フォルクスワーゲン 新型ポロの値引き/納期/実燃費レポート
(2021年2月10日更新)
フォルクスワーゲンのBセグメントハッチバック車「ポロ」は、1975年に初代モデルがデビュー。2018年3月に発表された現行型で7代目となりました。優れた操縦安定性や乗り心地などトータルバランスの良さにより、このクラスのベンチマークとして世界中のメーカーから一目置かれる存在となっています。日本では「ゴルフ」と並びフォルクスワーゲンを代表する人気モデルとなっています。
フォルクスワーゲン 新型ポロの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~8万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 10~19万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 20~25万円 |
フォルクスワーゲン 新型ポロの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
モデルチェンジからあまり期間も経過していないので、値引きは渋めです。
新型ポロの納期:標準
- 納期:1ヵ月~3ヵ月
ディーラーが予め発注してある売れ筋グレード・カラーの個体であれば即納に近い納期で納車が可能ですが、そうでない組み合わせについては少し納車までの期間を考慮した方がよいでしょう。
ポロの値引き相場がわかったら、次にすべき事

フォルクスワーゲン ポロ 2018
「フォルクスワーゲン 新型ポロの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、フォルクスワーゲン 新型ポロの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
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フォルクスワーゲン ポロの価格/グレード/実燃費
フォルクスワーゲン ポロのグレード別 新車価格
ハイブリッド FF 2WD (1.5L+モーター)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
TSI トレンドライン | 19.1km/L | 2,163,000円 |
TSI コンフォートライン | 19.1km/L | 2,372,000円 |
TSI ハイライン | 19.1km/L | 2,733,000円 |
GTI | 16.1km/L | 3,557,000円 |
※価格は2019年10月1日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
フォルクスワーゲン ポロのグレード選び
パワートレイン
パワーユニットは、ガソリンエンジンのみでベースモデルは全て1.0L直3ターボと7速DSG(DCTと同義)の組み合わせとなります。
ホットモデルのポロGTIは2.0L直4ターボと6速DSGの組み合わせとなります。
全車2WD(FF)のみで4WDは設定されていません。
グレード
ガソリンモデルはベーシックグレードの「TSI トレンドライン」、中間グレードの「TSI コンフォートライン」、上級グレードの「TSI ハイライン」を基本として、ホットモデル「ポロGTI」が2018年7月3日に追加となりました。
ポロの実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
1.0Lターボエンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 18~21km/L |
郊外・幹線道路 | 13~16km/L |
市街地 | 11~14km/L |
フォルクスワーゲン ポロの競合はコレ!
ポロを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ フィット
ポロの競合として利用できるのはホンダのフィットです。
センタータンクレイアウトで広い室内を誇るフィットをベースに、2020年2月にフルモデルチェンジしたフィットは、室内の広さはそのままにEV走行モードを可能とするストロングハイブリッドを設定。広い室内空間もあり人気モデルです。

日産 ノート

日産ノート X (ビビッドブルー/スーパーブラック 2トーン)
2020年12月に待望のフルモデルチェンジを実施。内外装デザインだけでなく内部まで最新モデルとなりました。
「e-POWER」はフィット・ヤリスのハイブリッドと大きく異なり、走行するための動力をモーターのみで供給、エンジンは発電のみを担当することです。これにより日産リーフに通じる電気自動車のようなフィーリングが最大の特徴です。

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリス(プロトタイプ)
2020年2月に発売されたヤリスはヴィッツの後継車種としてTNGAプラットフォームや新開発のハイブリッドシステムなどトヨタの先進技術が数多く投入されたコンパクトカーとなります。EV走行モードを持つストロングハイブリッドは燃費性能でトップクラスにあり、ポロにはない魅力となっています。

マツダ MAZDA2

マツダ MAZDA2
グレードを超えた高い質感とデザインで、ドイツ車に最も近い日本車といえるのがMAZDA2。クラス唯一となるディーゼルエンジンを持ち、従来の国産コンパクトカーでは味わえなかったフィーリングが楽しめます。
2014年9月にフルモデルチェンジをして、2014年のカーオブザイヤーも受賞するなど人気車種で、デミオとしての発売当初は値引きがほとんどありませんでしたが、モデル末期となり値引きも緩みつつあります。

フォルクスワーゲン ポロ 強みと弱み/総合評価
ポロの値引きを引き出すにあたっては、上記のホンダ フィット、マツダ MAZDA2の見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ポロの値引きを引き出し易くなります。
フォルクスワーゲン ポロの強みは?
高い完成度を誇るベーシックコンパクト
デビュー当初はゴルフを小さく簡素にしたセカンドカーという印象が強かったポロですが、モデルチェンジを重ね装備・内外装の質感も大きく向上。ファーストカーとして十分に満足できる一台となりました。
2018年のフルモデルチェンジによって、プラットフォームはフォルクスワーゲン渾身のモジュールコンセプト「MQB」を採用。衝突安全性評価のユーロNCAPで最高ランクの5つ星を獲得するなど、土台から大幅な進化を遂げています。
また、装備に関しても「Apple CarPlay(アップルカープレイ)」や「Android Auto(アンドロイドオート)」といったスマートフォン連係機能が備わるインフォテインメント・システム「Composition Media(コンポジションメディア)」の採用など最新のテクノロジーが体感できます。
フォルクスワーゲン ポロの弱点は?
3ナンバーサイズとなった1,750mmの横幅
2018年のフルモデルチェンジで横幅1,750mmとなり、ポロも3ナンバーとなりました。世界的には大きなサイズではないですが、フィットやデミオといった日本メーカーの同セグメント車種が5ナンバーサイズを維持しているのと比較すると、少しだけ横幅に気を使うようになりました。
フォルクスワーゲン ポロの総合評価
日本のライバルに少しのプラスで買える大きな満足感
サイズが少し大きくなり、狭路での取り回しは少しスポイルされましたが、それ以上に余りある高品感を得られる一台です。特に毎日の運転で触れる室内は非常に高い質感を誇ります。質感については実際に乗り込んでみないとわかりにくい部分でもあるので、実際にディーラーで試乗したいところです。