新型ヴェゼル乗り出し価格 値引き 納期 長所欠点 リセールバリューを解説

ヴェゼルの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、おすすめグレード、乗り出し価格（支払い総額）の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどホンダ ヴェゼルの新車購入に必要な情報を完全ガイド。

そして、値引きやリセールバリューなどを基にヴェゼルのお買い得度を総合評価しています。

ヴェゼルの値引き相場と難易度

ヴェゼルの値引き相場

値引き交渉の深さ	値引きの目安
特に値引き交渉をしない	～3万円
競合を絡ませて値引き交渉	4～10万円
限界値引き交渉・オプション多数	12～20万円

ヴェゼルの値引き難易度：C（A：甘い～E：渋い）

優れたパッケージングとハイブリッドを組み合わせたSUVで販売台数も上位をキープしています。モデルライフ初期の為、値引きはそこまで大きくはありません。

フィットベースで室内空間、特にリアシートの居住性が同クラスのライバルより優れており、EV走行モードを持つコンパクトなSUVで2代目も発売と同時にヒットモデルとなりました。

ヴェゼルの値引き交渉法

ヴェゼル値引き交渉法1：ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える

「ヴェゼル以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をホンダの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。

ヴェゼル値引き交渉法2：異なる販売店で競合させる

ヴェゼルは日産の全販売店で販売しています。販売会社は近接地域に複数あり、「ホンダカーズ横浜」「ホンダカーズ中央神奈川」など異なっている場合が多く、同じヴェゼルを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。

異なる系列のホンダ販売店で見積もりを取り、ヴェゼルの大きな値引きを引き出しましょう。

ヴェゼル値引き交渉法3：下取り車の価格を事前に把握

ヴェゼルをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか？」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。

ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。

ヴェゼル値引き交渉法4：必要書類はあらかじめ準備する

値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」（1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど）というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。

ヴェゼルの納期

• 1ヵ月～3ヵ月

世界的な半導体不足の影響も落ち着きヴェゼルの納期は標準的になっています。いま所有しているクルマの車検が近いなど納期に制約がある場合は早めにディーラーで確認しましょう。

ヴェゼルの納期を早めるコツ

ヴェゼルの納期を早めるコツ1：人気グレード/色を選ぶ

ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、ヴェゼルの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。

「どうしても、ヴェゼルのこのグレードが良い！」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにヴェゼルの納車の早い車両がないか確認しましょう。

ヴェゼルの納期を早めるコツ2：キャンセル車を狙う

ヴェゼルに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。

「実はヴェゼルのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります！」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。

ヴェゼルの納期を早めるコツ3：新古車を狙う

ヴェゼルのように納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車（新古車、未使用車）が出回っています。

「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにヴェゼルが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。

ヴェゼルの値引き/納期がわかったら次にすべき事

「新型ヴェゼルの値引き相場と納期がわかった！すぐに商談に行く！」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。

自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型ヴェゼルの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。

まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの？買取り額の【差額事例集】

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる　新型ヴェゼルを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。

ヴェゼルのサイズ/エンジン/価格/燃費

ホンダ ヴェゼルはどんなクルマ？

ホンダ「ヴェゼル」は、ベストセラーコンパクトカー「フィット」をベースに、SUVとクーペとミニバンの3要素を融合させたニュータイプのクロスオーバーモデルとして、2013年12月に発売。斬新な企画性と共に、スペースユーティリティーや走行性能、環境性能など全方位に気を配ったモデルである事が特徴となっています。

そして2021年4月に2代目ヴェゼルとしてフルモデルチェンジ。初代で好評だったコンパクトで取り回しの良いサイズながら広い居住性をキープしつつ、躍動感あるスッキリとしたスタイリングで発売と同時に人気モデルとなっています。

ヴェゼルはフルモデルチェンジから期間も経過し、値引き交渉もしやすくなってきました。また半導体不足やコロナによる部品工場の操業停止の影響で、平常時より納期は長くなっています。

