
マツダ CX-30 (国内仕様)
CX-30の値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどマツダ 新型CX-30の新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にCX-30のお買い得度を総合評価しています。
マツダ CX-30はどんなクルマ?

マツダ CX-30 (国内仕様)
マツダの「CX-30」は、すでに発売されているCX-5とCX-3の間を埋めるモデルとして2019年10月24日から販売開始予定となったコンパクトSUVクロスオーバーです。
全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mmで、古いタイプの立体駐車場(全高1,550mmまで)を気軽に使える車高に抑え、都市部でのドライブにも使いやすい配慮がされています。
新型CX-30のCM
マツダ 新型CX-30の値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~3万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 3~8万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 10~20万円 |
マツダ 新型CX-30クロスの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
2019年9月20日より予約販売を開始しています。基本的に値引きは渋めですが、MAZDA3の販売状況が良くない事もあり、初動でも値引きを出しているケースもあるようです。
マツダ 新型CX-30の納期:やや長め
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
発売初期はグレード、オプション設定などにより少し長めになります。
マツダ 新型CX-30の値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事

マツダ CX-30 (国内仕様)
「新型CX-30の値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型CX-30の魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる マツダ 新型CX-30を見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
マツダ 新型CX-30のグレード別 新車価格
グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
20S (6AT,6MT) | 2.0Lガソリン | 2,392,500 | 2,629,000 |
20S プロアクティブ(6AT,6MT) | 2,612,500 | 2,849,000 | |
20S プロアクティブ ツーリングセレクション(6AT,6MT) | 2,733,500 | 2,970,000 | |
20S Lパッケージ(6AT,6MT) | 2,794,000 | 3,030,500 | |
特別仕様車 20S 100周年特別記念車 (6AT,6MT) | 3,117,380 | 3,353,880 | |
XD プロアクティブ(6AT) | 1.8Lディーゼルターボ | 2,887,500 | 3,124,000 |
XD プロアクティブ ツーリングセレクション(6AT) | 3,008,500 | 3,245,000 | |
XD Lパッケージ(6AT) | 3,069,000 | 3,305,500 | |
特別仕様車 XD 100周年特別記念車 (6AT,6MT) | 3,392,380 | 3,628,880 | |
X プロアクティブ(6AT,6MT) | スカイアクティブX | 3,294,500 | 3,531,000 |
X プロアクティブ ツーリングセレクション(6AT,6MT) | 3,415,500 | 3,652,000 | |
X Lパッケージ(6AT,6MT) | 3,477,100 | 3,713,600 | |
特別仕様車 X 100周年特別記念車 (6AT,6MT) | 3,800,480 | 4,036,980 |
※価格は2020年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
マツダ 新型CX-30のグレード選び
CX-30のパワートレイン
パワートレインはベースとなるマツダ3と同様に2.0Lガソリン、1.8Lディーゼルターボに加え、スカイアクティブXという新開発の2.0Lガソリンエンジン+モーターの3種類となります。
駆動方式はFFで、全グレードで4WDが選択できます。
トランスミッションはディーゼルエンジンは6AT、ガソリンエンジン及びスカイアクティブXは6ATと6MTが選択できます。
CX-30のグレード
2.0ガソリンエンジンのみエントリーグレードの「20S」が設定されています。
それ以外は3種類のパワーユニットに対して「プロアクティブ」「プロアクティブ ツーリングセレクション」「Lパッケージ」の3種類のグレードが設定されています。
CX-30のおすすめグレード
CX-30らしい素晴らしいデザインを楽しめつつ、装備が充実しているマツダ3ファストバック「20S プロアクティブ ツーリングセレクション」(2.0Lガソリン、FF)がおススメグレードとなります。
CX-30の見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「CX-30 20S プロアクティブ ツーリングセレクション」(2.0Lガソリン、FF)に以下の装備を選択したケース
メーカーセットオプション:¥86,880
- 360°セーフティパッケージ
ショップオプション
- MAZDAフロアマット(スポーツ)2WD用:¥33,880
- [三菱電機]ETC車載器:¥35,051
- ナビゲーション用SDカードアドバンス:¥53,899
車両価格(20S プロアクティブ ツーリングセレクション) | ¥2,733,500 |
メーカーセットオプション価格 | ¥86,880 |
ショップオプション価格 | ¥121,109 |
税金保険料 | ¥131,780 |
リサイクル費用 | ¥10,010 |
登録諸費用(参考価格、消費税込) | ¥70,260 |
自動車税(環境性能割) | ¥46,100 |
自動車重量税 | ¥36,900 |
自賠責保険(37ヶ月) | ¥36,780 |
自動車税(種別割)(11月分) | ¥12,000 |
合計(乗り出し価格) | ¥3,155,260 |
ナビ、ETC、フロアマットなどのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で6万円と端数をカットしてもらった場合、マツダ3ファストバック「20S プロアクティブ ツーリングセレクション」の乗り出し価格は309万円となります。
(見積りは2019年11月2日時点)
CX-30のリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
マツダ3の属するCセグメントSUVは新車市場、中古車市場ともに日本市場では人気があります。CX-30はモデルライフ初期である事から、短期の乗り換えでは現行車種のままの場合もあります。
このことから短期でのリセールバリューは非常に高く、5年以上の長期でのリセールバリューはフルモデルチェンジを超える可能性が低く「高め」という傾向となります。
CX-30の実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
2.0L自然吸気エンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 13~16km/L |
郊外・幹線道路 | 11~14km/L |
市街地 | 9~11km/L |
1.8ディーゼルターボエンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 16~20km/L |
郊外・幹線道路 | 15~19km/L |
市街地 | 13~16km/L |
マツダ CX-30の競合はコレ!
マツダ CX-30を安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
日産 キックス

