ヤリスクロスの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、グレードの違い、人気ボディカラーランキング、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ 新型ヤリスクロスの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にヤリスクロスのお買い得度を総合評価しています。
- ヤリスクロスの値引き相場と難易度
- ヤリスクロスの値引き交渉法
- ヤリスクロスの納期
- ヤリスクロスの納期を早めるコツ
- ヤリスクロスの値引き/納期がわかったら次にすべき事
- ヤリスクロスのサイズ/エンジン/価格/燃費
- ヤリスクロス グレード別装備の違いと内外装
- ヤリスクロスのディーラー/メーカーオプション
- ヤリスクロスのおすすめグレード
- ヤリスクロス 値引き込み乗り出し価格の見積書
- ヤリスクロスのリセールバリュー
- ヤリスクロスの値引き交渉に使う競合車
- ヤリスクロスの値引き交渉に適した時間帯や時期
- ヤリスクロス値引き交渉の流れ
- ヤリスクロスのボディカラー全色と人気
- 値引き以外でヤリスクロスを安く買う
- ヤリスクロスの長所/メリット
- ヤリスクロスの欠点/デメリット
- ヤリスクロスの値引きとリセールバリュー込の総合評価
ヤリスクロスの値引き相場と難易度
ヤリスクロスの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~3万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 4~8万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 10~16万円 |
ヤリスクロスの値引き難易度:C(A:甘い~E:渋い)
ヤリスクロスはモデルライフ中期となりましたが、半導体不足の影響による納期の伸びが続き値引き交渉の難易度は標準的です。競合車の見積もりを取ってじっくりと値引き交渉を進めることで、それなりに値引き額を引き出すこともできます。
ヤリスクロスの値引き交渉法
ヤリスクロス値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える
「ヤリスクロス以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をトヨタの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。
ヤリスクロス値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる
ヤリスクロスはトヨタの全販売チャネルで販売しています。ディーラーは地域やチャネル毎に「トヨタカローラ神奈川」「ネッツトヨタ神奈川」など販売会社が異なっている場合が多く、同じヤリスクロスを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。
異なるトヨタの販売店で見積もりを取り、ヤリスクロスの大きな値引きを引き出しましょう。
ヤリスクロス値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握
ヤリスクロスをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。
ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。
ヤリスクロス値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する
値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。
ヤリスクロスの納期
- 納期:注文停止中
ヤリスクロスの納期はマイナーチェンジまでの生産分が完売となり、現在は注文が停止となっています。
ヤリスクロスの納期を早めるコツ
ヤリスクロスの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ
ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、ヤリスクロスの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。
「どうしても、ヤリスクロスのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにヤリスクロスの納車の早い車両がないか確認しましょう。
ヤリスクロスの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う
ヤリスクロスに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。
「実はヤリスクロスのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。
ヤリスクロスの納期を早めるコツ3:新古車を狙う
ヤリスクロスのように人気車で納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。
「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにヤリスクロスが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。
ヤリスクロスの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「新型ヤリスクロス値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型ヤリスクロスの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型ヤリスクロスを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ヤリスクロスのサイズ/エンジン/価格/燃費
ヤリスクロスはどんなクルマ?
ヤリスクロスはトヨタから2020年8月31日に発売となったヤリスベースのコンパクトSUVです。
TNGAプラットフォームを基礎とするボディ、パワーユニット、トランスミッションなど多くが新開発となり、トヨタの新世代を担うモデルとなります。
ヤリスクロスはフルモデルチェンジから期間も経過し、値引き交渉もしやすくなってきました。また半導体不足やコロナによる部品工場の操業停止の影響で、平常時より納期は長くなっています。
ヤリスクロスのパワートレイン
ヤリスクロスのパワーユニットは1.5Lガソリンとハイブリッド(1.5L直4+モーター)の2種類となっています。駆動はFFと4WD、トランスミッションはオートマチックのみの設定となっています。
ヤリスクロスのグレード別 新車価格
1.5Lガソリン(CVT)
グレード | 2WD(FF) | 4WD |
X | 1,907,000 | 2,138,000 |
G | 2,150,000 | 2,381,000 |
Z | 2,435,000 | 2,666,000 |
Z“Adventure” | 2,551,000 | 2,782,000 |
GR SPORT | 2,571,000 | – |
ハイブリッド(1.5L+モーター)
グレード | 2WD(FF) | 4WD(E-Four) |
HYBRID X | 2,295,000 | 2,526,000 |
HYBRID G | 2,524,000 | 2,755,000 |
HYBRID Z | 2,809,000 | 3,040,000 |
HYBRID Z“Adventure” | 2,925,000 | 3,156,000 |
GR SPORT | 2,954,000 | – |
※価格は2024年9月21日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ヤリスクロスと競合車の主要諸元
※諸元は全て2WD車 | ヤリスクロス ハイブリッドZ |
ヴェゼル e:HEV Z |
キックス X |
全長(mm) | 4,180 | 4,330 | 4,290 |
全幅(mm) | 1,765 | 1,790 | 1,760 |
全高(mm) | 1,590 | 1,590 | 1,610 |
ホイールベース(mm) | 2,560 | 2,610 | 2,620 |
最低地上高(mm) | 170 | 195 | 170 |
室内長(mm) | 1,845 | 2,010 | 1,920 |
室内幅(mm) | 1,430 | 1,445 | 1,420 |
室内高(mm) | 1,205 | 1,225 | 1,250 |
車両の駆動 | エンジン・モーター | モーター・エンジン | モーターのみ |
前サスペンション | ストラット | ストラット | ストラット |
後サスペンション | トーションビーム | 車軸式 | トーションビーム |
タイヤ 前・後 | 215/50R18 | 225/50R18 95V | 205/55R17 91V |
最小回転半径(m) | 5.3 | 5.5 | 5.1 |
車両重量 (kg) | 1,190 | 1,380 | 1,350 |
燃料タンク容量(L) | 36 | 40 | 41 |
WLTCモード総合(Km/L) | 27.8 | 24.8 | 21.6 |
WLTCモード市街地(Km/L) | 29.4 | 24.5 | 26.8 |
WLTCモード郊外(Km/L) | 29.9 | 26.7 | 20.2 |
WLTCモード高速(Km/L) | 26.1 | 23.8 | 20.8 |
ヤリスクロスと主要なBセグSUV競合車(ヴェゼル、キックス)の諸元を比較しています。
ボディサイズはほぼ同じですが、ヤリスクロスが全長4,180mmと最も短くなっています。ホイールベースはヤリスクロスが2,560mmと最も短く、キックスが2,620mmで最長となっています。
室内長、室内幅についてはボディサイズの大きいヴェゼルが広くなっています。
3車種ともハイブリッド車ですが、エンジンとモーターの出力を巧みに配分するヤリスクロス、基本はモーターで走行し高速走行などではエンジンも動力源として用いるヴェゼル、モーターの動力のみで走行するe-POWERのキックスとその方式は車種ごとに異なっています。
燃費に関してはヤリスクロスが突出しており、市街地、郊外、高速全てのモードにおいてトップとなっています。次いでヴェゼルで、e-POWERで俊敏な加速力をアピールポイントとしているキックスはかなりの2車と比べるとかなりの燃費差があります。
ヤリスクロスと競合車のエンジン諸元比較
ハイブリッド車のエンジン諸元比較
※諸元は全て2WD車 | ヤリスクロス ハイブリッドZ |
ヴェゼル e:HEV Z |
キックス X |
型式 | M15A-FXE | LEC-H5 | HR12DE |
総排気量(cc) | 1,490 | 1,496 | 1,198 |
種類 | 直列3気筒 | 直列4気筒 | 直列3気筒 |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー |
内径×行程(mm) | 80.5×97.6 | 73.0×89.4 | 78.0×83.6 |
圧縮比 | 非公表 | 13.5 | 12.0 |
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.) | 91 / 5500 | 106 / 6000-6400 | 82 / 6000 |
最大トルク〈ネット〉(N・m/r.p.m.) | 120 / 3800-4800 | 127 / 4500-5000 | 103 / 3600-5200 |
走行の動力として使うヤリスクロス/ヴェゼルと、エンジンを発電のみに使うキックスではエンジン出力だけを見て一概に優劣を比べる事は出来ません。エンジンの出力だけを見ると4気筒エンジンのヴェゼルが高出力となっています。
ガソリン車のエンジン諸元比較
※諸元は全て2WD車 | ヤリスクロス X |
ヴェゼル G |
キックス |
型式 | M15A-FKS | L15Z | – |
総排気量(L) | 1,490 | 1,496 | – |
種類 | 直列3気筒 | 直列4気筒 | – |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | – |
内径×行程(mm) | 80.5×97.6 | 73.0×89.4 | – |
圧縮比 | 非公表 | 10.6 | – |
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.) | 120 / 6600 | 118 / 6600 | – |
最大トルク〈ネット〉(N・m/r.p.m.) | 145 / 4800-5200 | 142 / 4300 | – |
WLTCモード総合(Km/L) | 20.2 | 17.0 | – |
WLTCモード市街地(Km/L) | 15.3 | 12.8 | – |
WLTCモード郊外(Km/L) | 21.3 | 17.7 | – |
WLTCモード高速(Km/L) | 22.5 | 19.2 | – |
キックスはe-POWERのみなので除外しますが、ガソリンエンジン車の出力・トルクについてはヤリスクロスの方がやや高出力となっています。
燃費性能はハイブリッドと同様にヤリスクロスがヴェゼルをリードしています。
ヤリスクロスと競合車のモーター諸元比較
2WD車フロントモーター
ヤリスクロス ハイブリッドZ |
ヴェゼル e:HEV Z |
キックス X |
|
型式 | 1NM | H5 | EM57 |
種類 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 |
最高出力 (PS/r.p.m.) | 80 | 131 / 4000-8,000 | 129 / 4000-8992 |
最大トルク (N・m/r.p.m.) | 141 | 253 / 0-3500 | 260 / 500-3008 |
ヤリスクロスはフロントモーター出力は2車と比べると控えめな出力となっています。フロントモーターの出力はヴェゼルが一番大きな出力を発生します。トルクについてはキックスがややヴェゼルを上回っています。
4WD車リアモーター
ヤリスクロス ハイブリッドZ |
ヴェゼル e:HEV Z |
キックス X |
|
型式 | 1MM | – | – |
種類 | 交流同期電動機 | – | – |
最高出力 (PS/r.p.m.) | 5.3 | – | – |
最大トルク (N・m/r.p.m.) | 52 | – | – |
リアモーターに関しては違いがあり、4WDモデルでもモーターを増設しないヴェゼル、低出力モーターを増設するヤリスクロスと考え方に違いがあります。(キックスは4WDの設定がなく除外)
ヤリスクロス4WD(E-Four)はリアにもモーターを搭載する2モーターとなります。注目点は前後モーターの出力で、フロント80psに対してリア5.3psと6.6%の出力となっています。ただ、トルクはフロント比約1/3となっており、E-Fourの性格は高速走行での安定性や加速力よりも、雪の市街地など低速域での操縦安定性に重点を置いた特性と言えます。
ヤリスクロスと競合車のバッテリー諸元比較
ヤリスクロス ハイブリッドZ |
ヴェゼル e:HEV Z |
キックス X |
|
種類 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 |
容量 | 4.3Ah | 60個 | (非公表) |
搭載するバッテリーは3車ともリチウムイオン電池ですが、容量に関しては公開されている単位の違いもあり参考値となります。
※エンジン、モーター、バッテリーの諸元は2022年5月25日現在の数値
ヤリスクロスよりも劣っている部分を材料に競合車の値引き交渉に用いる、逆に競合車の方が優れている部分を引き合いに出してヤリスクロスの値引き交渉に活かしましょう。
ヤリスクロスのWLTCモード燃費と実燃費
ヤリスクロスのWLTCモード燃費 (km/L)
走行シーン | HYBRID Z (ハイブリッド) | Z (ガソリン) | ||
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
総合 | 27.8 | 26.0 | 18.8 | 17.4 |
市街地モード | 29.4 | 26.4 | 14.4 | 13.5 |
郊外モード | 29.9 | 27.2 | 19.7 | 18.0 |
高速モード | 26.1 | 25.1 | 21.1 | 19.3 |
ヤリスクロスの実燃費
どの程度スポーツドライビングを楽しむかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20%程度がヤリスクロスの実燃費の目安となります。
HYBRID Z(2WD)の場合、市街地走行メインでも実燃費は23~25km/Lあたりとなり、かなりの好燃費が期待できます。
ヤリスクロス グレード別装備の違いと内外装
ヤリスクロスのグレード構成
ヤリスクロスのグレード構成はガソリンエンジン、ハイブリッド共にエントリーグレード「X」、中間グレード「G」、上級グレード「Z」の3グレードとなっています。
また、Zをベースとした「Z“Adventure”」、スポーティ仕様の「GR SPORT」がラインアップに追加となっています。
ヤリスクロス X “Bパッケージ”グレードの装備と特徴
