[PR]記事内に広告が含まれています。

マツダ ファミリア (6代目 1985-1994):国産車初のフルタイム4WD車やカブリオレを追加 [BF]

マツダ ファミリア1500 5ドアハッチバック XG (6代目 1985)

1963年に初代モデルがマツダ初の本格派ファミリーカーとしてデビューした「ファミリア」は、1985年1月に4年半ぶり5度目のフルモデルチェンジが実施され、6代目モデルに移行しました。先代からのキープコンセプトによる正常進化型であった一方、国産車初のフルタイム4WD車やカブリオレが用意されるなどバリエーションの拡大が図られた事が特徴でした。

新車購入ガイド:【2023最新】マツダ3の値引き 納期 乗り出し価格

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

空力特性が向上

マツダ ファミリア1500 セダン
XG ターボ (6代目 1985)

ボディタイプは、まず先代同様の3ドア/5ドアハッチバックと4ドアセダンの3タイプでのスタートとなりました。エクステリアは先代から直線基調のシャープな造形を受け継ぐと同時に、フラッシュサーフェスボディの採用により空力特性が向上、Cd値は小型車としてトップレベルの0.35を実現していました。

マツダ ファミリア1500 3ドアハッチバック
XG-R ターボ (6代目 1985)

ボディサイズは全長3,990mm(ハッチバック)/4,195mm(セダン)×全幅1,645mm×全高1,390mmで、先代から全長・全幅・全高とも若干拡大された他、ホイールベースも35mm延長され2,400mmとなりました。サスペンション形式は先代同様、リアにマツダ独自の「SSサスペンション」を採用した4輪ストラット式が踏襲されました。

マツダ 323セダン (輸出仕様) 1986

マツダ 323セダン (輸出仕様) 1986

駆動方式は当初先代同様FFのみの設定で、エンジンはまず先代からキャリーバーされた1.3L直4SOHCのE3型(キャブレターNA仕様)と1.5L直4SOHCのE5型(キャブレターNA仕様/EGI NA仕様/EGIターボ仕様)が用意されました。トランスミッションも先代同様、4速/5速MTと3速トルコン式ATが設定されました。

新車購入ガイド:【2023最新】CX-30の値引き 納期 乗り出し価格

マツダ ファミリアのCM (1985)

DOHCエンジンやディーゼルエンジンを追加

そして1985年7月、歴代ファミリア初のディーゼル車となる1.7L直4SOHCのPN7型エンジン(最高出力58ps)搭載車が追加されました。追って同年10月には、1.6L直4DOHC EGI仕様のNA・EGIターボのB6型エンジン( NA:最高出力110ps・ターボ:最高出力140ps)搭載車と、E5型キャブレター仕様エンジン呼びB6型ターボエンジンを搭載するフルタイム4WD車が追加されました。

マツダ ファミリア 4WD turbo 1985

マツダ ファミリア 4WD turbo 1985

更に1985年12月、2世代前のモデルのまま販売されていた3ドア/5ドアバンがフルモデルチェンジにより5ドアバンに一本化されてラインナップに加わると同時に、同一ボディを採用する乗用ワゴンが用意されました。次いで翌1986年3月には、E5型ターボエンジン+5速MTを搭載するソフトトップコンバーチブル「カブリオレ」が追加されました。

マツダ ファミリア turbo cabriolet 1985

マツダ ファミリア turbo cabriolet 1986

1987年2月にはハッチバック/セダンのマイナーチェンジが実施され、フェイスリフトと共にエンジンラインナップが変更されました。従来のE3型/E5型に代わり、新世代の1.3L直4SOHC及び1.5L直4SOHCのB3型/B5型が設定されました。共にキャブレター仕様のみで、最高出力は前者が67ps、後者が76psでした。同時に、SOHC EGI NA仕様のB6型エンジン(最高出力85ps)も追加になりました。

更に、B6型エンジン及びPN型ディーゼルエンジン搭載車に4速トルコン式ATが設定されました。1987年4月にはワゴンのマイナーチェンジが実施され、フェイスリフトと共にB6型SOHC EGI仕様、B6型SOHCキャブレター仕様、ディーゼル1.7LPN7型エンジンが追加となりました(B6型SOHC EGI仕様、B6型SOHCキャブレター仕様車はフルタイム4WD車)。そして1989年2月にハッチバック/セダンがフルモデルチェンジを受け、7代目モデルに移行しました。

一方、ワゴンは6代目モデルのまま生産を継続、同年11月にマイナーチェンジを受けた後1994年9月まで販売が続けられました。

先代モデル:5代目ファミリア

マツダ ファミリア (5代目 1980-1985):駆動方式をFFに変更しベストセラーカーに [BD]
1963年に初代モデルが東洋工業(現マツダ)初の本格派ファミリーカーとしてデビューした「ファミリア」は、1980年6月に...

後継モデル:7代目ファミリア

マツダ ファミリア (7代目 1989-1994):プラットフォームを刷新しボディごとに異なるデザインを採用 [BG]
1963年に初代モデルがデビューしたマツダの大衆車「ファミリア」は、1989年2月に4年ぶり6度目のフルモデルチェンジが...

新車購入ガイド:【2023最新】CX-60の値引き 納期 乗り出し価格

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

ファミリア時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする