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カローラスポーツ値引き2023 納期 乗り出し価格 長所欠点 リセールバリューを解説

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G(ブラッキッシュアゲハガラスフレーク)

カローラスポーツの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ カローラスポーツの新車購入に必要な情報を完全ガイド。

そして、値引きやリセールバリューなどを基にカローラスポーツのお買い得度を総合評価しています。

新型カローラスポーツはどんなクルマ?

トヨタのCセグメントコンパクトカー「カローラスポーツ」は、2012年8月に発売された2代目「オーリス」に代わって、2018年6月に発売となりました。

2006年に「カローラランクス」及び「アレックス」の後継車種として初代オーリスが登場し、2012年8月に2代目へとチェンジ。フルモデルチェンジを契機にカローラブランドへと回帰しました。

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カローラスポーツの値引き相場と交渉法

カローラスポーツの値引き相場

値引き交渉の深さ 値引きの目安
特に値引き交渉をしない 3~8万円
競合を絡ませて値引き交渉 10~16万円
限界値引き交渉・オプション多数 20~30万円

カローラスポーツの値引き難易度:C(A:甘い~E:渋い)

(A:甘い ~ E:渋い)

カローラスポーツはフルモデルチェンジから期間も経過し、値引きが緩くなってきました。SUVやミニバンなど人気のあるカテゴリーの車種ではないので、焦らずにジックリと値引き交渉を進めましょう。

カローラスポーツ値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える

「カローラスポーツ以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をトヨタの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。

カローラスポーツ値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる

カローラスポーツはトヨタの全販売チャネルで販売しています。ディーラーは地域やチャネル毎に「トヨタカローラ神奈川」「ネッツトヨタ神奈川」など販売会社が異なっている場合が多く、同じカローラスポーツを扱っていてもライバル同士の関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注台数も違うので納期が変わるだけでなく諸費用も変わる場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。

異なるトヨタの販売店で見積もりを取り、カローラスポーツの大きな値引きを引き出しましょう。

カローラスポーツ値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握

カローラスポーツをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。

ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。

カローラスポーツ値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する

値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。

新型カローラスポーツの納期:少し長い

カローラスポーツの納期はどのくらい?

  • ガソリンエンジン車の納期:2ヵ月~4ヵ月
  • ハイブリッド車の納期:2ヵ月以上

カローラスポーツの納期はコロナの影響による生産工場の稼働率低下や、世界的な半導体不足の影響を受け長めとなっています。

カローラスポーツの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ

ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、カローラスポーツの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。

「どうしても、カローラスポーツのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにカローラスポーツの納車の早い車両がないか確認しましょう。

カローラスポーツの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う

カローラスポーツに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。

「実はカローラスポーツのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。

カローラスポーツの納期を早めるコツ3:新古車を狙う

カローラスポーツのように人気車で納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。

「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにカローラスポーツが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。

新型カローラスポーツの値引き/納期がわかったら次にすべき事

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G“Z”(内装色 : センシュアルレッド)

「新型カローラスポーツの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。

自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型カローラスポーツの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。

まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型カローラスポーツを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。

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カローラスポーツのグレード別 新車価格

ハイブリッド (1.8L+モーター、CVT)の価格

グレード 2WD 4WD(E-Four)
HYBRID G“X” 2,488,000  
HYBRID G 2,660,000  
HYBRID G“Z” 2,841,000  
特別仕様車 HYBRID G“Style 50 Million Edition” 2,830,000  

1.2Lターボの価格

グレード 2WD 4WD
G“X” (6MT) 2,169,000  –
G“X” (CVT) 2,202,000 2,400,000 
G (6MT) 2,340,000   –
G (CVT) 2,385,000 2,583,000
G“Z” (6MT) 2,521,000   –
G“Z” (CVT) 2,566,000 2,764,000

※価格は2022年2月10日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。

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新型カローラスポーツのグレード選び

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G“Z”(ホワイトパールクリスタルシャイン)<オプション装着車>

