カローラクロスの主要諸元
ハイブリッドZ(2WD) | ハイブリッドZ(E-Four) | G(2WD) | |
全長/全幅/全高(mm) | 4,490 / 1,825 / 1,620 | ||
ホイールベース(mm) | 2,640 | ||
トレッド前(mm) | 1,560 | 1,560 | 1,560 |
トレッド後(mm) | 1,570 | 1,560 | 1,570 |
最低地上高(mm) | 160 | ||
室内 長 / 幅 / 高(mm) | 1,800 / 1,505 / 1,260 | ||
乗車定員(名) | 5 | ||
サスペンション型式(前) | マクファーソンストラット式コイルスプリング | ||
サスペンション型式(後) | トーションビーム式コイルスプリング | ダブルウィッシュボーン式 | トーションビーム式コイルスプリング |
車両重量 (kg) | 1,410 | 1,510 | 1,330 |
カローラクロスの全長は4,490mmでカローラツーリング(4,495mm)とほぼ同等、ホイールベースは2,640mmでカローラツーリングと同じとなっています。全幅は1,825mmでカローラツーリング(1,745mm)よりも80mmワイドになっています。SUVはセダンやハッチバックなど従来のボディタイプより幅が広い傾向となっているのでしょうがない部分もありますが街乗りや駐車の際にはやや気を遣うサイズとなっています。
最低地上高は160mmで、カローラツーリング(130mm)よりは高められているものの、スバルXV(200mm)、CX-5(210mm)などと比べると低いものとなっています。
足回りはフロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビーム(4WDはマルチリンク)でカローラ/ツーリングなどと同じ形式です。
これらからカローラクロスは本格的なオフロードモデルというよりは街乗り中心なモデルと言えます。
カローラクロスのエンジン諸元
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
型式 | 2ZR-FXE | 2ZR-FAE |
総排気量(L) | 1.797 | |
種類 | 直列4気筒 | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
内径×行程(mm) | 80.5×88.3 | |
最高出力〈ネット〉(kW(PS)/r.p.m.) | 72(98)/5,200 | 103(140)/ 6,200 |
最大トルク〈ネット〉(N・m(kgf・m)/r.p.m.) | 142(14.5)/3,600 | 170(17.3)/ 3,900 |
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射装置(EFI) | |
燃料タンク容量(L) | 36(4WD:43) | 47 |
エンジンはガソリン車、ハイブリッド車ともに1.8L直4の自然吸気エンジンを採用しています。ただし、出力特性についてはかなり異なり、ハイブリッド車のエンジンは出力、トルクの最大値はガソリン車よりも低く抑えられています。モーター出力が加わるハイブリッド車用に出力よりも燃焼効率を重視したチューニングが施されている為です。
カローラクロスのモーター諸元
フロントモーター | リヤモーター(E-Fourのみ) | |
型式 | 1NM | 1MM |
種類 | 交流誘導電動機 | |
最高出力 kW(PS) | 53(72) | 5.3(7.2) |
最大トルク N・m(kgf・m) | 163(16.6) | 55(5.6) |
ハイブリッドの2WDはフロント1モーター、4WDのE-Fourはリアにもモーターを搭載する2モーターとなります。注目点は前後モーターの出力で、フロント72psに対してリア7.2psと丁度1/10の出力となっています。ただ、トルクは1/3弱となっており、E-Fourの性格は高速走行での安定性よりも雪の市街地など低速域での安定性に重点を置いた特性と言えます。
カローラクロス ハイブリッドのバッテリー諸元
2WD | E-Four | |
種類 | リチウムイオン電池 | ニッケル水素電池 |
容量 (Ah) | 3.6 | 6.5 |
2モーターを搭載するE-Fourは2WDモデルに比べて倍近い6.5Ahのバッテリー容量となっています。また、バッテリーの種類も2WDのリチウムイオン電池からニッケル水素電池に変更され、コスト上昇を抑えています。
※エンジン、モーター、バッテリーの諸元は2022年3月31日現在の数値
カローラクロスよりも劣っている部分を材料に競合車の値引き交渉に用いる、逆に競合車の方が優れている部分を引き合いに出してカローラクロスの値引き交渉に活かしましょう。