
トヨタ プリウスPHV A(スピリテッドアクアメタリック)
トヨタ 新型プリウスPHVの値引き/実燃費/納期レポート
(2021年2月10日更新)
トヨタの新型PHV「プリウスPHV」は、先行して発売されたハイブリッドカー「プリウス」をベースに電池容量をアップするなどしてEV走行の距離を大幅に伸ばした他、先代モデルとは違ってプリウスPHV独自のデザインで2017年2月15日に発売となりました。
バッテリー容量を大幅に増加しEVモードでの走行距離を68.2kmに拡大(メーカー発表値)、11.6インチT-Connect SDナビゲーションシステム、ソーラー充電システムの設定など、プリウスにはない特徴を備えています。
トヨタ プリウスPHVの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | 3~10万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 14~20万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 22~32万円 |
トヨタ プリウスPHVの値引き難易度:B
(A:甘い ~ E:厳しい)
新型効果も一巡し、プリウスのマイナーチェンジもあった事などから値引き交渉もしやすくなってきました。
トヨタプリウスPHVの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
販売状況も落ち着き納期は標準的となってきました。
プリウスPHVの値引き相場がわかったら、次にすべき事

トヨタ プリウスPHV A“プレミアムナビパッケージ”(内装色 : ブラック)
「新型プリウスPHVの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型プリウスPHVの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型プリウスPHVを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
プリウスPHVのグレード別 新車価格とJC08モード燃費
FF 2WD (1.8L+モーター 電気式無段変速機 5人乗り)
グレード | 燃料消費率 | 価格(税込) |
S “ナビパッケージ・GR SPORT” | 4,181,834円 | |
S “GR SPORT” | 3,695,634円 | |
Aプレミアム“ナビパッケージ” |
EV走行 68.2km ハイブリッド走行 37.2km/L |
4,345,000円 |
Aプレミアム | 3,885,200円 | |
A“ナビパッケージ” | 3,999,600円 | |
A | 3,567,300円 | |
S“ナビパッケージ” | 3,729,000円 | |
S“セーフティパッケージ” | 3,346,200円 | |
S | 3,237,300円 |
※価格は2019年10月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
トヨタ プリウスPHVのグレード選び
プリウスPHVのパワートレイン
パワーユニットは1.8L直4+モーターの1種類、4WDは設定がありません。トランスミッションはオートマチックのみとなります。
モーターは走行用に1つと、発電用のジェネレーターが走行用のモーターとしても駆動する2モーターになっており、プリウスの1モーターよりもEV走行性能が向上しています。
プリウスPHVのグレード

トヨタ プリウスPHV A“プレミアムナビパッケージ”(内装色 : ブラック)
エントリーグレードの「S」から最上級グレードの「Aプレミアム“ナビパッケージ”」まで7グレードをラインナップしています。
また、スポーティなスペシャルグレード「GR SPORT」が追加となりました。
プリウスPHVの価格帯
価格は「S」の3,237,300円から「Aプレミアム“ナビパッケージ”」の4,345,000円までで、価格差は111万円となっています。
プリウスPHVの実燃費(2名乗車、ハイブリッド走行時の目安)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 26~29km/L |
郊外・幹線道路 | 26~31km/L |
市街地 | 24~29km/L |
プリウスPHVは先代プリウスPHVに対し約2倍となる大型のバッテリーを搭載し、EVモードでの走行距離が68.2kmに拡大(メーカー発表値)しています。実走行をメーカー公表値の60%とすると41km程度の走行が可能で、近距離の通勤・ショッピングに利用し、こまめに充電できる環境にあれば、基本的にガソリンは使用しません。
ハイブリッド走行時のガソリン消費は基本的にプリウスに近く、バッテリー増加による重量増の分だけガソリン消費量が増加します。
トヨタ プリウスPHVの競合はコレ!
プリウスPHVを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
三菱 アウトランダーPHEV
ボディタイプはSUVなのでプリウスPHVとは異なりますが、数少ないプラグイン・ハイブリッドのクルマとしてアウトランダーPHEVが競合となります。
先般の燃費不正問題でブランド力が低下したものの、アウトランダーPHEVの完成度は高く、中古市場でも人気を維持しています。静粛性や乗り心地も良く、クルマとしての出来は素晴らしいです。三菱車全般が売れていないので、思わぬ大きな値引きが提示されるかもしれません。
トヨタ プリウス

トヨタ プリウス A“ツーリングセレクション”(ブルーメタリック×幾何学調ルーフフィルム)
プリウスPHVのベースとなるプリウスも気になる一台だと思います。プリウスはトヨタの多系列で販売しているので、異なるディーラー網で競合させるのも有効と言えます。
基本的なメカニズムはプリウスとプリウスPHVは共通していますが、外観デザインやインパネなど、今回のモデルでは差別化要素も多く、特にプリウスのフロントデザインは好みが別れるので、その部分を値引き交渉に利用するのもアリかもしれません。
- 関連:プリウスの値引き相場
トヨタ プリウスPHV商談のすすめ方
プリウスPHVの値引きを引き出すにあたっては、上記の三菱 アウトランダーPHEV、トヨタ プリウスの見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、プリウスPHVの値引きを引き出し易くなります。
トヨタ プリウスPHVの弱点は?
プリウスとの価格差
プリウスで賛否が分かれたフロントデザインは、プリウスPHVでは万人受けしやすいものとなりました。基本性能は先代よりも1ランクか2ランク上がり、静粛性、乗り心地も上級セダンに迫るものとなっています。
基本的に死角の殆どないプリウスPHVですが、エントリーグレードにおけるプリウスとの価格差は約66万円となり、価格差に見合う価値を見出せるかがポイントと言えます。
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