私は20歳の頃に中型の免許を取得し、すぐローンを組んでバイクを購入しました。その頃は関東に住んでおり、バス通勤が嫌でバイクで通勤出来たら良いなぁというキッカケでした。購入バイクは中古のホンダFTR225です。トリコロールカラーのタンクにスカチューンやマフラー交換などをして、どんどん自分色にチェンジしていき、お気に入りの一台でした。
転職で北海道に帰ることになりバイクは売る事に
その頃はバイク仲間もあまり居なかったので、ツーリングという様な遠出はほとんどせず、通勤と近場の移動手段程度でした。その後3年程で、転職で北海道に帰ることになり考えた結果、車を持って帰るので精一杯だったので、バイクは売る事にしました。
北海道に帰ってきてしばらく生活していくと、やはり夏の暑い時期は無性にバイクに乗りたくなってきました。北海道は関東と違い冬が厳しい為、11月~5月までの半年程はバイクに乗れません。この時点でバイクを所持する事は不可能だと思っていました。しかしバイクに乗りたい気持ちは年々増す一方で、3年程前に友人とレンタルバイクでツーリングに行く事にしました。
年に1、2回ならレンタルバイクという選択も
夏の終わり際9月の夕方にレンタル店に行き、24時間レンタルをしました。私はホンダVTR250、友人はヤマハ ドラックスター400を借り、富良野に向かいました。夕方出発し、富良野宿泊で明日の夕方返却です。とにかく時間ある限り走りまくろう。という事で、夜はライダーズハウスに宿泊し、それ以外は終始走り続けていました。
やはり夏の北海道はツーリング天国と言われるだけあり、最高に気持ち良かったです。本州から走りに来ている方も沢山いました。レンタル料は24時間で1万5千円程度で、車に比べたら遥かに高いですが、年に1、2回だったら、色々な車種も乗れますしレンタルで充分満足出来ると思いました。
でもやっぱり自分のバイクが欲しい
それから1年後、ひょんな事から、先輩がバイクを買わないか?という誘いがあり、悩んだ結果買う事にしました。買ったバイクはヤマハ ブロンコで走行距離はまだ少なめでした。なんといってもまた自分のバイクが持てた事が嬉しかったです。250ccですので車検の無く、維持費は少ないので、今後長い付き合いになりそうです。
ただ冬越しだけが心配でした。バイク屋に預けると1シーズンで3万程かかるそうなので辞め、自分の家の駐輪場保管で行くことにしました。バッテリーは外し、キャブのガソリンを抜き、カバーを掛け半年間。春に恐る恐るエンジンを掛けてみましたが、一発で掛かりました。
そしてその夏は会社の仲間6人程でニセコ方面にツーリングに行きました。やはりツーリングは多ければ多いほど楽しいです。さあ長かった冬ももうすぐ終盤です。北海道も待ちに待った春がやってきます。今年はどこに行こうか考え中です。