トヨタ 新型ヴィッツ/ハイブリッドの値引き/納期/実燃費レポート
(2019年12月24日更新)
トヨタのグローバルコンパクトカー「ヴィッツ」は、2010年12月に5年ぶり2度目のフルモデルチェンジを実施し、3代目となる現行型となりました。今回のモデルチェンジでは、デザインの方向性がやや変化し、燃費性能が一段と向上した事が特徴となりました。更に、後のビッグマイナーチェンジにより走行性能が大幅に改善されました。
また、2017年1月12日に実施したマイナーチェンジでハイブリッドが追加となりました。
ヴィッツは2020年2月10日のモデルチェンジでヤリスに名称が変更となります。新型車の情報はヤリス下記を参照ください。
新車購入ガイド:【2023最新】ヤリスの値引き 納期 乗り出し価格
以下の記事は発売終了前の内容となります。
トヨタ 新型ヴィッツ/ハイブリッドの新車値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | -~-万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | -~-万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | -~-万円 |
トヨタ 新型ヴィッツ/ハイブリッドの新車値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:渋い)
日本のベーシックカー代表と言えるヴィッツ。3代目のモデルチェンジ当初はコストダウンを意識しすぎて質感が低かったものの、マイナーチェンジによって見直され、グレードが1ランク上がった感があり、値引きは標準的と言えます。
新型ヴィッツの納期:標準
- 納期:-ヵ月~-ヵ月
新型ヴィッツ/ハイブリッドの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「新型ヴィッツ/ハイブリッドの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型ヴィッツの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型ヴィッツを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
トヨタ ヴィッツの価格/グレード/実燃費
トヨタ ヴィッツのグレード別 新車価格
トランスミッションはガソリンがSuper CVT-i、ハイブリッドがTHSⅡ
グレード | パワーユニット | 駆動 | 税込価格(円) |
F “Mパッケージ” | 1.0L | 2WD | 1,203,400 |
F | 1.0L | 2WD | 1,349,700 |
F | 1.3L | 2WD | 1,509,200 |
F | 1.3L | 4WD | 1,619,20 |
F “SMART STOPパッケージ” | 1.0L | 2WD | 1,431,100 |
Jewela | 1.0L | 2WD | 1,489,400 |
Jewela | 1.3L | 2WD | 1,723,700 |
Jewela | 1.3L | 4WD | 1,833,700 |
Jewela “SMART STOPパッケージ” | 1.0L | 2WD | 1,570,800 |
U | 1.3L | 2WD | 1,820,500 |
U | 1.3L | 4WD | 1,930,500 |
U “Sportyパッケージ” | 1.3L | 2WD | 1,977,800 |
HYBRID F | 1.5L+モーター | 2WD | 1,853,500 |
HYBRID Jewela | 2,009,700 | ||
HYBRID U | 2,115,300 | ||
HYBRID U “Sportyパッケージ” | 2,268,200 |
特別仕様車
グレード | パワーユニット | 駆動 | 税込価格(円) |
F “Safety Edition Ⅱ” | 1.0L | 2WD | 1,411,300 |
1.3L | 2WD | 1,599,400 | |
1.3L | 4WD | 1,742,400 | |
HYBRID F “Safety Edition Ⅱ” | 1.5L+モーター | 2WD | 1,936,000 |
F “Amie” | 1.0L | 2WD | 1,541,100 |
1.3L | 2WD | 1,758,900 | |
1.3L | 4WD | 1,868,900 | |
HYBRID F “Amie” | 1.5L+モーター | 2WD | 2,044,900 |
GR SPORT
グレード | パワーユニット | 駆動 | 税込価格(円) |
GR SPORT“GR” | 1.5L | 2WD | 2,335,300 |
GR SPORT | 1.5L | 2WD | 2,115,300 |
HYBRID GR SPORT | 1.5L+モーター | 2WD | 2,361,700 |
※価格は2019年10月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
新型ヴィッツ/ハイブリッドのグレード選び
ヴィッツ/ハイブリッドのパワートレイン
ガソリンエンジンが1.0L、1.3L、1.5L、ハイブリッド(1.5L+モーター)の4種類。
ハイブリッドシステムはアクアと基本的に同じ「THSⅡ」となっています。
トランスミッションはガソリンの標準モデルがCVT、ガソリンの「GR SPORT」、「GR SPORT“GR”」には5速MTが設定されています。
4WDは多くのグレードに設定されていますが、アクア同様にハイブリッドは2WD(FF)のみとなります。
ヴィッツ/ハイブリッドのグレード
基本的なグレード構成はベーシックな「F」、充実装備の「Jewela」、上級モデルの「U」があります。スポーティグレードの「RS」「Gʼs」はマイナーチェンジにより設定がなくなり、代わりにスポーツモデルとして「GR SPORT」が設定されました。
ヴィッツ/ハイブリッドの価格帯
2WDでの価格は、「F“Mパッケージ”」の1,203,400円から「HYBRID GR SPORT」の2,361,700円までとなっています。価格差は116万円とかなりの幅があります。
ヴィッツ/ハイブリッドの実燃費(2WD,2名乗車時の目安)
ハイブリッド車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 22~26km/L |
郊外・幹線道路 | 23~27km/L |
市街地 | 18~21km/L |
ガソリン車(1.3L)の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 19~22km/L |
郊外・幹線道路 | 16~19km/L |
市街地 | 13~17km/L |
ガソリン車でも軽量・コンパクトなヴィッツの特性を活かし、十分な実用燃費となっています。ハイブリッド車とガソリン車の燃費に違いが出るのが市街地での燃費。発進及び低速域での加速に費やされるガソリンを抑えるハイブリッドが優位となります。
トヨタ ヴィッツの値引き交渉に使う競合車
ヴィッツの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
日産 ノート/e-POWER
フルハイブリッドをラインナップするホンダ フィット、トヨタ ヴィッツ・アクア、優秀な新世代ディーゼルをラインナップするマツダ デミオに対し、地味な存在だった日産ノート。しかし、マイナーチェンジにより、待望のハイブリッドシステム「e-POWER」をラインナップに加え、月間販売台数がトップになるなど人気となっています。
「e-POWER」はフィット・アクアのハイブリッドと大きく異なり、走行するための動力をモーターのみで供給、エンジンは発電のみを担当するというシステムです。これにより日産リーフに通じる電気自動車のような走行フィーリングが最大の特徴です。
エンジンが発電用に特化したものではなく、バッテリー充電が追い付かない時には盛大にエンジン回転数が上がり発電するなど、e-POWERのシステム自体はまだ第一弾という事もあり、燃費面やコストなど課題もありますが、これまでのフルハイブリッドとは全く異なるシステムとなり話題を集めています。
ホンダ フィット
ホンダのベストセラー、フィットが最大のライバルと言えます。センタータンクレイアウトなど極限まで効率を追求したパッケージングにより、このクラスでは突出した室内の広さを誇ります。
ハイブリッドやスポーツグレードなど、幅広い選択肢から選ぶことができます。ヴィッツもフィットもベストセラーモデルで両車とも良くできた車です。しっかりと実車を比べて好みの一台を選びましょう。
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マツダ2 (MAZDA2)
マツダ2 (MAZDA2)はデミオの時にカーオブザイヤーにも輝き、コンパクトカークラスにおいては良くできた一台です。ヴィッツ、フィットがベーシックカーとしての基本を追求したモデルであるのに対し、マツダ2 (MAZDA2)は質感や走りなど1クラス上のクルマを目指しています。
他社がハイブリッドで燃費性能を追求しているのに対して、マツダはクリーンディーゼルで勝負を挑んでいます。内装のプレミアムやデザインは非常に魅力的ですが、後席がライバルに比べ狭いので、実車に座ってみて確認されることをおすすめします。
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トヨタ アクア
トヨタ アクアはヴィッツと同じトヨタ車ではあるものの、アクアは全販売系列、ヴィッツはネッツ店専売となるため、ネッツ店以外でアクアを見積もれば競合として利用できます。
アクアは発売当時から爆発的なヒット車でしたが、2011年の発売から期間も経過し、値引きも大きくなっています。
アクアのハイブリッドシステムは基本的にヴィッツと同じで、価格はややヴィッツの方が高く、リアを絞り込んだデザインにしている分、アクアの後席居住性は狭くなっています。
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トヨタ ヴィッツ商談のすすめ方
ヴィッツの値引きを引き出すにあたっては、上記の日産 ノート、ホンダ フィット、マツダ2 (MAZDA2)、トヨタ アクアの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ヴィッツの値引きを引き出し易くなります。
トヨタ ヴィッツの弱点は?
モデル後期ゆえの新鮮味の薄さ
優れた居住性にハイブリッドを進化させたフィット、デザインと質感にディーゼルを取り入れたデミオ。ヴィッツは発売当初、かなりコストダウンを感じさせる質感の低さが目立っていましたが、2度のマイナーチェンジを経て、内装の質感向上、ハイブリッドの追加を行ない商品力がアップしてきました。
ただ、トヨタには同クラスにハイブリッド専用車種のアクア、すぐ下のクラスにはパッソがあり、かなり自社競合気味となっています。モデルライフ後期にあり、ヴィッツを積極的に選ぶ理由が少ないと言えます。
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