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セレナ乗り出し価格 値引き 納期 長所欠点 リセールバリューを解説

日産 セレナ サンライズオレンジ(RPM)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン

日産セレナ/e-POWERの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどセレナの新車購入に必要な情報を完全ガイド。

そして、値引きやリセールバリューなどを基にセレナのお買い得度を総合評価しています。

日産 セレナ/e-POWERはどんなクルマ?

日産のミドルクラスミニバン「セレナ」は、2016年8月に4度目のフルモデルチェンジを実施し、5代目となる現行型となりました。先代から基本コンセプトを踏襲し、FF方式ベースの基本レイアウトや標準グレードにおける5ナンバーサイズのボディなどを受け継ぎながらも、居住性の更なる改善や燃費向上などの改良がおこなわれました。

セレナ外観レビュー

マイナーチェンジ後の日産セレナ外観レビューです。外観の変更点として、日産のアイデンティティとしている「Vモーション」がより強調され、よりスポーティなデザインとなっています。

セレナの新車値引き相場と交渉法

セレナの値引き相場

値引き交渉の深さ 値引きの目安
特に値引き交渉をしない ~10万円
競合を絡ませて値引き交渉 11~20万円
限界値引き交渉・オプション多数 25万円~50万円

セレナの値引き難易度:B(A:甘い~E:渋い)

セレナはモデルサイクル末期となり、値引きを引き出しやすい状況にあります。

ノア/ヴォクシーやステップワゴンなど競争の非常に厳しいカテゴリーなので、競合車を絡めてじっくりと商談を進め、特大の値引きは引き出しましょう。

セレナ値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える

「セレナ以外にも他のライバル車種と迷っている」という事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象を日産の営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認しておき、本命車種の納期の方が長かった場合には交渉材料として使いましょう。ただし、コロナ禍による部品供給の乱れによって生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。

セレナ値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる

セレナは日産の全販売店で販売しています。販売会社は同一地域に複数あり、「日産プリンス神奈川」「神奈川日産」など異なっている場合が多く、同じセレナを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。

異なる系列の日産販売店で見積もりを取り、セレナの大きな値引きを引き出しましょう。

セレナ値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握

セレナをディーラーに見に行くと「お車の査定をしましょうか?」と下取りの査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。

ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。

セレナ値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する

値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。

セレナの納期:やや長い

セレナの納期はどのくらい?

  • 納期:1ヵ月~4ヵ月

セレナの納期はコロナの影響による生産工場の稼働率低下や、世界的な半導体不足の影響を受けやや長めとなっています。

セレナの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ

ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、セレナの売れ筋グレードを前もってメーカーに予約している場合があります。そういった車両なら、一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があります。

「どうしても、セレナのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにセレナの納車の早い車両がないか確認しましょう。

セレナの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う

セレナなど納期が長い場合、一旦契約をしても長い納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。

「実はセレナのキャンセル車が昨日1台でました。納期は1か月です。値引きも頑張りますよ。」といった情報に遭遇する事もありますのでディーラーの営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。

セレナの納期を早めるコツ3:新古車を狙う

セレナのように納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。

「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにセレナが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、トータルの乗り出し価格も安くなりディーラーでの値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。

セレナの値引き/納期がわかったら次にすべき事

日産 セレナ インテリアカラー Gray & Black Interior

「セレナの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。

自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、セレナの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。

まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる セレナを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。

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セレナのグレード別 新車価格

e-POWER FF 2WD (モーター+ガソリン1.2L)

グレード 2WD 4WD
e-POWER XV 3,226,300
e-POWER XV エアロ 3,403,400
e-POWER ハイウェイスターV 3,582,700
e-POWER ハイウェイスターV アーバンクロム 3,665,200
e-POWER ハイウェイスターG 3,809,300
e-POWER オーテック 3,911,600
e-POWER オーテック セーフティパッケージ 4,049,100
e-POWER オーテック スポーツスペック 4,192,100

ガソリン車 (2.0L、CVT)

グレード 2WD 4WD
X 2,576,200 2,824,800
XV 2,736,800 2,985,400
XV エアロ 2,893,000 3,141,600
ハイウェイスターV 3,070,100 3,335,200
ハイウェイスターV アーバンクロム 3,125,100
オーテック 3,225,200 3,473,800
オーテック セーフティパッケージ 3,512,300 3,716,900
オーテック スポーツスペック 3,682,800

※価格は2022年3月9日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。

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セレナのグレード選び

セレナのパワートレイン

セレナのパワートレインはガソリン車が2.0L直4で、アシスト用モーターの付いたS-HYBRIDとなります。

e-POWERは、エンジンが1.2L直3+モーターとなります。エンジンは発電専用で、モーターの動力のみで走行するのが特徴です。

4WDは多くのグレードに設定されていますが、e-POWERは2WDのみとなります。

セレナのグレード構成

セレナのグレード構成はエントリーグレード「X」、装備が充実した「XV」をはじめ、内外装がスポーティーな「ハイウェイスター」、さらにスポーティな「オーテック」と豊富なバリエーションが用意されています。

セレナのおすすめグレード

セレナの特徴であるe-POWERによるモーターでの走りを楽しめつつ、装備が充実しエアロパーツを装備した「セレナ e-POWER ハイウェイスターV(2WD)」がおススメグレードです。

セレナの見積もり価格

おススメグレードの「セレナ e-POWER ハイウェイスターV(2WD)」に以下の選択した見積書の事例です。

  • 日産オリジナルナビゲーション MJ121D-W(日産オリジナルナビ取付パッケージ付車用):126,364 円
  • ETCユニット(BM19-S):27,280円
  • フロアカーペット(スタンダード):54,230円
車両本体価格 3,582,700 円
ディーラーオプション価格 207,874 円
環境性能割(1%) 29,300 円
自動車重量税 30,000 円
自動車重量税(エコカー減税額) -15,000 円
自賠責保険 27,770 円
自動車税(3月登録の場合) 0 円
リサイクル費用 10,780 円
登録諸費用(参考価格、消費税込) 50,414 円
合計(乗り出し価格) 3,790,574 円
 値引き(標準的な値引き交渉) ¥150,574 円
値引き込みの乗り出し価格 ¥3,640,000 円

(見積り作成は2022年3月9日時点)

ナビ、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で15万円と端数をカットしてもらった場合、「セレナ e-POWER ハイウェイスターV(2WD)」の値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は364万円となります。

セレナの実燃費

2WD、CVT、2名乗車時の目安

e-POWERの実燃費

走行シーン 燃費
高速道路中心 17~20km/L
郊外・幹線道路 18~21km/L
市街地 16~20km/L

ガソリン車の実燃費

走行シーン 燃費
高速道路中心 14~17km/L
郊外・幹線道路 10~13km/L
市街地 8~11km/L

ガソリンエンジンモデルは「スマートシンプルハイブリッド」と呼ぶマイルドハイブリッドを装備。特に市街地走行における発進・加速時にモーターの動力でアシストするため、市街地走行での低燃費性能に優れています。

セレナのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)

ガソリンモデルで特にオプションを装備していない場合のリセールバリューは標準的より少し上程度ですが、e-POWERにプロパイロットを装備したモデルであればリセールバリューがかなり高くなります。

セレナのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車

2016年11月30日 期間限定「25thスペシャルセレクション」追加

「セレナ」の生誕25周年を記念して、人気の装備である「プロパイロット」、「スマート・ルームミラー」をはじめ、「LEDヘッドランプ」や「アラウンドビューモニター」などを組み合わせた「25thスペシャルセレクション」を2017年3月末まで期間限定で販売する。

同車に対し利用できるディーラーオプション券5万円をプレゼントするキャンペーンを実施。このオプション券は日産オリジナルナビゲーションなどのオプション購入に使えるほか、「25thスペシャルセレクション」のみで選べる3つのスペシャルオプションセットなどに利用が可能です。

