ホンダのトゥデイに乗っての仕事帰り夜中の1時頃の事です。路肩には、客待ちや休憩中のタクシーが数台ありました。街中の3斜線の広い道路でしたが、夜中だったので交通量はほとんどありませんでした。路駐タクシーが数台あったので、3斜線の真ん中の車線を左寄りで走っていたら、突然右側からウインカーを出していないタクシーがスピードを出して追い越して来ました。
ただ追い越して行くだけなら何も問題なかったのですが、私が走っているにも関わらず、左に寄りながら追い越して来たので、私はそのタクシーと路駐タクシーの間に挟まれてしまい、ぶつからない様にと思いブレーキをしたのですが間に合わず、転んでしまいました。幸いにも、転んだのは路駐タクシーの列の一番前で空いていたので、どのタクシーにも車などにも接触する事なく済んだのですが、正直、何でこのタクシー私の方に寄ってくるの?ぶつかるよっと怖い思いをしました。
ポケットに両手を入れたまま
追い越して来たタクシーの運転手は、私が転んだのに気が付いたようで少し先に駐車して私の所に来ました。立ちあがろうとしていた私を見下ろし、ポケットに両手を入れたまま、大丈夫?っと一言。私が大丈夫ですっと言うと、何も言わずにタクシーに戻り行ってしまいました。転んだ際にバイクに足を挟んでしまっていたり、手をついてしまったので、膝やスネや手のひらを擦り剥いていました。スネの傷は治ったけど痕は直らず、ずっと残っていて薄くなる様子もないので諦めています。
私の中では、不幸寸前のもらい事故な気持ちだったのですが、こんなの事故でもなんでも無い、お前が悪いっと思う方もいらっしゃると思います。けれど、私の考えが間違っていたとしても、タクシーに関わらず一般の車の方の中にも、こちらが怖いっと思う運転のされ方をしていらっしゃる方もいると思います。
本当に人それぞれ
運転している人が皆、運転が上手で自信があるっという方ばかりでは無い訳ですし、上手い人なら50キロ出してても曲がれるカーブを、30キロでドキドキしながら曲がる私みたいに運転に自信の無い者もいます。バイクと車では、やはり差がありますので、同じ道でなのですが、追い越しやすいようにと走っていても、速度を落としずっと追い越さずにいる方や、そっこう追い越して行く方など様々な方をお見かけします。
追い越し方を見ていても本当に人それぞれで、時には、追い越してもらって良かった、とホッとしてしまう運転をされている方もお見かけします。誰も事故なんて起したくないないでしょうし、危ない思いもしたくないと思います。思いやり運転は凄く大切だと思いますが、精神的にもの凄い心配事があって焦っていて、どうしても早く行かなければならない理由がある方もいるかも知れない。いちがいに、乱暴な運転過ぎるっと不快に思うのは違うだろうなと思いますが、運転が上手な方でも絶対に事故らないとは限りませんし、皆が無事に職場や自宅や目的地に着ける様に願わずにはいられません。