
日産キックス X ツートーンインテリアエディション(プレミアムホライズンオレンジ/ピュアブラック2トーン)
キックスの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなど日産 新型キックスの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にキックスのお買い得度を総合評価しています。
日産 キックスはどんなクルマ?
日産のコンパクトSUV「キックス」は、2016年8月、ブラジルにて発売を開始。2017年には中国、北米市場でも販売を開始しました。
日本ではジュークが存在した為、国内市場への投入は見送られていましたが、ジュークの販売終了に伴い、後継モデルとして2020年6月に販売開始となりました。
全長 4,295mm × 全幅 1,760mm × 全高 1,610mmと、全幅は5ナンバーサイズを超えるものの全長は短くコンパクトなボディにe-POWER、プロパイロットを搭載し、日産らしい先進装備を投入したSUVとなっています。
日産キックスの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~3万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 5~9万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 10~15万円 |
日産キックスの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
キックスは投入から日が浅い事もあり、値引きは渋めとなっています。しかし、コンパクトSUV市場は世界的に人気カテゴリーで競合が多く存在しており、競合車種の見積もりを取った上でしっかりと値引き交渉すれば、それなりに値引きは引き出すことが出来ます。
日産キックスの納期:やや長い
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
発売当初は受注が想定より好調で納期は5ヵ月~6ヵ月となっていましたが、バックオーダーも順調に消化し、納期は短くなってきました。
日産キックスの値引き相場がわかったら、次にすべき事

日産キックス X ツートーンインテリアエディション
「キックスの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、キックスの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる キックスを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
日産キックスのグレード別 新車価格
グレード | 駆動 | エンジン(モーター) | 価格(円) |
X | 2WD(FF) | HR12DE(EM57) | 2,759,900 |
X ツートーンインテリアエディション | 2.869,900 |
※価格は2020年6月29日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
日産キックスのグレード選び
キックスのパワートレイン
パワーユニットはe-POWER(モーター+1.2Lガソリン)の1種類。4WDは発売時点では設定がありません。トランスミッションはオートマチックで、マニュアルトランスミッションの設定はありません。
キックスのグレード構成
基本的なバリエーション構成は「X」「X ツートーンインテリアエディション」の2種類となっています。
キックスのおすすめグレード
キックスのおすすめグレードは充実装備でお買い得感の高い「キックス X」(2WD)です。
キックスの見積もり価格
おススメグレードの「キックスX」(2WD)に以下の装備を選択したケース
- 日産オリジナルナビゲーション MJ119D-W:132,658 円
- ETCユニット[音声/ビルトインタイプ]:30,580 円
- フロアカーペット エクセレント:26,400 円
車両価格 | ¥2,759,900 |
ディーラーオプション | ¥189,638 |
環境性能割 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥22,500 |
自動車重量税(エコカー減税額)
|
¥-22,500 |
自賠責保険料 | ¥30,170 |
自動車税(種別割)(6月登録の場合) | ¥22,800 |
税金保険料等計 | ¥52,970 |
リサイクル費用
|
¥2,420 |
登録諸費用(参考価格、消費税込)
|
¥50,414 |
合計 | ¥3,055,342 |
値引き(標準的な値引き交渉) |
▲¥65,342 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥2,990,000 |
ナビ、ETC、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で6万円と端数をカットしてもらった場合「キックスX」(2WD)の乗り出し価格は299万円となります。
(見積りは2020年6月29日時点)
キックスの実燃費(2名乗車時の目安)
e-POWER(モーター+1.2Lガソリン)の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 20~22km/L |
郊外・幹線道路 | 22~26km/L |
市街地 | 20~24km/L |
キックスのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)
キックスの属するコンパクトSUV市場は人気の売れ筋カテゴリーとなっており、中古市場でも非常に人気があります。キックスはモデルチェンジ初期となり3年など短期での乗り換えの場合には現行モデルのままとなる事から短期でリセールバリューは非常に高く、長期でもe-POWERの人気から比較的高いリセールバリューが期待できます。
日産キックスの競合はコレ!
キックスを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ ヴェゼル
フィットをベースとして開発されたヴェゼル。ヴェゼルはフィット譲りの居住空間を継承し、スタイリッシュさを保ちながら広い後席空間を持っています。
モデル末期に差し掛かっていますが、居住空間と扱いやすいサイズ、そしてハイブリッドを武器に国内SUVでトップクラスの販売台数を誇ります。値引きは出やすくなりつつあるので、キックスと競合させて大きな値引きを引き出しましょう。

