ダイハツ タントの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、グレードの違い、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどダイハツ タントの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にタントのお買い得度を総合評価しています。
タントの値引き相場と難易度
タントの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~4万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 5~9万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 10~15万円 |
タントの値引き難易度:C(A:甘い~E:渋い)
タントはモデルサイクル中期に差し掛かり値引きはやや緩くなってきました。スズキ スペーシア、ホンダ N-BOX、日産 ルークスなど他社からもライバル車種があり、競争の激しいジャンルとなっているます。ライバル車の見積もりをしっかりとして、じっくりと商談を進めて大きな値引きを引き出しましょう。
タントの値引き交渉法
タント値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える
「タント以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をダイハツの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。
タント値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる
タントはダイハツの全販売店で販売しています。しかしダイハツの販売会社は各都道府県に1つとなっています。よってトヨタ車や日産車のように、同一県内でのディーラーを競合させる事はできません。ただし県境に住んでいる人は隣の県のディーラーと競合させる事は可能です。
タント値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握
タントをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。
ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。
タント値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する
値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。
タントの納期
- 納期:2ヵ月~5ヵ月
タントの納期はコロナの影響による生産工場の稼働率低下や、世界的な半導体不足の影響を受け長めとなっています。人気グレード人気色の組み合わせをディーラーがあらかじめ発注している場合もありますので、納期を早めたい場合はディーラーに確認してみましょう。
タントの納期を早めるコツ
タントの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ
ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、タントの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。
「どうしても、タントのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにタントの納車の早い車両がないか確認しましょう。
タントの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う
タントに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。
「実はタントのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。
タントの納期を早めるコツ3:新古車を狙う
タントのように納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。
「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにタントが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。
タントの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「タント/カスタムの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、タント/カスタムの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる タント/カスタムを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
タントのサイズ/エンジン/価格/燃費
タントはどんなクルマ?
ダイハツのスーパートール軽ワゴン「タント /タント カスタム」は、2019年7月に3度目となるフルモデルチェンジを実施し、4代目となりました。助手席側はBピラーが後席ドアにビルドインされたミラクルオープンドアを踏襲、外観は3代目タントよりスッキリとした印象となり、ボディ、エンジンなどが大幅に改良されました。
