
スバル インプレッサ SPORT 2.0i-S EyeSight クリスタルホワイト・パール アイサイトセイフティプラス
スバル 新型インプレッサスポーツ/G4の値引き/納期/実燃費レポート
(2021年2月10日更新)
スバルのミドルクラスセダン・ハッチバック「インプレッサ」は、2016年10月25日に4度目のフルモデルチェンジを実施し、新型となりました。4ドアセダンは「インプレッサ G4」、5ドアハッチバックは「インプレッサ スポーツ」というサブネームで区別をしています。車の基本骨格となるプラットフォームを一新し、スバルが他社よりも先行している安全技術「アイサイト(Ver.3)」を全車標準装備とするなど、ベーシックなモデルとしては渾身のフルモデルチェンジとなっています。
スバル 新型インプレッサスポーツ/G4の値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~10万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 13~22万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 23~35万円 |
スバル 新型インプレッサスポーツ/G4の値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
扱いやすい手頃なサイズと価格に国内ではスバル唯一となる水平対向エンジンを搭載したスバル インプレッサ。フルモデルチェンジから期間も経過し値引きは標準的となってきました。
新型インプレッサスポーツ/G4の納期:少し長め
- 納期:2ヵ月~3ヵ月
発売から期間も経過し、納期も標準的なものに近付いてきました。
新型インプレッサスポーツ/G4の値引き相場がわかったら、次にすべき事

インプレッサ SPORT 2.0i-S EyeSight。アイサイトセイフティプラス(運転支援/視界拡張)はメーカー装着オプション、ナビゲーションシステムはディーラー装着オプション
「新型インプレッサの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、インプレッサの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
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「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型インプレッサを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
インプレッサスポーツ/G4のグレード別 新車価格とJC08モード燃費
スポーツ/G4:2WD (FF、リニアトロニック)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
1.6i-L EyeSight | 17.2km/L | 2,002,000円 |
1.6i-S EyeSight | 16.4km/L | 2,244,000円 |
2.0i-L EyeSight | 17.0km/L | 2,244,000円 |
2.0i-S EyeSight | 16.0km/L | 2,486,000円 |
STI Sport | 13.0km/L | 2,706,000円 |
スポーツ/G4:AWD (注記以外はリニアトロニック(CVT))
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
1.6i-L EyeSight | 16.2km/L | 2,222,000円 |
1.6i-S EyeSight | 16.2km/L | 2,464,000円 |
2.0e-L EyeSight | 15.2km/L | 2,563,000円 |
Advance | 15.2km/L | 2,783,000円 |
STI Sport | 12.4km/L | 2,926,000円 |
※価格は2020年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
スバル インプレッサスポーツ/G4のグレード選び
インプレッサのパワートレイン
パワートレインは水平対向4気筒ガソリンエンジン1.6Lと2.0Lの2種類でしたが、2020年10月8日の一部改良にて2.0Lガソリン+アシストモーターの「e-BOXER」が追加となり3種類となりました。トランスミッションは全てリニアトロニック(CVT)で、先代にあったマニュアルトランスミッションの設定はありません。
インプレッサのグレード

スバル インプレッサ G4 2.0i-S EyeSight ピュアレッド アイサイトセイフティプラス
発売当初の基本的なグレード構成はベースグレード「L」、上級グレード「S」の2種類となっています。フルモデルチェンジにより、先進安全技術「EyeSight」が全車標準となりました。
2020年10月8日の一部改良にて「e-BOXER」搭載の「2.0e-L EyeSight」「Advance」(ともにAWD)、そして「STI Sport」(2.0L直噴)が追加となりました。
インプレッサの実燃費(2名乗車時の目安)
2.0Lガソリン車(FF)の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 14~17km/L |
郊外・幹線道路 | 12~15km/L |
市街地 | 9~12km/L |
1.6Lガソリン車(FF)の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 14~17km/L |
郊外・幹線道路 | 12~15km/L |
市街地 | 10~13km/L |
同クラスにはハイブリッドやディーゼルなど低燃費のパワーユニットを搭載したライバルが存在しますが、インプレッサは自然吸気のガソリンエンジンで、低燃費性能においてはライバルに一歩譲る状態となっています。
スバル インプレッサスポーツ/G4の競合はコレ!
インプレッサスポーツ/G4を安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
トヨタ カローラスポーツ
2018年6月に発売されたカローラスポーツが競合となります。オーリスのモデルチェンジのタイミングで名称をカローラブランドに戻し、国内でのカローラブランドの挽回を図っています。1.2L直4ターボと1.8L直4+モーターのハイブリッドを設定しており、トヨタが推進する次世代車両通信技術「コネクティッド」採用の1号車となっています。
ハードウェアにおける先進度は発売されたばかりとあってインプレッサよりもカローラスポーツの方が一枚上手です。

