ホンダは、コンパクトSUV「VEZEL(ヴェゼル)」に、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプで標準装備※1するとともに、デザインの進化や加速フィールの向上を図り、2018年2月16日(金)に発売する。(※1一部のタイプではHonda SENSINGを装備しない仕様も選択可)
デザインのリファインと走りに磨き
今回のモデルチェンジでは、先進感と力強さを際立たせたエクステリアや、上質感と心地よさを追求したインテリアなど、デザインに一層の磨きをかけるとともに、ハイブリッドモデルに採用している「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-DCD((インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ))」にきめ細かなチューニングを施し、さらにスムーズな加速フィールを実現している。
VEZELの特長である、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」がもたらす大きな荷室やミニバン並みのゆとりあるリア席空間はそのままに、細部をさらに熟成することで、商品の魅力を一段と高めた。
VEZELは2013年12月に、SUVの力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバン並みの使い勝手など、ジャンルの枠を超えた価値を高次元で融合したクルマとして誕生して以来、2018年1月までに累計31.1万台(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)調べ(2013年12月~2018年1月))を販売している。
販売台数(国内・月間)は5,000台を計画している。
ホンダ ヴェゼルの主な変更点
エクステリアデザイン:インラインタイプのLEDヘッドライト
- フロントのバンパーやグリルのデザインを変更し、インラインタイプのLEDヘッドライトを採用することで、さらなる先進感と力強さを表現
- ボディーカラーには、新開発色である「オーロラアメジスト・メタリック」と「シルバーミストグリーン・メタリック」を含む3色を新たに追加するなど、全8色のラインアップを設定
インテリア:質感向上とApple CarPlay対応など
- フロントシートの形状を刷新しステッチを変更することで、ホールド性と質感をさらに向上
- iPhoneやAndroidなどのスマートフォンをUSBで接続し、音楽再生や通話、マップアプリケーションの操作などを、ナビ画面や音声で行える「Apple CarPlay」「Android AutoTM」に新たに対応(タイプ別設定)
ハイブリッドモデル:運転する楽しさを追求した、さらに爽快な走り
- ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」にきめ細かなチューニングを施すことで、よりスムーズな加速フィールを実現
- ハイブリッドモデルのブレーキペダルにリンク機構を新採用することで、ブレーキ踏み込み時のペダルの軌跡を最適化し、よりスムーズなブレーキフィールを実現
Honda SENSINGを全タイプに標準装備
- 先進の安全運転支援システム、Honda SENSINGの8機能をガソリンモデル、ハイブリッドモデルの全タイプに標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識と、ブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援
- 自動ブレーキ、誤発進抑制機能などの衝突回避支援機能に加え、車線の中央に沿った走行をアシストするステアリング制御「LKAS<車線維持支援システム>」や、アクセルペダルから足を離しても前走車との車間距離を適切に保つ「ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>」など、ドライバーの負担を軽減し、快適な運転をサポートする機能も充実
静粛性と燃費性能の向上
- ボディーに制振材を追加し最適配置することで、走行時の静粛性をさらに向上
- エンジン内の高圧燃料ポンプの構造を見直すことで、走行時に発生するエンジン音を低減
- カムチェーンの摩擦低減などにより、ガソリンモデルの燃費が21.2km/L(JC08モード)に向上(G・Honda SENSING(FF)、X・Honda SENSING(FF)の国土交通省審査値)
4WDモデル:雪上でのコントロール性能向上
- 4WDシステム「リアルタイムAWD」のトルク制御モデルがさらに進化し、雪上での旋回や登坂発進時に、より安心かつ上質な乗り味を実現