じます。人生に大切なものは生きていることを感じ取ることが大切なんだなってひしひしと思うようになりました。友人たちよ、ありがとう。

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