マツダ3 (MAZDA3)

MAZDA3 FASTBACK
先代インプレッサはどちらかと言うとベーシックなコンパクトハッチ/セダンを目指していましたが、新型となって内外装の品質を大幅に高め、同クラスでもトップクラスのクオリティとなっています。
一歩先に同様の戦略を展開しているのがマツダ。MAZDA3はそのマツダの中でも世界的に中核の存在となっており、高い質感だけでなく、豊富なパワートレインの選択肢など、魅力的な一台です。世界的には人気車種であるものの、国内におけるセダン/ファストバックの販売台数は今一つですモデルライフ初期の為値引きは控えめですが、インプレッサとの競合によってしっかりと交渉しましょう。

ホンダ シビック セダン/ハッチバック
2017年9月に国内での販売がなくなっていたシビックが復活しました。セダンは1.5LターボにCVTのみ、ハッチバックは1.5LターボにCVTと6MTで1グレードとなっています。選択肢が狭い事やエンジンバリエーションがないので少し寂しいので、その部分を上手く突いて値引き交渉を行いましょう。

ホンダ シャトル/ハイブリッド
ホンダ シャトルはコンパクトな5ナンバーサイズのステーションワゴンでハイブリッドをラインナップ。フィット譲りの優れたパッケージングで室内も荷室も広く、コンパクトなボディと相まって非常に使い勝手の良い一台です。
ホンダ シャトルはフィットがベースとなっており、インプレッサスポーツとはカテゴリーが少し異なりますが、シャトルはハイブリッドのある人気モデルなので、競合として利用できます。

スバル インプレッサスポーツ/G4の強み/弱み/総合評価
インプレッサスポーツ/G4の値引きを引き出すにあたっては、上記のトヨタ カローラスポーツ、マツダ MAZDA3、ホンダ シビック セダン/ハッチバック、ホンダ シャトル/ハイブリッドの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、インプレッサスポーツ/G4の値引きを引き出し易くなります。
スバル インプレッサの強味は?
非常に高まった内外装の質感
ベーシックモデルとして標準的な内外装クオリティだった先代インプレッサと比べると、新型は非常に質感が高くなり、クラス上のレヴォーグと殆ど差はないレベルと言えます。
それだけスバルは新型インプレッサに対する開発の意気込みが強く、国産同クラスのトップクラスと言える存在感あるモデルとなりました。同様の戦略としてはマツダが先行していますが、今後の両社の展開が楽しみになっています。
スバル インプレッサの弱点は?
やや保守的なデザイン

スバル インプレッサ SPORT 1.6i-S EyeSight クリスタルホワイト・パール(有料色)
ボディ骨格から新開発、EyeSightを全車標準とし、内外装の質感も非常に高くなった新型インプレッサ。
同クラスのライバルと比べるとワンランク上の存在となりましたが、デザインにおいては保守的で新型車を買う喜びが少し薄いとも言えます。
スバル インプレッサ 値引き込みの総合評価:3.5 (5段階評価)
リーズナブルに水平対向エンジンを味わいたい人に

スバル インプレッサ G4 2.0i-S EyeSight クォーツブルー・パール
トヨタ、ダイハツからのOEM車を除くと、インプレッサはスバルのオリジナル車で最も安く購入できるモデルとなっています。マイナーチェンジでやや価格が上昇しましたが、200万円以下からのラインナップで実用的な後席ドアを備え、スバル伝統の水平対向エンジンを味わうことができます。
また、スバルが力を入れている先進安全技術アイサイトについても標準装備となっており、オプションを付けて総支払価格が上がる心配も少なくなっています。
アクセラやシビックがマニュアルトランスミッションを設定しているのに対してインプレッサには設定がない事や、ハイブリッドやディーゼルといった低燃費性能の高いパワーユニットは設定がなく、色んなバリエーションから好みを選ぶ楽しさは薄いとも言えます。
インプレッサはカジュアルに水平対向エンジンを味わいたい人にとっては魅力的な一台です。