ダイハツ工業は1992年1月、1986年にリリースした「リーザ」の実質的な後継車種となるスペシャリティ路線の軽乗用車「オプティ」を発売しました。「超ラブリー」をキャッチフレーズに丸みを帯びたファニーなスタイリングを採用した事で、女性ユーザー層から高い支持を得る事に成功しました。
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3ドアボディのみでスタート
当初3ドアハッチバックのみが用意されたボディのサイズは、当時の軽自動車規格に準じた全長3,295mm×全幅1,395mm×全高1,395~1,430mmで、リーザよりも全高が高いディメンションとなっていました。又、ホイールベースはプラットフォームを共通する3代目「ミラ」と同一の2,280mmで、駆動方式も同じくFFとパートタイム及びフルタイム方式の4WDが設定されました。
サスペンション形式はミラ同様、フロント:マクファーソンストラット式/リア:セミトレーリングアーム独立懸架式(FF)・5リンク・リジッド式(4WD)が採用されました。当初搭載されたエンジンは、660cc直3SOHC NAのEF-EL型(最高出力55ps/最大トルク5.8kgm)で、トランスミッションは5速MTと3速/4速トルコン式ATが設定されました。
グレード体系は当初、下から「Ax」「Al-4」「Ox」の3タイプのみだったものの、同年9月に低燃費仕様のEF-KL型エンジン(最高出力42ps/最大トルク5.4kgm)を搭載する「Ad」、アルミホイールやリアスポイラーが装着される「Ax-S」、運転席SRSエアバッグシステムが装備される「Ax-l」が追加されました。
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5ドア車やレトロ調モデルを追加
次いで1993年8月の一部改良でエアコンが代替フロン仕様に変更されると共に、5ドアモデルが追加されました。同時に新グレード「ピコ」「Cx」「Al-4」「Cl-4」が追加された一方で、Ox/Ax-S/Ax-lは廃止されました。続いて1995年2月のマイナーチェンジでエクステリアの小変更が行われると共に、新グレード「Cd」「ピコS」が追加され、Al-4/Cl-4は廃止されました。
次いで同年10月、EF-EL型エンジンがDOHC化されたEF-ZL型エンジン(最高出力55ps/最大トルク6.2kgm)に置換されると共に、新グレード「ピコリミテッド」「Ad-4」「Cd-4」が追加され、Cdは廃止されました。続いて1996年5月、レトロ調のエクステリアが備わる新グレード「クラシックⅢ」「クラシックⅤ」が追加されました。
次いで1997年5月のマイナーチェンジでエクステリアデザインが変更されると共に、クラシック系以外のグレードがピコリミテッドに一本化されました。追って同年8月、専用の内外装や豪華装備が備わる3ドアのスポーティグレード「クラブスポルト」が追加されました。そして1998年11月にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデルに移行しました。
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