彼女の家から自分の家に帰る途中での出来事です。当時私はスズキのGSXR-1100に乗っていました。当時はビッグバイクはステータスになっており、私も負けずに自分には手に余るビッグバイクに乗っていました。そのビッグバイクで、国道8号線を早速と走っていました。しばらく走っていると渋滞にはまってしまいました。他の方もご経験があると思うのですが、渋滞の車の横をスィ~っと、抜いて行くのです。これは実に気持ちいい(笑)。渋滞にはまっている車を横目に、渋滞関係無しと走って行きました。すると案の定、車と車の間から右折する車が出て来ました。
あっ!これはと、思う間もなくバイクの横腹をドッカーン!よく転けなかった物だと思いましたが、バイクは酷い有り様。エンジンのケースを割ってしまい、自走不能になりました。相手は女性の運転手でした。直ぐにご自身の保険屋さんに電話しておられました。こちらは警察に電話しました。その後警察が来て、現場検証。警察の方が来られるまで、40分程かかりました。
横に避けることは不可能
こちらがすり抜けをしていたのですが、交差点での事故でなく、反対側にあるお店に入る為に右折されたみたいです。しかも私の右腹に衝突していたので、こちらは前方不注意になりませんでした。当たり前ですが、横に避けることは不可能です。しかしこちらも動いてるので、100対0にならず、90対10となりました。修理代金も数十万円に、もちろん全損!
90対10になるまでは、双方納得がなかなか行かずかなりの時間を要しました。相手の彼氏が保険屋さんだったみたいで、かなりめんどくさい事になりましたが、こちらの過失が無いのをちゃんと説明、証明しました。最終的には90対10でしたが、バイクは帰ってこず、追い金でバイクを買い直す事になりました。正直、事故は何にも特になりません。お陰で要らない出費と無駄な時間を浪費しました。
過失割合が悪く無かったので
私の場合はたまたま、過失割合が悪く無かったので良かったですが、これが反対だと思うと嫌ですね。保険の重要性を感じた瞬間でした。これからはすり抜けを出来るだけしない様にしなけれしなければいけません。因みに、次のバイクはビッグバイクではなく、ホンダのCRM250ARになりました。ビッグバイクもいいですが、250も中々いいです。
まぁ事故さえなけば…。と、思う日々です。皆さんもすり抜けを止めて安全運転をしてください。