
トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G(ブラッキッシュアゲハガラスフレーク)
カローラスポーツの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ カローラスポーツの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にカローラスポーツのお買い得度を総合評価しています。
新型カローラスポーツはどんなクルマ?
トヨタのCセグメントコンパクトカー「カローラスポーツ」は、2012年8月に発売された2代目「オーリス」に代わって、2018年6月に発売となりました。
2006年に「カローラランクス」及び「アレックス」の後継車種として初代オーリスが登場し、2012年8月に2代目へとチェンジ。フルモデルチェンジを契機にカローラブランドへと回帰しました。
カローラアクシオ(セダン)、フィールダー(ワゴン)の購入を検討している方はこちら


新型カローラスポーツのCM
新型カローラスポーツの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~8万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 10~15万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 17~22万円 |
新型カローラスポーツの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
新型カローラスポーツはフルモデルチェンジから間もない為、基本的には値引きのガードが堅めですが、SUVやミニバンなど人気のあるカテゴリーの車種ではないので、焦らずにジックリと値引き交渉を進めましょう。
新型カローラスポーツの納期:標準
- 納期:1ヵ月~3ヵ月
新型カローラスポーツは発売間もない為、6MTとハイブリッドが少し長めの納期となっています。
新型カローラスポーツの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G“Z”(内装色 : センシュアルレッド)
「新型カローラスポーツの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型カローラスポーツの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型カローラスポーツを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
カローラスポーツのグレード別 新車価格
エンジン | トランスミッション | 駆動 | 消費税込価格(円) | |
---|---|---|---|---|
G“X” | 8NR-FTS (1.2Lターボ) |
6速マニュアル[i-MT] | 2WD (FF) |
2,169,000 |
Super CVT-i [10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] |
2,202,000 | |||
4WD | 2,400,000 | |||
G | 6速マニュアル[i-MT] | 2WD (FF) |
2,340,000 | |
Super CVT-i [10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] |
2,385,000 | |||
4WD | 2,583,000 | |||
G“Z” | 6速マニュアル[i-MT] | 2WD (FF) |
2,521,000 | |
Super CVT-i [10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] |
2,566,000 | |||
4WD | 2,764,000 | |||
HYBRID G“X” | リダクション機構付のTHSⅡ (2ZR-FXE 1.8L) |
2WD (FF) |
2,488,000 | |
HYBRID G | 2,660,000 | |||
HYBRID G“Z” | 2,841,000 |
特別仕様車の価格
エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格 | |
---|---|---|---|---|
特別仕様車 G“Style Package” |
8NR-FTS (1.2Lターボ) |
6速マニュアル[i-MT] | 2WD (FF) |
2,440,000 |
Super CVT-i [10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] |
2,485,000 | |||
4WD | 2,683,000 | |||
特別仕様車 HYBRID G “Style Package” |
リダクション機構付のTHSⅡ (2ZR-FXE 1.8L) |
2WD (FF) |
2,760,000 |
※価格は2020年6月1日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
新型カローラスポーツのグレード選び

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G“Z”(ホワイトパールクリスタルシャイン)<オプション装着車>
カローラスポーツのパワートレイン
カローラスポーツのパワーユニットはハイブリッド(1.8L+モーター)と1.2L直4ターボの2種類が設定されています。
4WDはハイブリッドには設定がなく、1.2L直4ターボのCVTに設定されています。トランスミッションは1.2LターボはCVTと6MTの設定があります。
カローラスポーツのグレード構成
ベーシックグレードの「G “X”」をはじめ、中間グレードの「G」、上級グレードの「G “Z”」があります。ハイブリッドも同様に3種類のグレード設定となります。
2WDでの価格は、「G “X”」(1.2Lターボ、6MT)の2,169,200円から「HYBRID G “Z”」の2,824,800円までで、価格差は66万円となっています。
新型カローラスポーツのおすすめグレード
新しいカローラスポーツのスポーティさが味わえて、装備が充実してお買い得感の高い1.8Lの「G」がおススメグレードとなります。
新型カローラスポーツの見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「G」(1.2Lターボ、CVT)に以下の装備を選択したケース
- T-Connectナビキット:¥108,000
- ETCビルトインタイプ<ベーシックタイプ>:¥11,038
- フロアマット(デラックスタイプ):¥20,520
車両価格(カローラスポーツ G) | ¥2,341,440 |
販売店装着オプション価格 | ¥139,558 |
自動車税 | ¥14,300 |
自動車取得税 | ¥58,500 |
自動車重量税 | ¥36,900 |
自賠責保険料 | ¥36,780 |
販売諸費用(参考価格) | ¥65,727 |
リサイクル料金 | ¥9,520 |
合計(乗り出し価格) | ¥2,702,725 |
ナビ、ETC、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、カローラスポーツの乗り出し価格は260万円となります。
(見積りは2019年9月23日時点)
カローラスポーツの実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
ハイブリッド車(1.8L+モーター)の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 22~25km/L |
郊外・幹線道路 | 24~27km/L |
市街地 | 20~25km/L |
ガソリン車の実燃費(1.2Lターボ)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 15~18km/L |
郊外・幹線道路 | 14~17km/L |
市街地 | 10~13km/L |
ハイブリッド車の開発・生産においては世界トップクラスのトヨタ。カローラスポーツはトヨタのハイブリッド車として優れた燃費性能を誇ります。システム自体はプリウスと同等のもので、かなりの低燃費性能が期待できます。
新型カローラスポーツのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)
カローラスポーツの属するCセグメントハッチバックは新車市場、中古車市場ともに人気がなく、カローラスポーツはモデルライフ初期ではあるものの、リセールバリューがSUVやミニバンと比べると低くなると予測されます。
短期的な買い替えならモデルが現行のままであるため、ややリセールバリューは維持されますが、長期保有後のリセールバリューは期待値が低くなります。
カローラスポーツのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2018年6月26日 カローラスポーツ発売
トヨタ オーリスのフルモデルチェンジを受ける形で国内での名称を変更し「カローラスポーツ」として発売されました。

