ホンダ レジェンドの値引き/納期/実燃費レポート
レジェンドは、ホンダのフラッグシップセダンとして初代が1985年にデビュー。国内ではトヨタ、日産が国産高級セダンの市場の殆どを占めていましたが、ホンダらしいスポーティなエッセンスによりFFながらかなりのヒットモデルとなりました。
初代、2代目まではクーペも設定されていましたが3代目からはセダンのみとなり、4代目は4WDのみとなるなど独自の進化を遂げました。
そして2015年2月20日にデビューした5代目は4代目同様に4WDが標準となっているのに加え、パワーユニットはモーターアシストによるハイブリッドとなりました。走行性能においてはとフラッグシップに相応しい高水準な仕上がりとなっていますが、国内のセダン販売台数減少によって販売は苦戦。2018年2月9日にマイナーチェンジを実施。好評とは言えなかったエクステリアデザインを大幅に刷新しました。
レジェンドは2021年12月末に生産が終了となります。レジェンドに近い車種の新車購入ガイドは以下となりますので参照ください。
新車購入ガイド:【2023最新】アコードの値引き 納期 乗り出し価格
以下の記事はレジェンド発売終了前の内容となります。
レジェンドの新車値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 7~14万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 18~30万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 32~45万円 |
レジェンドの新車値引き難易度:B
(A:甘い ~ E:渋い)
販売台数が伸び悩んでおり、値引きはかなり引き出しやすい状況と言えます。トヨタ クラウン、メルセデスベンツ Eクラス、BMW 5シリーズなど高級セダン市場は強力なライバルがおり、それらとジックリ競合させながら大きな値引きを引き出しましょう。
レジェンドの納期:少し長め
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
販売状況は落ち着いていますが、生産台数が少なくメーカーオプションを多く追加すると納期は少し長くなります。
レジェンドの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「レジェンドの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、レジェンドの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる レジェンドを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
レジェンドの価格/グレード/実燃費
レジェンドのグレード別 新車価格
グレード | JC08燃費 | 税込価格 |
Hybrid EX | 16.4km/L | 7,205,000円 |
※価格は2019年10月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
レジェンドのグレード選び
レジェンドのパワートレイン
パワーユニットはハイブリッドが3.5L V6+モーター、トランスミッションは7速オートマチック、駆動方式は4WDとなります。
レジェンドのグレード
グレード構成は「Hybrid EX」の1グレードのみとなっています。
レジェンドの実燃費(4WD、2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 11~13km/L |
郊外・幹線道路 | 10~13km/L |
市街地 | 8~11km/L |
車重がある事や、4WDが標準となるためハイブリッドではありますが、燃費性能はレジェンドはそれほど良くはありません。
レジェンドのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
2018年2月8日 レジェンドがマイナーチェンジ
フロント、リアのエクステリアデザインを大幅に刷新しました。
ホンダ レジェンドの値引き交渉に使う競合車
ホンダ レジェンドの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ クラウン
2018年6月にフルモデルチェンジを受け15代目となったトヨタ クラウンは、トヨタの国内乗用車ブランドとしては長らくフラッグシップモデルとして君臨しています。ホンダ レジェンドだけでなく王者クラウンもオーナーの高齢化など若年層に支持されるための努力を続けています。
その甲斐あってクラウンは販売台数でもかなり頑張っており、あまり人気のないレジェンドと競合させて値引きを引き出しましょう。
新車購入ガイド:【2023最新】クラウンの値引き 納期 乗り出し価格
日産 スカイライン
景気後退によって日本自動車メーカーは高級セダンからの撤退が相次ぎ、ライバルも少なくなりました。ホンダ レジェンドと同クラスの他社セダンでは日産スカイラインも有力となります。
トヨタ・日産の高級セダン対決と言えば長らくクラウン対セドリック/グロリアでしたが、日産の車種構成見直しによってスカイラインは3.5L V6+モーターを搭載する上級セダンの位置になりました。
かつては非常に人気車種でしたが、セダン離れや大型化などにより人気面ではクラウンに及ばず、値引きも引き出しやすい状況にあります。レジェンドとの競合を全面に出して、大きな値引きを引き出しましょう。
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ホンダ レジェンド 強み/弱み/総合評価
レジェンドの値引きを引き出すにあたっては、上記のクラウン、スカイラインなど競合車の乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、レジェンドの値引きを引き出し易くなります。
ホンダ レジェンドの強みは?
3.5Lエンジン+3モーターによる優れた走行性能
フロントはエンジンと1モーター、リアは左右各1個のモーターで駆動する3モーターを搭載。単なる駆動力としてだけでなく、走行状況や路面の状況に合わせて四輪駆動/前輪駆動/後輪駆動を切り替え、高次元の走行性能を発揮します。
ホンダ レジェンドの弱点は?
高級感に欠けるデザイン
2018年2月の大型マイナーチェンジによって、フロントとリアのデザインが大きく変更となり、初期モデルよりは高級感あるデザインとなりましたが、レクサスやメルセデスベンツ、BMWといった世界のプレミアムセダンと比較するとまとまりに欠け、高級車を所有する満足感がやや低い印象にあります。
選択肢のない1グレード制
販売台数の少なさが起因していますが、現状では設定されているグレードが1種類のみで、パワートレインや装備、価格などの選択肢がありません。
クルマは気に入っているけど本革シートは苦手で…など、好みによってカスタマイズする幅が狭いと言えます。
ホンダ レジェンド 値引き込みの総合評価:2.5 (5段階評価)
走行性能で選ぶならアリだが、高級車としてはもう一つ
3モーター搭載のハイブリッドシステムやブレーキ制御によるコーナリング性能の向上など、走行性能としては高次元の性能となっているレジェンドですが、外装デザイン・内装デザインなど全体を通しての高級感が低く、諸費用やオプション込みで800万円クラスとなる高級セダンとしての満足感は低く感じてしまう部分もあります。