※X “Bパッケージ”は商品改良の際にラインナップから外れました。
X “Bパッケージ”グレードの主要な装備
最廉価グレードとなる「ヤリスクロス X “Bパッケージ”」の主な装備は以下となります。
- 電動パーキングブレーキ
- 16タイヤ&16インチスチールホイール(樹脂フルキャップ付)
- ヘッドランプ:ハロゲン(マニュアルレベリング機能付)+ターンランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイタイムランニングランプ
- リヤコンビネーションランプ:LEDテール&ストップランプ
- SRSエアバッグ(運転席・助手席)+SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+
SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席) - マルチインフォメーションディスプレイ:4.2インチカラーTFT液晶
- ステアリングホイール:ウレタン
- シート表皮:ファブリック
- 6:4分割可倒式リヤシート
- マニュアルエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル
- 通信用USB
- ディスプレイオーディオ:7インチディスプレイ
- 2スピーカー
X “Bパッケージ”グレードの装備解説
最廉価グレードとなる「ヤリスクロス X “Bパッケージ”」は「トヨタ セーフティセンス」を省略するなど簡素な装備となっています。
内外装については「X/ハイブリッドX」とほぼ同等で、16インチスチールホイール&樹脂キャップ、ハロゲンヘッドランプ、マニュアルエアコンなどのミニマムな装備となっています。
「トヨタ セーフティセンス」はオプションでも追加できないなど「X “Bパッケージ”」はオプションの選択肢が少ないグレードとなっています。
「X “Bパッケージ”」は車両価格が安く、オプションを搭載できる幅も狭いので値引き額については上位グレードよりも控えめな傾向となります。
ヤリスクロス X/ハイブリッドXグレードの装備と特徴
「X/ハイブリッドX」グレードのエクステリア(外装)
「X/ハイブリッドX」グレードのインテリア(内装)
「X/ハイブリッドX」グレードの主要な装備
「ヤリスクロス X “Bパッケージ”」から追加、変更となる主な装備は以下となります。
- トヨタ セーフティセンス
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付
- 衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
- レーントレーシングアシスト[LTA]
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- アダプティブハイビームシステム[AHS]
- オートマチックハイビーム[AHB]
- ロードサインアシスト[RSA]
- 先行車発進告知機能[TMN]
- セカンダリーコリジョンブレーキ[SCB]
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)
- オートエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル(ピアノブラックパネル)(ハイブリッドXのみ、Xはマニュアルエアコン)
「X/ハイブリッドX」グレードの装備解説
「X/ハイブリッドX」は「X “Bパッケージ”」に「トヨタ セーフティセンス」など先進安全技術を主に追加したグレードです。
16インチスチールホイール&樹脂キャップや内外装の加飾も殆どなく、シンプルなグレードとなっています。
「16インチアルミホイール」や「フルLEDヘッドランプ」はオプションで追加する事が可能ですが、価格差を考えると上位グレードの「G/ハイブリッドG」を選択した方が割安となります。
ヤリスクロス G/ハイブリッドGグレードの装備と特徴
「G/ハイブリッドG」グレードのエクステリア(外装)
「G/ハイブリッドG」グレードのインテリア(内装)
「G/ハイブリッドG」グレードの主要な装備
「X/ハイブリッドX」から追加、変更となる主な装備は以下となります。
- 5R16タイヤ&16インチアルミホイール(センターオーナメント付)
- バックガイドモニター
- ステアリングホイール:本革巻き・加飾付
- シフトノブ:本革巻き
- シート表皮:上級ファブリック
- 4:2:4分割可倒式リヤシート(リヤセンターアームレスト付[ボトルホルダー2個付])
- インパネセンタークラスター、サイドレジスターベゼル:ピアノブラック加飾
- フロントドアインナーガーニッシュ&フロントコンソール、サイドレジスターノブ:シルバー塗装
- オートエアコン&ダイヤル式ヒーターコントロールパネル(ピアノブラックパネル)
- 充電用USB
- ディスプレイオーディオ:8インチディスプレイ
- 6スピーカー
「G/ハイブリッドG」グレードの装備解説
「G/ハイブリッドG」はアルミホイール、本革巻きステアリングホイール/シフトノブ、上級ファブリックシート、各部加飾パーツ、オートエアコン、8インチディスプレイオーディオなど装備が充実したグレードとなっています。
「G/ハイブリッドG」は装備と価格のバランスが良く、一番のお買い得グレードで値引き額と納期はグレードの中では標準的となります。
ヤリスクロス Z/ハイブリッドZグレードの装備と特徴
「Z/ハイブリッドZ」グレードのエクステリア(外装)
「Z/ハイブリッドZ」グレードのインテリア(内装)
「Z/ハイブリッドZ」グレードの主要な装備
「G/ハイブリッドG」から追加、変更となる主な装備は以下となります。