2018年8月2日 カローラスポーツに6MTが追加
変速・発進操作をアシストするインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)を採用した6MTが追加となりました。

2019年9月17日 カローラスポーツ一部改良
外板色にエモーショナルレッドⅡを新設定、サスペンションの最適化など一部改良が実施されました。

2020年6月1日 カローラ スポーツ 特別仕様車「Style Package」を設定
ブラック塗装の16インチ専用アルミホイール、Bi-Beam LEDヘッドランプ、LEDデイライト、LEDフロントフォグランプなどを特別装備

新型カローラスポーツの競合はコレ!
カローラスポーツをしっかりと値引きする為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
マツダ3 (MAZDA3) ファストバック

MAZDA3 FASTBACK
カローラスポーツの競合としてMAZDA3も利用出来ます。
MAZDA3はそのマツダの中でも世界的に中核の存在となっており、高い質感だけでなく、豊富なパワートレインの選択肢など、魅力的な一台です。世界的には人気車種であるものの、国内における販売台数は今一つ。モデルライフ初期なので値引きは厳しめですが、カローラスポーツとの競合によってしっかりと交渉しましょう。

ホンダ シビック ハッチバック
2017年9月に国内での販売がなくなっていたシビックが復活しました。セダンは1.5LターボにCVTのみ、ハッチバックは1.5LターボにCVTと6MTで1グレードとなっています。選択肢が狭い事やエンジンバリエーションがないので少し寂しいですが、その部分を上手く突いて値引き交渉を行いましょう。

スバル インプレッサ スポーツ
2016年10月にフルモデルチェンジを実施、2016年のカーオブザイヤーを受賞したインプレッサが同クラスの競合と言えます。
堅実な造りと国内メーカー独自の水平対向エンジンでスバルらしい個性的なモデルとなっています。新世代プラットフォームをベースとしたスバル渾身の開発で、非常に質感の高い走行性能を誇ります。フルモデルチェンジ直後で、先代インプレッサに設定されていたハイブリッドは一旦ラインナップから姿を消しました。
インプレッサの見積もりを利用して、カローラスポーツの値引きを引き出すのも有効な手段と言えます。

競合車を使ってカローラスポーツの値引き交渉を
カローラスポーツの値引きを引き出すにあたっては、上記のマツダ MAZDA3、ホンダ シビック ハッチバック、インプレッサ スポーツの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、カローラスポーツの値引きを引き出し易くなります。
カローラスポーツの長所と欠点
トヨタ カローラスポーツの長所
トヨタ最新のデザインとテクノロジー
国内におけるカローラブランドの復権を賭けて、カローラと同じく国内におけるトヨタの基幹車種と言えるクラウンと同日に発表されたカローラスポーツ。
最新のトヨタデザインやこれからトヨタが注力する通信技術「コネクティッド」の初代モデルとして登場しました。
ベーシックな車種でなので、リーズナブルな価格でトヨタの最新技術がいち早く体験できるます。
トヨタ カローラスポーツの欠点
ハッチバックという地味なセグメント

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G“Z”(アティチュードブラックマイカ)<オプション装着車>
ハッチバックは欧州では人気が高いものの、現在の国内においてはSUVやミニバンの人気に押され、あまり人気がありません。
トヨタがカローラ復権を賭けて開発しているので、車としての出来は良いものの、乗り換え時など手放すときには査定がやや厳しめになる可能性があります。
カローラスポーツの値引きとリセールバリュー込の総合評価:3.5 (5段階評価)
最新のベーシックを体験したい人に
クラウン同様にカローラの保有者平均年齢は非常に高く、オジサンを飛び越えお爺さんのクルマになっています。
トヨタももちろんその事を把握しており、ここ最近のモデルチェンジはどうにかユーザー層の若返りを図っています。カローラスポーツは、そう言ったトヨタの狙いを具現化すべく、かなりスポーティなテイストを取り入れています。
ただ、1.2Lターボエンジンもハイブリッドも、カローラスポーツという名前の割にスポーティなパワーユニットではなく、スポーティなフィーリングは味わいにくいのが現状です。
しかし、ベーシックカー故に価格は低めに抑えられており、1.2Lターボの最上級グレードでも250万円台とお買い得感が強くなっています。流行に左右されずに自分流のモノ選びをしたい人にはおすすめの一台です。