ヴェゼルのパワートレイン

パワーユニットはハイブリッド（1.5L+2モーター）のe:HEV、1.5Lガソリンの2種類。駆動方式は基本がFFで、4WDは両パワートレインに準備されています。トランスミッションはハイブリッドが電気式無段変速機、ガソリン車がCVTとなり、マニュアルトランスミッションの設定はありません。

ヴェゼルのグレード別 新車価格

グレード	エンジン	2WD(FF)	4WD
e:HEV X	1.5L DOHC i-VTEC +2モーターハイブリッド	2,888,600	3,108,600
e:HEV X・HuNTパッケージ		2,998,600	3,218,600
e:HEV Z		3,198,800	3,418,800
e:HEV Z・PLaYパッケージ		3,556,300	3,776,300
G	1.5L DOHC i-VTEC	–	2,648,800

※価格は2024年10月1日現在のメーカー小売希望価格（消費税10％込）です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。

ヴェゼルと競合車の主要諸元

※諸元は全て2WD車	ヤリスクロス ハイブリッドZ	ヴェゼル e:HEV Z	キックス X
全長(mm)	4,180	4,330	4,290
全幅(mm)	1,765	1,790	1,760
全高(mm)	1,590	1,590	1,610
ホイールベース(mm)	2,560	2,610	2,620
最低地上高(mm)	170	195	170
室内長(mm)	1,845	2,010	1,920
室内幅(mm)	1,430	1,445	1,420
室内高(mm)	1,205	1,225	1,250
車両の駆動	エンジン・モーター	モーター・エンジン	モーターのみ
前サスペンション	ストラット	ストラット	ストラット
後サスペンション	トーションビーム	車軸式	トーションビーム
タイヤ 前・後	215/50R18	225/50R18 95V	205/55R17 91V
最小回転半径(m)	5.3	5.5	5.1
車両重量 (kg)	1,190	1,380	1,350
燃料タンク容量(L)	36	40	41
WLTCモード総合(Km/L)	27.8	24.8	21.6
WLTCモード市街地(Km/L)	29.4	24.5	26.8
WLTCモード郊外(Km/L)	29.9	26.7	20.2
WLTCモード高速(Km/L)	26.1	23.8	20.8

ヴェゼルと主要なBセグSUV競合車（ヤリスクロス、キックス）の諸元を比較しています。

ボディサイズはほぼ同じですが、ヴェゼルが全長4,330mm、全幅1,790mmと最も大きくなっています。ホイールベースはキックスが2,620mmで一番大きく、ヤリスクロスはやや小ぶりなボディサイズとなっています。

室内長、室内幅についてはボディサイズの大きいヴェゼルが広くなっています。

3車種ともハイブリッド車ですが、モーターの動力のみで走行するキックス、基本はモーターで走行し高速走行などではエンジンも動力源として用いるヴェゼル、エンジンとモーターの出力を巧みに配分するヤリスクロスとその方式はメーカごとに異なっています。

燃費に関してはヤリスクロスが突出しており、市街地、郊外、高速全てのモードにおいてトップとなっています。次いでヴェゼルで、キックスはかなりの燃費差があります。

ヴェゼルと競合車のエンジン諸元

ハイブリッド車のエンジン諸元

※諸元は全て2WD車	ヤリスクロス ハイブリッドZ	ヴェゼル e:HEV Z	キックス X
型式	M15A-FXE	LEC-H5	HR12DE
総排気量(cc)	1,490	1,496	1,198
種類	直列3気筒	直列4気筒	直列3気筒
使用燃料	レギュラー	レギュラー	レギュラー
内径×行程(mm)	80.5×97.6	73.0×89.4	78.0×83.6
圧縮比		13.5	12.0
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.)	91 / 5500	106 / 6000-6400	82 / 6000
最大トルク〈ネット〉(N･m/r.p.m.)	120 / 3800-4800	127 / 4500-5000	103 / 3600－5200

