
ワゴンR HYBRID FX (フェニックスレッドパール)
ワゴンRの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどスズキ ワゴンRの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にワゴンRのお買い得度を総合評価しています。
- 新型ワゴンR/スティングレーはどんなクルマ?
- ワゴンRのCM
- 新型ワゴンR/スティングレーの値引き相場
- 新型ワゴンR/スティングレーの納期:標準
- 新型ワゴンRの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事
- ワゴンR/スティングレーの値引き交渉に適した時期・時間帯
- 系列の異なるディーラーでワゴンR/スティングレーを競合させる
- ワゴンR/スティングレー値引き交渉の進め方
- ワゴンR/スティングレーのグレード別 新車価格
- ワゴンR/スティングレーのグレード選び
- ワゴンRの実燃費(2名乗車時の目安)
- ワゴンRのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)
- ワゴンR/スティングレーのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
- スズキ ワゴンR/スティングレーの競合はコレ!
- 新型ワゴンRの長所と欠点
- ワゴンRの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.5 (5段階評価)
新型ワゴンR/スティングレーはどんなクルマ?

スズキ ワゴンR ハイブリッド FX 2017
「ワゴンR」は、2017年2月にフルモデルチェンジを実施し、6代目となりました。軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。室内がさらに広くなりつつモーターによる動力アシストを強化し、軽ワゴントップとなるJC08モード燃費33.4km/Lを達成しました。
また、これまで通常のワゴンRとスティングレーという外装デザインを変えた2種類をラインナップしていましたが、新型ワゴンRは外装デザインを3種類設定しています。外観デザインの選択肢が増えたことで、より幅広いユーザー獲得が見込まれます。
ワゴンRのCM
新型ワゴンR/スティングレーの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~5万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 8~14万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 15~20万円 |
新型ワゴンR/スティングレーの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
安定した人気でベストセラーモデルとなっているワゴンR。軽量ボディの採用やマイルドハイブリッドの導入など、商品力のアップにも抜かりがありません。また、燃費性能でもトップクラスの実力を誇ります。フルモデルチェンジから少し期間が経過し、値引き値引き交渉もしやすくなってきました。
新型ワゴンR/スティングレーの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
スズキの主力車種という事もあり納期は安定しています。
新型ワゴンRの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事

