
トヨタ プリウス A“ツーリングセレクション”(ブルーメタリック×幾何学調ルーフフィルム)
プリウスの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ 新型プリウスの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にプリウスのお買い得度を総合評価しています。
新型プリウスはどんなクルマ?
トヨタを代表するハイブリッドカー「プリウス」は2015年12月9日、4代目にフルモデルチェンジを行いました。最大の特徴である燃費性能はJC08モードで最高40.8km/Lと、リッターあたり40kmを超えています(ただし、一部グレードのみ)。
プリウスのCM
トヨタ 新型プリウスの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~8万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 12~16万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 19~26万円 |
トヨタ 新型プリウスの値引き 難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
大幅なデザイン変更を伴ったマイナーチェンジを2018年12月に実施。マイナーチェンジ後の値引きはやや引き締め傾向にありましたが、やや緩みつつあります。
トヨタ 新型プリウスの納期:やや長い
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
やや長いものの、一般的な納期となってきました。納車を急ぐ場合は、色やグレードを売れ筋モデルにすれば、納期を早めることも可能です。
新型プリウスの値引き相場がわかったら、次にすべき事

トヨタ プリウス A“ツーリングセレクション”
「新型プリウスの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型プリウスの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型プリウスを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
トヨタ プリウスのグレード別 新車価格
グレード | 2WD税込価格(円) | 4WD税込価格(円) |
E | 2,565,200 | – |
S | 2,612,500 | 2,810,500 |
S“ツーリングセレクション” | 2,783,000 | 2,981,000 |
A | 2,895,200 | 3,093,200 |
A“ツーリングセレクション” | 3,062,400 | 3,260,400 |
Aプレミアム | 3,234,000 | 3,432,000 |
Aプレミアム“ツーリングセレクション” | 3,345,100 | 3,543,100 |
※価格は2019年10月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
トヨタ プリウスのグレード選び
プリウスのパワートレイン
パワートレインはハイブリッド(1.8L+モーター)の1種類のみ。エンジンの排気量は先代のプリウスと同じでありながら、車両全体に渡る改良を加え、さらに燃費性能を高めました。
新型プリウスは駆動方式がFFに加え、待望の4WDが追加となりました。4WDの構造は前輪がエンジン+モーターによる駆動で、後輪はモーターのみで駆動するE-Fourという方式を採用しています。4WDは最廉価グレード「E」以外の全グレードに設定されています。
プリウスのグレード構成
グレード構成はFFが7グレードで、豪華仕様の「Aプレミアム」、上級仕様の「A」、お買い得な「S」、燃費性能に特化した簡素なグレード「E」。「E」以外に装備追加した「“ツーリングセレクション”」があります。
プリウスのおすすめグレード
プリウスのおすすめグレードはスマートアシストなど装備の充実したお買い得感の高い中間グレードの「A」(FF)です。
プリウスの見積もり価格
おススメグレードの「プリウス A」(FF)に以下の装備を選択したケース
- エントリーナビ(更新パック無):¥89,100
- ETCビルトインタイプ<ベーシックタイプ>:¥11,000
- フロアマット(デラックスタイプ):¥25,300
車両価格(プリウス A) | ¥2,895,200 |
販売店装着オプション価格 | ¥125,400 |
自動車税 | ¥3,000 |
環境性能割 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥22,500 |
減税額 | -¥22,500 |
自賠責保険料 | ¥36,780 |
販売諸費用(参考価格) | ¥66,939 |
リサイクル料金 | ¥11,480 |
合計(乗り出し価格) | ¥3,138,799 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥138,799 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥3,000,000 |
ナビ、ETC、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で13万円と端数をカットしてもらった場合「プリウス A」(FF)の乗り出し価格は300万円となります。
(見積りは2020年2月4日時点)
プリウスの実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 26~29km/L |
郊外・幹線道路 | 26~31km/L |
市街地 | 24~29km/L |
燃費性能においては世界トップクラスと言えるプリウス。モデルチェンジでも大幅なメカニズムの刷新ではなく、地道かつ細やかな改良を加え、さらに燃費性能に磨きを掛けました。これまで弱点とされた高速走行時の燃費低下も抑えられ、全域に於いて高水準の燃費を誇ります。
プリウスのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)
プリウスの属するCセグメントセダンは日本の新車市場では人気は低下傾向にあります。プリウスはストロングハイブリッド専用モデルであり燃費性能は今もトップクラスの為、中古車市場ではセダンの割には人気があります。
このことから短期でのリセールバリューはやや高め、5年以上の長期でのリセールバリューはフルモデルチェンジを超える可能性があり「普通」という傾向となります。
プリウスのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2016年8月8日 特別仕様車 S“Safety Plus”を追加
S“Safety Plus”は、標準グレード「S」をベースに、以下を装備。Safety Sense Pが装備され、安全性能も加わったベーシックなお買い得モデルになっています。
- Toyota Safety Sense P
- プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)
- オートマチックハイビーム
- インテリジェントクリアランスソナー
- シンプルインテリジェントパーキングアシスト
- カラーヘッドアップディスプレイ
- LEDフロントフォグランプ
- ナビレディセット
- バックカメラ
- ステアリングスイッチ(音声認識・ハンズフリー通話)
- スティールブロンドメタリックをはじめ、外板色に全4色を設定
2018年12月17日 マイナーチェンジでデザインリニューアル

トヨタ プリウス Aプレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッドⅡ)

トヨタ プリウス Aプレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッドⅡ)
フロント及びリアのデザインを大幅に変更。前期モデルで不評だったデザインが大きく変わりました。

トヨタ プリウスの競合はコレ!
プリウスの購入時に値引きを多く引き出す為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ インサイト

ホンダ インサイト EX(ルナシルバー・メタリック)
シビックをベースにオーソドックスなセダンとして2018年12月に発売となったホンダ インサイト。
グレイスが小型のハイブリッドセダン市場をカバーする事となったので3代目インサイトはややアコード寄りの立派なサイズとなった。
1.5Lエンジンに発電走行用2つのモーターを組合せ、力強く質感の高い走行フォーリングと高い燃費性能を両立している。
プリウスが新規性を求めてアグレッシブなデザインになった一方、インサイトはオーソドックスなセダンスタイルとなり、両者の狙いの違いが際立つ形となった。

ホンダ グレイス ハイブリッド
フィットベースのホンダグレイスは、パワートレインが1.5Lエンジン+モーターなので、車格としては1つ下となります。居住性に優れたフィットをベースとしてセダンなので、後席の居住性も高く、地味な存在ではありますが、広くて燃費も優れたいぶし銀のコンパクトセダンです。
プリウスのような多くのファン層を持っていないため、発売からあまり期間が立っていない割に、値引きも引き出しやすいので、プリウスを競合として大きな値引きを引き出しましょう。

マツダ3 (MAZDA3) セダン

MAZDA3 SEDAN
プリウスと同程度の圧倒的な燃費性能を持つ中型セダンは、プリウス以外には正直ないと言えますが、スカイアクティブディーゼルを搭載したMAZDA3はプリウスとは違った魅力のあるCセグメントセダンです。
燃費性能に於いてはハイブリッドシステムを持つプリウスが有利ですが、マツダならではの美しいデザインと、しなやかな走り味が魅力です。

競合車を使ってプリウスの値引き交渉を
プリウスの値引きを引き出すにあたっては、上記のアクセラ ハイブリッド、グレイス ハイブリッドの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、プリウスの値引きを引き出し易くなります。
トヨタ プリウスの長所と欠点
トヨタ プリウスの長所
燃費がついに40km/Lを突破(燃費特化グレード)
初代モデルから燃費性能に力を入れてきたプリウスですが、新型プリウス(Eグレード)ではJC08モードでの燃費が40.8km/Lとリッター40kmを超えました。ボディが先代よりも立派になり、居住性、快適性を向上させながらこの燃費は素晴らしいの一言に尽きます。
居住性、快適性、静粛性が向上