エンジンを発電のみに使うキックスと、走行の動力として使うヤリスクロス／ヴェゼルではエンジン出力だけを見て一概に優劣を比べる事は出来ません。エンジンの出力だけを見ると4気筒エンジンのヴェゼルが高出力となっています。

ガソリン車のエンジン諸元

※諸元は全て2WD車	ヤリスクロス X	ヴェゼル G	キックス
型式	M15A-FKS	L15Z	–
総排気量(L)	1,490	1,496	–
種類	直列3気筒	直列4気筒	–
使用燃料	レギュラー	レギュラー	–
内径×行程(mm)	80.5×97.6	73.0×89.4	–
圧縮比		10.6	–
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.)	120 / 6600	118 / 6600	–
最大トルク〈ネット〉(N･m/r.p.m.)	145 / 4800-5200	142 / 4300	–
WLTCモード総合(Km/L)	20.2	17.0	–
WLTCモード市街地(Km/L)	15.3	12.8	–
WLTCモード郊外(Km/L)	21.3	17.7	–
WLTCモード高速(Km/L)	22.5	19.2	–

キックスはe-POWERのみなので除外しますが、ガソリンエンジン車の出力・トルクについてはヤリスクロスの方が高出力となっています。

燃費性能でもヤリスクロスがヴェゼルをリードしています。

ヴェゼルと競合車のモーター諸元

2WD車フロントモーター

	ヤリスクロス ハイブリッドZ	ヴェゼル e:HEV Z	キックス X
型式	1NM	H5	EM57
種類	交流同期電動機	交流同期電動機	交流同期電動機
最高出力 (PS/r.p.m.)	80	131 / 4000－8,000	129 / 4000－8992
最大トルク (N･m/r.p.m.)	141	253 / 0－3500	260 / 500－3008

4WD車リアモーター

	ヤリスクロス ハイブリッドZ	ヴェゼル e:HEV Z	キックス X
型式	1MM	–	–
種類	交流同期電動機	–	–
最高出力 (PS/r.p.m.)	5.3	–	–
最大トルク (N･m/r.p.m.)	52	–	–

フロントモーターの出力はヴェゼルが一番大きな出力を発生します。トルクについてはキックスがややヴェゼルを上回り、ヤリスクロスは2車と比べると控えめな出力となっています。

リアモーターに関しては違いがあり、4WDモデルでもモーターを増設しないヴェゼル、低出力モーターを増設するヤリスクロスと考え方に違いがあります。（キックスは4WDの設定がなく除外）

ヴェゼルと競合車のバッテリー諸元

	ヤリスクロス ハイブリッドZ	ヴェゼル e:HEV Z	キックス X
種類	リチウムイオン電池	リチウムイオン電池	リチウムイオン電池
容量	4.3Ah	60個	（非公表）

搭載するバッテリーは3車ともリチウムイオン電池ですが、容量に関しては公開されている単位の違いもあり参考値となります。

※エンジン、モーター、バッテリーの諸元は2022年5月25日現在の数値

ヴェゼルのWLTCモード燃費と実燃費

ヴェゼルのWLTCモード燃費 (km/L)

走行シーン	e:HEV 2WD		e:HEV 4WD	G(ガソリン)
	X	Z/PLaY	X/Z	4WD
総合	25.0	24.8	22.0	15.6
市街地モード	24.7	24.5	21.8	12.1
郊外モード	27.1	26.7	23.7	16.2
高速モード	23.9	23.8	21.1	17.3

ヴェゼルの実燃費

どの程度スポーツドライビングを楽しむかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20％程度がヴェゼルの実燃費の目安となります。

e:HEV Z(2WD)の場合、市街地走行メインであれば実燃費は20～22km/Lあたりになりそうです。一般的な車両の高速道路の実燃費は市街地走行よりも効率が良い為伸びますが、ヴェゼルは市街地走行でも実燃費が良く、高速道路走行でもあまり差はありません。