- 215/50R18タイヤ&18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付)
- アッパーグリル:ピアノブラック加飾
- ヘッドランプ:フルLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ(おむかえ照明機能付)+LEDデイタイムランニングランプ(ターン機能付)
- リヤコンビネーションランプ:フルLED(LEDライン発光テールランプ&ストップランプ+LEDターンランプ+LEDバックアップランプ)
- マルチインフォメーションディスプレイ:7インチカラーTFT液晶
- シート表皮:合成皮革+ツィード調ファブリック
- 運転席6ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下)
- 運転席シート上下アジャスター:電動
- シートヒーター(運転席・助手席)
- サンバイザー 運転席・助手席バニティミラー+運転席チケットホルダー付:フタ・照明付
- 助手席シートバックポケット、助手席シートアンダートレイ
- LEDアンビエント照明(前席足元/インサイドドアハンドル/フロントコンソールボックス)
「Z/ハイブリッドZ」グレードの装備解説
「Z/ハイブリッドZ」は18インチアルミホイール、フルLEDヘッドランプ、7インチマルチインフォメーションディスプレイ、合成皮革+ツィード調ファブリックシート、運転席6ウェイパワーシート、シートヒーターなど、最上級グレードに相応しい豪華装備となります。
内装、外装ともに1つ下のグレードとなる「G/ハイブリッドG」とは明らかに違いがある為、予算が許すなら「Z/ハイブリッドZ」もおすすめのグレードです。
ヤリスクロスのディーラー/メーカーオプション
※オプション品の価格は2022年4月25日時点で消費税10%込み。
メーカーオプション
- 215/50R18タイヤ&18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付):83,600円(Zに標準、Gにオプション設定)
- 205/65R16タイヤ&16インチアルミホイール(センターオーナメント付):60,500円(Gに標準、Xにオプション設定)
- ルーフレール:33,000円(Z、Gにオプション設定)
- 「フルLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ(おむかえ照明機能付)+LEDデイタイムランニングランプ(ターン機能付)」「フルLED(LEDライン発光テールランプ&ストップランプ+LEDターンランプ+LEDバックアップランプ)」:71,500円(Zに標準、G、Xにオプション設定)
- アダプティブハイビームシステム[AHS]:99,000円(Zにオプション設定)
- ブラインドスポットモニター[BSM]パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):49,500円(Z、Gにオプション設定)
- トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付):77,000円(Z、Gにオプション設定)、93,500円(Xにオプション設定)
- パノラミックビューモニター:33,000円(Z、Gにオプション設定)、49,500円(Xにオプション設定)
- バックガイドモニター:16,500円(Z、Gに標準、X、X “Bパッケージ”にオプション設定)
- ステアリングヒーター:11,000円(Zにオプション設定)
- 運転席ターンチルトシート:85,800円(G)、88,000円(X、X “Bパッケージ”)
- 運転席イージーリターン機能:31,900円(G)
- アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/1個/非常時給電システム付):44,000円(ハイブリッド車にオプション設定)
- ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付):77,000円(Z、Gにオプション設定)
主なディーラーオプション
- アームレスト:24,475円
- フロアマット(デラックスタイプ):23,650円
- フロアマット(ベーシック):14,300円
- T-Connectナビキット:110,000円
- エントリーナビキット:66,000円
- ETC車載器(ビルトイン) ベーシックタイプ:24,365円
オプションのナビキットの違い
ヤリスクロスはディスプレイオーディオが標準装備となっており、ディーラーオプションでナビキットを装着する事でナビ機能が使用できます。これまで一般的だったオーディオレス車にナビを装着するよりも割安感があります。
ナビキットは3種類用意されており、主に以下のような違いがあります。
TV・オペレーター付T-Connectナビキット | T-Connectナビキット | エントリーナビキット | |
オプション価格 | 159,500円 | 110,000円 | 66,000円 |
オペレーターサービス | 5年間(付帯サービス) | オプション | – |
マップオンデマンド/ハイブリッドナビ/エージェント(音声対話サービス)/Apps | 〇 | 〇 | – |
フルセグTV視聴対応 | 〇 | TVオプション33,000円 | TVオプション33,000円 |
基本的なナビゲーション機能は「エントリーナビキット」でも可能で、「T-Connectナビキット」になると「マップオンデマンド/ハイブリッドナビ/エージェント(音声対話サービス)/Apps」などの付加機能が追加となります。