タントはフルモデルチェンジから期間も経過し、値引き交渉もしやすくなってきました。また半導体不足やコロナによる部品工場の操業停止の影響で、平常時より納期は長くなっています。
タントカスタムの購入を検討している方はこちらを参照下さい。
新車購入ガイド:【2023最新】タントカスタムの値引き 納期 乗り出し価格
タントのCM
タントのエクステリア(外装)
タントのインテリア(内装)
タント(標準モデル)のインパネはグレーを基調として、助手席前のインパネトレイとドア部分を明るいグレーでコーディネートしています。
タント標準モデルはザックリとした明るいトーンのファブリックシートで、撥水加工が施されています。
タントのパワートレイン
パワートレインは自然吸気の658cc直3、658cc直3インタークーラーターボの2種類があります。4WDの設定は全グレードされており、にあるのは雪深い地域のユーザーにもうれしい配慮といえます。
トランスミッションはCVTのみとなっています。
タントのグレード別 新車価格
タント
グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
タントL(スマートアシスト非装着車) | 自然吸気 | 1,243,000円 | 1,369,500円 |
タントL | 1,342,000円 | 1,468,500円 | |
タントX “スペシャル” | 1,408,000円 | 1,534,500円 | |
タントX | 1,490,500円 | 1,617,000円 | |
タントX ターボ | ターボ | 1,666,500円 | 1,787,500円 |
タントカスタム
グレード | エンジン | 2WD | 4WD |
タントカスタム X | 自然吸気 | 1,721,500円 | 1,842,500円 |
タントカスタム X “スタイルセレクション” | 1,749,000円 | 1,870,000円 | |
タントカスタム RS | ターボ | 1,875,500円 | 1,996,500円 |
タントカスタム RS“スタイルセレクション” | 1,903,000円 | 2,024,000円 |
※価格は2022年3月7日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
タントと競合車の主要諸元
※諸元は全て2WD車 | N-BOX L |
タント X |
スペーシア HYBRID X |
ルークス X |
全長(mm) | 3,395 | |||
全幅(mm) | 1,475 | |||
全高(mm) | 1,790 | 1,755 | 1,785 | 1,780 |
ホイールベース(mm) | 2,520 | 2,460 | 2,460 | 2,495 |
最低地上高(mm) | 145 | 150 | 150 | 155 |
室内長(mm) | 2,240 | 2,180 | 2,155 | 2,200 |
室内幅(mm) | 1,350 | 1,350 | 1,345 | 1,335 |
室内高(mm) | 1,400 | 1,370 | 1,410 | 1,400 |
乗車定員(名) | 4 | |||
トランスミッション | CVT | |||
マイルドハイブリッド | なし | なし | あり | あり |
前サスペンション | ストラット | |||
後サスペンション | 車軸式 | トーションビーム | ||
タイヤ 前・後 | 155/65R14 75S | 155/65R14 75S | 155/65R14 75S | 155/65R14 |
最小回転半径(m) | 4.5 | 4.4 | 4.4 | 4.5 |
車両重量 (kg) | 900 | 880 | 870 | 950 |
燃料タンク容量(L) | 27 | 30 | 27 | 27 |
タントと主要な軽スーパーハイトワゴン競合車の諸元を比較しています。
軽自動車枠がある為、基本的にはあまりサイズ差はありませんが、タントはスーパーハイトワゴンの中では全高が低く、ホイールベースも短くなっています。それにより室内長、室内高ライバルよりは若干少なくなっています。
タントとN-BOXは動力がエンジンのみとなっていますが、スペーシアとルークスはマイルドハイブリッドを搭載し、ゴーストップの多い市街地での燃費性能向上を図っています。
車重はスペーシアに次いで軽くなっています。
タントと競合車のエンジン諸元
自然吸気エンジン
※諸元は全て2WD車 | N-BOX L |
タント X |
スペーシア HYBRID X |
ルークス X |
型式 | S07B | KF | R06A | BR06-SM21 |
総排気量(L) | 0.658 | 0.658 | 0.658 | 0.659 |
種類 | 水冷直列3気筒DOHC | |||
使用燃料 | レギュラーガソリン | |||
内径×行程(mm) | 60.0×77.6 | 63.0×70.4 | 64.0×68.2 | 62.7×71.2 |
圧縮比 | 12.0 | 11.5 | 11.5 | 12.0 |
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.) | 58 /7,300 | 52 /6,900 | 52 /6,500 | 52 /6,400 |
最大トルク〈ネット〉(N・m/r.p.m.) | 65 /4,800 | 60 /3,600 | 60 /4,000 | 60 /3,600 |
WLTCモード総合(Km/L) | 21.2 | 21.0 | 21.2 | 18.2 |
WLTCモード市街地(Km/L) | 18.7 | 17.9 | 20.3 | 17.3 |
WLTCモード郊外(Km/L) | 22.5 | 22.8 | 22.3 | 19.2 |
WLTCモード高速(Km/L) | 21.6 | 21.5 | 21.0 | 18.0 |
タントの自然吸気エンジンの出力は52PSとライバル並みですが、N-BOXが出力、トルクともに競合車よりも高く、高回転まで伸びのある出力を発揮しています。
マイルドハイブリッドを搭載していないものの、タントの燃費性能は上位にあり郊外モードではトップクラスになります。
ターボエンジン
※諸元は全て2WD車 | N-BOX Lターボ |
タント Xターボ |
スペーシア カスタム HYBRID XSターボ |
ルークス ハイウェイスター Gターボ |
型式 | S07B | KF | R06A | BR06-SM21 |
総排気量(L) | 0.658 | 0.658 | 0.658 | 0.659 |
種類 | 水冷直列3気筒DOHCターボ | |||
使用燃料 | レギュラーガソリン | |||
内径×行程(mm) | 60.0×77.6 | 63.0×70.4 | 64.0×68.2 | 62.7×71.2 |
圧縮比 | 9.8 | 9.0 | 9.1 | 9.2 |
最高出力〈ネット〉(PS/r.p.m.) | 64 /6,000 | 64 /6,400 | 64 /6,000 | 64 /5,600 |
最大トルク〈ネット〉(N・m/r.p.m.) | 104 /2,600 | 100 /3,600 | 98 /3,000 | 100 /2,400-4,000 |
WLTCモード総合(Km/L) | 20.2 | 20.0 | 19.8 | 16.4 |
WLTCモード市街地(Km/L) | 17.4 | 17.7 | 17.3 | 15.2 |
WLTCモード郊外(Km/L) | 21.7 | 21.3 | 21.2 | 17.2 |
WLTCモード高速(Km/L) | 20.7 | 20.3 | 20.2 | 16.5 |
ターボエンジンにおいてはタントの出力、燃費性能は中位にあります。ターボエンジンでもN-BOXがライバルを抑えトルク、燃費性能共にとっぷとなっています。
4車の比較ではルークスがマイルドハイブリッドを搭載しながら自然吸気、ターボエンジン共に燃費性能では一歩譲る結果となっています。
タントと競合車のモーター諸元
N-BOX L |
タント X |
スペーシア HYBRID X |
ルークス X |
|
型式 | – | – | WA05A | SM21 |
種類 | – | – | 直流同期電動機 | 交流同期電動機 |
最高出力 (PS) | – | – | 3.1 | 2.7 |
最大トルク (N・m) | – | – | 50 | 40 |
タント、N-BOXはマイルドハイブリッドを採用していないのでスペーシアとルークスの比較となります。どちらも出力面では3PS前後と控えめですが、トルクはエンジンの半分程度あり、発進加速において効力を発揮します。
※エンジン、モーターの諸元は2022年5月10日現在の数値
タントよりも劣っている部分を材料に競合車の値引き交渉に用いる、逆に競合車の方が優れている部分を引き合いに出してタントの値引き交渉に活かしましょう。
タントのWLTCモード燃費と実燃費
タントのWLTCモード燃費 (km/L)
走行シーン | 2WD | 4WD | ||
自然吸気 | ターボ | 自然吸気 | ターボ | |
総合 | 21.0 | 20.0 | 20.0 | 18.8 |
市街地モード | 17.9 | 17.7 | 17.0 | 16.7 |
郊外モード | 22.8 | 21.3 | 21.7 | 20.0 |
高速モード | 21.5 | 20.3 | 20.5 | 19.0 |
タントの実燃費
どの程度アクセルを踏むかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20%程度が実燃費の目安となります。
ターボエンジンは、ターボらしい加速を多用すれば、それに比例して燃費も悪化します。ゴー・ストップの少ない郊外・高速においては自然吸気エンジンとの差は少なくなります。
タント2WDの自然吸気モデルなら実燃費は15~17km/Lあたりになりそうですが、高速道路走行であれば20km/L程度まで伸びそうです。
タント グレード別装備の違いと内外装
タントのグレード
タントの標準モデルは自然吸気エンジンを搭載したエントリーグレードの「L」、上級グレードの「X」があります。Lにはスマートアシスト非装着車、Xにはターボエンジンを搭載したX ターボがあります。
タントか、タントカスタムか
シンプルなルックスと明るいグレー内装のタント、精悍なルックスと黒内装のタントカスタム。味付けが大きく異なるので悩むポイントではないかもしれませんが、同等となる「X」同士の比較で、価格差は約23.1万円と結構な開きがあります。
エクステリアデザインの特徴がかなり大きいので外観の好みで選ぶ人が多いかと思います。仙台となる3代目タントと比べると標準のタントが直線基調でシンプルなデザインとなり男性でも選びやすくなったかと思います。
