[PR]記事内に広告が含まれています。

三菱 ミニカ アミ55/アミL/エコノ (4代目 1977-1984):先代からエンジン排気量とボディサイズを拡大

三菱 ミニカ アミ55 (4代目 1977)

1962年に初代モデルがデビューした三菱自動車工業の軽自動車「ミニカ」は、1977年6月に3度目のフルモデルチェンジを受け3代目モデル「ミニカ・アミ55」に移行しました。キープコンセプトによるモデルチェンジながら、車名に付加されたサブネームから示唆される通りエンジンの排気量が新規格枠一杯の550ccに拡大されました。

新車購入ガイド:【2023最新】eKスペース/eKクロススペースの値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

先代の基本メカニズムを踏襲

三菱 ミニカ アミ55 (4代目 1977)

ボディタイプは先代ミニカ5同様セダンのみの設定で、バンは2世代前のモデルがマイナーチェンジを受け「ミニカバン55」として販売されました。ボディタイプは先代同様ガラスハッチが備わる2ドアで、スタイリングも「黄金虫シェル」と呼ばれた基本フォルムを踏襲しつつ、フロント廻りやリア廻りのデザイン変更によりリフレッシュが図られました。

三菱 ミニカ アミ55 (4代目 1977)

ボディサイズは全長3,175mm×全幅1,395mm×全高1,315mm、ホイールベース2,000mmで、先代から全長が40mm延長された以外は同一のスペックでした。サスペンション形式は先代同様のフロント:ストラット式・リア:5リンク/コイル式が踏襲され、駆動方式も引き続きFRが採用されました。

エンジンは当初、ミニカ5に搭載された470cc直2SOHCの2G22型「バルカンS」をベースにストロークアップを図り、排気量を550ccに拡大した2G23型「ニューバルカンS」(最高出力31ps/最大トルク4.1kgm)が搭載されました。トランスミッションは当初、先代同様全車4速MTとの組み合わせでした。

発売時のグレード体系は、下から「ハイスタンダード」「スーパーデラックス」「GL」「XL」の4タイプのラインナップでした。そして1978年9月にマイナーチェンジが実施され、エンジンが昭和53年排出ガス規制に適合したG23B型「バルカンⅡ」(最高出力31ps/最大トルク4.2kgm)に置換されると共に、フロントグリルや前後バンパーのカラーが変更されました。

ボディを更に拡大し、ターボ車も追加に

三菱 ミニカ アミL (4代目 1981)

次いで1980年9月に2度目のマイナーチェンジが実施され、XLの装備充実が図られると共に全車に着脱式ガラスサンルーフ仕様が追加されました。続いて1981年2月に、超廉価グレード「ユーティリカ」が追加されました。追って同年9月に3度目のマイナーチェンジが実施され、全長が20mm、全高が30mm、ホイールベースが50mm拡大されると共に車名が「ミニカ・アミL」に変更されました。

三菱 ミニカ エコノ (4代目 1981)

同時に、バンが同一ボディを採用する「ミニカ・エコノ」にフルモデルチェンジされました。又、アミL/エコノ両モデルに歴代ミニカシリーズ初のAT車(2速トルコン式)が追加されました。次いで1982年5月にエコノに女性ユーザー向けの新グレード「マリエ」と超廉価グレード「Sスペシャル」が、同年12月にアミLに豪華装備の「CX」が追加されました。

三菱 ミニカ エコノ (4代目 1981)

続いて1983年3月に、軽自動車初となるターボエンジンG23BT型(最高出力39ps/最大トルク5.5kgm)搭載車がアミL/エコノ両モデルに追加されました。そして1984年2月にフルモデルチェンジが実施され、5代目モデルに移行しました。

三菱 ミニカ アミL (4代目 1981)

型式名:A105A/106A・A107A/V

先代モデル:3代目ミニカ

三菱 ミニカF4/ミニカ5 (3代目 1972-1977):ガラスハッチ付ボディに4サイクルエンジンを搭載 [A103A・C-A104A]
1962年に初代モデルがデビューした三菱自動車工業の軽自動車「ミニカ」は、1972年10月に2度目のフルモデルチェンジを...

後継モデル:5代目ミニカ

三菱 ミニカ/エコノ (5代目 1984-1989):駆動方式をそれまでのFRからFF/4WDに変更 [H11A/V・H14A/V・H15A/V]
1962年に初代モデルがデビューした三菱自動車工業の軽自動車「ミニカ」は、1984年2月に4度目のフルモデルチェンジを受...

新車購入ガイド:【2023最新】eKワゴンの値引き 納期 乗り出し価格

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ミニカ時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする