トヨタ 新型ノアの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、グレードの違い、人気ボディカラーランキング、主要なオプション、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ ノアの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にトヨタ ノアのお買い得度を総合評価しています。
ノアの値引き相場と難易度
ノアの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~4万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 5~17万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 18~30万円 |
ノアの値引き難易度:C(A:甘い~E:渋い)
同クラスでトップクラスの人気を誇るトヨタ ノア。フルモデルチェンジを実施したばかりの人気車であり、半導体不足による納期の長期化などがあるものの、値引きは引き出しやすい状況となりました。
ノアの値引き交渉法
ノア値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える
「ノア以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をトヨタの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。
ノア値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる
ノアはトヨタの全販売チャネルで販売しています。ディーラーは地域やチャネル毎に「トヨタカローラ神奈川」「ネッツトヨタ神奈川」など販売会社が異なっている場合が多く、同じノアを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。
異なるトヨタの販売店で見積もりを取り、ノアの大きな値引きを引き出しましょう。
ノア値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握
ノアをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。
ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。
ノア値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する
値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。
ノアの納期
- ガソリン車の納期:受注停止
- ハイブリッド車の納期:受注停止
マイナーチェンジまでの予定生産台数に対する販売が完了し、現在は新規での申し込みが停止しています。販売再開は2025年になりそうです。
ノアの納期を早めるコツ
ノアの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ
ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、ノアの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。
「どうしても、ノアのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにノアの納車の早い車両がないか確認しましょう。
ノアの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う
ノアに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。
「実はノアのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。
ノアの納期を早めるコツ3:新古車を狙う
ノアのように人気車で納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。
「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにノアが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。
ノアの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「新型ノア/ハイブリッドの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型ノア/ハイブリッドの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
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ノアのサイズ/エンジン/価格/燃費
新型ノアはどんなクルマ?
ノアは2001年にFFのイプサムをベースとして初代ノアとしてデビュー。それまで後輪駆動だったタウンエース ノア/ライトエース ノアからパッケージングを大幅にリファインし、ボクシーなデザインで広い居住性を確保し、人気車種となりました。
その後2007年発売の2代目、2014年発売の3代目と全体としてはキープコンセプトをしつつ、3代目ではストロングハイブリッドの追加など長期に渡って人気モデルとなっています。
そして2022年1月、8年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し4代目となりました。3代目ノアの後期やアルファード/ヴェルファイアの流れを汲み、迫力のあるフロントデザインが特徴となっています。
ノアはモデルサイクル初期で、値引き交渉は渋めとなっています。また半導体不足やコロナによる部品工場の操業停止の影響で、平常時より納期は長くなっています。
ノアのパワートレイン
パワートレインは3代目ノアと同様にハイブリッド(1.8L+モーター)、2.0Lガソリンの2種類となっています。4WDはガソリンの全グレード、ハイブリッドの7人乗りにE-Fourの設定があります。
ノアのグレード別 新車価格
ガソリン車(2.0L+CVT)
グレード | 定員(人) | 2WD(FF) | 4WD |
X | 7 | 2,670,000 | 2,868,000 |
8 | |||
G | 7 | 2,970,000 | 3,168,000 |
8 | |||
Z | 7 | 3,240,000 | 3,438,000 |
S-G | 7 | 3,040,000 | 3,238,000 |
8 | |||
S-Z | 7 | 3,320,000 | 3,518,000 |
ハイブリッド車(1.8Lエンジン+モーター)
グレード | 定員(人) | 2WD(FF) | 4WD |
ハイブリッドX | 7 | 3,050,000 | 3,270,000 |
8 | – | ||
ハイブリッドG | 7 | 3,320,000 | 3,540,000 |
8 | – | ||
ハイブリッドZ | 7 | 3,590,000 | 3,810,000 |
ハイブリッドS-G | 7 | 3,390,000 | 3,610,000 |
8 | – | ||
ハイブリッドS-Z | 7 | 3,670,000 | 3,890,000 |
※価格は2024年9月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ノアの主要諸元
※[]内は4WD車
全長 (mm) | 4,695 |
全幅 (mm) | 1,730 |
全高 (mm) | 1,895[1,925] |
ホイールベース (mm) | 2,850 |
トレッド フロント/リヤ (mm) | 1,500/1,515 |
最低地上高 (mm) | 140[125] |
室内長×室内幅×室内高 (mm) | 2,805×1,470×1,405 |
サスペンション フロント/リヤ | マクファーソン・ストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
ノアの全幅は1,730mmと5ナンバー枠を超え3ナンバーとなりました。先代ノアはエアロモデルが1,730mmでノーマルボディは1,695mmと5ナンバーサイズとなっていましたが、現行ノアはノーマルボディでも3ナンバーとなるのが特徴の一つです。全長は4,695mmで全長に関しては先代ノア同等となっています。
サスペンションはフロントがストラット、リアがトーションビームで先代ノアと同じ形式となっています。アルファードは乗り心地向上策としてリアはマルチリンクを採用していますが、ノアはトーションビームのままで上級モデルとの差別化ポイントの一つとなっています。
エンジンの諸元
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
型式 | 2ZR-FXE | M20A-FKS |
総排気量(L) | 1.797 | 1.986 |
種類 | 直列4気筒 | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
内径×行程(mm) | 80.5×88.3 | 80.5×97.6 |
最高出力〈ネット〉(kW(PS)/r.p.m.) | 72(98)/5,200 | 125(170)/6,600 |
最大トルク〈ネット〉(N・m(kgf・m)/r.p.m.) | 142(14.5)/3,600 | 202(20.6)/4,900 |
燃料供給装置 | EFI(電子制御式燃料噴射装置) | 筒内直接+ポート燃料噴射装置(D-4S) |
燃料タンク容量(L) | 52 |
ノアのガソリンエンジンモデルは排気量は先代ノアと同じ2.0Lとなっていますが、ダイナミックフォースエンジンであるM20A-FKS型に変更となっています。
ハイブリッド車のエンジンは1.8Lの2ZR-FXEを先代ノアに続いて採用していますが電動モジュールを刷新、モーターやバッテリーの高出力化するなどハイブリッドシステム全体を見直し高効率化しています。
モーターの諸元
フロントモーター | リヤモーター(E-Fourのみ) | |
型式 | 1VM | 1WM |
種類 | 交流誘導電動機 | |
最高出力 kW(PS) | 70(95) | 30(41) |
最大トルク N・m(kgf・m) | 185(18.9) | 84(8.6) |
先代ノアには採用されなかったリアをモーターで駆動する「E-Four」が設定されました。モーター出力はフロントの半分以下となりますが、雪の降る地域でもノアを選択できるようになりました。
ハイブリッド車のバッテリー諸元
種類 | リチウムイオン電池 |
容量 (Ah) | 4.08 |
ノアのハイブリッド車のバッテリー容量は4.08Ahで2WD/4WDともに同容量のリチウムイオン電池を採用しています。
※エンジン、モーター、バッテリーの諸元は2022年4月4日現在の数値
ノアよりも劣っている部分を材料に競合車の値引き交渉に用いる、逆に競合車の方が優れている部分を引き合いに出してノアの値引き交渉に活かしましょう。
ノアのWLTCモード燃費と実燃費
ノアのWLTCモード燃費 (km/L)
走行シーン | ハイブリッドS-Z/Z(7人乗り) | ガソリンS-Z/Z(7人乗り) | ||
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
総合 | 23.0 | 22.0 | 15.0 | 14.3 |
市街地モード | 22.2 | 22.0 | 11.4 | 11.1 |
郊外モード | 25.0 | 23.9 | 15.3 | 14.6 |
高速モード | 22.1 | 20.9 | 16.9 | 16.1 |
ノアの実燃費
どの程度スポーツドライビングを楽しむかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20%程度が実燃費の目安となります。