スペシャルセット1
UV&IRカットフィルムとクリーンフィルタープレミアムのセット。通常価格67,010円が特別価格50,000円。(取り付け費、消費税込)

スペシャルセット2
ETC2.0本体とリバース連動下向きドアミラー(助手席側)のセット。通常価格65,996円が特別価格50,000円。(取り付け費、消費税込)

スペシャルセット3
ミシュランスタッドレスタイヤ(195/65R15)の4本セット。通常価格93,744円が特別価格50,000円。(消費税込、取り付け費含まず)

2018年3月1日 「セレナ e-POWER」を発売

日産 セレナ e-POWER XV

ガソリンエンジンのみのラインナップからスタートしたセレナですが、2018年3月に待望のe-POWERが追加となりました。

2019年8月1日 マイナーチェンジ実施

日産 セレナ ダークメタルグレー(M)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン

マイナーチェンジによって、デザインの変更や安全装備の充実が行われました。

セレナ マイナーチェンジ (2019/8) 装備の変更点や写真 [5代目 C27]
日産自動車は2019年8月1日、「セレナ」をマイナーチェンジし同日から発売した。 今回のマイナーチェンジでは、デザインを...

 

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セレナの値引き交渉に使う競合車

セレナの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。

セレナの競合1:トヨタ ヴォクシー/ノア

ヴォクシー S-Z(マッシブグレー)/ ノア S-Z(ホワイトパールクリスタルシャイン)

同クラスでベストセラーとなっているトヨタ ヴォクシー/ノア。先代モデルよりもさらにアグレッシブなフロントフェイスとなり、万全の布陣となっています。

人気車種ですが競争の激しいカテゴリーだけに、値引き交渉にもけっこう応じてくれます。フルモデルチェンジ前のセレナをぶつけて、大きな値引きを引き出しましょう。

新車購入ガイド:【2024最新】ノアの値引き 納期 乗り出し価格

新車購入ガイド:【2023最新】ヴォクシーの値引き 納期 乗り出し価格

セレナの競合2:ホンダ ステップワゴン

ステップワゴン e:HEV スパーダ (トワイライトミストブラック・パール)

セレナのライバルと言えるのがホンダ ステップワゴンです。2022年5月にフルモデルチェンジを実施、6代目となりました。

初代を彷彿とさせるシンプルでボクシーなデザインとなり、セレナとは違った魅力のある一台です。モデルチェンジ初期で納期も長い昨今ですが、ミニバンの競合は激しいのでしっかりと値引き交渉を行ないましょう。

新車購入ガイド:【2023最新】ステップワゴン値引き 納期 乗り出し価格

競合車を使ってセレナの値引き交渉を

セレナ/e-POWERの値引きを引き出すにあたっては、上記のヴォクシー/ノア、ステップワゴンの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、セレナ/e-POWERの値引きを引き出し易くなります。

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セレナの値引き交渉に適した時間帯や時期

試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。

土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。

平日の閉店2時間前

セレナのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べると来店客も少なく、ゆっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格についても忘れずに確認しましょう。

ただし、すでに来店した事があり営業マンの担当が決まっている場合は、平日に休みを取っていて不在になっている事もあるので、事前に電話でアポイントを取りましょう。

日曜の夕方、閉店1~2時間前

平日に時間を取りにくい人は、昼の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。平日と比べるとジックリと交渉するには不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事もあります。

「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。

月間目標の追い込みを狙って月末近くに

ディーラーは月単位での販売目標計画を立てていますので、目標を達成する為に、月末は値引きが緩みやすくなる可能性があります。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きが飛び出すかもしれません。

ただし、月間の目標を既に達成している場合や、新車のセールスが好調な時など、あまり積極的ではない場合もあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気は禁物です。ディーラー側の販売事情によりますので、一概に月末に値引きが引き出しやすいとは言えません。

決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に

ディーラーを運営している販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、1年間の販売目標達成のために3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期が延びているという事もあるので注意が必要です。

