N-BOX/カスタムの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどホンダ 新型N-BOX/カスタムの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にN-BOX/カスタムのお買い得度を総合評価しています。
- 新型N-BOX(エヌボックス)/カスタムはどんなクルマ?
- 新型N-BOX/カスタムの値引き相場
- 新型N-BOX/カスタムの納期:標準
- 新型N-BOXの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事
- ホンダ N-BOX/カスタムのグレード別 新車価格
- N-BOX(エヌボックス)/カスタムのグレード選び
- N-BOXの実燃費(2名乗車時の目安)
- N-BOX/カスタムのリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
- N-BOX/カスタムのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
- ホンダ N-BOX(エヌボックス)/カスタムの競合はコレ!
- N-BOX/カスタムの長所と欠点
- N-BOXの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
新型N-BOX(エヌボックス)/カスタムはどんなクルマ?

ホンダ N-BOX 2017 G・EX Honda SENSING フロント7:3(モーニングミストブルー・メタリック)
2017年9月1日、ホンダは軽自動車市場において大ヒット作となったN-BOXをモデルチェンジしました。N-BOBは軽自動車において最も人気となっている軽スーパーハイトワゴンという全高が高いカテゴリーに属するクルマで後席がスライドドアとなり、狭い駐車スペースでも乗り降りが楽で子供が不意に隣の車にドアをぶつける心配も少ないのが特徴です。2代目N-BOXは初代のパッケージングを踏襲しつつ、パワートレインや先進安全装備など細部にわたって改良を加えたホンダ渾身のモデルとなります。
軽スーパーハイトワゴンのカテゴリーでは先行していたダイハツ タントが最も人気車種でしたがN-BOXが逆転し今では乗用車を含め日本で最も販売台数の多い車種となっています。
新型N-BOXのCM
新型N-BOX/カスタムの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~5万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 8~12万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 13~20万円 |
新型N-BOX/カスタムの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
販売台数では日本トップクラスの人気車ですが、値引きは標準的なレベルです。タントやスペーシアと激しく販売競争を行なっており、これら競合車種の見積もりを取りながらしっかりと値引き交渉して、大きな値引き額を引き出しましょう。
新型N-BOX/カスタムの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
N-BOX/カスタムの納期は安定しています。人気のグレード・色・装備の組み合わせなら、即納に近い納車も可能です。ただし2トーンルーフにあまり売れ筋ではないメーカーオプションを組み合わせる場合は、納期がやや長めとなります。
新型N-BOXの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事
「新型N-BOX/カスタムの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型N-BOX/カスタムの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型N-BOX/カスタムを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ホンダ N-BOX/カスタムのグレード別 新車価格
N-BOX(ノーマル)の価格(税込)
グレード | 2WD | 4WD |
G・Honda SENSING | 1,411,300円 | 1,544,400円 |
G・L Honda SENSING | 1,543,300円 | 1,676,400円 |
G・L ターボ Honda SENSING | 1,738,000円 | 1,871,100円 |
G・EX Honda SENSING | 1,642,300円 | 1,775,400円 |
G・EX ターボ Honda SENSING | 1,793,000円 | 1,926,100円 |
N-BOX カスタム の価格(税込)
グレード | 2WD | 4WD |
G・L Honda SENSING | 1,746,800円 | 1,879,900円 |
G・L ターボ Honda SENSING | 1,941,500円 | 2,074,600円 |
G・EX Honda SENSING | 1,801,800円 | 1,934,900円 |
G・EX ターボ Honda SENSING | 1,996,500円 | 2,129,600円 |
※価格は2020年10月8日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
N-BOX(エヌボックス)/カスタムのグレード選び
パワートレイン
N-BOXのパワーユニットはパワートレイン直列3気筒658ccと、同エンジンにターボを付加した2種類となります。
トランスミッションはCVTのみとなり、マニュアル・トランスミッションは設定されていません。4WDはすべてのグレードに設定されています。
グレード構成
N-BOXのグレード構成はノーマル仕様がベーシックグレードの「G」、お買い得装備を充実した「G・L」、上級グレードの「G・EX」の3種類、N-BOX カスタムが「G・L」、「G・EX」の2種類となります。初代ノーマルのN-BOXに設定のあった廉価グレードの「C」は現時点では廃止となっています。
また、ノーマル仕様、カスタムの「G・L」、「G・EX」にはターボエンジンを搭載したモデルが設定されています。
そして全てのモデルには先進安全技術「Honda SENSING」が装備されており、軽自動車ながら高い安全性能が売りとなっています。
ノーマルかカスタムか
上級クラスミニバンのような迫力のあるカスタム。ノーマルのN-BOXと同じGグレードで比較すると価格差は約20万円となっています。タントやスペーシアがノーマルでは女性を強く意識したデザインであるのに対して、N-BOXのノーマルモデルはボクシーなデザインとなっていて、男性が乗ってもあまり違和感を感じないと思います。
カスタムのデザインが気に入っている人はカスタムが良いと思いますが、ノーマルを選択し、予算に余裕が出た分を2トーンカラースタイルやその他オプションに回すのもアリだと思います。
N-BOXのおすすめグレード
装備が充実し、市街地走行も十分な性能を持つ自然吸気エンジンの「N-BOX G・L Honda SENSING」がおススメグレードです。
N-BOXの見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「N-BOX G・L Honda SENSING」に以下の装備を選択したケース
- フロアカーペットマット スタンダード(ブラック) FR・RRセット ベンチシート仕様車用:17,600円
- エントリー インターナビ VXM-194Ci ナビスペ用:107,800円
車両本体 | ¥1,526,800 |
ディーラーオプション | ¥144,122 |
自動車税(10月登録) | ¥0 |
自動車取得税 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥5,600 |
自賠責保険(37か月) | ¥35,610 |
手続き費用 | ¥46,440 |
預かり法定費用 | ¥6,000 |
リサイクル費用 | ¥8,400 |
合計(乗り出し価格) | ¥1,668,722 |
ナビ、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、「N-BOX G・L Honda SENSING」の乗り出し価格は156万円となります。
(見積りは2019年9月21日時点)
N-BOXの実燃費(2名乗車時の目安)
自然吸気エンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 18~21km/L |
郊外・幹線道路 | 16~19km/L |
市街地 | 13~15km/L |
ターボエンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 17~20km/L |
郊外・幹線道路 | 15~18km/L |
市街地 | 11~14km/L |
N-BOXはホンダが本格的に軽自動車市場でのシェア獲得を目指した意欲的なモデルで、優れたパッケージングだけでなく、燃費性能においても同カテゴリートップクラスの実力を誇ります。
しかし、タントやスペーシアなど同クラスのライバル車種と比べて、JC08モードのカタログ燃費における多少の差はあるものの、実燃費においては使用するシーンがどのようなものか、どのような運転をするかでの差の方が大きいと言えます。
N-BOXカスタム・ターボなどターボエンジン車は、ターボ車らしい加速を多用すれば、それに比例して燃費も悪化します。特に市街地における燃費はターボを使用する場面も多く、自然吸気エンジン車との実燃費差が広がる傾向にあります。
一方で、ゴー・ストップの少ない郊外・高速においては、自然吸気エンジン車との差は少なくなります。
N-BOX/カスタムのリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
N-BOXの属する軽スーパーハイトワゴンは新車市場、中古車市場ともに非常に人気があり、N-BOXはまだモデルライフ初期である事から、短期の乗り換えでは現行車種のままの場合もあります。
このことから短期でのリセールバリューは非常に高く、5年以上の長期でのリセールバリューはフルモデルチェンジを超える可能性があり「やや高め」という傾向となります。
N-BOX/カスタムのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2017年8月31日 フルモデルチェンジ実施 2代目に