カローラスポーツのパワートレイン

カローラスポーツのパワーユニットはハイブリッド(1.8L+モーター)と1.2L直4ターボの2種類が設定されています。

4WDはハイブリッドには設定がなく、1.2L直4ターボのCVTに設定されています。トランスミッションは1.2LターボはCVTと6MTの設定があります。

カローラスポーツのグレード構成

ベーシックグレードの「G “X”」をはじめ、中間グレードの「G」、上級グレードの「G “Z”」があります。ハイブリッドも同様に3種類のグレード設定となります。

カローラスポーツのおすすめグレード

新しいカローラスポーツのスポーティさが味わえて、装備が充実してお買い得感の高い1.2Lターボの「G」がおススメグレードとなります。

カローラスポーツ 値引き込み乗り出し価格の見積書

おススメグレードの「G」(1.2Lターボ、CVT)に以下の選択した見積書の事例です。

  • T-Connectナビキット:¥108,000
  • ETCビルトインタイプ<ベーシックタイプ>:¥11,038
  • フロアマット(デラックスタイプ):¥20,520
車両価格(カローラスポーツ G) ¥2,341,440
販売店装着オプション価格 ¥139,558
自動車税 ¥14,300
自動車取得税 ¥58,500
自動車重量税 ¥36,900
自賠責保険料 ¥36,780
販売諸費用(参考価格) ¥65,727
リサイクル料金 ¥9,520
合計(乗り出し価格) ¥2,702,725
 値引き(標準的な値引き交渉) ¥102,725
値引き込みの乗り出し価格 ¥2,600,000

ナビ、ETC、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、カローラスポーツの値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は260万円となります。

(見積りは2019年9月23日時点)

カローラスポーツの実燃費(2WD、2名乗車時の目安)

ハイブリッド車(1.8L+モーター)の実燃費

走行シーン 燃費
高速道路中心 22~25km/L
郊外・幹線道路 24~27km/L
市街地 20~25km/L

ガソリン車の実燃費(1.2Lターボ)

走行シーン 燃費
高速道路中心 15~18km/L
郊外・幹線道路 14~17km/L
市街地 10~13km/L

ハイブリッド車の開発・生産においては世界トップクラスのトヨタ。カローラスポーツはトヨタのハイブリッド車として優れた燃費性能を誇ります。システム自体はプリウスと同等のもので、かなりの低燃費性能が期待できます。

新型カローラスポーツのリセールバリュー:3.5 (5段階評価)

カローラスポーツの属するCセグメントハッチバックは新車市場、中古車市場ともに人気がなく、カローラスポーツはモデルライフ初期ではあるものの、リセールバリューがSUVやミニバンと比べると低くなると予測されます。

短期的な買い替えならモデルが現行のままであるため、ややリセールバリューは維持されますが、長期保有後のリセールバリューは期待値が低くなります。

カローラスポーツのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車

2018年6月26日 カローラスポーツ発売

トヨタ オーリスのフルモデルチェンジを受ける形で国内での名称を変更し「カローラスポーツ」として発売されました。

トヨタ カローラ スポーツ発売 オーリス後継として再びカローラ系列に
トヨタは、新型車「カローラスポーツ」を全国のトヨタカローラ店を通じて、2018年6月26日に発売した。また、8月にインテ...

2018年8月2日 カローラスポーツに6MTが追加

変速・発進操作をアシストするインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)を採用した6MTが追加となりました。

トヨタ カローラスポーツに6MTを追加 iMTを採用
トヨタは、カローラ スポーツに6速マニュアルトランスミッション(6速MT)搭載車を新設定し、全国のトヨタカローラ店を通じ...

2019年9月17日 カローラスポーツ一部改良

外板色にエモーショナルレッドⅡを新設定、サスペンションの最適化など一部改良が実施されました。

新型カローラスポーツ ボディカラーと内外装写真(22枚) (2019/9)
2019年9月17日に一部改良し発売となった新型カローラスポーツの内外装写真一覧です。 カローラ スポーツ一部改良の内容...