ヴェゼルのグレード選び

ヴェゼルのグレード構成

ヴェゼルのグレード構成は、ガソリンエンジンでエントリーモデルの「G」、ハイブリッドが「e:HEV X」「e:HEV X・HuNTパッケージ」「e:HEV Z」「e:HEV Z・PLaYパッケージ」で5グレードとなります。

ハイブリッドかガソリンか

初代ヴェゼルのハイブリッドシステムに対し、2代目ヴェゼルのハイブリッドシステムは「e:HEV」という発電用・走行用と2つのモーターを搭載する新システムに移行しています。「e:HEV」の特徴は市街地など一般走行時での駆動はモーターで行ないエンジンは発電に専念、高速走行などの高負荷時にエンジンを駆動力にも使うようになっています。

モーターの得意な領域と苦手な領域を上手く使い分ける優れたハイブリッドシステムとなっており、予算が許すなら是非選択をお勧めします。

ヴェゼルのおすすめグレード

ヴェゼルのおすすめグレードは装備が充実しスポーティな「ヴェゼル e:HEV X・HuNTパッケージ」(FF)です。

ヴェゼル 値引き込み乗り出し価格の見積書

おススメグレードの「ヴェゼル e:HEV X・HuNTパッケージ」(FF)に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。

• 9インチプレミアムインターナビVXU-245VZiナビスペ用：￥231,000
• ETC2.0車載器（ナビ連動タイプ／アンテナ分離型）：￥19,800
• フロアカーペットマット　スタンダード　ブラック／消臭・抗菌加工：￥33,000

車両価格	¥2,998,600
ディーラーオプション	¥325,600
自動車税(11月登録の場合)	￥0
自動車税環境性能割	￥0
自動車重量税	￥0
自賠責保険料	￥24,190
手続代行費用（参考価格）	￥47,300
預り法定費用	¥6,400
リサイクル料金	￥14,480
合計	￥3,426,670
値引き（標準的な値引き交渉）	▲¥76,670
値引き込みの乗り出し価格	¥3,350,000

ナビ、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で7万円と端数をカットしてもらった場合「ヴェゼル e:HEV X・HuNTパッケージ」(FF)の値引き込みの乗り出し価格（支払い総額）は335万円となります。

（見積りは2024年10月1日時点）

ヴェゼルのリセールバリュー

ヴェゼルの属するBセグメントSUVは日本の新車市場では人気があります。また、中古市場でもSUVの人気は高くなっています。

ヴェゼルは半導体不足による納期の長さなどから中古車市場での価格が高く、リセールバリューも高くなっています。

（ただし半導体不足の解消後はこのプレミアムは徐々に減少すると思われます）

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ヴェゼルの値引き交渉に使う競合車

ヴェゼル/ハイブリッドの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。

トヨタ カローラクロス

ヴェゼルよりも車格は一つ上のセグメントながらエントリーモデルが200万円以下からとなっているカローラクロスが競合となります。トヨタらしいソツのない造りで満足度の高い一台となっており、かなり手ごわいライバルです。

新車購入ガイド：【2023最新】カローラクロスの値引き 納期 乗り出し価格

日産 キックス

ジュークの代替モデルとして2020年6月に日本発売となった日産キックス。クーペライクだったジュークと比べると後席の居住性もしっかりとしたパッケージングにコンサバティブなデザインを纏い、パワーユニットはe-POWERのみのシンプルなモデルとなっています。

新車購入ガイド：【2024最新】キックスの値引き 納期 乗り出し価格

マツダ CX-30

ヴェゼルライバルと言えるのがマツダ CX-30です。

MAZDA3をベースとしたマツダのコンパクトSUVですが、優れたデザインとクラス唯一となる1.8Lディーゼルエンジン、高い質感が魅力です。ヴェゼルと違ってハイブリッドではなく、ディーゼルエンジンでエコ性能を高めています。ヴェゼルと競合させる事で大きな値引き額を引き出しましょう。