トヨタ プリウス A“ツーリングセレクション”
プリウスと言えばハイブリッド・システムによる「高い燃費性能」が話題の中心となりますが、先代モデルまでは燃費向上の為に後席の居住性や静粛性など、快適性についてはかなり犠牲になっていました。
しかし新型プリウスにおいては、この部分を大きく改善。後席は大人が快適に過ごせる居住空間を確保。しっかりとした遮音対策を施し、先代モデルと比較すると乗り心地や静粛性が向上し、1クラスか2クラス上の車格感を感じることが出来ます。
待望の4WDが追加
先代、先々代と高い人気を誇っていたプリウスですが、これまでは4WDがラインナップされていませんでした。4WDをラインナップすると、2WDモデルの居住空間設計やシステム設計にも4WDを考慮することによるデメリット、つまりは性能悪化を伴うので、それを嫌っての決断だと思います。世界最高水準の燃費性能を開発目標としているモデルだけに致し方ない決断でしょう。
そんなプリウスですが、現行モデルでは待望の4WDがラインナップに加わりました。これによって積雪の多い地域で、どうしても4WDがないプリウスは選択肢から外れていた人も検討対象として考えることができるようになりました。
トヨタ プリウスの欠点
好みのはっきり分かれるデザイン
世界初の量産ハイブリッドとして誕生した初代、大ベストセラーとなった2代目、3代目。今回の4代目は3代目のユーザーボイスを活かし、徹底的に改善を進めたことがポイントです。主な改良ポイントは最大のセールスポイントである燃費ですが、居住性、快適性、そして走破性(4WD)など多岐に渡ります。もはや性能面においては国内外ではライバル不在。圧倒的なものとなっています。
製品の性能を徹底的に煮詰めたプリウスですが、最大の弱点と言えるのがデザインでしょう。好き嫌いの問題もありますが、先進性を突き詰めた結果なのか、パッと見て「カッコいい!」と思う人は少ないと思います。ただ、これは慣れの問題もあるので、街中で見かけることが増えることで、目が慣れるかもしれません。

トヨタ プリウス Aプレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッドⅡ)
トヨタもプリウスのデザインに関する評価を踏まえ、2018年12月に大幅なマイナーチェンジを実施。アクの強かった前期と比べると親しみやすいデザインとなりました。ただ、変更箇所は限られており、プリウスPHVと比べると薄味といえる変更に留まりました。
量販車種故の新鮮味のなさ
発売当初こそ新鮮味はありましたが、国内でトップクラスの人気を誇る車種のため、街中ですれ違う事も多くなってきました。
プリウスの値引きとリセールバリュー込の総合評価:3.5 (5段階評価)
存在意義が薄れつつあるが性能は高水準

トヨタ プリウス A“ツーリングセレクション”(ブルーメタリック×幾何学調ルーフフィルム)
初代プリウスが1997年に世界初の量産ストロングハイブリッド車として発売されてから20年以上が経過。発売当初はその圧倒的な燃費性能によって絶大な人気車種となりました。
時は流れ、トヨタのハイブリッドシステムは多くの車種に採用、競合他社もストロングハイブリッド車を開発・発売。今ではハイブリッド車は珍しい存在ではなくなりつつあります。
現行プリウスは今なおトップクラスの燃費性能と歴代プリウスが抱えていた燃費優先による快適性能の低さも大幅に改善。静粛性や振動面など大きく進化しました。
トヨタのセダンラインナップだけを見ても下にはカローラ、上にはカムリがハイブリッド車として存在し「プリウスでなければならない」理由が今では殆どない、という状況となっています。
プリウスはトヨタの看板車種といえる車種で素晴らしい完成度となっています。買って後悔する欠点はあまりなく、長く乗るのに悔いのない一台です。
プリウスの下取り、買取り査定相場を知りたいなら