ハイブリッドS-Z/Z(7人乗り、2WD)なら一般的な走行で実燃費は17~19km/Lあたりとなります。郊外の走行であれば丁寧なアクセル操作を心掛けると20km/Lを超える場面もあります。
ノア グレード別装備の違いと内外装
ノアのグレード構成
基本的なグレード構成はエントリーグレードの「X」、中間グレードの「G 」、上級グレード「Z」の3種類があります。さらにエアロパーツを装着したモデルとして2グレード「S-G」、「S-Z」があり5グレードとなります。
また、パワートレインの違いでハイブリッド車にはグレード名に「HYBRID」が付き、ガソリンエンジン車と合わせて10グレードとなっています。
ノア X/ハイブリッドX
ノア「X/ハイブリッドX」グレードのエクステリア(外装)
ノア「X/ハイブリッドX」グレードのインテリア(内装)
ノア「X/ハイブリッドX」グレードの主要な装備
最廉価グレードとなる「ノア X/ハイブリッドX」の主な装備は以下となります。
- 205/60R16タイヤ&16×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)
- リフレクター式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ+ターンランプ
- リヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ+LEDテールランプ+LEDターンランプ+LEDバックアップランプ)
- トヨタセーフティセンス
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車
[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式) - レーントレーシングアシスト[LTA]+レーンディパーチャーアラート[LDA]
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- オートマチックハイビーム[AHB]
- ロードサインアシスト[RSA]
- ドライバー異常時対応システム
- プロアクティブドライビングアシスト[PDA]
- 発進遅れ告知機能[TMN]
- プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車
- パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)
- 車両接近通報装置(ハイブリッド車のみ)
- 3本スポークステアリングホイール:ウレタン
- 10速シーケンシャルシフトマチック
- マルチインフォメーションディスプレイ:4.2インチTFTカラー
- シート表皮:ファブリック
- 折りたたみ式サイドテーブル(カップホルダー2個付)(7人乗り)
- フロントオートエアコン+リヤクーラー
- 4スピーカー(オーディオレス)
ノア「X/ハイブリッドX」グレードの装備解説
最廉価グレード「X/ハイブリッドX」でもLEDヘッドランプ、トヨタセーフティセンス、フロントオートエアコンなどが装備されています。
16×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)、ウレタンステアリング、ファブリックのシート表皮、オーディオレスなど装備は簡素化されており、内装各部の加飾も殆どなく内装色もダークグレー一色となる為、パーソナルユースとしてはやや寂しい印象となります。
Xグレードは車両価格が安く、オプションを搭載できる幅も狭いので値引き額については上位グレードよりも控えめな傾向となります。
ノア G/ハイブリッドG
ノア「G/ハイブリッドG」グレードのエクステリア(外装)
ノア「G/ハイブリッドG」グレードのインテリア(内装)
ノア「G/ハイブリッドG」グレードの主要な装備
「X/ハイブリッドX」に対して、以下の装備が追加/変更となります。
- 205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)
- フロントグリル:カラード+メッキモール
- 3本スポークステアリングホイール:本革巻き(シルバー加飾付)
- シフトノブ:シルバー加飾付
- パワースライドドア:助手席側
- シート表皮:上級ファブリック
- インパネオーナメント:助手席:合成皮革巻き
- フロントドアアームレスト:ソフトレザー
- 8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)、4スピーカー
ノア「G/ハイブリッドG」グレードの装備解説
内装色はブラックとフロマージュの2色から選択が出来ます。16インチアルミホイール、本革巻きステアリング、上級ファブリックシート、8インチディスプレイオーディオなどが装備され、パーソナルユースではバランス良いおすすめのグレードと言えます。
ノア Z/ハイブリッドZ
ノア「G/ハイブリッドG」グレードのエクステリア(外装)
ノア「Z/ハイブリッドZ」グレードのインテリア(内装)
ノア「Z/ハイブリッドZ」グレードの主要な装備
「G/ハイブリッドG」に対して、以下の装備が追加/変更となります。
- LEDフロントフォグランプ
- バックガイドモニター
- パワーウィンドゥスイッチ(フロント/スライドドア):メッキ加飾付
- マルチインフォメーションディスプレイ:7.0インチTFTカラー
- バックドアイージークローザー
- パワースライドドア:助手席側→両側
- シート表皮:合成皮革+ファブリック
- 快適温熱シート(運転席、助手席)
- 折りたたみ式大型サイドテーブル〈カップホルダー4個・ポケット・充電用USB端子2個(Type-C)・エコバッグフック2個付〉
- インパネアッパーオーナメント:合成皮革巻き
- インパネオーナメント:運転席・助手席:合成皮革巻き+ステッチ
- フロントドアアームレスト:ソフトレザー+ステッチ
- 左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)
- 6スピーカー
ノア「Z/ハイブリッドZ」グレードの装備解説