ワゴンRスティングレー HYBRID T インパネ
「新型ワゴンR/スティングレーの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型ワゴンR/スティングレーの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型ワゴンR/スティングレーを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ワゴンR/スティングレーの値引き交渉に適した時期・時間帯
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となり、ジックリと値引き交渉するには不向きです。
平日の閉店2時間前
どのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の閉店近い時間帯がおススメです。平日は土日と比べると来店客も少なく、ゆっくりと商談ができます。
ただし、すでに来店した事があり、営業マンの担当が決まっている場合は、平日に休みを取っていて不在になっている事もあるので、事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
時間帯としては昼の混雑が収まってきた閉店間際の時間帯もおススメです。平日と比べるとジックリと値引き交渉するには不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に店長決済が緩む可能性があります。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位での販売目標計画を立てていますので、目標を達成する為に、値引きが緩みやすくなる可能性があります。ただし、新車のセールスが好調な時などディーラー側の販売事情によりますので、一概に値引きが引き出しやすいとは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月末に
ディーラーを運営している販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、1年間の販売目標達成のために3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。
系列の異なるディーラーでワゴンR/スティングレーを競合させる
自動車のディーラーは自動車メーカーとは全く別の会社が運営しています。基本的にはトヨタネッツやトヨタカローラなど販売車種と都道府県で運営する会社が異なります。
ワゴンR/スティングレーの場合、スズキ自販○○(都道府県名)という会社が同一都道府県内のディーラーを運営しています。なので、近くのディーラーが同じ系列の会社である場合、消耗戦を避ける為に値引き交渉には応じない事が基本です。
ただ、中古車販売店がワゴンR/スティングレーの新車販売を行っているケースや、近隣同士のディーラーでも全く違う会社が経営している場合もありますので、スズキの公式サイトで近隣のディーラー名を調べ、ディーラー名で検索してみましょう。
多くの場合、販売会社のホームページがヒットしますので、値引き交渉したいディーラーの店舗がどこの系列の会社かがわかります。この調査で近くにあるディーラー同士が違う系列の場合、両方の店舗でワゴンR/スティングレーの値引き交渉が可能になります。
都道府県を越えたワゴンR/スティングレーの値引き交渉も
県境の近くに住んでいる、実家が隣の県、仕事場が住んでいるのと違う県などに当てはまる場合、違う県のディーラーで値引き交渉を行う事も出来ます。万が一のトラブルなどの際はやや不便になる事もありますので注意が必要ですが、ワゴンR/スティングレーは新車購入から数年間はたいしたトラブルも起きにくいですし、車検やオイル交換はオートバックスなど別のお店で済ませるという人なら、ディーラーに行く機会は少ないので一つの手段として有効です。
ワゴンR/スティングレー値引き交渉の進め方
しっかりと値引き交渉を進めるためには、しっかりとした準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでワゴンR/スティングレーに試乗し、クルマを見ながら商談を始めるとその場の雰囲気に飲まれ、ついつい面倒になってしまいます。
ワゴンR/スティングレー値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、スズキの公式サイトでワゴンR/スティングレーの見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れるとかなり当初思っていたよりも高くなります。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を把握しましょう。「車を買い替える気持ちはあるけど、まだワゴンR/スティングレーが大本命とは言えない…」という感じを伝える程度です。ワゴンR/スティングレーの試乗をして、見積もりをもらいましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは値引き0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな値引き金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前にネットでの買取相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
ワゴンR/スティングレーの競合となる車種の試乗を行ない、見積もりをもらいましょう。ワゴンR/スティングレーの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「ワゴンR/スティングレーが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度の値引きではない金額を引き出しましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場
- ディーラーでの下取り査定額
- ワゴンR/スティングレーの見積もり
- 競合車種の値引き込みの見積もり
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やワゴンR/スティングレーの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
ワゴンR/スティングレーの値引き交渉で気を付ける点
ワゴンR/スティングレーの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まっった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。車を購入して数年に渡るお付き合いとなる事を忘れないようにしましょう。
ワゴンR/スティングレーのグレード別 新車価格
ワゴンR
グレード | エンジン | ミッション | 2WD(円) | 4WD(円) |
FA | 0.66L | 5MT | 1,098,900 | 1,222,100 |
CVT | 1,163,800 | 1,289,200 | ||
HYBRID FX | 0.66L(マイルド ハイブリッド) |
CVT | 1,280,400 | 1,403,600 |
HYBRID FZ | 1,421,200 | 1,544,400 |
ワゴンRスティングレー
グレード | エンジン | ミッション | 2WD(円) | 4WD(円) |
HYBRID X | 0.66L(マイルド ハイブリッド) |
CVT | 1,501,500 | 1,624,700 |
HYBRID T | 0.66Lターボ(マイルドハイブリッド) | 1,653,300 | 1,776,500 |
※価格は2019年12月25日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ワゴンR/スティングレーのグレード選び
ワゴンRのパワートレイン
エンジンは直列3気筒658ccの自然吸気、自然吸気+マイルドハイブリッド、ターボ+マイルドハイブリッドの3種類があります。
4WDはすべてのグレードに設定があります。トランスミッションはCVTのみでしたが、2017年8月に「ワゴンR FA」に5MTが追加となりました。
ワゴンRのグレード構成

ワゴンR HYBRID FX (アクティブイエロー)
ワゴンRの基本グレードは3種類。迫力あるフロントフェイスの「HYBRID FZ」、ノーマルデザインで中間グレードの「HYBRID FX」、エントリーモデルのFAです。
ワゴンR スティングレーのグレードは、ターボエンジン+マイルドハイブリッドを装備した上級グレードの「HYBRID T」、自然吸気+マイルドハイブリッドの「HYBRID X」の2種類となっています。
外観デザインが3種類

ワゴンR HYBRID FZ
(ノクターンブルーパール)
新型ワゴンRは先代と違い、スティングレーのデザインがやや男性向けのゴツいデザインになりました。
一方でノーマルのワゴンRは外観が2種類となり、「HYBRID FZ」は迫力のあるフロントフェイスを有しています。
ターボエンジンはスティングレーだけに設定されており力強い走りを求めるならスティングレーの「HYBRID T」一択となります。
ワゴンRのおすすめグレード

ワゴンR HYBRID FX (フェニックスレッドパール)
ワゴンRらしい広さと快適さ、エアロパーツも付いた充実装備の「ワゴンR HYBRID FX(2WD)」がおススメグレードです。
ワゴンRの見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「ワゴンR HYBRID FX(2WD)」に以下の装備を選択したケース
- 全方位モニター用カメラパッケージ:¥74,800
- フロアマット(ジュータン)ノーブル:¥14,465
- スタンダードプラスワイドナビセット(パナソニック):¥143,605
- ETC車載器(ビルトインタイプ):¥21,120
車両本体価格(メーカー希望小売価格) | ¥ 1,280,400 |
自動車税(1月) | ¥ 0 |
環境性能割 | ¥ 0 |
自動車重量税 | ¥ 3,700 |
自賠責保険料 | ¥ 35,610 |
リサイクル料金 | ¥ 6,760 |
登録(届出)諸費用等(概算) | ¥ 46,970 |
諸費用合計金額 | ¥ 93,040 |
全方位モニター用カメラパッケージ | ¥ 74,800 |
メーカーオプション合計金額 | ¥ 74,800 |
フロアマット(ジュータン)ノーブル | ¥14,465 |
スタンダードプラスワイドナビセット(パナソニック) | ¥143,605 |
ETC車載器(ビルトインタイプ) | ¥21,120 |
ディーラーオプション合計金額 | ¥ 179,190 |
乗り出し価格 | ¥ 1,627,430 |
ナビ、フロアマット、ETCのプレーンなオプションを装備した乗り出し価格は上記となります。標準的な値引き交渉で8万円と端数をカットしてもらった場合、ワゴンR HYBRID FX(2WD)の乗り出し価格は154万円となります。
(見積りは2020年1月30日時点)
ワゴンRの実燃費(2名乗車時の目安)
自然吸気エンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 21~24km/L |
郊外・幹線道路 | 22~25km/L |
市街地 | 17~23km/L |
自然吸気+マイルドハイブリッド車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 22~25km/L |
郊外・幹線道路 | 23~26km/L |
市街地 | 19~25km/L |
ターボ+マイルドハイブリッド車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 18~21km/L |
郊外・幹線道路 | 17~20km/L |
市街地 | 12~15km/L |
ワゴンRは軽量化技術、マイルドハイブリッド、セーフティアシストなどのスズキの持つ技術をフルに投入した戦略車となっています。
ターボエンジン車は、ターボ車らしい加速を多用すれば、それに比例して燃費も悪化します。市街地における燃費はターボを使用する場面も多く、自然吸気エンジン車との実燃費差が広がる傾向にあります。一方で、ゴー・ストップの少ない郊外・高速においては自然吸気エンジン車との差は少なくなります。
主に市街地走行が多く、街乗りでの燃費を重視する人には自然吸気エンジンがおすすめで、坂道などが多く軽自動車でもストレスのない加速力を求める人にはターボエンジンのスティングレーがおすすめです。
ワゴンRのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)
ワゴンRの属する軽スーパーハイトワゴンは新車市場、中古車市場ともに人気があり、ワゴンRはモデルライフ中盤である事から、短期の乗り換えでは現行車種のままの場合もあります。
このことから、ワゴンRの短期でのリセールバリューは高く、5年以上の長期でのリセールバリューはフルモデルチェンジを超える為「高め」という傾向となります。
ワゴンR/スティングレーのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2017年2月1日 ワゴンR/スティングレー フルモデルチェンジ
フルモデルチェンジを実施し、6代目となるワゴンRが登場しました。
2017年8月23日 「ワゴンR」に5MT車を設定
「ワゴンR」の「FA」グレードに5MT車が設定されました。
2018年9月10日 特別仕様車「25周年記念車」を発売

スズキ ワゴンR スティングレー HYBRID Xリミテッド 全方位モニター用カメラパッケージ装着車 ノクターンブルーパール
外観の加飾やインパネカラーパネル色の変更などの専用装備、車体色は新設定の紺「ノクターンブルーパール」および赤「フェニックスレッドパール」をはじめ全6色を設定。

2018年9月10日 ワゴンR/ワゴンRスティングレーを一部改良
前後の衝突被害軽減ブレーキ、後方誤発進抑制機能、リヤパーキングセンサーをCVT搭載車(FA 5MT車除く)に設定し、安全装備を充実、新開発R06D型エンジン(NA車)と新開発CVTを組み合わせた新しいパワートレインを採用。軽快な走りと優れた燃費性能を実現した。

