
スズキ アルト 2015
スズキ アルト/ワークスの値引き/納期/実燃費レポート
(2021年2月10日更新)
スズキの軽ハッチバック車「アルト」は、1979年にデビューして以来代を重ね、2014年12月に8代目となる新型が発売されました。8代目アルトの特徴は、原点に戻って初代モデルのテイストを取り入れ、ボディを大幅に軽量化すると共に全高を下げて低重心化を図り、燃費性能や動力性能、操縦安定性などあらゆる面で改善を図った点にあります。又、3代ぶりにターボ車が復活した事もトピックとなります。
スズキ 新型アルト/ワークスの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~4万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 7~10万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 11~13万円 |
スズキ 新型アルト/ワークスの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
先代モデルもアルトエコなどの専用グレードを準備し、燃費性能の向上を図っていましたが、新型はさらに軽量化を進め、エネチャージを追加するなどでクラストップレベルの燃費性能を誇ります。低価格な車種のため、値引きはあまり大きくありません。
アルトの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
アルトの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「アルト/ワークスの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、アルト/ワークスの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる アルト/ワークスを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
スズキ アルトの価格/グレード/実燃費
スズキ アルト/ワークスのグレード別 新車価格
アルト(ノーマル、ミッションの表記なしはCVT)(税込み)
グレード | 2WD | 4WD |
X | 1,193,500 | 1,290,300 |
S | 1,081,300 | 1,183,600 |
L | 910,800 | 1,018,600 |
F (5MT) | 863,500 | 971,300 |
F (5AGS) | 863,500 | 971,300 |
特別仕様車Lリミテッド | 973,500 | 1,083,500 |
アルト ワークス
トランスミッション | 2WD | 4WD |
5MT | 1,537,800 | 1,647,800 |
5AGS | 1,576,300 | 1,686,300 |
※価格は2019年10月14日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
スズキ アルト/ワークスのグレード選び
パワートレイン
パワートレインは自然吸気とターボの2種類のみとなります。ターボエンジンの設定はワークスのみで、ノーマルモデルには設定がありません。トランスミッションはノーマルモデルの最廉価グレードが5AGSと5MT、それ以外のノーマルモデルがCVTとなります。ワークスは5MTと5AGSがあります。4WDは全てのグレードに設定されています。
グレード
大別すると、装備を極限まで簡略化した最廉価モデルの「F」、エントリーグレードの「L」、お買い得な中間グレードの「S」上級グレードの「X」となります。
アルト ワークス
2015年12月24日にターボRSには設定のなかった待望のマニュアルトランスミッションを搭載したワークスが追加となりました。
足回り、エンジン、5AGSはワークス専用チューニングが施され、レカロシートを装備するなど走りの装備が充実しています。
アルトの実燃費(2WD、2名乗車時の目安)
自然吸気エンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 21~24km/L |
郊外・幹線道路 | 22~25km/L |
市街地 | 17~23km/L |
ターボエンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 19~22km/L |
郊外・幹線道路 | 18~21km/L |
市街地 | 12~15km/L |
スズキ アルト/ワークス/RSの競合はコレ!
アルトを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ダイハツ ミライース
「第三のエコカー」をキャッチフレーズにハイブリッドのようなコストの掛かる新技術ではなく軽量化やエンジン性能の底上げで、低燃費を低価格で実現したミライース。
登場とともにヒットモデルとなりましたが、発売から期間が経過し、やや特徴が薄れてきました。RS、ワークスなどバリエーション豊富なアルトを引き合いに出して値引きを引き出しましょう。

ダイハツ キャスト スポーツ
パッケージングとしてはハイトワゴンとなるキャストですが、アルト同様にスポーツというホットモデルをラインナップしています。
サイドミラーやアンダースカートを赤で装飾する定番のカラーリングはアルトRSと同様です。

ダイハツ ミラトコット
スズキ アルトにも、「ミディアムグレー2トーンバックドア」という、ちょっとしたアクセントを加えるグレードがありますが、ミラトコットも同様にミライースをベースに可愛らしいルックスを纏ったシンプルなデザインで価格設定も低く抑えられた可愛らしい軽自動車です。最初から色々と装備されているのではなく、オプションを自分好みで装備していくカスタマイズが楽しめます。

ホンダ N-ONE
ホンダの新しい軽ラインナップ「Nシリーズ」として登場したN-ONE。N-WGNをベースとして往年のN360をモチーフとしたユーモラスなデザインに仕上がっています。
マニュアルトランスミッションの設定はありませんが、ターボエンジンにパドルシフト付CVTでスポーティな走行を楽しめます。
N-ONEは発売から年数も経過しているので、大きい値引きが期待できます。

スズキ アルト/ワークス商談のすすめ方
アルトの値引きを引き出すにあたっては、上記のミライース、キャスト スポーツ、ミラトコット、N-ONEの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、アルトの値引きを引き出し易くなります。
スズキ アルト/ワークスの強み
軽の新スタンダードとして渾身の開発
軽自動車市場は今ではワゴンR/ムーヴのハイトワゴン、タント/N-BOXなどのスーパーハイトワゴンが主流で、アルトのようなベーシックな軽ハッチバックはビジネスユースや年配の人の低価格な足として簡素でひたすら安価であることに注力されてきました。
アルトはそんな軽ハッチバックのベーシックモデルを徹底的に見直し、大幅な軽量化をはじめとして細部にわたる緻密な開発を行い、軽自動車の新たな可能性を示唆する出色の出来栄えとなっています。
ホットモデル「アルトワークス」の設定
以前は多くのメーカーがハッチバックにホットモデルの設定を行っていましたが、若者のクルマ離れと共に非常に少なくなりました。そんな中、アルトではワークスというホットモデルを設定。
高価格なスペシャルモデルではなく、ベースモデルとの価格差が少ない、お買い得感の強いホットモデルにした所がスズキらしいと言えます。
スズキ アルト/ワークスの弱点は?
ライバルに対する弱点:なし
先代モデルでも軽量化に配慮していたが、新型となる現行型ではさらに軽量化。基本設計を見直し、さらに進化を遂げたスズキ アルト。ワゴンRなどのハイトワゴン、タントなどのスーパーハイトワゴンが軽自動車市場の中心となるなか、ベーシックなハッチバックではダイハツ ミラ、ミライースとアルトのみとなった。
そんな環境下でさらなるレベルアップをしつつ、ワークスというホットモデルもラインナップしており、アルトに目立った弱点はないと言えます。