スバル 新型レガシィ アウトバック/B4の値引き/納期/実燃費レポート
(2021年2月10日更新)
スバルのステーションワゴン型クロスオーバーSUV「レガシィアウトバック」は、2003年に国内向け初代モデルが発売され、2014年10月に「レガシィB4」と共に行われたフルモデルチェンジにより3代目(北米向けは5代目)となりました。先代からのキープコンセプトにより内外装の雰囲気や基本的なメカニズムを踏襲しながら、地道な改良により基本性能の向上が図られています。
また、1998年に登場した3代目モデルからレガシィのセダンには「B4」のサブネームが付加されました。2014年10月に国内販売が開始された現行型は、レガシィとして通算6代目、レガシィB4としては4代目となり、先代からのキープコンセプトながら着実に総合的完成度が向上したモデルとなっています。
スバル 新型レガシィ アウトバック/B4の値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~10万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 13~22万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 23~35万円 |
スバル 新型レガシィ アウトバック/B4の値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
レガシィはモデルチェンジ毎に大きくなり、現行モデルは販売台数の多い北米市場に合わせたサイズとなりました。国内においては一回り小さくしたレヴォーグ/WRXに主役の座を譲り、より価格帯の高いレンジを担当するクルマとなりました。価格帯の高いモデルなので、値引きはそれなりに引き出すことが出来ます。
新型レガシィ アウトバック/B4の納期:ちょっと長め
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
レガシィは、今の国内ではあまり人気のある車種ではありませんが、世界販売的には生産キャパシティに対して十分な販売台数があり、他のメーカーよりも納期は少し長めになる傾向となっています。
レガシィ アウトバック/B4の値引き相場がわかったら、次にすべき事
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スバル レガシィの価格/グレード/実燃費
レガシィ アウトバック/B4のグレード別 新車価格
レガシィ アウトバック (2.5L、4WD、スポーツリニアトロニック)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
レガシィ アウトバック B-SPORT | 14.8km/L |
3,410,000円 |
レガシィ アウトバック Limited | 3,630,000円 | |
レガシィ アウトバック X-BREAK | 3,465,000円 |
レガシィ B4 (2.5L、4WD、スポーツリニアトロニック)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
レガシィ B4 B-SPORT | 14.8km/L | 3,135,000円 |
レガシィ B4 Limited | 14.8km/L | 3,300,000円 |
※価格は2019年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
スバル レガシィ アウトバック/B4のグレード選び
レガシィのパワートレイン
エンジンは自然吸気2.5L水平対向のみ。駆動方式は全グレード4WDです。トランスミッションは全てCVT(スポーツリニアトロニック)となります。
レガシィのグレード
グレード構成はアウトバック、B4とも通常グレード「B-SPORT」と、上級グレード「Limited」があり、アウトバックには「X-BREAK」が追加となりました。
レガシィ アウトバック/B4の実燃費(2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 9~12km/L |
郊外・幹線道路 | 8~11km/L |
市街地 | 7~10km/L |
大柄なボディサイズに4WDが標準となっており、燃費性能についてはかなり厳しめとなっています。2017年10月のマイナーチェンジで若干燃費性能が向上しました。
スバル レガシィ アウトバック/B4の競合はコレ!
レガシィ アウトバック/B4を安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
マツダ6 (MAZDA6) セダン/ワゴン

MAZDA6セダン「25T S Package」
マツダのフラッグシップセダン/ワゴンであるMAZDA6。優れたデザインと高い質感、そしてスカイアクティブ・ディーゼルを武器とした優れた走行性能で高い人気を誇ります。
アテンザの当初は値引きが厳しかったですが、モデルライフ後半となり、それなりに値引きも可能となってきました。マツダとスバルは大メーカーとは違う個性的な車造りで共通点も多く、競合車種としては最適と言えます。

トヨタ カムリ
2017年7月にフルモデルチェンジをしたトヨタ カムリ。パワーユニットは2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドで、FFのみのせっていとなり、レガシィB4とはかなり性格が異なります。
ミドルサイズのセダンは国内では販売が縮小しており、各社とも廉価な量販モデルには消極的で、個性の強い部分だけを強調したモデルラインナップとなっています。

ホンダ アコード
ホンダ アコードも販売台数が苦戦する中、2016年5月にマイナーチェンジを実施。不評だった外装デザインを大きく刷新しました。国内では2.0L+モーターのハイブリッドのみで4WDの設定はなく、カムリと同様にハイブリッドの都市型セダンとして活路を見出そうとしています。

トヨタ ハリアー/ハイブリッド

トヨタ ハリアー Z“Leather Package”(プレシャスブラックパール)
レガシィ アウトバックのようなワゴンベースのSUVは以前は多かったものの、現在では国内メーカーのワゴン自体がなく、人気は都市型SUVにシフトしています。
そんな都市型SUVからの競合としては、トヨタ ハリアーが適しています。ハリアーは高級感がありながら、エントリモデルを300万円以下からラインナップするなど、幅広いラインナップを揃えています。フルモデルチェンジ後で人気があり、値引きは渋めな状況です。

スバル レガシィ アウトバック/B4商談のすすめ方
レガシィ アウトバック/B4の値引きを引き出すにあたっては、上記のマツダ アテンザ、トヨタ カムリ、ホンダ アコード、トヨタ ハリアーの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、レガシィ アウトバック/B4の値引きを引き出し易くなります。
スバル レガシィ アウトバック/B4の弱点は?
全盛期と比較した場合の影の薄さ
レガシィは初代モデルから大人気車種となり、苦境に喘いでいたスバル復活の立役者と言える名車でした。
一方で市場の大きな北米でも人気があった事から、徐々に北米市場の要求に合わせる形でサイズアップし、日本の市街地では取り回しづらいサイズになりました。
日本市場での主軸をレヴォーグ/WRXに譲ったことで、レガシィの名は非常に影が薄くなってしまいました。