ステップワゴンの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどホンダ ステップワゴンの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にステップワゴンのお買い得度を総合評価しています。
ステップワゴンはどんなクルマ?

ホンダ ステップワゴン SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING特別仕様車 BLACK STYLE
ホンダ ステップワゴンは2014年4月に発売。横開きも可能なわくわくゲートと、新開発1.5L直噴ターボの搭載が大きなトピックとなっています。
2017年9月29日にマイナーチェンジを実施。スパーダのエクステリアがより精悍なデザインになったと共に、待望のハイブリッドモデルが追加となりました。
ステップワゴンのCM
ステップワゴン/スパーダの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~10万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 11~25万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 26~40万円 |
本体からの値引きよりもナビプレゼントなど、オプションサービスで本体値引きを抑えてくることも。ライバルのセレナもフルモデルチェンジを実施したので、しっかりと競合をぶつけて値引き交渉に挑みましょう。
ステップワゴン/スパーダの値引き難易度:B
(A:甘い ~ E:厳しい)
ステップワゴンは発売間もない事、旧モデルからの乗り換え顧客が多い事などから4/24の発売から5/31までで受注台数が15,000台(月販目標は5,000台)と好調な滑り出しを見せました。
ハイブリッドの追加やフロントフェイスの変更などマイナーチェンジでリフレッシュしましたが、効果も徐々に薄れてきてノア/ヴォクシー/エスクァイア、セレナなど競合の激しいジャンルという事もあり、値引き状況は緩めになっています。
ステップワゴン/スパーダの納期:標準
- 納期:1ヵ月~3ヵ月
ステップワゴンは比較的新しいモデルですが、ライバルのヴォクシー/ノアがフル・ハイブリッドをラインナップしたのに対して、ダウンサイジング・ターボのみで登場しました。そのことも影響してか、納期は発売時から特に長くはありません。
ステップワゴン/スパーダの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事
「ステップワゴンの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、ステップワゴンの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる ステップワゴンを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ステップワゴンのグレード別 新車価格とJC08モード燃費
ステップワゴン Modulo X(モデューロ X )
2WD(FF)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
HYBRID Modulo X Honda SENSING | – | 4,070,000円 |
Modulo X Honda SENSING | – | 3,575,000円 |
ステップワゴン スパーダ ハイブリッド
2WD(FF、2.0L DOHC i-VTEC+i-MMD)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 特別仕様車 BLACK STYLE |
25.0km/L | 3,669,600円 |
SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING |
25.0km/L | 3,625,600円 |
SPADA HYBRID G Honda SENSING |
25.0km/L | 3,412,200円 |
SPADA HYBRID B Honda SENSING |
25.0km/L | 3,361,600円 |
ステップワゴン スパーダ
2WD(FF)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING 特別仕様車 BLACK STYLE |
15.4km/L | 3,151,500円 |
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING |
15.4km/L | 3,107,500円 |
SPADA Honda SENSING |
16.0km/L | 2,905,100円 |
4WD
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING 特別仕様車 BLACK STYLE |
15.0km/L | 3,349,500円 |
SPADA・Cool Spirit Honda SENSING |
15.0km/L | 3,305,500円 |
SPADA Honda SENSING |
15.0km/L | 3,147,100円 |
ステップワゴン(ノーマル)
2WD(FF)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
G・EX Honda SENSING |
16.2km/L | 2,915,000円 |
G Honda SENSING |
16.2km/L | 2,710,400円 |
B・Honda SENSING | 17.0km/L | 2,501,400円 |
4WD
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
G・EX Honda SENSING |
15.4km/L | 3,135,000円 |
G Honda SENSING |
15.4km/L | 2,952,400円 |
B・Honda SENSING | 15.4km/L | 2,765,400円 |
※価格は2019年10月1日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ステップワゴンのグレード選び
ステップワゴンのパワートレイン
エンジンは1.5L直4 VTEC TURBOエンジン、2.0Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドの2種類となっています。ハイブリッドは現時点ではスパーダのみに設定があり、2WDのみとなっています。4WDはガソリンエンジンモデルの全グレードに設定があります。トランスミッションは全てCVTとなります。
ステップワゴンのグレード構成
スパーダは「SPADA・Cool Spirit Honda SENSING」、「SPADA・Cool Spirit Honda SENSING」の2種類。
ノーマル外観モデルはエントリーグレードの「B Honda SENSING」、中間グレードの「G Honda SENSING」、上級グレードの「G・EX Honda SENSING」の3種類となります。
2016年10月21日より「Modulo X」が追加となりました。
2017年9月29日に追加となったスパーダ・ハイブリッドは「B Honda SENSING」、「G Honda SENSING」、「G・EX Honda SENSING」の3種類となっています。
現在は「特別仕様車 BLACK STYLE」が追加となっています。
ステップワゴンのおすすめグレード
装備のバランスが良い「G Honda SENSING(2WD)」がおすすめです。
ステップワゴンの見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「ステップワゴン G Honda SENSING(2WD)」に以下の装備を選択したケース
- Hondaインターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器(ナビゲーション連動)
- フロアカーペットマット スタンダード ガソリン車用 2列目キャプテンシート用 ブラック
