
ダイハツ コペン Cero 2015
ダイハツ コペン セロ/ローブ/XPLAYの値引き/納期/実燃費レポート
(2021年4月7日更新)
2002年にダイハツ初の2シーターオープン軽スポーツカーとしてデビューした「コペン」は、2012年に一旦生産終了となった後、約2年のブランクを経た2014年6月に2代目となる新型が発売されました。先代からパワートレインやプラットフォームを一新し、ボディ骨格の剛性を大幅にアップした他、これまでに前例のなかった着せ替え式ボディを採用した事が大きな特徴となっています。
ダイハツ コペンの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~4万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 5~9万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 10~15万円 |
ダイハツ コペンの値引き難易度:D
(A:甘い ~ E:厳しい)
発売から期間が経過し値引きは交渉はしやすくはなりましたが、趣味性の高いクルマなので値引きは渋めです。
ダイハツ 新型コペンの納期:やや長い
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
人気は落ち着いており、長期間の納車待ちを強いられる事はありませんが、生産台数が多くない為、納車までの期間はやや長めです。
新型コペンの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「新型コペンの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、コペンの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型コペンを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ダイハツ コペンのグレード別 新車価格
0.66L+ターボ
グレード | CVT | 5MT |
コペン ローブ | 1,886,500円 | 1,908,500円 |
コペン ローブ S | 2,090,000円 | 2,112,000円 |
コペン XPLAY | 1,886,500円 | 1,908,500円 |
コペン XPLAY S | 2,090,000円 | 2,112,000円 |
コペン セロ | 1,941,500円 | 1,963,500円 |
コペン セロ S | 2,145,000円 | 2,167,000円 |
※価格は2019年10月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ダイハツ コペンのグレード選び
ダイハツ コペンのパワートレイン
パワーユニットは0.66L直3インタークーラーターボの1種類。駆動方式はFFです。
トランスミッションは7速スーパーアクティブシフト付CVTと5MTが設定されています。
エンジンのスペック
- エンジン形式:KF型
- エンジン種類・シリンダー数及び配置:水冷直列3気筒ターボ
- 総排気量:658cc
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 最高出力:47kw[64PS] / 6,400rpm
- 最大トルク:92N・m[9.4kgf・m] / 3,200rpm
ダイハツ コペンのグレード構成
基本的なグレード構成はローブ、XPLAY、セロそれぞれにベーシックグレードと、上級グレードの「S」があります。
「S」にはスエード調レカロシート、ビルシュタイン製ショックアブソーバー、MOMO製革巻ステアリングホイール、パドルシフト(CVT車のみ)、メッキパーキングレバーボタン、メッキインナードアハンドル、メッキエアコンレジスターノブなどが装備されます。
ダイハツ コペンの実燃費(CVT、2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 16~20km/L |
郊外・幹線道路 | 12~15km/L |
市街地 | 10~14km/L |
燃費を気にして走る車ではありませんが、普通に走っている分には車両重量も空気抵抗も大きくはないので、それなりに好燃費となります。エンジン回転数を上げてスポーティな走りを楽しめば、燃費は大きく低下します。
ダイハツ コペンの競合はコレ!
コペンを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ S660
ホンダが満を持して市場に投入した軽ミッドシップスポーツS660。
バブル期に投入したビート以来の軽自動車のスポーツカーでターボエンジンを居住スペースの後ろに搭載する事で運動性能を高めています。
運動性能の向上に注力したパッケージングである一方、荷物の収納スペースは殆どなく、日常の足としての使用にはかなり制限があります。
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マツダ ロードスター
マツダこだわりのFRオープンスポーツとしてモデルチェンジを繰り返してきたロードスター。
新型ではエンジンを1.5Lにダウンサイジングしつつ軽量化にも取り組み、先代モデルよりもさらに軽快さを増しました。ダイハツ コペンよりもサイズ・価格は上ですが、数少ない国産オープンスポーツの括りとして競合車として見積もりを取りましょう。

ダイハツ コペン 強み/弱み/値引き込みの総合評価
コペンの値引きを引き出すにあたっては、上記のS660、ロードスターの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、コペンの値引きを引き出し易くなります。
ダイハツ コペンの強み
スポーツ性とデイリーユースの絶妙なバランス
ミッドシップレイアウトで荷物収納スペースが殆どないホンダ S660、軽量化にこだわったマツダ ロードスターなど、ライバルが運動性能に特化したコンセプトで開発されているのに対し、コペンは軽自動車ながら電動開閉トップを標準装備し、FFレイアウトを採用することによりトランクルームを持つなどデイリーユースでの使い勝手にも配慮したコンセプトになっています。
ライバルに比べワインディングロードやサーキット走行時の楽しさは一歩譲るものの、日常生活で手軽に楽しめるオープンスポーツとしてバランスの良い一台です。
ダイハツ コペンの弱点は?
スポーツカーとしてのキャラクター
ライバルに対しスポーツ走行では一歩譲るコペンですが、それは開発思想の違いでありデメリットとは言えません。ホンダS660で軽のスポーツに興味を持った人でも、実際に購入検討をする過程でコペンに決定する人も多いと思います。
外装を変えた3つのキャラクターは選ぶ楽しみがあるものの、「コペンならこれ!」という印象が薄まってしまい、やや存在感が薄くなっています。
ダイハツ コペン 値引き込みの総合評価:3.5 (5段階評価)
デイリーユースも捨てられない人には最適
ホンダS660は軽自動車でミッドシップレイアウトを実現し、非常に尊い存在である一方、手荷物を置く事が出来ないほど収納スペースがなく、2人で1泊旅行も厳しいストイックなクルマとなっています。
一方、コペンは小さいながらもトランクスペースを持ち、ルーフも電動開閉でワンタッチ。日常の通勤でもオープン走行を気軽に楽しめます。また、2人での1泊旅行の手荷物も収納できます。
実用面を考えればコペンは非常によいバランスを保っており、ファーストカーとしても使える懐の深さを持った一台です。