2018年11月2日 特別仕様車「COPPER BROWN STYLE」発売

N-BOX 特別仕様車 G・L Honda SENSING カッパーブラウンスタイル (プラチナホワイト・パール&カッパー)
ルーフ、ドアミラー、ホイールキャップにカッパー色をコーディネートした特別仕様車「COPPER BROWN STYLE(カッパーブラウンスタイル)」が設定されました。

ホンダ N-BOX(エヌボックス)/カスタムの競合はコレ!
N-BOXを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ダイハツ タント/カスタム

タント カスタムRS(シャイニングホワイトパール)
N-BOXの登場まで、このカテゴリーでのベストセラーはダイハツ タントでした。N-BOXはタントをじっくり研究して開発されたので、両車は良きライバルと言えます。
N-BOXやスペーシアにはない「ミラクルオープンドア」はタントだけの装備なので、この装備が必要な人はタントの一択になるかもしれません。以前はタントの独占市場でしたが、各社のモデルが出揃タントに負けない魅力度がアップしているので、しっかり競合させましょう。
スズキ スペーシア/カスタム
N-BOX、タントの人気に押され、少し影の薄い存在ですが、スズキのスペーシアも良く出来たクルマで、自動車評論家の評価も高く、ねらい目と言えます。
そんなスペーシアですが、2017年12月にフルモデルチェンジを行い、大きく商品力をアップしました。印象の薄かった外観デザインを大幅にブラッシュアップ。存在感あるものとしています。また、スズキが注力するハイブリッド技術を投入。市街地での燃費性能に磨きをかけています。
N-BOX、タントより人気薄な分、両車よりも僅かですが値引きが緩い傾向にあります。しっかりと競合をさせて、大きな値引きを引き出しましょう。
日産 ルークス

日産ルークス
2020年3月にフルモデルチェンジし「デイズルークス」から車名を変更した「ルークス」。初代モデルでは日産・三菱のアライアンスの不手際からトラブルがありましたが、2代目では日産主導の開発となり、日産の看板技術であるプロパイロットを導入。またスズキに次いでマイルドハイブリッドを導入するなど意欲的な車種となっています。
三菱 eKスペース/eKクロススペース

三菱 eKスペース/eKクロス スペース
日産とのアライアンスにより導入されたeKスペースも2020年3月にフルモデルチェンジ。ノーマル外観の「eKスペース」、SUVテイストの「eKクロス スペース」をラインナップしています。
基本的なスペックは日産ルークスと同じですが、これまで軽自動車で主流だったスポーティ仕様をアウトドアテイストに振った「eKクロス スペース」が特徴的と言えます。
競合車を使ってN-BOX/カスタムの値引き交渉を
N-BOXの値引きを引き出すにあたっては、上記のタント、スペーシアなどの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、N-BOXの値引きを引き出し易くなります。
N-BOX/カスタムの長所と欠点
N-BOXの長所
ミリ単位で追求したパッケージングによる居住性
ダイハツ タントを筆頭に新規参入してきた日産デイズ ルークス/三菱ekスペース、そしてスズキ スペーシアなどによって、今や軽自動車市場の中心となったスーパーハイトワゴン。
そこにホンダ渾身の開発で送り込まれたN-BOX。満を持して投入されたモデルだけあって、一から開発し直したパッケージングやエンジンなど非常に高い商品力を誇ります。初代N-BOXは、そんな苦労もあって、一時は軽自動車ナンバーワンの販売台数に躍り出るなど念願のヒットモデルとなり、その高い実力からモデル末期までトップクラスの販売台数となりました。
2代目N-BOXはそんな初代からコンセプトの大きな変更を加えず、じっくりと時間を掛けてキープコンセプトで正常進化を果たしました。
先進安全機能「Honda SENSING」の充実
数年前では軽自動車の先進安全機能と言えば「ブレーキアシストが付いています」という意味が近かったのですがN-BOXには、
といった数多くの機能が盛り込まれています。以前では高級車にオプション設定されていたような機能が軽自動車のN-BOXに搭載されるのは嬉しい事です。
N-BOXの欠点
パッと見の新鮮味のなさ
クルマの出来としては非常に高い実力を誇るN-BOX。初代は奇をてらわないプレーンな印象で、ベーシックカーとしての地位を確立しました。
2代目も初代を踏襲し完成度の高い一台ですが、強いて言うなら外観デザインの印象が初代と似すぎていて、新型に乗っているという満足感がやや薄いといえます。
マイルドハイブリッドの未導入
スズキ スペーシアに次いで日産ルークス・三菱eKスペース/eKクロススペースもマイルドハイブリッドを導入しました。高速道路や幹線道路などではあまり差がありませんが、ゴー・ストップの多い市街地走行では燃費性能に差が出やすいので、市街地走行での燃費を重視する人にはスズキや日産・三菱が優位に感じられるかもしれません。
N-BOXの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
走り・内外装の質感高く、トップクラスの満足度
初代N-BOXは、発売からヒットモデルとなり、国内販売台数をモデルライフ末期まで何度も獲得する安定した人気を誇りました。
当然ながら2代目となる新型N-BOXは先代のヒットを維持すべく、渾身の力を込めて開発されています。全体的な印象は奇をてらわないキープコンセプトで、一目でN-BOXとわかるデザインとなりました。N-BOXカスタムについては、ここ数年の流行となっている押し出しの強過ぎるフロントフェイスから、やや大人しいテイストに変わっています。
作り込みについては素晴らしく、軽自動車=チープという印象は殆ど受けないくらい質感の高いものとなっています。
キープコンセプトで先代モデルからの見た目の変化は少ないものの、丁寧に作り込みを図っており、軽ハイトワゴンの中でもトップクラスの質感の高い一台になっています。