最上位の「TV・オペレーター付T-Connectナビキット」では5年間使用料無料の「オペレーターサービス」、「フルセグTV視聴」が追加となります。
「オペレーターサービス」など色々な最新機能を使ってみたいなら最上位の「TV・オペレーター付T-Connectナビキット」を選ぶのもありですが、「エントリーナビキット」でもナビの機能は十分だと思います。
ヤリスクロスのおすすめグレード
装備が充実し、ハイブリッドの低燃費が楽しめる「ヤリスクロス ハイブリッドG」(FF)がおすすめグレードです。
ヤリスクロス 値引き込み乗り出し価格の見積書
おススメグレードの「ヤリスクロス ハイブリッドG」(FF)に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。
- エントリーナビキット:¥71,610
- ETC車載器(ビルトイン) ベーシックタイプ:¥24,365
- フロアマット(ベーシック):¥14,300
車両価格 | ¥2,394,000 |
販売店装着オプション価格 | ¥110,275 |
自動車税種別割 | ¥27,900 |
自動車税環境性能割 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥0円 |
自賠責保険料 | ¥27,770 |
販売諸費用(参考価格) | ¥91,510 |
合計(乗り出し価格) | ¥2,651,455 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥71,455 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥2,580,000 |
ナビ、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で7万円と端数をカットしてもらった場合、「ヤリスクロス ハイブリッドG」(FF)の値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は258万円となります。
(見積りは2022年3月14日時点)
ヤリスクロスのリセールバリュー
コンパクトSUVは新車・中古車市場ともに人気は高いカテゴリーです。コンパクトSUVで車両価格も抑えめになる事から、ラージクラスの車両よりも値落ち率は少ないと言えます。ヤリスクロスはモデルライフ初期という事などから、リセールバリューは高めと言えます。
ヤリスクロスの値引き交渉に使う競合車
新型ヤリスクロスの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
日産 キックス
ジュークの代替モデルとして2020年6月に日本発売となった日産キックス。クーペライクだったジュークと比べると後席の居住性もしっかりとしたパッケージングにコンサバティブなデザインを纏い、パワーユニットはe-POWERのみのシンプルなモデルとなっています。発売開始時期もヤリスクロスと近いので積極的に競合として活用しましょう。
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ホンダ ヴェゼル
フィットをベースとして、コンパクトながら広い居住空間とフルハイブリッドによる低燃費で、コンパクトSUVで人気となった初代ヴェゼル。
2021年4月にフルモデルチェンジを実施し2代目となり、EV走行も可能なストロングハイブリッドは「e:HEV」という新世代パワートレインに変更。初代に続き2代目ヴェゼルもヒットモデルとなりました。
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ダイハツ ロッキー
1クラス下のカテゴリーとなりますがダイハツ ロッキーが競合として利用できます。ロッキーの姉妹車としてトヨタ ライズがあり、価格帯も近いのでヤリスクロスはライズと自社競合にもなっていますが、ロッキーの方が会社が異なり、販売力の差からライズよりもロッキーの方が値引きが引き出しやすい傾向にあります。
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マツダ CX-30
MAZDA3をベースとしたマツダのコンパクトSUVですが、優れたデザインとクラス唯一となる1.8Lディーゼルエンジン、高い質感が魅力です。ヤリスクロスと違ってハイブリッドではなく、ディーゼルエンジンでエコ性能を高めています。CX-30は車格が一つ上と言えますが、価格帯が被っているのでヤリスクロスと競合させる事で大きな値引き額を引き出しましょう。
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競合車を使ってヤリスクロスの値引き交渉を
ヤリスクロスの値引きを引き出すにあたっては、上記のホンダ ヴェゼル、ダイハツ ロッキー、マツダ CX-30などの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ヤリスクロスの値引きを引き出し易くなります。
ヤリスクロスの値引き交渉に適した時間帯や時期
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。
平日の閉店2時間前
ヤリスクロスのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。
すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。
「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。
ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に
販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。
また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。
ヤリスクロス値引き交渉の流れ
しっかりとヤリスクロスの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでヤリスクロスに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。
ヤリスクロス値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでヤリスクロスの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「ヤリスクロスが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだヤリスクロスが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはヤリスクロスの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
ヤリスクロスの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。ヤリスクロスの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「ヤリスクロスが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
- ディーラーでの下取り査定額
- ヤリスクロスの見積もり
- 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やヤリスクロスの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
ヤリスクロスの値引き交渉で気を付ける点
ヤリスクロスの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。
ヤリスクロスのボディカラー全色と人気
ヤリスクロスのボディカラーは単色が8色、ツートーンカラーが7色の全15色が設定されています。
ヤリスクロスの人気ボディカラーランキング
ヤリスクロスの人気のボディカラーは
1位:ブラックマイカ(黒メタリック)
2位:ホワイトパールクリスタルシャイン(パールホワイト)
3位:シルバーメタリック
定番の黒、白が1位、2位と強く、3位はシルバーと一般的な順位となっています。イメージカラーになっているブラスゴールドメタリック(金メタ)は個性が強すぎるのか、販売台数は少ないようです。
ヤリスクロスは2トーンカラーのラインナップも豊富ですが価格上昇を嫌ってか人気上位には入っていませんが、中古車の流通台数を見ると2トーンカラーの中では「ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン」が比較的多くなっています。一方でルーフがゴールドとなる「ブラスゴールドメタリック×ブラックマイカ」は人気ボディカラーのブラックがベースながら台数が少なくなっています。
人気カラー1位:ブラックマイカ (色番号:209)
ヤリスクロスのボディカラー人気1位はブラックマイカです。単色のブラックではなくマイカが配合されており、光が当たるとキラキラ輝く高級感のあるブラックです。
ブラックは中古車市場でも人気が高くリセールバリューは良好です。カラーオプション価格が掛からない事も人気の理由の一つだと言えます。
人気カラー2位:ホワイトパールクリスタルシャイン (色番号:070)
ホワイトパールクリスタルシャインは+33,000円(税込)となります。有償オプションカラーとなりますがホワイトパールクリスタルシャインも人気のあるカラーです。
ブラックと共に中古車市場で人気があり、リセールバリューも期待できます。
人気カラー3位:シルバーメタリック (色番号:1L0)
シルバーメタリックはカラーオプション価格もなく、ホコリ汚れが目立ちにくいので定番の人気カラーとなっています。
ダークブルーマイカメタリック (色番号:8W7)
ダークブルーマイカメタリックはカラーオプション価格もなく、落ち着いた印象もある為人気があります。
グレイッシュブルー (色番号:8W2)
グレイッシュブルーはカラーオプション価格がなく、ヤリスクロスの中では明るいカラーとなり若々しさを求める方にはおすすめのカラーとなっています。
ベージュ (色番号:4V6)
ベージュはカラーオプション価格がなく、ヤリスクロスの中では稀少な流行りのアースカラーとなっています。
センシュアルレッドマイカ (色番号:3T3)
センシュアルレッドマイカは有償オプションカラーで+33,000円(税込)となります。
有償ボディカラーの選択による価格アップ分を材料に値引き交渉をしましょう。また、ボディカラーの違いによって納期や乗り出し価格にどの程度差が出るかの確認もしましょう。
ブラスゴールドメタリック (色番号:5C2)
ブラスゴールドメタリックはカラーオプション価格がなくヤリスクロス発表時のイメージカラーとなっていました。インパクトあるカラーですが、ゴールドメタリック、オレンジメタリックなどは新車発表時によくイメージカラーとして使われる色で、中古車市場ではあまり人気がない為、リセールバリューがやや低くなる可能性があります。
ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン
ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャインは定番の白黒ツートーンで、+77,000円(税込)の有償オプションカラーとなりますが、ツートーンカラーの中では人気が高くなっています。
