[PR]記事内に広告が含まれています。

フィアット127 (1971-1987):優れたトータルバランスによりカーオブザイヤーを受賞

フィアットは1971年4月、1961年にリリースした大衆車「850ベルリーナ」の実質的な後継モデルとなる「127」を発売しました。駆動方式が850のRRから、2年前にデビューした上級モデル「128」と同じ横置きFFに転換されると共に、ボディも3ボックス型から2ボックス型に変更されました。トータルバランスに優れ、その年度のヨーロッパ・カーオブザイヤーに輝きました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

まずは2ドアセダンから

ボディタイプは当初、テールゲートを持たない2ドアセダンのみが用意され、スタイリングは128の流れを汲む直線基調のプレーンなフォルムが特徴でした。ボディサイズは全長3,595mm×全幅1,527mm×全高1,370mmで、全高を除き850から拡大されました。又、ホイールベースは100mm程長い2,225mmに、車両重量は30kg程重い705~710gになりました。

パワートレインは、「850クーペ/スパイダー」からキャリオーバーされた0.9L直4OHVエンジン(最高出力47ps/最大トルク6.4kgm)と4速MTの組み合わせが採用されました。サスペンション形式は、128と同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:ウィッシュボーン式で、ステアリング形式も同様にラック&ピニオン式が採用されました。

次々とバリエーションを拡充

そして翌1973年にテールゲートが備わる3ドアハッチバックが、1975年に内外装が一部異なる上級グレード「スペチアーレ」が追加され、1976年にはエンジンに排出ガス規制対策が施されました。次いで1977年にフェイスリフトが実施されると共に、上級グレード「CL」に新開発の1.1L直4SOHCエンジン(最高出力51ps/最大トルク7.9kgm)が搭載されました。

更に同年夏、1.1Lエンジンのアウトプットを最高出力71ps/最大トルク8.5kgmまで高めて搭載すると共に、強化サスペンションやエアロパーツなどが装備される「スポルト」が追加されました。次いで1979年には、最上級グレード「トップ」と、ブラジル製のライセンス生産モデル「フィアット・147」のボディにクロスカントリーモデル風の加飾を施した「ルスティカ」が追加されました。

追って1980年、3ドア/5ドアステーションワゴンの「パノラマ」が追加され、翌1981年にはパノラマを除くモデルに2度目のフェイスリフトが実施されると共に、スポルトのエンジンが1.3L直4SOHC(最高出力75ps/最大トルク10.5kgm)に置換されました。又、同じ年に1.3L直4SOHCディーゼルエンジン(最高出力45ps)搭載車も追加になりました。

そして1983年に後継モデル「ウーノ」が登場した事に伴い、パノラマを除くガソリン車は生産終了となりました。一方、パノラマとディーゼル車はフェイスリフトを受けた上で1987年まで生産が続けられました。127は、前述のブラジルの他にスペインやポーランドでもラインセンス生産が行われました。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

フィアット
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする