ロードスター/ロードスターRFの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなど、マツダ ロードスター/ロードスターRFの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にロードスターのお買い得度を総合評価しています。
- マツダ ロードスター/RFはどんなクルマ?
- マツダ ロードスター/RFの値引き相場
- マツダ ロードスター/RFの納期:標準
- ロードスターの値引き相場がわかったら、次にすべき事
- マツダ ロードスター/RFのグレード別 新車価格
- マツダ ロードスター/RFのグレード選び
- マツダ ロードスターRFの実燃費(6AT、2名乗車時の目安)
- ロードスター/RFのリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
- ロードスター/RFのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
- マツダ ロードスター/RFの競合はコレ!
- マツダ ロードスター/RFの長所と欠点
- ロードスター/RFの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
マツダ ロードスター/RFはどんなクルマ?

マツダ ロードスター RF 2018
世界で一番売れているスポーツカーである「マツダ ロードスター」は、2015年5月に10年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、4代目となりました。正式発表に先駆け、徐々に情報を公開してファンの期待を高める手法が取られ、実車は2014年9月に世界3都市のイベントで同時初公開が行われました。
2016年には電動リトラクタブルハードトップの「ロードスターRF」を追加。ボディ重量の増加に合わせて排気量を2.0Lにアップしています。
マツダ ロードスター/RFの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~9万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 10~17万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 20~27万円 |
マツダ ロードスター/RFの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
趣味性の高いクルマで大量の販売目標を掲げる量販車ではないため、値引きは厳しめと言えます。ライバル車を検討している事を伝え、じっくりと商談に臨み値引きを引き出しましょう。
マツダ ロードスター/RFの納期:標準
- 納期:1ヵ月~3ヵ月
発売開始から期間も経過し、販売台数も落ち着いているので納車までの期間は標準的になっています。
ロードスターの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「ロードスターの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、ロードスターの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる ロードスターを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
マツダ ロードスター/RFのグレード別 新車価格
ロードスター (1.5L直4)
グレード | 6MT | 6速AT |
S | 2,601,500 | – |
NR-A (モータースポーツベース車) | 2,755,500 | – |
S スペシャルパッケージ | 2,818,200 | 2,933,700 |
S レザーパッケージ | 3,169,100 | 3,284,600 |
RS | 3,334,100 | – |
ロードスターRF (2.0L直4)
グレード | 6MT | 6速AT |
S | 3,439,700 | 3,467,200 |
VS | 3,735,600 | 3,763,100 |
VS Burgundy Selection | 3,776,300 | 3,803,800 |
RS | 3,900,600 | – |
ロードスター/ロードスターRF 特別仕様車
グレード | 6MT | 6速AT |
ロードスター 100周年特別記念車 | 3,279,100 | 3,394,600 |
ロードスターRF 100周年特別記念車 | 3,845,600 | 3,873,100 |
※価格は2020年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
マツダ ロードスター/RFのグレード選び
マツダ ロードスター/RFのパワートレイン
パワーユニットはロードスターが1.5L直4、ロードスターRFが2.0L直4となっています。駆動レイアウトはFRのみです。
トランスミッションは6MTと6速ATがあります。
1.5Lエンジンのスペック
エンジン形式 | P5-VPR[RS]型 |
エンジン種類・シリンダー数 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 | 1,496cc |
使用燃料種類 | 無鉛プレミアムガソリン |
最高出力 | 97kw[132PS] / 7,000rpm |
最大トルク | 152N・m[15.5kgf・m] / 4,500rpm |
2.0Lエンジンのスペック
エンジン形式 | PE-VPR[RS]型 |
エンジン種類・シリンダー数 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 | 1,997cc |
使用燃料種類 | 無鉛プレミアムガソリン |
最高出力 | 135kw[184PS] / 7,000rpm |
最大トルク | 205N・m[20.9kgf・m] / 4,000rpm |
マツダ ロードスター/RFのグレード構成
グレード構成はロードスターがベーシックグレードの「S」、中間グレードの「S スペシャルパッケージ」、レザーシートを装備した上級グレードの「S レザーパッケージ」、スポーティーな「RS」の4タイプとなっています。
ロードスターRFはベーシックグレードの「S」、レザーシートを装備した上級グレードの「VS」、スポーティーな「RS」の3タイプとなっています。
マツダ ロードスター/RFのおすすめグレード
ロードスターらしい素晴らしい走行フィーリングを楽しめつつ、装備が充実しているロードスター「S Special Package」がおススメグレードとなります。
ロードスター/RFの見積り 乗り出し価格
おススメグレードのロードスター「S Special Package」(6MT)に以下の装備を選択したケース
ショップオプション
- フロアマット:¥22,880
- [三菱電機]スマートインETC(ナビゲーション連動なし):¥34,666
- ナビゲーション用SDカードPLUS:¥49,500
車両価格(S Special Package) | ¥2,818,200 |
メーカーセットオプション価格 | ¥0 |
ショップオプション価格 | ¥107,046 |
税金保険料 | ¥122,280 |
リサイクル費用 | ¥10,650 |
登録諸費用(参考価格、消費税込) | ¥70,260 |
自動車税(環境性能割) | ¥46,100 |
自動車重量税 | ¥36,900 |
自賠責保険(37ヶ月) | ¥36,780 |
自動車税(種別割)(2月分) | ¥2,500 |
合計 | ¥3,128,436 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥108,436 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥3,020,000 |
ナビ、ETC、フロアマットなどのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、ロードスター「S Special Package」(6MT)の乗り出し価格は302万円となります。
(見積りは2020年2月4日時点)
マツダ ロードスターRFの実燃費(6AT、2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 12~16km/L |
郊外・幹線道路 | 10~13km/L |
市街地 | 9~12km/L |
ロードスター/RFのリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
ロードスター/RFの属するCセグメントオープンカーは日本の新車市場では販売台数が多くありません。しかし、中古車の流通台数が少なく中古車市場では人気があります。また2~3年の短期の乗り換えでは現行車種のままの場合もあります。
このことから短期でのリセールバリューは非常に高く、5年以上の長期でのリセールバリューはフルモデルチェンジを超える可能性があり「高い」という傾向となります。
ロードスター/RFのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2015年5月21日 フルモデルチェンジ 4代目に
「人馬一体」の楽しさを追究し、1989年にデビューしたロードスターの4代目が発売しました。