ブラックマイカ×シルバーメタリック
ブラックマイカ×シルバーメタリックは+55,000円(税込)の有償オプションカラーとなります。
ブラックマイカ×グレイッシュブルー
ブラックマイカ×グレイッシュブルーは+55,000円(税込)の有償オプションカラーとなります。
ブラックマイカ×ベージュ
ブラックマイカ×ベージュは+55,000円(税込)の有償オプションカラーとなります。
ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカ
ブラックマイカ×センシュアルレッドマイカは+77,000円(税込)の有償オプションカラーとなります。
ブラスゴールドメタリック×ブラックマイカ
ブラスゴールドメタリック×ブラックマイカは+55,000円(税込)の有償オプションカラーとなります。
値引き以外でヤリスクロスを安く買う
オプションは社外品にする
ヤリスクロスの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。
オプション品をディーラーで装着しない事によって、ヤリスクロスの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。
社外品にすると安いオプション品の代表例
- ナビゲーション
- ETC車載器
- ドライブレコーダー
- フロアマット
- アルミホイール
今乗っているクルマを最大限高く売る
ディーラーにヤリスクロスを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。
今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう
新古車/未使用車を買う
販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。
「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにヤリスクロスが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。
プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。
残価設定ローンを利用する
残価設定ローンとは、3年後や5年後のヤリスクロスの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にヤリスクロスを引き取る事を前提として組むローンの事です。
例えば見積もり総額が300万円、3年後のヤリスクロスの価値が160万円の場合、140万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はヤリスクロスを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。
一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。
ヤリスクロスの長所/メリット
ストロングハイブリッドの燃費の良さ
ベースとなっているヤリスと同様、ヤリスクロスはガソリン車(2WD)でも18.8km/L、ハイブリッドは27.8km/Lと非常に低燃費となっています。
コンパクトSUVに見えないエクステリアの上級感
コンパクトなSUVだと、どうしてもキャビンの大きさが目立ちもっさりとした印象になってしまいがちですが、ヤリスクロスはスッキリとした縦横比で遠目からはコンパクトカーに見えないスタイリングとなっています。
また、テールランプはハリアーなどのように左右が繋がったようなデザインとなっており(厳密には一体とはなっていません)、上級車感があります。
実用性十分な荷室空間
ヤリスクロスのラゲージスペースは写真の通りコンパクトカーとしては十分に確保されており、2~3名での旅行やキャンプなどにも十分に対応できる容量を持っています。
ヤリスクロスの欠点/デメリット
ミニマムな後席居住性
ベースとなるヤリスは1~2名乗車メインを想定したパーソナルユースである為、ヤリスよりも広いものの競合と比べるとヤリスクロスの後席居住性は広くはありません。
トヨタ同士での競合
トヨタのコンパクトからミドルクラスSUVはハリアー、RAV4、カローラクロス、C-HR、ライズと充実しており、ハリアーのエントリーモデルは300万円を切る設定である事からヤリスクロスの最上位モデルとあまり変わらない価格となっています。
車格を取るか装備内容を取るか、選択肢が充実してるが故に悩む人も多いと思います。
装備はややチープ
コスト制約の多いコンパクトカーという事もあり、運転席アームレストがオプション、ループランプがLEDではなく電球など装備面ではやや不満を感じる部分があります。
エントリーグレード「X “Bパッケージ”」の装備の貧弱さ
最廉価となる「X “Bパッケージ”」はトヨタセーフティセンスの非装備やハロゲンヘッドライト、スチールホイールなど装備を極力削減して設定されており、180万円以下という価格を達成する為に設定されたグレードで、実際に装備内容を見て買うには気の引けるグレードとなっています。
ヤリスクロスの値引きとリセールバリュー込の総合評価
次世代プラットフォームにハイブリッドのコンパクトSUV
積極的にSUVラインナップを拡充するトヨタでコンパクトSUVの本命と言えるのがヤリスクロスです。クーペライクなC-HR、居住性が高くコンパクトなライズの中間と言えるポジショニングで、日本の道路事情を考えるとジャストサイズと言えます。
上級SUVの雰囲気を上手く取り入れながらハイブリッドの優れた低燃費性能を持ち、デイリーユースにマッチしたおすすめの一台です。