内装色はブラックとダークブラウンの2色から選択が出来ます。7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、合成皮革+ファブリックのシート表皮、左右独立温度コントロールオートエアコンなどやインテリア各部に加飾、ステッチが施され上級グレードらしいラグジュアリー感があります。
ノア S-G/ハイブリッドS-G
「S-G/ハイブリッドS-G」グレードのエクステリア(外装)
「S-G/ハイブリッドS-G」グレードのインテリア(内装)
「S-G/ハイブリッドS-G」グレードの主要な装備
ベース装備はエアロのないGに準じ、エアロパーツや以下が追加/変更となります。
- エアロ専用205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)
- エアロ専用パーツ(フロントバンパー+リヤバンパー+サイドマッドガード)
- フロントグリル:スモークメッキ+メッキ(エアロ専用)
- LEDフロントフォグランプ
「S-G/ハイブリッドS-G」グレードの装備解説
価格抑え目でエアロフォルムを楽しみたい人向けのグレードと言えます。装備面では中間グレードの「G/ハイブリッドG」に準じている為、「Z/ハイブリッドZ」よりも簡素と言えますが、外観上ではアルミホイールの径が小さいくらいで「S-Z/ハイブリッドS-Z」とあまり変わりません。内装カラーはブラックのみとなります。
「S-G/ハイブリッドS-G」は売れ筋のグレードとなり、値引き額と納期はグレードの中では標準的となります。
ノア S-Z/ハイブリッドS-Z
ノア「S-Z/ハイブリッドS-Z」グレードのエクステリア(外装)
ノア「S-Z/ハイブリッドS-Z」グレードのインテリア(内装)
ノア「S-Z/ハイブリッドS-Z」グレードの主要な装備
ベース装備はエアロのないZに準じ、エアロパーツや以下が追加/変更となります。
- エアロ専用205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)(4WD)
- 205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)(2WD)
ノア「S-Z/ハイブリッドS-Z」グレードの装備解説
外装面ではエアロパーツが装着され、17インチホイール(2WDのみ)と合わせて最もスポーティなグレードとなります。内装カラーはブラックのみとなります。
最も乗り出し価格の高いノア ハイブリッドS-Zは、標準ボディ車より値引き額が期待できます。納期に関してはハイブリッド車の方が長くなる傾向なので、ハイブリッド車の納期が厳しい場合は、ガソリン車を選択する事で納期を短縮できる可能性があります。
ノアの主なオプション
メーカーオプションは10%、ディーラーオプションは20%を目標に値引きの上積みを目指しましょう。また、メーカーオプションの種類によっては半導体不足などの影響で納期が延びる可能性もありますので、ディーラーで確認しましょう。
- スペアタイヤ:14,300円(2WD車にオプション設定)
- プロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDターンランプ
+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付):62,700円(Z-S/Zにオプション設定) - ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト(ドアオープン制御付)[SEA]:134,200円(X以外にオプション設定)
- ITS Connect:27,500円
- ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus:176,000円〜
- TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ:74,800円
- ETC2.0ユニット(VICS機能付):27,500円
- パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)+パーキングサポートブレーキ(後方歩行者):126,500円
- アドバンスト ドライブ(渋滞時支援):134,200円〜
- 14型有機EL後席ディスプレイ V14T-R72R:151,800円
- プレミアムサウンド8chスピーカー&ダブルツィーターシステム:113,300円
- フロアマット(ラグジュアリータイプ):1台分 63,800円
- 電子インナーミラー型ドライブレコーダー(前後方カメラ)TZ-D203MW:59,400円
- ユニバーサルステップ(助手席側):33,000円
※オプション品の価格は2022年4月5日時点で消費税10%込み。
ノアのおすすめグレード
ノアのおすすめグレードは、エアロモデルを選択するかという好みもありますが、装備の充実したエアロなし標準車のハイブリッド中間グレード「ノア HYBRID G(2WD)」です。
ノア 値引き込み乗り出し価格の見積書
おススメグレードの「ノア HYBRID G(2WD)」に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。
- ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus:¥57,200
- TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ:¥74,800
- バックガイドモニター:¥16,500円
- ETC2.0ユニット<VICS機能付>:¥27,500
- ETCセットアップ:¥2,750
- フロアマット(デラックスタイプ):¥51,700
車両価格 | ¥3,320,000 |
オプション価格 | ¥232,375 |
自動車税種別割 | ¥15,000 |
環境性能割 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥0 |
自賠責保険料 | ¥24,190 |
販売諸費用(参考価格) | ¥82,180 |