2016年12月22日 ロードスター RFを追加
「ロードスター RF」はルーフから車両後端まで、なだらかに傾斜するラインが特徴的な「ファストバック」スタイルを採用。印象的なルーフ後部の形状とルーフの開閉に応じて開閉するリアウインドーによる新しいオープンエア感覚を実現。

2017年2月28日 限定色「クラシックレッド」
「クラシックレッド」は、初代「ロードスター」を世界初公開した1989年2月のシカゴモーターショーにおいて、メインカラーとしてお披露目したボディカラー。4代目ロードスターにおいて、このカラーを最新の水性塗装技術「アクアテック塗装」で忠実に再現した。
※2017年2月28日までの限定販売

2017年12月14日 マイナーチェンジ、特別仕様車「RED TOP」追加
特別仕様車「RED TOP」では、ダークチェリー色のソフトトップやオーバーン(赤褐色)のナッパレザーシートのインテリアを採用し、これまでのロードスターとは一味違う個性的なカラーコーディネーションが可能となっています。
※注文受付は2018年3月31日までで、現在は購入できません。


2018年7月26日 マイナーチェンジ、 特別仕様車「Caramel Top」追加
エンジン特性、安全装備、走行性能、内装など多岐にわたる商品改良を実施。同時に特別仕様車「Caramel Top」が追加となった。
※「Caramel Top」の注文受付は2018年12月24日まで


2019年11月14日 マイナーチェンジ、特別仕様車「SILVER TOP」追加

マツダ ロードスター 特別仕様車「SILVER TOP」
商品改良は
・RAYS社製鍛造16インチアルミホイール設定
・RFにVS Burgundy Selection設定
・特別仕様車 SILVER TOP など
販売期間は2020年3月31日まで注文受付となっています。


マツダ ロードスター/RFの競合はコレ!
ロードスター/RFを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ S660
ホンダが満を持して市場に投入した軽ミッドシップスポーツS660。
バブル期に投入したビート以来の軽自動車のスポーツカーでターボエンジンを居住スペースの後ろに搭載する事で運動性能を高めています。
運動性能の向上に注力したパッケージングである一方、荷物の収納スペースは殆どなく、日常の足としての使用にはかなり制限があります。

ダイハツ コペン
電動オープントップを持ち軽快なオープンドライブが楽しめるダイハツ コペン。
FFレイアウトに電動トップ、トランクルームも持ち、カジュアルに乗ることができ、普段の足としての実用性も備えます。また、セロ、ローブ、XPLAYとデザインテイストの異なる3種類の外観を準備し、好みに合わせた選択肢の広さも魅力です。

競合車を使ってロードスターの値引き交渉を
ロードスターの値引きを引き出すにあたっては、上記のS660、コペンの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ロードスターの値引きを引き出し易くなります。
マツダ ロードスター/RFの長所と欠点
マツダ ロードスター/RFの長所
日本メーカー唯一となるライトウェイトFRオープンスポーツ
1989年に初代が登場したロードスター。その人気は日本に留まらず世界的なヒットとなり、多くの海外メーカーがロードスターの成功を見て競合車種を開発しました。
マツダは初代から途切れることなくモデルチェンジを実施、4代目となりました。その後海外のライバルは高級志向にシフトし、購入しやすい価格で初代から一貫してパッケージングとコンセプトを貫いているのはマツダ ロードスターだけとなりました。
ハッチバックなどの量販車と違いスポーツカーは販売台数が見込めず、モデルを維持しているだけでも立派と言えます。そんな環境にあって進化を遂げているロードスターは世界的にも貴重な一台です。
マツダ ロードスター/RFの欠点
室内空間のタイトさ

マツダ ロードスター RF 2018年商品改良 VS オーバーン内装
ロードスターを購入検討している人にとっては最初から分かっている事なので欠点とは言えないですが、86/BRZなどの2+2スポーツと比べると、シートリクライニングの余地も殆どなく、2名乗車の場合は室内に手荷物を置くスペースもないので、実用面ではやや劣る部分があります。
エンジンのバリエーションが各1種類
ロードスターは1.5L NA、ロードスターRFは2.0L NAとエンジンの設定が各1種類となり、選択の余地はありません。もう少しハイパワーを楽しみたいというニーズが満たせないので、試乗でフィーリングを確かめましょう。
ロードスター/RFの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
稀少なFRライトウェイトオープンスポーツ

マツダ ロードスター 特別仕様車「SILVER TOP」
存在そのものが貴重なロードスターですが、開発に抜かりはなく、先代の3代目ロードスターよりも軽量コンパクトに仕上げ、まさにマツダの信念を貫いた一台となっています。
ホンダS660やダイハツ コペンがライバルとなりますが、どちらも軽自動車でボディサイズ、エンジン出力に制限があり、普通自動車枠のロードスターは非常に貴重な存在となっています。
実用面では割り切りが必要な2シーターオープンスポーツですが、S660やコペンと比べると実用的なトランクを有しており、2名乗車で1・2泊程度の荷物も積むことが出来ますので、両車に比べると活動範囲が広くなります。