スバル フォレスターの値引き/納期/実燃費レポート
(2021年2月10日更新)
スバルのクロスオーバーSUV「フォレスター」は、初代モデルが1997年にデビューし、2018年7月発売にフルモデルチェンジし5代目となります。
前回のモデルチェンジが2012年11月だったので約6年ぶりのモデルチェンジとなり、新型プラットフォームの採用など大幅な刷新がされている一方、外観はパッと見では新型とわからないくらい先代モデルのデザインを踏襲しています。
フォレスターの新車値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~9万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 12~20万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 23~33万円 |
フォレスターの新車値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
スバル自慢の水平対向エンジンを搭載したミディアムSUV、スバル フォレスター。
新型の販売状況も落ち着いてきており、値引きがしやすい状況となっていました。CR-Vの日本発売再開など同クラスSUVの競合も増えているので粘り強い値引き交渉を行いましょう。
フォレスターの納期:やや長め
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
納期はやや長めとなっています。
フォレスターの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「フォレスターの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、フォレスターの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる フォレスターを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
フォレスターの価格/グレード/実燃費
フォレスターのグレード別 新車価格とJC08モード燃費
AWD (リニアトロニック(CVT))
グレード | JC08燃費 | 価格(税込) |
Touring | 14.6km/L | 2,860,000円 |
Premium | 3,080,000円 | |
X-BREAK | 2,970,000円 | |
Advance | 18.6km/L | 3,157,000円 |
※価格は2019年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
フォレスターのグレード選び
フォレスターのパワートレイン
パワートレインは水平対向4気筒ガソリンエンジン2.5Lの自然吸気と、水平対向4気筒ガソリンエンジン2.0L+モーターのハイブリッド「e-BOXER」の2種類。
4WD(スバルではAWDと呼称)は全車標準で2WDの設定はありません。マニュアルトランスミッション設定はありません。
フォレスターのグレード構成
グレード構成はベースグレードの「Touring」、中間グレード「Premium」、上級グレード「X-BREAK」、ハイブリッド”e-BOXER”を搭載した「Advance」の4種類となっています。
フォレスターの実燃費(2.5L、2名乗車時の目安)
- 高速道路中心の燃費:13~16km/L
- 郊外・幹線道路の燃費:10~12km/L
- 渋滞のある市街地の燃費:8~10km/L
スバル フォレスターの競合はコレ!
フォレスターを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ CR-V

ホンダ CR-V HYBRID EX・Masterpiece(プラチナホワイト・パール)
しばらく国内のラインナップから消滅していたホンダCR-Vですが、フルモデルチェンジを機に2018年11月より国内でも発売となりました。
先代モデルよりも立派なボディサイズに1.5Lターボとハイブリッド(2.0L+モーター)の2つのパワートレインに2列5人乗り、3列7人乗りをラインナップ。車格は1ランク上のSUVとなりました。
CR-Vは今回のモデルチェンジで車格と価格帯がフォレスターより少し上になりました。
日産 エクストレイル/ハイブリッド

日産 X-TRAIL 20Xi 4WD
初代、2代目とボクシーで買いやすい価格から人気車となった日産 エクストレイル。3代目にモデルチェンジして丸みを帯び高級感を増し、価格帯もやや上にシフトしました。フルハイブリッドが追加となり、フォレスターとは違った方向へと向かっています。人気は以前ほどではなく、値引きもそれなりに引き出しやすいと言えます。フォレスターとの競合で大きな値引きを引き出しましょう。
マツダ CX-5
フォレスターと比較すると、本格的なオフロード走行よりも都市型SUVのコンセプトで開発されたマツダ CX-5。ウリは何と言ってもマツダ自慢の優れたデザインとスカイアクティブ・ディーゼルです。
2017年2月にフルモデルチェンジを実施し2代目となりました。初代の発売当初は値引きも渋めでしたが、それなりに値引きを引き出せる状況になっています。フォレスターとの競合を全面に出して、値引きを引き出しましょう。
トヨタ C-HR/ハイブリッド
ジュークが火を付け人気となったコンパクトSUVカテゴリーに、トヨタが満を持して送り込んだのがトヨタCH-Rです。
発売が2016年12月で、最新の安全装備と乗り心地、そしてフルハイブリッドシステムを装備し、最新モデルらしい魅力を備えたモデルとなっています。ルーフ後端を絞り込んでクーペのようなスポーティなフォルムとなっています。その結果、後席は大人が長時間乗るには少し窮屈に感じます。
C-HRはダウンサイジングの1.2L直4ガソリンエンジンと、フルハイブリッド(1.8L+モーター)の2種類を準備。新型フォレスターは2.5Lエンジンが標準となり、C-HRは車格が少し下となりますが、人気がありエントリーモデルの価格もフォレスターより安いので、見積もりを取って競合として活用しましょう。
三菱 エクリプス クロス

三菱 エクリプス クロス 2018
三菱 エクリプス クロスは、長らくニューモデルが途絶えていた三菱から2018年11月発売となった新型のSUVです。
アウトランダーをベースにホイールベースを縮小、エンジンを1.5Lターボとするなど、ミディアムクラスのSUVであるアウトランダーの一つ下に位置付けられています。
コンサバティブなスバル フォレスターと比べるとボディ全長を短くするなどクーペ的なフォルムにまとめています。
スバル フォレスターの強み/弱み/総合評価
スバル フォレスターの値引きを引き出すにあたっては、上記のCR-V、エクストレイル、CX-5、C-HR、エクリプス クロスなどの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、スバル フォレスターの値引きを引き出し易くなります。
スバル フォレスターの強み
高い走破性と都市利用の融合
新しいスバルのプラットフォームの採用、ハイブリッドモデルの新設定設定など各所に渡って大幅なモデルチェンジとなったフォレスター。
先代モデルのデビューから約6年ぶりとあって力の入ったSUVとなっています。
スバル フォレスターの弱点は?
価格帯のアップ
先代モデルは210万円台からと車格の割には低い価格設定も魅力の一つでした。新型フォレスターは2.5Lエンジン搭載の4WDで280万円台からとなり、ライバルと比べれば高い訳ではないものの、先代モデルと比較するとお買い得感はかなり薄れてしまったとも言えます。
スバル フォレスターの総合評価
一台を長く乗る人におすすめなSUV
C-HRのような最新型のスタイリッシュなデザインや、CX-5のような洗練された都市型SUVという印象はありませんが、奇をてらうことなく質実剛健に作られたフォレスターは、逆に古さを感じにくく、長い期間所有するのにも適した一台と言えます。