合計(乗り出し価格) | ¥3,673,745 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥123,745 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥3,550,000 |
ディスプレイオーディオPlus、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合「ノア HYBRID G(2WD)」の値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は355万円となります。
(見積りは2024年9月13日時点)
ノアのリセールバリュー
ノア/ヴォクシーは中古車市場でも人気車種となっていますが、4代目ノアはリセールバリューの高いアルファード/ヴェルファイアの流れを汲むアグレッシブなフロントデザインがさらに強調されており、3代目ノアよりも高いリセールバリューが期待できます。
ノアのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
2020年1月13日 4代目ノアにフルモデルチェンジ
ノアの値引き交渉に使う競合車
ノアの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ ヴォクシー
ノアとは兄弟車となるトヨタ ヴォクシー。初代、2代目まではオーソドックスなデザインのノアに対し、若者向けデザインのヴォクシーという位置付けでしたが3代目ではノアもアグレッシブなデザインとなり、4代目となる現行ではさらにアグレッシブなデザインとなりました。
販売チャネルの見直しによって、現在ではノアもヴォクシーも同じ販売店で購入できるようになりました。よってノアとヴォクシーを競合させるというよりは、異なる系列の販売店で競合させて値引き交渉する事が有効となります。
ホンダ ステップワゴン
ノア/ヴォクシーの最有力ライバルと言えるのがホンダ ステップワゴンです。2022年5月にフルモデルチェンジを実施、6代目となりました。
初代を彷彿とさせるシンプルでボクシーなデザインとなり、ノアとは違った魅力のある一台です。モデルチェンジ初期で納期も長い昨今ですが、ミニバンの競合は激しいのでしっかりと値引き交渉を行ないましょう。
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日産 セレナ
走行をモーターのみで行なうe-POWERが投入されて販売が上向きとなったセレナ。現在はモデル末期となっており、フルモデルチェンジは2022年秋と言われています。ノア/ヴォクシーやステップワゴンと比べると発売時期が古く、値引き額も期待でき、納期も比較的短めになる可能性が高くなっています。
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競合車を使ってノアの値引き交渉を
ノアの値引きを引き出すにあたっては、上記のヴォクシー、ステップワゴ、ステップワゴンンの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ノア/ハイブリッドの値引きを引き出し易くなります。
ノアの値引き交渉に適した時間帯や時期
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。
平日の閉店2時間前
ノアのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。
すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。
「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。
ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に
販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。
また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。
ノア値引き交渉の流れ
しっかりとノアの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでノアに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。
ノア値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでノアの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「ノアが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだノアが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはノアの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
ノアの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。ノアの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「ノアが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
- ディーラーでの下取り査定額
- ノアの見積もり
- 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やノアの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
ノアの値引き交渉で気を付ける点
ノアの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。
ノアのボディカラー全色と人気
ノアのボディカラーは全7色が設定されています。
ノアの人気ボディカラーランキング
ノアの人気のボディカラーは
1位:アティチュードブラックマイカ(黒メタリック)