日産キックス X ツートーンインテリアエディション(プレミアムホライズンオレンジ/ピュアブラック2トーン)
ジュークの代替モデルとして2020年6月に日本発売となった日産キックス。クーペライクだったジュークと比べると後席の居住性もしっかりとしたパッケージングにコンサバティブなデザインを纏い、パワーユニットはe-POWERのみのシンプルなモデルとなっています。

スバル XV

SUBARU XV 「Advance」
マツダCX-30と同じハッチバックに近いスタイリングのSUVとしてスバルXVがあります。
水平対向の1.6L、2.0Lに加え、2.0L+モーターのハイブリッド「e-BOXER」がラインナップに加わり、スバルらしいクルマとなっています。

トヨタ C-HR
発売が2016年12月で同クラスの中では新しいモデルとなり、最新の安全装備と乗り心地、そしてフルハイブリッドシステムを装備。パッケージングは、ルーフ後端を絞り込んでクーペのようなスポーティなフォルムとなっています。その結果、後席は大人が長時間乗るには少し窮屈に感じます。
C-HRはダウンサイジングの1.2L直4ガソリンエンジンと、フルハイブリッド(1.8L+モーター)の2種類を準備しています。
排気量の設定やボディデザインはマツダCX-30と少し異なりますが、共通点も多く比較検討に入れましょう。

レクサス UX

UX200 (マダーレッド)
トヨタCH-Rと同じプラットフォームで開発されたレクサスUX。ハッチバックに近いパッケージングについてはCH-RよりもレクサスUXの方がCX-30と近くなります。
レクサスブランド故に価格帯はCX-30よりも高くなりますが、CX-30の上級モデルとUXのエントリーモデルが近い価格帯になり、競合として活用できます。

競合車を使ってCX-30の値引き交渉を
CX-30の値引きを引き出すにあたっては、上記のスバル XV、トヨタ C-HRなどの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、CX-30の値引きを引き出し易くなります。
CX-30の長所と欠点
CX-30の長所
洗練されたエクステリアデザイン

マツダ CX-30 (欧州仕様車)
現在のマツダ車は国内で最もデザイン性が高いと言えます。デザインテイストも近年のマツダデザイン「魂動」をさらに進化させ、より精悍な印象となっています。
レクサスと遜色のない程に高められた内外装品質

マツダ CX-30 インテリア (国内仕様)
CX-30はレクサスやアウディといったプレミアムブランドの車種と比べても見劣りのしないほど高い質感に仕上がっています。実際にディーラーで乗り込んで比較してみましょう。
CX-30の欠点
フルハイブリッドは設定なし
内燃機関にこだわりを持つマツダの戦略で、ディーゼル・ガソリンエンジンそのものの性能は世界トップレベルである一方、トヨタ、ホンダなどのようにモーターのみでの走行が可能なフルハイブリッドシステムの設定がありません。
スカイアクティブXエンジンにはマイルドハイブリッドが組み合わされ、低燃費性能は優れるものの、トヨタやホンダのフルハイブリッド車と比べると車両価格の増加の割にはコストパフォーマンスでは一歩譲る展開となっています。
CX-30の値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
マツダ新世代モデルの柱となるか

マツダ CX-30 (国内仕様)
世界的に高まるSUV人気の中で、CX-30はMAZDA3と共にマツダの中核を担う車種として新規投入されました。
ハッチバック・セダンの需要が低下する中、アクセラからMAZDA3へのモデルチェンジは自動車好きにアピールするモデルへとシフトし、CX-30はより広い層の支持を期待されています。
トヨタ・ホンダがフルハイブリッドを普通に設定する中、マツダは内燃機関へのこだわりから一歩遅れた展開となっており、価格設定の高いスカイアクティブXの人気がどの程度となるか気になるところです。
値引きは厳しめではあるものの、CX-30はリセールバリューも期待できるモデルでデザインや内装の品質が高く、所有する喜びの大きい満足度の高い一台と言えます。