マツダは、3列シートクロスオーバーSUV「MAZDA CX-8」を商品改良し、2019年10月23日より受注を開始。発売は11月28日からとなる。
電動スライドガラスサンルーフや3列目シートの充電用USB端子などの装備を追加したほか、塗布型制振材の採用により雨粒がルーフを叩くことで発生する騒音を低減。特別仕様車として「エクスクルーシブモード(エクスクルーシブ・モード)」を追加した。
パワートレインでは、すべてのエンジンモデルにおいて2WDとAWDのどちらの駆動方式も選択可能となった。
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「MAZDA CX-8」の主な改良点
3列シート車としての進化
- Lパッケージの2列目ベンチシートにワンタッチウォークインスイッチを追加
- Lパッケージにナッパレザー素材を採用したウォークスルータイプのキャプテンシートを追加
- XD プロアクティブ Sパッケージにブラックのレザーシートを採用
- 25S プロアクティブ、XD プロアクティブ、XD プロアクティブ Sパッケージにセカンドシート シートヒーター(左右席)を採用
- ウォークスルータイプのキャプテンシート車(25Sを除く)に、2列目用カップホルダー&充電用USB端子を採用
- 一部グレードの3列目シートに充電用USB端子を採用
オフロード・トラクション・アシスト
新開発「オフロード・トラクション・アシスト」をAWD車に採用。悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクション・コントロール・システム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化。悪路からのスムーズな脱出を実現する。
パワートレイン
SKYACTIV-G 2.5モデルにAWDを、SKYACTIV-G 2.5Tモデルに2WDを追加設定。すべてのエンジンモデルにおいて2WDとAWDが選択可能となった。
快適性・静粛性の向上
- WVGAセンターディスプレイのサイズを大型化(7インチ→8インチ)
- ルーフ部に塗布型制振材を採用し、雨粒がルーフを叩くことで発生する騒音を低減
- 開閉及びチルトアップできる電動スライドガラスサンルーフ(チルトアップ機構付)を一部グレードに設定
- サブトランクボックスの奥行きを拡大(ボーズサウンドシステム非装着車は84L(前モデル比+19L)、ボーズサウンドシステム装着車は56L(前モデル比+8L))
特別仕様車「エクスクルーシブモード」の専用装備
- シートの前後スライドと背もたれの角度を調整できる2列目シートの電動スライド&リクライニング機構
- シートと体の間の空気を吸い出して、蒸れや熱のこもりを解消する2列目シートのベンチレーション機能
- スイッチ操作で2列目シートバックが倒れ、シートが前方にスライドする電動ウォークイン機能
- 2列目シートのアームレスト付コンソール
新グレード「XD プロアクティブ Sパッケージ」の主な装備
- ブラックのレザーシート(6人乗り/7人乗り)
- 運転席及び助手席のシートヒーター&シートベンチレーション
- 自動防眩ルームミラー(フレームレス)
- 7インチマルチスピードメーター(TFTカラー)
CX-8のグレード別 新車価格
グレード | エンジン | 2WD(円) | 4WD(円) |
25S | 2.5Lガソリン | 2,948,000 | 3,184,500 |
25S プロアクティブ | 3,406,700 | 3,643,200 | |
25S Lパッケージ | 3,968,800 | 4,205,300 | |
25T Lパッケージ | 2.5Lガソリンターボ | 4,352,700 | 4,589,200 |
25T エクスクルーシブモード (特別仕様車) |
4,572,700 | 4,809,200 | |
XD プロアクティブ | 2.2Lディーゼルターボ | 3,828,000 | 4,064,500 |
XD プロアクティブ Sパッケージ | 3,999,600 | 4,236,100 | |
XD Lパッケージ | 4,434,100 | 4,670,600 | |
XD エクスクルーシブモード (特別仕様車) |
4,654,100 | 4,890,600 |