[PR]記事内に広告が含まれています。

フォルクスワーゲン パサート (3代目 1988-1993):アウディ80と袂を別ちスタイリングも一新 [B3]

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

1973年に空冷リアエンジン方式の「タイプⅠ」や「タイプⅢ」などに取って代わる新世代の水冷エンジンFF車として誕生したフォルクスワーゲンの小型車「パサート」は、1988年に7年ぶり2度目のフルモデルチェンジを受け、3代目B3型に移行しました。アウディ・80との姉妹関係を解消しオリジナル設計が採用されると共に、スタイリングも一新されました。

スポンサーリンク
買い替えを考え始めたら、下取り査定を受ける前に車の価値を把握!「ナビクル」などスマホやPCから手軽に査定がわかるサービスを利用しましょう

ボディ・ラインナップを変更

ボディタイプは、5ドアハッチバックが廃止された一方で「サンタナ」の車名で販売されていた4ドアセダンが編入され、5ドアステーションワゴンの「ヴァリアント」と併せて2タイプとなりました。エクステリアデザインは、グリルレスのフロントマスクや流麗なフォルムの採用により従来からイメージが刷新されると共に、Cd値0.29の空力特性が実現されました。

フォルクスワーゲン パサート Variant 1988

フォルクスワーゲン パサート Variant 1988

ボディサイズは全長4,575mm×全幅1,705mm×全高1,430~1,500mmで、先代から若干拡大され、ホイールベースも延長され2,625~2,630mmとなりました。又、パッケージングの改善も図られ、居住スペースやトランク/荷室スペースが拡大されました。サスペンション形式は、先代同様のフロント:マクファーソンストラット式/リア:セミトレーリングアーム式が踏襲されました。

エンジンマウントを横置きに変更

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

駆動方式は先代同様FFとフルタイム4WDが設定される一方で、エンジンマウント方式は縦置きから横置きに変更されました。エンジンは当初、1.6L/1.8L/2Lの直4SOHCガソリンと、1.6L/1.9Lの直4SOHCディーゼルが用意され、先代に設定のあった直5SOHCガソリンは廃止されました。組み合わせられるトランスミッションは、5速MTと4速に多段化されたトルコン式ATが設定されました。

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

日本市場には、これらの内2Lガソリンエンジン(最高出力135ps/最大トルク18.3kgm)搭載のFF車のみが導入されました。グレード体系は、セダンには標準グレード「GTタイプ-L」(4速AT)と上級グレード「GTタイプ-X」(4速AT)及び特別仕様車「GT-タイプS」(5速MT)の3タイプが用意され、ヴァリアントは「GT16V」(4速AT)のモノグレード設定でした。

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

フォルクスワーゲン パサート セダン 1988

装備面では、全車にフロント/リアフォグランプやエアコン、AM/FMラジオ付カセットステレオが、セダン全車にフロントスポイラーが備わる他、ワゴンGT16Vに14インチアルミホイールが、セダンGTタイプ-X/GTタイプ-Sに15インチアルミホイールや本革巻きステアリングホイールが、セダンGTタイプ-Sにリアスポイラーが、セダンGTタイプ-Xに本革シートやサンルーフ標準装備されました。

フォルクスワーゲン パサート GT 1988

フォルクスワーゲン パサート GT 1988

その後日本仕様車は、翌1991年10月にヴァリアントが仕様変更を受けると共に、グレード名が「GL」に変更されました。一方欧州仕様車は、同年に2.8L V6SOHCガソリンエンジン搭載車が追加された後、1993年のビッグマイナーチェンジにより4代目B4型に移行しました。日本仕様車は、翌1994年4月から新型に切り替えられました。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

btn_8190_600x100

新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

パサート時代を彩った名車と迷車
スポンサーリンク
シェアする
ビークルズをフォローする