新車購入ガイド：【2023最新】CX-30の値引き 納期 乗り出し価格

競合車を使ってヴェゼルの値引き交渉を

ヴェゼルの値引きを引き出すにあたっては、上記のカローラクロス、ジューク、CX-30の乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ヴェゼルの値引きを引き出し易くなります。また、ヴェゼル自体も系列の違う販売店で見積もりを取り、競合させることも有効な手段です。

ヴェゼルの値引き交渉に適した時間帯や時期

試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。

土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。

平日の閉店2時間前

ヴェゼルのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。

すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。

日曜の夕方、閉店1～2時間前

平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、１週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。

「今日中に決めてもらえるなら○○円で！」という大幅値引きが出やすい時間帯です。

月間目標の追い込みを狙って月末近くに

ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1～2台で月間目標を達成する！」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。

ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。

決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に

販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。

また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。

ヴェゼル値引き交渉の流れ

しっかりとヴェゼルの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでヴェゼルに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。

ヴェゼル値引き交渉の前準備

ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでヴェゼルの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。

同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態（キズや汚れ具合など）によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。

1回目の値引き交渉

1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「ヴェゼルが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだヴェゼルが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはヴェゼルの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。

この時点で提示される値引き額は１万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。

時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。

競合車種の試乗、見積もりを済ませる

ヴェゼルの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。ヴェゼルの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「ヴェゼルが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。

2回目以降の値引き交渉

• 今乗っているクルマの買取り相場を把握（ナビクルなど)
• ディーラーでの下取り査定額
• ヴェゼルの見積もり
• 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書

ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。

今のクルマの車検やヴェゼルの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。

ヴェゼルの値引き交渉で気を付ける点

ヴェゼルの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。

値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。

ヴェゼルのボディカラー全色

ヴェゼルのボディカラーは、e:HEV X/e:HEV Z/Gがモノトーン6色、e:HEV PLaYが2トーンカラー5色の全11色が設定されています。2トーンカラーを選択したい場合、PLaYのみとなるのが特徴です。

プレミアムサンライトホワイト・パール

プレミアムサンライトホワイト・パールはe:HEV X/e:HEV Z/Gで選択できるカラーで税込60,500円の有償オプションカラーです。

プラチナホワイト・パール

プラチナホワイト・パールはe:HEV X/e:HEV Z/Gで選択できるカラーで税込38,500円の有償オプションカラーです。

メテオロイドグレー・メタリック

メテオロイドグレー・メタリックはe:HEV X/e:HEV Z/Gで選択できるカラーで税込38,500円の有償オプションカラーです。

プレミアムクリスタルレッド・メタリック

プレミアムクリスタルレッド・メタリックはe:HEV X/e:HEV Z/Gで選択できるカラーで税込60,500円の有償オプションカラーです。

クリスタルブラック・パール

クリスタルブラック・パールは、e:HEV X/e:HEV Z/Gで選択できるカラーで、カラーオプション価格は掛かりません。

サンドカーキ・パール

サンドカーキ・パールはe:HEV X/e:HEV Z/Gで選択できるカラーで税込60,500円の有償オプションカラーです。

プレミアムサンライトホワイト・パール＆ブラック

プレミアムサンライトホワイト・パール＆ブラックは、e:HEV PLaYのみで選択できるカラーで、税込49,500円の有償オプションカラーです。

メテオロイドグレー・メタリック＆ブラック

メテオロイドグレー・メタリック＆ブラックは、e:HEV PLaYのみで選択できるカラーで、税込27,500円の有償オプションカラーです。

クリスタルブラック・パール＆シルバー

クリスタルブラック・パール＆シルバーは、e:HEV PLaYのみで選択できるカラーで、カラーオプション価格は掛かりません。

ミッドナイトブルービーム・メタリック＆シルバー

ミッドナイトブルービーム・メタリック＆シルバーは、e:HEV PLaYのみで選択できるカラーで、税込27,500円の有償オプションカラーです。

サンドカーキ・パール＆ブラック

サンドカーキ・パール＆ブラックは、e:HEV PLaYのみで選択できるカラーで、税込27,500円の有償オプションカラーです。

値引き以外でヴェゼルを安く買う

オプションは社外品にする

ヴェゼルの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。

オプション品をディーラーで装着しない事によって、ヴェゼルの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。