一方のタントカスタムは先代と比べるとメッキパーツはが少なくなり、大人しくなった印象。タント・タントカスタムどちらにも自然吸気、ターボが設定されているので内外装の好みが一番影響されそうです。
タントカスタムの購入を検討している方はこちらを参照下さい。
スマートアシストをつけるかどうか
新型タントではスマートアシストが標準装備となるグレードが主で、非装着車は「L」でのみ選択可能という設定になりました。スマートアシスト有無による価格差は約10万円で、よそ見運転で軽い追突をしたら修理代はもっと高くなるので、意図的にスマートアシスト非装着車を選ぶメリットは少ないかと思います。
タント L スマートアシスト非装着車の装備と特徴
L スマートアシスト非装着車の主要装備
- リヤスポイラー
- スーパーUV&IRカットガラス(フロントウインドゥ)
- スモークドガラス(リヤドア/リヤクォーター/バックドアウインドゥ)
- ヘッドランプ自動消灯システム
- ミラクルオープンドア
- カラードドアミラー:手動格納式(4WDはヒーター付き)
- UVカットガラス
- フルLEDヘッドランプ(マニュアルレべリング機能付)
- LEDリヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ)
- マルチインフォメーションディスプレイ
- シート表皮:フルファブリックシート(グレー/撥水加工)
- フロントシート:セパレート
- 運転席/助手席シートヒーター(4WDのみ)
- 運転席ロングスライドシート(540mm)
- スマートアシスト
- サイドビューランプ
- キーレスエントリー
- マニュアルエアコン(ダイヤル式)
- 足踏式パーキングブレーキ
- リヤヒーターダクト(4WDのみ)
- 14インチフルホイールキャップ
L スマートアシスト非装着車の特徴
エントリーモデルとなる「タントL スマートアシスト非装着車」は、上級グレードと比べると豪華装備、快適装備はないものの、実用面では十分な装備となっています。
廉価グレードではあるものの、フルLEDヘッドランプも装備されており、外観上では上級グレードとの差別化も殆どありません。
グレード名から分かる通りスマートアシストが非装着となっています。いざという時の安全装備なので予算に余裕がある場合はスマートアシストが装着されるタントL以上が良いでしょう。
「L スマートアシスト非装着車」は車両価格が安く、オプションを搭載できる幅も狭いので値引き額については上位グレードよりも控えめな傾向となります。
タント Lグレードの装備と特徴
タント Lの主要装備(L スマートアシスト非装着車から追加、変更となるもの)
- カラードドアミラー:手動格納式→オート格納式(4WDはヒーター、助手席サイドアンダーミラー付)
- 360°スーパーUV&IRカットガラス
- ピラーブラックアウト
- バニティミラー(運転席/助手席)
- スマートアシスト
- 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 車線逸脱抑制制御機能
- 車線逸脱警報機能
- 路側逸脱警報機能
- ふらつき警報
- 先行車発進お知らせ機能
- AHB(オートハイビーム)
- コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)
- 格納式リヤドアサンシェード
タント Lの特徴
「タントL スマートアシスト非装着車」から追加となる装備は主としてスマートアシストになります。上記の通りスマートアシストの機能は多岐に渡っており、価格重視の方におすすめのグレードと言えます。
タント X“スペシャル”グレードの装備と特徴
タント X“スペシャル”の主要装備(Lから追加、変更となるもの)
- フロントシート:セパレート→ベンチ
- 運転席/助手席アームレスト
- 助手席シート機構:シートバックリクライニングレバー
- リヤシート機構:左右分割ロングスライド(240mm)
- ステアリングホイール:メッキオーナメント・シルバー加飾付ウレタンハンドル
- TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- スマートアシスト
- 標識認識機能
- プッシュボタンスタート
- キーレスエントリー→キーフリーシステム
- エアコン:マニュアル→オート
- D assist切替ステアリングスイッチ
タント X“スペシャル”の特徴
「タントL」に対して快適装備を追加しつつ、価格上昇を抑えたお買い得グレードが「タント X“スペシャル”」です。フロントベンチシートや後席左右分割スライド、キーフリーシステムなど快適装備が追加となっています。
「X“スペシャル”」は売れ筋の中間モデルとなり、値引き額と納期はグレードの中では標準的となります。
タント Xグレードの装備と特徴
タント Xの主要装備(X“スペシャル”から追加、変更となるもの)
- 運転席/助手席シートヒーター
- チルトステアリング
- 運転席シートリフター
- 格納式シートバックテーブル(運転席/助手席)&シートバックポケット(運転席)
- パワースライドドア:左側
- スライドドアイージークローザー(左右)
- 助手席イージークローザー
- リヤヒーターダクト(右側/左側)
- USBソケット:運転席(電源用1口)
タント Xの特徴
「タントX」の装備でメインとなるのは左側パワースライドドアです。また、チルトステアリングと運転席シートリフターが装備されるのはタントXからとなっているので、小柄な女性で運転位置の調整が必須の人にはタントXがおすすめです。
タント Xターボグレードの装備と特徴
タント Xターボの主要装備(Xから追加、変更となるもの)
- ステアリングホイール:本革巻ハンドル(メッキオーナメント・シルバー加飾付)
- インパネセンターシフト:メッキボタン/メッキ加飾付
- ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付)
- スマートクルーズ専用ディスプレイ
- スマートアシスト
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- LKC(レーンキープコントロール)
- CTA(コーナリングトレースアシスト)
- 電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能
- ETCユニット
タント Xターボの特徴
「タント Xターボ」はグレード名の通りエンジンがターボとなるのがメイントピックですが、高速道路などでの長距離ドライブが快適になるスマートアシストの「アダプティブクルーズコントロール」「レーンキープコントロール」「コーナリングトレースアシスト」が追加となります。
また、電動パーキングブレーキ、本革ステアリング、加飾部の増加など上級装備も追加となり長距離運転をする機会が多い方にお勧めのグレードです。
タントのおすすめグレード
ベースモデルのLに対して、運転席ロングスライドシート(540mm)、リヤシート左右分割ロングスライド(240mm)、オートエアコン、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなど充実装備の「タントX」がおすすめグレードとなります。
タント 値引き込み乗り出し価格の見積書
おススメグレードの「タントX(2WD)」に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。
- ボディカラー:ブラックマイカメタリック<X07>:¥0
- パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック:¥60,500
- 標準プランA ワイド エントリー メモリーナビ(パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック付車用):¥114,224
- V303 ETC車載器(エントリーモデル):¥18,095
- カーペットマット(グレー)(運転席ロングスライド用)(1台分):¥18,326
車両本体価格 | ¥1,490,500 |
メーカーオプション合計 | ¥60,500 |
ディーラーオプション合計 | ¥150,645 |
軽自動車税/自動車税 (環境性能割) | ¥0 |
自動車重量税 | ¥3,700 |
自賠責保険料(37か月分) | ¥27,330 |
軽自動車税/自動車税 (種別割) | ¥0 |
販売諸費用(参考価格) | ¥50,000 |
合計(乗り出し価格) | ¥1,782,675 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥102,675 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥1,680,000 |
ナビ、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、「タントX(2WD)」の値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は168万円となります。
(見積りは2022年2月20日時点)
タントのリセールバリュー
軽自動車の中でも人気のスーパーハイトワゴンというジャンルで、モデルライフ初期という事もあり、タントのリセールバリューは高いと言えます。リセールバリューを意識する場合は中古車市場で人気のあるパール系や黒の購入がおすすめです。
タントのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
2013年10月3日 タント フルモデルチェンジで3代目に
2013年10月3日にダイハツタントはモデルチェンジを実施し、3代目となりました。デザインやパッケージングなどはキープコンセプトで、軽唯一のミラクルオープンドアが継承されています。
2013年12月12日 ターボエンジン搭載車のグレード拡充
タントのノーマル外観にターボエンジンの組み合わせが選択できるようになりました。
2014年10月1日 タントカスタム 特別仕様車「トップエディションSA」を設定
衝突回避支援システム「スマートアシスト」、フロントグリルLEDイルミネーション、専用ファブリック×ソフトレザー調シート、プレミアムシャインブラックセンタークラスターなどを装備した特別仕様車が設定された。
2015年5月11日 マイナーチェンジ実施
衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」を採用するマイナーチェンジを実施。
2015年12月14日 マイナーチェンジ実施 タントカスタムが迫力あるフロントフェイスに
「タントカスタム」は、大型エアロバンパーの採用、バックドアのメッキ加飾追加などで、外観をリファイン。「トップエディションSAⅡ」に専用のエアロバンパーを設定。
「タント」は内装色を一新。ホワイトを基調とした2トーンカラー「X”ホワイトアクセントSAⅡ”」新たに設定した。
2016年11月30日 マイナーチェンジ「スマートアシストⅢ」を装備
今回のマイナーチェンジでは、 ダイハツ衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」が進化し、「スマートアシストⅢ」となり、ダイハツ車ラインナップの中で初めてタントに搭載されました。また、リヤに2箇所のソナーセンサーを設置、死角となる左右後方の障害物を検知し、ブザー音で運転手に警告する「コーナーセンサー」を搭載。
2017年12月18日 マイナーチェンジ実施「パノラマモニター」を採用
4箇所のカメラにより車両の前後左右を映すことで、クルマを真上から見ているような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用し、安全性能を向上させた。
2017年12月18日 特別仕様車「X“リミテッドSAⅢ”」「カスタムX“トップエディションリミテッドSAⅢ”」を設定
両側パワースライドドアやパノラマモニター、LED ヘッドランプを装備しながら、お買い得な価格設定の特別仕様車が設定された。
2018年12月3日 特別仕様車「VSシリーズ」を設定
ブラックインテリアパック、上質なセンタークラスターやドアアームレスト、自発光式大型3眼センターメーターなどの内装アイテムと、LEDヘッドランプ、専用アルミホイールなど特別装備が充実した特別仕様車が追加
2019年7月9日 タント フルモデルチェンジで4代目に
約6年ぶりにタントはフルモデルチェンジを実施、4代目となりました。ボディやエンジンなどが新設計となり、先進安全技術「スマートアシスト」も大幅に進化しました。
2019年12月23日 新グレード「セレクション」追加
2020年6月17日 お買い得グレード X“スペシャル”設定
2020年12月1日 一部改良と“スタイルセレクション”追加
2021年9月21日 一部改良 電動パーキングブレーキ設定
タントの値引き交渉に使う競合車
タントの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
タントの競合1:ホンダ N-BOX/カスタム
タントの最有力のライバルと言えるのがホンダ N-BOXです。2011年に発売されると瞬く間にベストセラーに躍り出ました。ノーマル版でもボクシーなデザインで男性にも人気があります。しっかりと作りこんだパッケージングで初代は高い人気を維持しました。
2017年9月に初のフルモデルチェンジを実施し2代目となりました。初代で好評だったクラストップレベルの室内空間をさらに磨き直し、キープコンセプトで手堅いモデルチェンジとなりました。商品力の高いN-BOXと競合させて、大きな値引きを引き出しましょう。
新車購入ガイド:【2023最新】N-BOXの値引き 納期 乗り出し価格
タントの競合2:スズキ スペーシア
2017年12月にフルモデルチェンジとなったスズキ スペーシア。パッケージング的にはタント、N-BOXと並んで、軽自動車としては抜群の広さを誇ります。
スズキが注力するハイブリッド技術が投入され、市街地などでの燃費性能的にはスペーシアの方が優れている部分もありますが、人気ではタントに大きく水を開けられています。タント、N-BOXを競合させて大きな値引き金額を引き出しましょう。
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タントの競合3:日産 ルークス
2020年3月にフルモデルチェンジし2代目となった日産ルークス。プロパイロットやマイルドハイブリッドなど意欲的なモデルとなっています。
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競合車を使ってタントの値引き交渉を
タントの値引きを引き出すにあたっては、上記のN-BOX、スペーシア、ルークスの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、タントの値引きを引き出し易くなります。
タントの値引き交渉に適した時間帯や時期
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。
平日の閉店2時間前
タントのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。
すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。
「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。
ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に
販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。
また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。
タント値引き交渉の流れ
しっかりとタントの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでタントに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。