車両本体 | ¥2,897,400 |
ディーラーオプション | ¥47,806 |
自動車税(11月登録) | ¥10,100 |
自動車税環境性能割 | ¥23,700 |
自動車重量税 | ¥22,500 |
自賠責保険(37か月) | ¥36,780 |
手続き費用 | ¥46,440 |
預かり法定費用 | ¥6,000 |
リサイクル費用 | ¥10,520 |
合計(乗り出し価格) | ¥2,945,206 |
ナビ、ETC、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で15万円と端数をカットしてもらった場合、「ステップワゴン G Honda SENSING(2WD)」の乗り出し価格は279万円となります。
(見積りは2019年10月1日時点)
ステップワゴンの実燃費(2名乗車時の目安)
ハイブリッド車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 17~23km/L |
郊外・幹線道路 | 15~18km/L |
市街地 | 12~15km/L |
ガソリン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 14~17km/L |
郊外・幹線道路 | 10~13km/L |
市街地 | 9~12km/L |
ステップワゴンは同クラスでは唯一となる1.5Lダウンサイジング・ターボエンジンを搭載。小排気量でありながら、低回転域から力強いトルク特性のターボを組み合わせ。ストレスのない走りを実現しています。
フル・ハイブリッドのような燃費性能は期待できないものの、市街地から高速道路まで、居住性の割には良好な燃費性能を誇ります。
ステップワゴンのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)
ステップワゴンの属するミディアムミニバンは新車市場、中古車市場ともに非常に人気があります。ステップワゴンはモデルライフ後半である事から、3年程度の短期、5年以上長期の乗り換えの際にフルモデルチェンジを迎え旧型となる可能性が高いです。
このことから車種としてのリセールバリュー高いものの、フルモデルチェンジによる型落ちを考慮するとリセールバリューはやや高め、という傾向となります。
ステップワゴン/ハイブリッドのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2016年5月12日 マイナーチェンジに伴い特別仕様車が廃止
2016年5月12日のマイナーチェンジで、SPADA特別仕様車「アドバンスパッケージ α」「Cool Spiritアドバンスパッケージ β」はラインナップから外れました。
2016年5月12日 マイナーチェンジ実施
2016年5月12日にマイナーチェンジを実施。安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」、ナビ装着用のスペシャルパッケージ、ETC車載器などを標準装備するなど装備を充実させました。
主な変更点
- Honda SENSINGとナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器を、Bを除く全タイプに標準装備
- 「リア右側パワースライドドア」を、B、G・Honda SENSINGを除く全タイプに標準装備
- 「1列目シートi-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム」を、Bを除く全タイプに標準装備
- G・EX Honda SENSINGには「リア右側パワースライドドア」と「LEDヘッドライト」を標準装備
- ステップ ワゴン スパーダに「リア右側パワースライドドア」と「パドルシフト」を標準装備
- SPADA・Cool Spirit Honda SENSINGには「スポーツペダル(アクセルペダル&ブレーキペダル)」を標準装備
ホンダ・センシング
マイナーチェンジで安全運転支援システム「ホンダ・センシング」が設定されました。ここ数年進化の著しい安全運転支援システムですが、ステップワゴンに設定されたホンダ・センシングは多くの機能を兼ね備えています。
ホンダ・センシングの装備されていない「B」と装備されている「G Honda SENSING」の価格差は、他の装備差もあって約32万円となりますが、1度の事故を防ぐことができれば元のとれるので、予算に余裕があれば選びたい装備です。
ホンダ・センシングの主な機能
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
- 車線維持支援システム(LKAS)
- 誤発進抑制機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
2016年10月21日 「Modulo X」が追加
ステップワゴンスパーダよりも、さらにスポーティなモデルとして「Modulo X」が追加となりました。主な装備は以下の通りです。
エクステリア
- 専用フロントグリル
- 専用フロントビームライト
- 専用LEDフォグライト
- 専用リアエンブレム
インテリア
- 専用ブラック コンビシート(プライムスムース×ソフトウィーブ)(Modulo Xロゴ入り)
- 専用本革巻ステアリングホイール(ディンプルレザー&スムースレザー/ピアノブラック調)
- 専用本革巻セレクトレバー(ディンプルレザー)
- 専用インパネミドルパッド(ピアノブラック調)
- 専用フロアカーペットマット(プレミアムタイプ)(Modulo Xアルミ製エンブレム付)
- 9インチプレミアムインターナビ(Gathers)(専用オープニング画面/USBジャック<1ヵ所>)
- ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ)
- ETC2.0車載器(ナビ連動タイプ)
エクステリアカラー
プレミアムスパイスパープル・パール、プレミアムスパークルブラック・パール、ホワイトオーキッド・パール
インテリアカラー
ブラック×シルバー(コンビシート)
2017年9月29日 マイナーチェンジ実施
今回のマイナーチェンジにより、ライバルに対して弱点となっていたフロントフェイスの刷新(スパーダ)と、ハイブリッドの追加が実施されました。
主な変更点
SPADAのエクステリアデザインを刷新
・新採用のLEDヘッドライトによりシャープさを、専用デザインのフロントグリルにより存在感を表現。SPADAの個性をさらに際立たせる、スタイリッシュかつダイナミックなフロントマスクに仕上げました。
・テールゲートスポイラーを空力に考慮した形状に変更。よりスポーティーなエクステリアデザインに進化しました。
SPADAにハイブリッド仕様を設定
・2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」搭載仕様を設定。上質で力強い走行性能と、クラストップレベルとなる25.0km/L(JC08モード)という低燃費を両立。また、Hondaの四輪車として初めて認可取得した「WLTCモード」では20.0km/Lとなります。
・ハイブリッド仕様には専用チューニングサスペンションと、さらに上級グレードにはパフォーマンスダンパーを採用。乗り心地と操縦安定性を高次元でバランスさせました。
安全運転支援システム「Honda SENSING」の機能をさらに充実
・歩行者事故低減ステアリング機能を新たに採用し、Honda SENSINGの基本8機能を全タイプに標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識とブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援します。
・ハイブリッド仕様には渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を搭載。作動範囲を0km/hからとすることにより、高速道路における渋滞時などの運転負荷軽減を図ります。
・SPADAおよびModulo Xは、政府が推奨する安全運転サポート車「サポカーS ワイド」に、その他のタイプは「サポカーS ベーシック+」に該当しています。
ステップワゴン/スパーダの競合はコレ!