スズキ ワゴンR/スティングレーの競合はコレ!
ワゴンR/スティングレーを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ダイハツ ムーヴ/カスタム
ワゴンR/スティングレーの最有力のライバルと言えるのがダイハツ ムーヴ/カスタムです。
ワゴンRのパッケージングを参考にして、ほぼ同じようなサイズ感となっていますが、現行モデルでは普通小型車を意識した高い質感に仕上がっています。
最大のライバルゆえに、上手にワゴンRと競合させて、大きな値引きを引き出しましょう。

ホンダ N-WGN

N-WGN スタイリング イメージ
ムーヴ同様、ワゴンRを研究し尽くして2013年に発売されたN-WGN。そして2019年8月、ユーモラスなスタイリングに先進安全技術を満載して2代目へとフルモデルチェンジを実施しました。
リッターカークラスの質感を備え、ワゴンRの強力なライバルとして販売開始から好調に売れています。N-WGNもワゴンR、ムーヴとの競合で大きな値引きを引き出しましょう。

競合車を使ってワゴンRの値引き交渉を
ワゴンR/スティングレーの値引きを引き出すにあたっては、上記のムーブ、N-WGNの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ワゴンR/スティングレーの値引きを引き出し易くなります。
新型ワゴンRの長所と欠点
新型ワゴンRの長所
マイルドハイブリッドと軽量ボディによるトップクラスの燃費性能
減速時に発電し、その電力を発進・加速時にモーターでアシストするマイルドハイブリッド。マイルドハイブリッドとスズキの軽量化技術によって、ワゴンRは軽トップレベルの燃費性能を誇ります。
スズキのマイルドハイブリッドはアイドリングストップからの復帰時に気になる「ブルン」というエンジンの揺れが抑えられ自然な発進ができるのも特徴です。
モーターの出力は3.1psとわずかとも言えますが、ガソリンは停止時からの発進と加速時に多く使われるので、それをモーターで補うことで、特に市街地走行の燃費が大幅に改善します。
ベーシックで飽きのこない内外装デザイン

ワゴンR HYBRID FX(ベージュ内装) インパネ
派手さや新鮮味を感じることはないものの、歴代ワゴンRのように道具としての割り切ったシンプルデザインは、長く使っていても飽きのこないベーシックなデザインが魅力です。
先代ワゴンRではN-WGNやムーヴなと、内装の質感が高い同クラスライバルと比べると見劣りしました。しかし新型ワゴンRではシンプルでありながら、質感は先代モデルより大きく向上し、十分な満足感が得られます。
新型ワゴンRの欠点
外装とパワートレインの組み合わせが限定的
非常に完成度の高い新型ワゴンRではありますが、モデルチェンジ初期という事もあって、グレード設定が少ないのが弱点とも言えます。外観のバリエーションは増えたものの、ヘッドライトが2段構成になっている外観が気に入ってら選択できるグレードは「HYBRID FZ」のみとなり、ハイブリッドなしもターボエンジンも選べません。今後のグレード追加に期待したいところです。
ワゴンRの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.5 (5段階評価)
広さ、経済性など軽自動車の基準となる一台

ワゴンRスティングレー HYBRID T (フェニックスレッドパール)
軽自動車での販売ランキングではホンダ N-BOXやダイハツ タントなど、ワゴンRよりさらに居住性を高めたスーパーハイトワゴンが人気となっていますが、実際に店舗で広さを確かめてみると、天井は座った状態で手が届かないくらいに高く、そこまでの天井高は必要なのか?という疑問を持つ人もいると思います。
車高を高めれば重心も高く、横風の影響を受けやすくなるため、揺すられ感やふらつきが増します。子育て世代にとってはスライドドアの恩恵もありますので、スーパーハイトワゴンのメリットはしっかりとありますが、後席に人を乗せる機会のない人にとってはワゴンRのようなハイトワゴンがベストバイと言えます。
初代モデルから、このクラスをリードしてきただけあり、軽量化やハイブリッドの導入など他社にない大きな魅力を持っています。フルモデルチェンジから期間も経過し、値引きも引き出しやすくなっており、値引き込みで考えると非常にお買い得な一台です。