2位:スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(紺メタ)
3位:メタルストリームメタリック(シルバー)
定番の黒が1位、2位は紺メタ、3位はシルバーとなっています。どんなボディカラーでも人気のあるパールホワイトはTOP3に入っていないが印象的です。
人気カラー1位:アティチュードブラックマイカ
人気カラー2位:スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
スパークリングブラックパールクリスタルシャインは税込33,000円高となっています。
人気カラー3位:メタルストリームメタリック
ホワイトパールクリスタルシャイン
ホワイトパールクリスタルシャインは税込33,000円高となっています。
有償ボディカラーの選択による価格アップ分を材料に値引き交渉をしましょう。また、ボディカラーの違いによって納期や乗り出し価格にどの程度差が出るかの確認もしましょう。
グリッターブラックガラスフレーク
グリッターブラックガラスフレークはS-Z/S-G専用色で税込33,000円高となっています。
レッドマイカメタリック
レッドマイカメタリックはS-Z/S-G専用色となっています。
スティールブロンドメタリック
スティールブロンドメタリックはZ/G/X専用色となっています。
値引き以外でノアを安く買う
オプションは社外品にする
ノアの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。
オプション品をディーラーで装着しない事によって、ノアの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。
社外品にすると安いオプション品の代表例
- ナビゲーション
- ETC車載器
- ドライブレコーダー
- フロアマット
- アルミホイール
今乗っているクルマを最大限高く売る
ディーラーにノアを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。
今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう
新古車/未使用車を買う
販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。
「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにノアが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。
プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。
残価設定ローンを利用する
残価設定ローンとは、3年後や5年後のノアの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にノアを引き取る事を前提として組むローンの事です。
例えば見積もり総額が400万円、3年後のノアの価値が220万円の場合、180万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はノアを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。
一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。
ノアの長所/メリット
上級モデル アル/ヴェルに引けを取らないアグレッシブなデザイン
モデルチェンジ/マイナーチェンジを繰り返す毎にアグレッシブになってきたフロントフェイスは新型でさらに強調され、1世代前のアルファードよりもアグレッシブなものとなりました。
さらに洗練されたハイブリッドシステム
一昔前のミニバンでは考えられないほどの低燃費性能を誇るトヨタのハイブリッドシステムですが、新型ではさらにリファインを重ね、燃費・パワー感ともに磨きが掛けられ、同クラスライバルのステップワゴンやセレナよりも優れた低燃費性能を発揮します。
低価格で装着できるユニバーサルステップ
ノアのユニバーサルステップは専用のモーターなどを用いず、スライドドアの開閉と連動して動作する税込33,000円と、これまでの同種のオプションよりも低価格となっています。
ノアの欠点/デメリット
通常モデルでもフロントフェイスは派手気味
グリルが同色化され、エアロモデルよりはやや穏やかな印象にはなっていますが、新型ステップワゴンと比べると明らかに違いがあり、「トヨタのミニバンは欲しいけどアグレッシブなデザインはちょっと…」という方には躊躇してしまうポイントとも言えます。
跳ね上げ式の3列目シートは圧迫感あり
ステップワゴンは3列目を床下収納としているのに対し、ノアは跳ね上げ式としています。改良により少しの力で跳ね上げしやすいようになりましたが、跳ね上げした際は後部横の視界が遮られ、2列目シートを最大限に下げると頭上横に圧迫感を感じます。
納期の長さ
人気車種ゆえの悩みとも言えますが、フルモデルチェンジ以降は半導体不足による部品供給の遅れが長引き、納期が非常に長くなっています。
ノア 値引き込みの総合評価
デザインが気に入ればハードウエアは秀逸
1990年代頃までのトヨタ車のデザインは保守的でまとまりのある車種が多く、日産がハイウェイスターなどのチョイワルなデザインで王者トヨタに攻め込む、という構図が多かったが、時は流れ、今ではトヨタ/レクサスが国内メーカーでは一番アクの強いフロントフェイスのクルマを提供するようになった。
もちろんこれはトヨタがマーケティングを大事にし、より多くのユーザーが求めるものを追求した結果とも言える。
ハイブリッドなどのブラッシュアップ、やや遅れ気味だった先進全装備の実装などハードウェアに関する進化は抜かりがなく、クルマとしての弱点は殆どないと言える。
トヨタミニバンは中古車市場でも人気があり、ノアも高いリセールバリューが期待できる割には値引きもそれなりに引き出しやすく、買って損のない一台となっている。
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