また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。

セレナ値引き交渉の流れ

しっかりとセレナの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでセレナに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。

セレナ値引き交渉の前準備

ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでセレナの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。

同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。

1回目の値引き交渉

1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「セレナが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだセレナが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはセレナの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。

この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。

時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。

競合車種の試乗、見積もりを済ませる

セレナの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。セレナの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「セレナが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。

2回目以降の値引き交渉

  • 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
  • ディーラーでの下取り査定額
  • セレナの見積もり
  • 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書

ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。

今のクルマの車検やセレナの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。

ナビクルで一括査定

セレナの値引き交渉で気を付ける点

セレナの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。

値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。

値引き以外でセレナを安く買う

オプションは社外品にする

セレナの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。

オプション品をディーラーで装着しない事によって、セレナの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。

社外品にすると安いオプション品の代表例

  • ナビゲーション
  • ETC車載器
  • ドライブレコーダー
  • フロアマット
  • アルミホイール

今乗っているクルマを最大限高く売る

ディーラーにセレナを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。

今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう

新古車/未使用車を買う

販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。

「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにセレナが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。

プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。

残価設定ローンを利用する

残価設定ローンとは、3年後や5年後のセレナの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にセレナを引き取る事を前提として組むローンの事です。

例えば見積もり総額が400万円、3年後のセレナの価値が220万円の場合、180万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はセレナを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。

一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。

セレナの長所/メリット

e-POWERの走行フィーリング

トヨタが長らく他社をリードしてきたハイブリッド技術について、やっと日産も量販モデルでの反撃を開始しました。

e-POWERは、トヨタのハイブリッドと異なり、エンジンは発電用に徹しており、電気自動車のような走行フィーリングとなります。

先進の自動制御技術「プロパイロット」

アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御する日産の先進技術「プロパイロット」を初採用。作動速度範囲は0~100km/hと広範囲となっています。この技術により、高速道路などでの長距離走行でのドライバー負担は大幅に軽減されます。

しっかりと広い室内

標準モデルは5ナンバーサイズに収めつつ、全高も高く室内空間はとても広い車です。ただ、ノア/ヴォクシーもモデルチェンジで全長を伸ばすなど、同クラスで比較すると大きな差はありません。

セレナの欠点/デメリット

先代モデルの大型マイナーチェンジと言えるベースモデルの古さ

プロパイロットやe-POWERなど、先端のテクノロジーを導入し、とても先進性の高いイメージがあるセレナですが、ボディ、シャシー、エンジンなどは先代モデルから大きくは変わっておらず、大型マイナーチェンジとも言えるものです。

セレナの値引きとリセールバリュー込の総合評価:3.5 (5段階評価)

日産 セレナ e-POWER ハイウェイスターV  サンライズオレンジ(RPM)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン

最新のテクノロジーが体感できるミドルサイズミニバン

先代モデルのセレナは居住性は優れていたものの、特徴のないモデルだった為、モデル末期には大幅値引きで売るクルマとなっていました。

現行モデルではモーターで走行するハイブリッド「e-POWER」と先進安全技術「プロパイロット」を導入し、一躍ミドルサイズミニバンでの存在感を増しました。内外装デザインにおいても非常にスタイリッシュとなり、販売台数も上位争いをしています。

一方でマイナス面も

マイナス面としては、車の基礎となる部分は先代モデルからのキャリーオーバーが多く、車両自体はビッグマイナーチェンジと言える事。また、e-POWERに組み合わされる1.2Lエンジンは発電用に専用開発されたものではない為、高速での長い上り坂では発電が追い付かずにエンジン回転数が上がるなど、自動車の基礎部分でもう一声と思う事もあります。

自動車のどの部分に重きを置くかで評価が分かれるセレナですが、優れた部分も多いので、実際にステップワゴンやノア/ヴォクシーなどと乗り比べをしてから購入をしましょう。

 

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

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新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

セレナ新車購入ガイド[値引き 納期]
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