
MAZDA6セダン「25T S Package」
マツダ6 (MAZDA6)の値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどマツダ6 (MAZDA6)の新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にマツダ6のお買い得度を総合評価しています。
マツダ6 (MAZDA6)はどんなクルマ?
マツダのDセグメント乗用車「アテンザ」は、2012年11月に4年ぶり2度目のフルモデルチェンジを実施し、現行型となりました。近年のマツダがモチーフとする「魂動」を取り入れたエクステリアデザインと、「CX-5」に次いでSKYACTIV TECHNOLOGYを全面的に採用した事により、同社のフラッグシップに相応しいモデルに生まれ変わりました。
そして2019年8月1日、マツダのグローバルブランド戦略に基づき、アテンザは世界統一名称となる「MAZDA6」に車名を変更しました。
新型マツダ6 (MAZDA6)の値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~7万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 15~29万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 30~40万円 |
新型マツダ6 (MAZDA6)の値引き難易度:B
(A:甘い ~ E:厳しい)
発売当初は卓越したデザインと優れた走行性能、そしてスカイアクティブディーゼルによる力強い走りで人気となったマツダ アテンザ。MAZDA6へと車名が変更になりましたが、内容は小変更でアテンザ発売から期間が経過しており、値引きも引き出しやすくなりました。強気での交渉に臨みましょう。
新型マツダ6 (MAZDA6)の納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
マツダ6への名称変更は行われましたが、基本的にアテンザのマイナーチェンジという位置付けであり、納期は安定しています。
MAZDA6の値引き相場がわかったら、次にすべき事