トヨタ C-HR
ジュークが火を付け人気となったコンパクトSUVカテゴリーに、トヨタが満を持して送り込んだのがトヨタC-HRです。
発売が2016年12月で安全装備と乗り心地、そしてフルハイブリッドシステムを装備し、ニューモデルらしい魅力を備えたモデルとなっています。パッケージングはキックスとは異なりルーフ後端を絞り込んでクーペのようなスポーティなフォルムとなっています。
キックスがe-POWERを売りにしているのに対し、C-HRはダウンサイジングの1.2L直4ガソリンエンジンと、1.8L+モーターのフルハイブリッドの2種類を準備。人気の高いモデルとなっていますので、キックスとの競合車種としてしっかり活用しましょう。

マツダ CX-30

マツダ CX-30 (国内仕様)
MAZDA3をベースとしたマツダのコンパクトSUVとして投入されたCX-30。優れたデザインとクラス唯一となる1.8Lディーゼルエンジン、高い質感が魅力です。キックスと違ってハイブリッドではなく、ディーゼルエンジンでエコ性能を高めています。キックスと競合させる事で大きな値引き額を引き出しましょう。

競合車を使ってキックスの値引き交渉を
キックスの値引きを引き出すにあたっては、上記のヴェゼル、C-HRなどの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、キックスの値引きを引き出し易くなります。
日産キックスの長所と欠点
日産キックスの長所
e-POWERを導入
市街地から高速まで、全ての走行環境においてモーターで走行する日産の特徴と言えるパワーユニット「e-POWER」を導入。先代にあたるジュークではガソリンエンジンのみの設定だった事を考えると大きな進化ポイントと言えます。
プロパイロットなどトップクラスの先進安全装備
新型キックスは日産が積極的に採用を進めているプロパイロットを搭載。プロパイロットだけでなく、インテリジェント DA(ふらつき警報)、SOSコールなどコンパクトSUVとしてはトップクラスの先進安全技術が導入されています。
日産キックスの欠点
新興国向けに作られた簡素な質感

日産キックス X(内装色:ブラック)
日産キックスは日本国内では2020年6月発売のニューモデルではありますが、ブラジルでは2016年8月に発売を開始しており、今回の日本導入はマイナーチェンジでのタイミングとなっています。
e-POWER、プロパイロットなど先進装備を導入していますが、車のモデルライフとしては中盤での投入であり、競合が新世代プラットフォームでのフルモデルチェンジを行なっているのに比べると、やや見劣りする部分と言えます。
内装の質感なども新興国向けにコストを抑えた造りとなっており、質感の高いマツダCX-30などと比べるとクラスが下の印象を受けます。
キックスの値引きとリセールバリュー込の総合評価:3.5 (5段階評価)
苦しい日産から久しぶりの新型車
ここ数年の日産はなかなか攻めのニューモデルがなく、新規モデルの投入はデイズ、ルークスという軽自動車のみとなっています。
そんな中、キックスは待望の新型車として投入されました。厳密にはキックス現行モデルの登場は2016年なので純粋な新型車とは言いづらいですが、e-POWER、プロパイロットという日産の看板技術を盛り込んでおり、外装デザインもリフレッシュされた為、古さは感じにくいようになっています。
コンパクトSUVはC-HRやCX-3などドライバーズカーとしてクーペライクなものが多いですが、キックスは後席居住性もしっかりと確保されており、多人数乗車にも使い勝手が良く日常の足として十分な魅力を備えています。