社外品にすると安いオプション品の代表例

• ナビゲーション
• ETC車載器
• ドライブレコーダー
• フロアマット
• アルミホイール

今乗っているクルマを最大限高く売る

ディーラーにヴェゼルを見に行くと「査定しておきましょうか？」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。

今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう

新古車/未使用車を買う

販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車（新古車、未使用車）が多く出回っています。

「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにヴェゼルが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。

プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。

残価設定ローンを利用する

残価設定ローンとは、3年後や5年後のヴェゼルの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にヴェゼルを引き取る事を前提として組むローンの事です。

例えば見積もり総額が300万円、3年後のヴェゼルの価値が160万円の場合、140万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はヴェゼルを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。

一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。

ヴェゼルの長所/メリット

新時代を感じさせるスマートなデザイン

初代で評価の高かった後席居住性を確保しつつ、2代目ではスタイリッシュに仕上げてきました。コンパクトカーにありがちな寸づまり感もなく、上級車と並んでも引け目を感じさせない優れたデザインになっています。

後席空間の広さ

クラスの近いマツダ CX-3や日産C-HRが2+2のクーペ的なパッケージングにしている一方、ヴェゼルはベースとなるフィットの広い居住空間を踏襲し、ライバルよりも圧倒的に広い後席空間を持っています。

燃費・走行性能に優れたストロングハイブリッド

2代目ヴェゼルでは新世代のストロングハイブリッドシステムに移行。発電用と走行用2つのモーターで分業、エンジンも発電のみと駆動に使用を使い分けるなど、燃費と走行性能を高次元で両立しています。

ヴェゼルの欠点/デメリット

好みの分かれる同色グリル

ヴェゼルの外観の特徴としてボディと同色化されたフロントグリルがあります。最近のトヨタ車などグリルを大型化して強調するデザインを採用するクルマが多い中、ホンダはアクのないスッキリデザインを採用しています。

一般的なグリルがないと馴染めないという方にはオプションでフレームをメッキ加飾したブラックのグリルも用意されています。

納期の長さ

ヴェゼルは発売当初から人気となり、納期はかなり長くなっています。買い替えを想定する人の多くが車検時期を意識して検討を始めると思いますが、納期の長期化によりもう一度車検を通さなければならない人も少なくないと思います。

ガソリン車は1グレード

モデルサイクル初期という事もあり、ヴェゼルのグレード設定数は少なく、特にガソリン車は1グレードのみで装備の種類でグレードを選択する事が出来ない状況となっています。

ヴェゼルの値引きとリセールバリュー込の総合評価

ホンダの新世代すっきりデザイン念願のヒット作

ライバルが続々と投入される人気のコンパクトSUV市場。クーペライクなC-HRやMX-30、乗用車ライクなCX-30、オーソドックスなカローラクロスなど同価格帯に各社ひしめいている。

初代ヴェゼルはSUVながら後席居住性もあり、コンパクトで価格も安かった為ヒットモデルとなったが、その登場時はまだ同クラスSUVのライバルも少なく、今の状況とは大きく異なる。

ライバルが続々と投入される中、連続ヒットを狙う開発陣はかなり大変だった事と思う。初代がヒットした場合、初代を大きく変更せず無難なキープコンセプトするのが一般的だが、デザインに関してはかなりの冒険だったと思われる。

どことなくi-Phoneを想起させる最近のホンダデザイン。フィットではやや失敗となったが、ヴェゼルでは念願のヒットモデルとなった。

ハードウェアに関しては入念に造られたフィットをベースとしている事もあり、出来はとても良く不満に感じることは少ないと思う。最近の流行りである「押し出しの強いデザインは好きじゃない」という方にはヴェゼルはおすすめの一台と言える。