MAZDA6セダン「25T S Package」インテリア
「新型MAZDA6の値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型MAZDA6の魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型MAZDA6を見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
MAZDA6のグレード別 新車価格
MAZDA6 セダン/ワゴン
グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
20S | 2.0Lガソリン | 2,893,000 | – |
20S PROACTIVE | 2.0Lガソリン | 3,091,000 | – |
25S L Package | 2.5Lガソリン | 3,635,500 | – |
25S 100周年特別記念車 | 3,822,500 | – | |
25T S Package | 2.5Lガソリンターボ | 4,317,500 | – |
XD |
2.2Lディーゼル ターボ |
3,311,000 | 3,553,000 |
XD PROACTIVE | 3,509,000 | 3,751,000 | |
XD PROACTIVE(6MT) | 3,564,000 | 3,806,000 | |
XD L Package | 4,053,500 | 4,295,500 | |
XD L Package(6MT) | 4,053,500 | 4,295,500 |
※価格は2020年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
MAZDA6のグレード選び
MAZDA6のパワートレイン
エンジンはディーゼルエンジンが2.2L直4直噴ターボ、ガソリンが自然吸気の2.5L直4、2.0L直4、2.5L直4ターボの4種類となります。
4WDはディーゼル車のすべてのグレードに設定されている一方、ガソリン車には4WDの設定がありません。
ミッションは、ディーゼルが6ATと6MTがすべてのグレードで選択できます。ガソリン車は6ATのみの設定となります。
MAZDA6のグレード構成
グレード構成はガソリンエンジンがエントリーグレード「20S」、中間グレード「20S PROACTIVE」、上級グレード「25S L Package」、そしてMAZDA6となって追加になった2.5Lターボのスポーティグレード「25T S Package」の4種類となっています。
ディーゼルは「XD」、「XD PROACTIVE」、「XD L Package」の3種類となります。
セダン、ワゴンのグレードは同一名称で統一されており、価格もセダンとワゴンで同価格となっています。
MAZDA6のおすすめグレード
MAZDA6らしい素晴らしい走行フィーリングを楽しめつつ、装備が充実している「MAZDA6 20S PROACTIVE(FF)」がおススメグレードとなります。
MAZDA6の見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「MAZDA6 20S PROACTIVE(FF)」に以下の装備を選択したケース
ショップオプション
- フロアマット(ラグジュアリー)吸音:¥33,880
- [三菱電機]ETC車載器(グローブボックス植毛加工無)ナビゲーション連動なし:¥26,526
- ナビゲーション用SDカードPLUS:¥49,500
車両価格(S Special Package) | ¥3,091,000 |
メーカーセットオプション価格 | ¥0 |
ショップオプション価格 | ¥109,906 |
税金保険料 | ¥139,480 |
リサイクル費用 | ¥12,630 |
登録諸費用(参考価格、消費税込) | ¥70,260 |
自動車税(環境性能割) | ¥50,500 |
自動車重量税 | ¥49,200 |
自賠責保険(37ヶ月) | ¥36,780 |
自動車税(種別割)(2月分) | ¥3,000 |
合計 | ¥3,423,276 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥203,276 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥3,220,000 |
ナビ、ETC、フロアマットなどのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、「MAZDA6 20S PROACTIVE(FF)」(6AT)の乗り出し価格は322万円となります。
(見積りは2020年2月4日時点)
MAZDA6の実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
2.2Lディーゼルの実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 15~18km/L |
郊外・幹線道路 | 13~16km/L |
市街地 | 10~13km/L |
2.5Lガソリン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 11~13km/L |
郊外・幹線道路 | 9~12km/L |
市街地 | 8~11km/L |
2.0Lガソリン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 12~14km/L |
郊外・幹線道路 | 10~13km/L |
市街地 | 9~12km/L |
MAZDA6のリセールバリュー:2.5 (5段階評価)
MAZDA6の属するDセグメントセダンは日本の新車市場では販売台数が多くありません。中古車市場でもセダン人気はあまりなく、MAZDA6はモデル末期である事も合わせるとリセールバリューはやや低めと言えます。
MAZDA6 (アテンザ)のマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2016年8月25日 アテンザマイナーチェンジ
今回の商品改良でも、「人間中心の開発哲学」に基づいた最新技術をあらゆる面に採用。具体的には、丹念な造り込みと高品質な素材とで磨き上げた上質感のあるインテリアデザインを採用。
また新世代車両運動制御技術「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾として、人間の身体感覚に合った自然なクルマの挙動を実現しドライバーや同乗者に安心感を提供する「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」や、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」のノック音自体を抑制し、心地よいエンジンサウンドを追求した「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」などの最新技術を採用。
さらに歩行者検知が可能になった「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」など、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」も機能を充実。
2018年6月21日 アテンザ マイナーチェンジ
2012年11月に現行モデルとなったアテンザですが、5年半を経過し、約2年ぶりに再びマイナーチェンジの実施となりました。
フロントフェイスのリファイン、インパネ・シートなど内装のデザイン変更、走行性能の見直しなどマツダらしい多岐にわたる変更が加えられます。

2019年8月1日 MAZDA6に車名変更

MAZDA6セダン「25S L Package」
世界戦略の一環としてアテンザはMAZDA6と車名が変更となりました。

MAZDA6の競合はコレ!
MAZDA6を安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ カムリ
2017年7月にフルモデルチェンジをしたトヨタ カムリ。パワーユニットは2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドで、FFのみの設定となり、マツダ アテンザとはかなり性格が異なります。
ミドルサイズのセダンは国内では販売が縮小しており、トヨタ、日産、ホンダ、スバルとも廉価な量販モデルには消極的で、個性の強い部分だけを強調したモデルラインナップとなっています。

ホンダ アコード
ホンダ アコードも販売台数が苦戦する中、2016年5月にマイナーチェンジを実施。不評だった外装デザインを大きく刷新しました。国内では2.0L+モーターのハイブリッドのみで4WDの設定はなく、トヨタ カムリと同様にハイブリッドの都市型セダンとして活路を見出そうとしています。
マツダ6 (MAZDA6)がエンジン4種類、ワゴンの設定もありマニュアルまで準備しているのと比較すると、アコードは対照的な戦略となっています。