2020年6月1日 カローラ スポーツ 特別仕様車「Style Package」を設定

ブラック塗装の16インチ専用アルミホイール、Bi-Beam LEDヘッドランプ、LEDデイライト、LEDフロントフォグランプなどを特別装備

カローラ スポーツ 特別仕様車「Style Package」を設定
トヨタはカローラ スポーツを一部改良するとともに、特別仕様車 G“Style Package”、HYBRID G“Sty...

 

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新型カローラスポーツの値引き交渉に使う競合車

カローラスポーツをしっかりと値引きする為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。

マツダ3 (MAZDA3) ファストバック

MAZDA3 FASTBACK

カローラスポーツの競合としてMAZDA3も利用出来ます。

MAZDA3はそのマツダの中でも世界的に中核の存在となっており、高い質感だけでなく、豊富なパワートレインの選択肢など、魅力的な一台です。世界的には人気車種であるものの、国内における販売台数は今一つ。モデルライフ初期なので値引きは厳しめですが、カローラスポーツとの競合によってしっかりと交渉しましょう。

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ホンダ シビック ハッチバック

ホンダ シビック EX (プレミアムクリスタルレッド・メタリック)

車格的にはカローラスポーツよりも1ランク上に近いですがシビックにもハッチバックがあります。1.5LターボにCVTと6MTで2グレードとなっています。選択肢が狭い事やエンジンバリエーションがないので少し寂しいですが、その部分を上手く突いて値引き交渉を行いましょう。

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スバル インプレッサ スポーツ

スバル インプレッサ SPORT 2.0i-S EyeSight 2016

2016年10月にフルモデルチェンジを実施、2016年のカーオブザイヤーを受賞したインプレッサが同クラスの競合と言えます。

堅実な造りと国内メーカー独自の水平対向エンジンでスバルらしい個性的なモデルとなっています。新世代プラットフォームをベースとしたスバル渾身の開発で、非常に質感の高い走行性能を誇ります。フルモデルチェンジ直後で、先代インプレッサに設定されていたハイブリッドは一旦ラインナップから姿を消しました。

インプレッサの見積もりを利用して、カローラスポーツの値引きを引き出すのも有効な手段と言えます。

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競合車を使ってカローラスポーツの値引き交渉を

カローラスポーツの値引きを引き出すにあたっては、上記のマツダ MAZDA3、ホンダ シビック ハッチバック、インプレッサ スポーツの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、カローラスポーツの値引きを引き出し易くなります。

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カローラスポーツの値引き交渉に適した時間帯や時期

試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。

土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。

平日の閉店2時間前

カローラスポーツのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べると来店客も少なく、ゆっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格についても忘れずに確認しましょう。

ただし、すでに来店した事があり営業マンの担当が決まっている場合は、平日に休みを取っていて不在になっている事もあるので、事前に電話でアポイントを取りましょう。

日曜の夕方、閉店1~2時間前

平日に時間を取りにくい人は、昼の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。平日と比べるとジックリと交渉するには不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事もあります。

「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。

月間目標の追い込みを狙って月末近くに

ディーラーは月単位での販売目標計画を立てていますので、目標を達成する為に、月末は値引きが緩みやすくなる可能性があります。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きが飛び出すかもしれません。

ただし、月間の目標を既に達成している場合や、新車のセールスが好調な時など、あまり積極的ではない場合もあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気は禁物です。ディーラー側の販売事情によりますので、一概に月末に値引きが引き出しやすいとは言えません。

決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に

ディーラーを運営している販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、1年間の販売目標達成のために3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期が延びているという事もあるので注意が必要です。

また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。

カローラスポーツ値引き交渉の流れ

しっかりとカローラスポーツの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでカローラスポーツに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。

カローラスポーツ値引き交渉の前準備

ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでカローラスポーツの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。

同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。

1回目の値引き交渉

1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「カローラスポーツが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだカローラスポーツが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはカローラスポーツの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。

この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。

時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。

競合車種の試乗、見積もりを済ませる

カローラスポーツの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。カローラスポーツの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「カローラスポーツが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。

2回目以降の値引き交渉

  • 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
  • ディーラーでの下取り査定額
  • カローラスポーツの見積もり
  • 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書

ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。

今のクルマの車検やカローラスポーツの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。

ナビクルで一括査定

カローラスポーツの値引き交渉で気を付ける点

カローラスポーツの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。

値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。

値引き以外でカローラスポーツを安く買う

オプションは社外品にする

カローラスポーツの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。

オプション品をディーラーで装着しない事によって、カローラスポーツの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。

社外品にすると安いオプション品の代表例

  • ナビゲーション
  • ETC車載器
  • ドライブレコーダー
  • フロアマット
  • アルミホイール

今乗っているクルマを最大限高く売る

ディーラーにカローラスポーツを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。

今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう

カローラスポーツの新古車/未使用車を買う

販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。

「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにカローラスポーツが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。

プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。

残価設定ローンでカローラスポーツを買う

残価設定ローンとは、3年後や5年後のカローラスポーツの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にカローラスポーツを引き取る事を前提として組むローンの事です。

例えば見積もり総額が300万円、3年後のカローラスポーツの価値が160万円の場合、140万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はカローラスポーツを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。

一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。

カローラスポーツの長所/メリット

トヨタ最新のデザインとテクノロジー

トヨタ カローラスポーツ 2018

国内におけるカローラブランドの復権を賭けて、カローラと同じく国内におけるトヨタの基幹車種と言えるクラウンと同日に発表されたカローラスポーツ。

最新のトヨタデザインやこれからトヨタが注力する通信技術「コネクティッド」の初代モデルとして登場しました。

トヨタ カローラスポーツ 2018

ベーシックな車種でなので、リーズナブルな価格でトヨタの最新技術がいち早く体験できるます。

カローラスポーツの欠点/デメリット

ハッチバックという地味なセグメント

トヨタ カローラ スポーツ HYBRID G“Z”(アティチュードブラックマイカ)<オプション装着車>

ハッチバックは欧州では人気が高いものの、現在の国内においてはSUVやミニバンの人気に押され、あまり人気がありません。

トヨタがカローラ復権を賭けて開発しているので、車としての出来は良いものの、乗り換え時など手放すときには査定がやや厳しめになる可能性があります。

カローラスポーツの値引きとリセールバリュー込の総合評価:3.5 (5段階評価)

最新のベーシックを体験したい人に

トヨタ カローラスポーツ HYBRID G“Z” 2018

クラウン同様にカローラの保有者平均年齢は非常に高く、オジサンを飛び越えお爺さんのクルマになっています。

トヨタももちろんその事を把握しており、ここ最近のモデルチェンジはどうにかユーザー層の若返りを図っています。カローラスポーツは、そう言ったトヨタの狙いを具現化すべく、かなりスポーティなテイストを取り入れています。

ただ、1.2Lターボエンジンもハイブリッドも、カローラスポーツという名前の割にスポーティなパワーユニットではなく、スポーティなフィーリングは味わいにくいのが現状です。

しかし、ベーシックカー故に価格は低めに抑えられており、1.2Lターボの最上級グレードでも250万円台とお買い得感が強くなっています。流行に左右されずに自分流のモノ選びをしたい人にはおすすめの一台です。

車の買替え前に必ず一括査定で査定額を把握!

車の買替えに焦りは禁物です。愛車の査定相場を把握せずに商談に入ると、安く提示された下取り額に対し判断が出来ず大きな損をする事に…。

まずは「ナビクル」など、ネットですぐに使えるクルマの一括査定サービスを利用しましょう。査定額の差は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】

ナビクル

「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに見る ディーラーの下取り査定を受ける前に、まずは愛車の買い取り相場を調べておきましょう。

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新車ではなく未使用車という選択も

新車だと「予算が厳しい…」「納期が間に合わない」。そんな方には未使用車や低走行車もおススメ。ディーラーが営業ノルマの為に登録した未使用車や低走行の試乗車など、新車同様の車両が毎月たくさん出回ります。

ズバット車販売は、お買い得な車両をネット申込みだけで探してくれるサービスです。「安く買いたいけど探す時間が…」という方におすすめです。→公式サイトで詳しく

カローラスポーツ新車購入ガイド[値引き 納期]
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