トヨタ ピクシスメガの値引き/納期/実燃費レポート
(2021年2月10日更新)
ピクシスメガはトヨタが2015年7月に発売した軽自動車のスーパートールワゴンで、ダイハツ タントやホンダ N-BOXといったスライドドアを有する軽スーパーハイトワゴンよりも車高を高め、さらに居住性を高めたモデルとなります。
トヨタは軽自動車を開発・生産していないため、ピクシスメガはトヨタグループであるダイハツ ウェイクのOEMとなっています。
ピクシスメガ 新車の値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~6万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 9~12万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 15~20万円 |
ピクシスメガ 値引き難易度:B
(A:甘い ~ E:厳しい)
ダイハツがタントで開拓したスーパーハイトワゴン市場。軽自動車にスライドドアを採用するとともに、それまで市場の中心となっていたスズキ ワゴンRなどのハイトワゴンよりもさらに車高を上げ、後席に子供が立ったまま乗車し、着替えが出来るなど子育て夫婦を中心に人気となりました。
ピクシスメガは、そんなタントよりもさらに車高を上げ、タントでは積載できなかった背の高い荷物や自転車など、よりホビーユースでの活躍を狙って開発されました。
ただ、タント、N-BOXでも十分な室内空間がある為、狙ったほどのヒットとはならず値引きはそれなりに引き出しやすい状況にあります。また、ダイハツ ウェイクとしてほぼ同じ車が発売されていることから、両車を競合させて値引き交渉がしやすくなっています。
ピクシスメガの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
販売状況は落ち着いており、納期は標準的です。
ピクシスメガの値引き相場がわかったら、次にすべき事
「ピクシスメガの値引き相場がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、ピクシスメガの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる ピクシスメガを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ピクシスメガのグレード別 新車価格
グレード | 2WD | 4WD |
Gターボ “レジャーエディション SA Ⅲ” | 1,749,000 | 1,875,500 |
Gターボ “SAⅢ” | 1,705,000 | 1,831,500 |
L “レジャーエディションSAⅢ” | 1,628,000 | 1,754,500 |
L “SAⅢ” | 1,584,000 | 1,710,500 |
D “SAⅢ” | 1,441,000 | – |
D | 1,375,000 | – |
※価格は2019年10月13日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
ピクシスメガのグレード選び
ピクシスメガのグレード構成
装備を簡略化した最廉価モデルの「D」、お買い得な中間グレードの「L」、ターボエンジンを搭載した上級グレードの「Gターボ」があります。
Dを除くグレードに安全運転支援システム”SAⅢ”の設定があります。また、「Gターボ」と「L」には”レジャーエディションSAⅢ”の設定があります。
姉妹車となるダイハツ ウェイクとグレード構成、販売価格が同じになっています。
ピクシスメガのパワートレイン
エンジンは660cc直3で、自然吸気、インタークーラーターボの2種類があります。価格の安い「L」と「D」が自然吸気エンジン、「Gターボ」がターボとなっています。
4WDは「D」を除くグレードに設定されています。トランスミッションはCVTのみで、マニュアルトランスミッションの設定はありません。
ピクシスメガの価格帯
2WDでの価格は「D」の1,375,000円から、「Gターボ “レジャーエディションSAⅢ”」の1,749,000円まで。価格差は37万円となっています。
ピクシスメガの実燃費(2名乗車時の目安)
自然吸気エンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 16~19km/L |
郊外・幹線道路 | 15~18km/L |
市街地 | 12~15km/L |
ターボエンジン車の実燃費
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 14~17km/L |
郊外・幹線道路 | 13~16km/L |
市街地 | 10~13km/L |
トヨタ ピクシスメガの競合はコレ!
ピクシスメガを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ダイハツ ウェイク
トヨタ ピクシスメガと姉妹車となるダイハツ ウェイクは、グレード・価格の設定が同じなので、トヨタブランドにこだわりがなければ、両車を競合させて大きな値引きを引き出しましょう。
ホンダ N-VAN
2018年7月に発売したホンダ N-VANがピクシスメガと一番近いパッケージングとなっています。N-VANは商用車を前提として開発されており、登録は商用車(4ナンバー登録)です。積載能力を優先した作りで後席は折り畳みを優先しており、快適性は低くなります。購入にあたっては実車に座って確認が必要です。
ホンダ N-BOX/カスタム
ホンダ N-BOXは2017年9月に初のフルモデルチェンジを実施し2代目となりました。初代で好評だったクラストップレベルの室内空間をさらに磨き直し、キープコンセプトで手堅いモデルチェンジとなりました。ピクシスメガと比べるとカテゴリーが若干違いますが、商品力の高いN-BOXと競合させて、大きな値引きを引き出しましょう。
スズキ スペーシア/カスタム
2017年12月にフルモデルチェンジとなったスズキ スペーシアも非常に強力なライバルです。ピクシスメガと比べると室内高は低いですが、パッケージング的にはタント、N-BOXと並んで、軽自動車としては不満のない広さがあります。
スペーシアにはスズキが注力するハイブリッド技術が投入され、市街地などでの燃費性能的にはスペーシアの方が優れている部分もあります。ピクシスメガ、N-BOXを競合させて大きな値引き金額を引き出しましょう。
ダイハツ タント/カスタム
ダイハツ タントはの元になっているウェイクのベースとなっているモデルです。ピクシスメガほどの室内高はない代わりに助手席と助手席側後席ドアを開けると大開口となる「ミラクルオープンドア」が人気となっています。
タントもモデルライフ末期となっており、値引き交渉がしやすい状況にありますので、ピクシスメガと競合させて大きな値引きを引き出しましょう。