スバル レガシィB4
国内のツーリングワゴンブームをけん引したレガシィも、国内市場におけるワゴン/セダン離れの影響でバリエーションが縮小され、現在では2.5Lエンジンに4WDの組み合わせのみとなりました。
アコードやカムリとは違い、全天候型のグランドツーリングとしての性格付けがなされており、ややアテンザと近いポジショニングとなっています。

スバル レヴォーグ/WRX
モデルチェンジの度に大きくなったレガシーに代わって、日本国内での販売を意識してサイズを抑えて発売されたスバル レヴォーグ。アテンザと同クラスと言えますが、マツダ6 (MAZDA6)は中国など海外市場を意識してかなり大きなボディサイズとなっており、国内で使用するにはレヴォーグ/WRXのほうがと利回りが楽です。


競合車を使ってMAZDA6の値引き交渉を
MAZDA6の値引きを引き出すにあたっては、上記のカムリ、アコード、レガシィ、レヴォーグの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、MAZDA6の値引きを引き出し易くなります。
MAZDA6の長所と欠点
MAZDA6の長所
伸びやかで美しいスタイリング

MAZDA6セダン「25T S Package」
マツダ6 (MAZDA6)の魅力と言えば、何と言ってもその流麗なスタイリングが挙げられます。滑らかな曲線と力強いフロントフェイス、細部にわたって作り込みがされており、長く所有しても飽きの来ない美しさを持っています。
モデルライフ後半に入っていますが、未だにデザインの素晴らしさはトップクラスにあると言えます。
スカイアクティブディーゼルの力強い走り
走行性能での特徴は、まずスカイアクティブ・ディーゼルの力強い走りが挙げられます。低回転域から豊かなトルクを発生し、街乗りから高速走行まで、ストレスのない加速が魅力です。
また、リアにマルチリンク・サスペンションを採用し、しなやかな乗り心地を実現。大人のセダンとしての魅力に溢れています。
MAZDA6の欠点
モデルライフ後半ゆえの新鮮味の薄れ
優れたデザイン、高い質感、スカイアクティブ・ディーゼルによる力強い走行性能により、アテンザは発売と同時に高い人気を集めました。現在では発売から期間が経過したことや、マツダから同様のデザインテーマによるMAZDA3(アクセラ)、MAZDA2(デミオ)などが相次いで発売したことによって、新鮮味が薄くなってきています。
マイナーチェンジによってフロントフェイスをより精悍にリファインしていますが、パッと見の印象としてはマツダ統一のデザインで「やや見慣れた」感があるとも言えます。
街乗りでは少し持て余すボディサイズ

MAZDA6セダン「25T S Package」
MAZDA6は全長4,865mm x 全幅1,840mm x 全高1,450mmと、ミドルサイズのセダンとしてはかなり大きなボディサイズになっています。
これは道路幅の狭い日本よりも、中国など海外市場での競争力を重視した為で、夫婦で一台を共有し首都圏などの市街地で利用する機会が多い場合には、取り回しに少し気を使うかもしれません。
MAZDA6の値引きとリセールバリュー込の総合評価:3.0 (5段階評価)
今なお美しいマツダのフラッグシップ

MAZDA6セダン「25S L Package」
MAZDA6となる前のアテンザは、マツダの新世代商品群の象徴とも言える美しい「魂動」デザインをまとい、スカイアクティブテクノロジーによる優れた走りを持つフラッグシップとして存在しました。
世界的な販売は好調で、日本でも衰退するセダン市場の中では健闘していましたが、次世代商品群への移行の為フルモデルチェンジが遅れており2012年からマイナーチェンジを繰り返しながらMAZDA6へと至っています。
デザインは今なおトップクラスの美しさを持っているものの、メカニズム的には旧世代となっており、リセールバリューも高くはない事から、デザインを気に入っている人が長期的に保有する事が望ましい一台です。