ステップワゴンを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通り。
日産 セレナ
2016年8月にフルモデルチェンジを行った日産セレナ。やや古さを隠せないモデル末期のバーゲンセールから一転、ライバルに引けを取らない居住性と精悍な内外装デザイン、そして日産の先進技術「プロパイロット」を搭載し、大きく商品力を増しました。
2018年3月には「e-POWER」を導入。ライバルに遅れていたハイブリッド車の追加し、選択肢の幅が広がりました。

トヨタ ノア/ヴォクシー
発売当時は消費増税前後だった事もあり、値引きも渋く半年待ちの状況でしたが、発売から2年以上経過し、徐々に値引きも緩くなってきています。
ノア/ヴォクシーにはない「わくわくゲート」を中心に、ステップワゴンに惹かれている事をアピールし、値引きを引き出しましょう。

競合車を使ってステップワゴンの値引き交渉を
ステップワゴンの値引きを引き出すにあたっては、上記のセレナ、ヴォクシーなどの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ステップワゴンの値引きを引き出し易くなります。
ステップワゴンの長所と欠点
ステップワゴンの長所
クラス唯一の1.5Lダウンサイジングターボエンジン
低燃費志向のユーザーに人気なのはハイブリッドですが、競争の激しい5ナンバーサイズミニバン市場に、ステップワゴンではあえてダウンサイジング・ターボで勝負を挑んできました。
アクセル開度を抑えた極限での市街地でのエコ走行ではハイブリッドのノア/ヴォクシーに軍配が上がるものの、低回転からトルクが十分に発生し、扱いやすくてハイブリッド程の価格差にならないステップワゴンのダウンサイジングターボも魅力的です。
パワフルさと低燃費に優れたハイブリッドシステム
いち早くハイブリッドを導入したトヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイア、e-POWERの導入で挽回を図る日産 セレナ、ステップワゴンもマイナーチェンジでハイブリッドを追加し、大手にハイブリッドが出揃いました。
それぞれシステムが異なり、長所・欠点を持ちますが、低燃費でありながらパワフルさを持つステップワゴンのハイブリッドシステムが完成度の面で一歩リードしています。
独自装備の「わくわくゲート」
車の使用状況によって利用価値が分かれる装備ですが、ステップワゴンの「わくわくゲート」は、駐車場の後方にスペースが少ない都市部では非常に重宝するアイテムです。
通常のハッチゲートだと、車高のあるミニバンでは開けるためのスペースがかなり必要で、開閉に気を使ったり、満足に開けられないなどの不便さを感じます。
そんな状況下でわくわくゲートなら狭い後方スペースでも安心してリアドアを開けることができます。
ステップワゴンの欠点
ヴォクシー/ノアと比べると淡泊なフロントフェイス
現行型ステップワゴンは、ライバルとなるトヨタ ヴォクシー/ノアと比べると淡白なフロントフェイスが弱点となっていましたが、マイナーチェンジでSPADAのフロントフェイスをリニューアル。迫力を増しましたが、ヴォクシー/ノアもマイナーチェンジでさらにフロントフェイスを迫力あるものに変更したため、依然として存在感の面ではヴォクシー/ノアが強いものとなっています。
ステップワゴンの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
スパーダ ハイブリッドの追加でライバルに反撃開始
フルモデルチェンジからのモデルライフ前半では前述の弱点にて取り上げたフロントフェイスの淡白さとハイブリッド設定がない事がライバルに対して見劣りする部分でしたが、マイナーチェンジにより、どちらにもテコ入れが図られました。
ホンダのハイブリッドシステムはモーターの出力も強く、トヨタのヴォクシー/ノア/エスクァイアに搭載されているハイブリッドシステムよりも利点の大きいものとなっています。
ステップワゴンの下取り、買取り査定相場を知りたいなら