タント値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでタントの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「タントが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだタントが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはタントの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
タントの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。タントの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「タントが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
- ディーラーでの下取り査定額
- タントの見積もり
- 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やタントの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
タントの値引き交渉で気を付ける点
タントの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。
タントのボディカラー全14色
タント(標準モデル)のボディカラーは全14色となっています。2019年7月の発売当時は9色でしたが、2020年12月の一部改良で2トーンカラーが4色追加、2021年9月の一部改良で1色追加となりました。
ホワイト<W09>×レーザーブルークリスタルシャイン<B82>
2019年7月の一部改良で追加となった新色です。「ホワイト<W09>×レーザーブルークリスタルシャイン<B82>」は税込77,000円アップとなります。
色番号:ホワイト<W09>×レーザーブルークリスタルシャイン<B82>
ホワイト<W09>×ファイアークォーツレッドメタリック<R67>
2019年7月の一部改良で追加となった新色です。「ホワイト<W09>×ファイアークォーツレッドメタリック<R67>」は税込66,000円アップとなります。
色番号:ホワイト<W09>×ファイアークォーツレッドメタリック<R67>
ホワイト<W09>×ブルーミングピンクメタリック<R74>
2019年7月の一部改良で追加となった新色です。「ホワイト<W09>×ブルーミングピンクメタリック<R74>」は税込66,000円アップとなります。
色番号:ホワイト<W09>×ブルーミングピンクメタリック<R74>
アイスグリーン<G62>×シャイニングホワイトパール<W25>
2019年7月の一部改良で追加となった新色です。「アイスグリーン<G62>×シャイニングホワイトパール<W25>」は税込77,000円アップとなります。
色番号:アイスグリーン<G62>×シャイニングホワイトパール<W25>
プラムブラウンクリスタルマイカ〈R59〉
2021年9月の一部改良で追加となった新色です。プラムブラウンクリスタルマイカは税込27,500円アップとなります。
色番号:プラムブラウンクリスタルマイカ〈R59〉
マスタードイエローマイカメタリック<Y15>
色番号:マスタードイエローマイカメタリック<Y15>
アイスグリーン<G62>
色番号:アイスグリーン<G62>
有償ボディカラーの選択による価格アップ分を材料に値引き交渉をしましょう。また、ボディカラーの違いによって納期や乗り出し価格にどの程度差が出るかの確認もしましょう。
ブルーミングピンクメタリック<R74>
色番号:ブルーミングピンクメタリック<R74>
シャイニングホワイトパール<W25>
シャイニングホワイトパールは税込27,500円アップとなります。
色番号:シャイニングホワイトパール<W25>
ホワイト<W09>
色番号:ホワイト<W09>
ブラックマイカメタリック<X07>
色番号:ブラックマイカメタリック<X07>
ブライトシルバーメタリック<S28>
色番号:ブライトシルバーメタリック<S28>
レーザーブルークリスタルシャイン<B82>
レーザーブルークリスタルシャインは税込27,500円アップとなります。
色番号:レーザーブルークリスタルシャイン<B82>
ファイアークォーツレッドメタリック
色番号:ファイアークォーツレッドメタリック<R67>
値引き以外でタントを安く買う
オプションは社外品にする
タントの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。
オプション品をディーラーで装着しない事によって、タントの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。
社外品にすると安いオプション品の代表例
- ナビゲーション
- ETC車載器
- ドライブレコーダー
- フロアマット
- アルミホイール
今乗っているクルマを最大限高く売る
ディーラーにタントを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。
今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう
新古車/未使用車を買う
販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。
「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにタントが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。
プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。
残価設定ローンを利用する
残価設定ローンとは、3年後や5年後のタントの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にタントを引き取る事を前提として組むローンの事です。
例えば見積もり総額が200万円、3年後のタントの価値が110万円の場合、90万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はタントを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。
一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。
タントの長所/メリット
優れた居住性と助手席側の大開口「ミラクルウォークスルーパッケージ」
それまでワゴンRやムーヴがけん引してきた軽自動車なのに広い室内というハイトワゴンをさらに進化させ、タントは軽自動車で主流の1つとなったスーパーハイトワゴンというジャンルをリードする存在となっています。
室内の広さはもちろんですが、何と言ってもタントの魅力は助手席側ドアの間にあるBピラーのない、大開口にあります。ボディ剛性や重量などのデメリットもありますが、ドアを開放した際の解放感はタントならではの魅力です。
進化した先進安全技術「スマートアシスト」
これまで他社に後れを取っていたダイハツの先進安全技術ですが、新型タントがフルモデルチェンジした事を契機に大幅にアップグレードされました。
特に全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)の導入によって長距離運転の運転負担が大幅に軽減された他、標識認識機能や軽自動車初の駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」など市街地でも実用的な機能が大幅に追加となっています。
ノーマルタントとタントカスタム、選べる個性
女性の主婦ユーザーも多いコンパクトカー/ファミリーカーでは、男性が好むスポーティーな内外装は取り入れづらいですが、タントではファミリー層向けのノーマルタントとタントカスタムをしっかりと差別化して作られています。
フルモデルチェンジ実施により、タントカスタムはフロントフェイスをリニューアル。先代よりも落ち着き感をもたせつつ、ヘッドライト周りも精悍な印象になりました。
新プラットフォームによる軽量化やCVTなど基礎技術の底上げ
今回の新型タントはプラットフォームから見直しが図られ、軽量化など目に見えづらい部分にも大きく手が入っています。またパワートレインについても新開発のCVTにより燃費向上を図るなど力の入ったモデルチェンジとなっています。
タントの欠点/デメリット
ハイブリッドの導入はなし
競合となるスズキ スペーシアが軽自動車にハイブリッドを導入し、軽自動車の中ではスズキが大きくリードをしているハイブリッドですが、2019年にモデルチェンジをした日産(三菱)もデイズ(eKクロス)から導入を開始。
渋滞の多い市街地走行での燃費性能では一歩譲る状態となっています。
タントの値引きとリセールバリュー込の総合評価
先進安全技術も大幅アップデートし、まとまりの良い一台
2003年に発売が開始され「軽自動車だけど驚くほど室内が広い」という軽スーパーハイトワゴンの先駆者として軽自動車市場をけん引してきたダイハツ タント。2019年にフルモデルチェンジを実施し4代目となりました。タント登場前まではスズキ ワゴンR、ダイハツ ムーブなど軽ハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーが人気でしたが、タント登場以降は販売台数が増加、今では軽スーパーハイトワゴンが軽自動車で一番の売れ筋カテゴリーとなりました。
それから16年が経過し、スズキ スペーシア、ホンダ N-BOX、日産 デイズルークスなどライバルも商品力を強化。タントの市場独占から4メーカーが凌ぎを削る状態となりました。
スズキが軽量化やハイブリッド技術で先行、ホンダは高い質感を武器に販売台数を伸ばす一方で、タントはモデルサイクルが他社より長く、先進技術の採用にはやや消極的なスタンスでした。
しかし今回の新型タントは力を入れています。ボディやエンジン、トランスミッションといった見えない部分を大幅刷新。ハイブリッドの導入は見送られたものの燃費性能、走行性能については大きくグレードアップが図られています。
先進安全技術についても日産のプロパイロットまでは導入していないものの、停車から高速走行までをカバーする「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」や「レーンキープコントロール」など、乗用車クラスと同様の機能が装備されています。
タントの特徴ともいえる「ミラクルオープンドア」はさらに改良を加え、運転席、助手席のシートスライド量を増やすことで、より使い勝手の向上に磨きを掛けています。
外観デザインについても、ここ数年のトレンドとなっていたアクの強さを強調する方向から転換を図り、先代モデルよりもスッキリとした印象に変化を遂げました。
派手なウリこそ少ないタントですが、見えない部分から丹念に改良を加え、バランスの良いモデルチェンジと言えます。値引きは少なめではあるものの、乗り換えまでを考えた数年先の査定価格も期待できるお買い得感の強い一台です。