
トヨタ C-HR S“GR SPORT”(ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン)
C-HRの値引き情報や納期、見積もり例、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ C-HRの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にC-HRのお買い得度を総合評価しています。
トヨタ C-HR(CHR)はどんなクルマ?
トヨタの新型コンパクトSUV「C-HR」は各国のモーターショーでお披露目され、いよいよ2016年12月14日から国内販売が開始されました。マツダ CX-3やホンダ ヴェゼルなど、各社とも精力を注ぎこんでいる人気のカテゴリーで、トヨタも満を持してC-HRで勝負に挑みます。
C-HRのCM
C-HR/ハイブリッドの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~5万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 10~15万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 20~30万円 |
C-HR/ハイブリッドの値引き難易度:C
(A:甘い ~ E:厳しい)
2016年10月の発売から当時はかなりのバックオーダーを抱えているので大きな値引きはほぼ期待できませんでしたが、発売から期間も経過し、値引きは一般的になってきました。
C-HR/ハイブリッドの納期:標準
- 納期:1ヵ月~2ヵ月
発売から期間も経過し、納期は一般的なものになってきました。
C-HR/ハイブリッドの値引き相場と納期がわかったら、次にすべき事

トヨタ C-HR G(内装色 : オーキッドブラウン)
「新型C-HR/ハイブリッドの値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握しておかずに商談に入ると、新型C-HR/ハイブリッドの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型C-HR/ハイブリッドを見に行って下取り査定を受ける前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
C-HRのグレード別 新車価格
- Super CVT-i:Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機)
- iMT:intelligent Manual Transmission
- THSⅡ:TOYOTA Hybrid System Ⅱ
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 税込価格(円) |
S-T | 8NR-FTS (1.2Lターボ) |
6速MT(iMT) | 2WD | 2,382,000 |
Super CVT-i | 2,415,000 | |||
4WD | 2,613,000 | |||
G-T | 6速MT(iMT) | 2WD | 2,682,000 | |
Super CVT-i | 2,715,000 | |||
4WD | 2,913,000 | |||
S-T“GR SPORT” | 6速MT(iMT) | 2WD | 2,782,000 | |
Super CVT-i | 2WD | 2,815,000 | ||
4WD | 3,013,000 | |||
S | リダクション機構付のTHSⅡ (2ZR-FXE 1.8L) |
2WD | 2,745,000 | |
G | 3,045,000 | |||
S“GR SPORT” | 3,145,000 |
特別仕様車 “Mode-Nero Safety Plus”
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 税込価格(円) |
G-T“Mode-Nero Safety Plus” | 8NR-FTS (1.2Lターボ) |
Super CVT-i | 2WD | 2,715,000 |
4WD | 2,913,000 | |||
G“Mode-Nero Safety Plus” | リダクション機構付のTHSⅡ (2ZR-FXE 1.8L) |
2WD | 3,045,000 |
※価格は2020年8月4日現在のメーカー小売希望価格(消費税10%込)です。最新の価格はメーカー公式HP、またはディーラーでご確認下さい。
新型C-HRのグレード選び
パワートレイン
C-HRのパワーユニットはハイブリッドが1.8L直4+モーター、ガソリンエンジンが1.2L直4ターボの2種類。
駆動方式は1.2LモデルがFFと4WD、ハイブリッドはFFのみです。トランスミッションは発売当初オートマチックのみでしたが、2019年10月18日のマイナーチェンジで1.2Lターボエンジン車に6MTが追加となりました。
グレード構成
ガソリン、ハイブリッドともにエントリーグレード「S」、上級グレード「G」の2系統となり、ターボには「-T」がついたグレード名となります。
発売から期間も経過し、特別仕様車の投入や、2018年5月のマイナーチェンジによって廉価モデルとなるガソリン車のFFが追加となりました。
また、2019年10月18日のマイナーチェンジでガソリン、ハイブリッド両方に“GR SPORT”が追加となりました。
新型C-HRのおすすめグレード
C-HRのスポーティを楽しめ、ハイブリッドを搭載しながら装備が充実している「C-HR 特別仕様車 G“Mode-Nero Safety Plus”」(ハイブリッド、FF)がおススメグレードとなります。
新型C-HRの見積り 乗り出し価格
おススメグレードの「C-HR 特別仕様車 G“Mode-Nero Safety Plus”」(ハイブリッド、FF)に以下の装備を選択したケース
- T-Connectナビキット:¥115,610
- フロアマット(デラックスタイプ):¥24,200
車両価格 | ¥3,045,000 |
販売店装着オプション価格 | ¥139,810 |
自動車税種別割 | ¥18,000 |
自動車重量税 | ¥0 |
自動車税環境性能割 | ¥0 |
自賠責保険料 | ¥30,170 |
販売諸費用(参考価格) | ¥63,090 |
リサイクル料金 | ¥9,620 |
合計 | ¥3,184,810 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥134,810 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥3,050,000 |
ナビキット、フロアマットのプレーンなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で13万円と端数をカットしてもらった場合「C-HR 特別仕様車 G“Mode-Nero Safety Plus”」の乗り出し価格は305万円となります。
(見積りは2020年8月12日時点)
C-HR/ハイブリッドの実燃費(2名乗車時の目安)
ハイブリッド車の実燃費(FF)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 23~25km/L |
郊外・幹線道路 | 23~26km/L |
市街地 | 20~23km/L |
ガソリン車の実燃費(FF)
走行シーン | 燃費 |
高速道路中心 | 14~16km/L |
郊外・幹線道路 | 11~14km/L |
市街地 | 9~12km/L |
プリウスと同じ1.8L+モーターの組み合わせを持つハイブリッド車は、ベースとなるプリウスと比べると車重もあり、大口径のタイヤを装着している事などから少し燃費は悪いですが、SUVとしては優秀な燃費と言えます。
ガソリンエンジン車は1.2Lのダウンサイジングターボとなり、ハイブリッドに実燃費性能で一歩譲るものの十分な低燃費性能を誇ります。
新型C-HRのリセールバリュー:4.0 (5段階評価)
C-HRの属するCセグメントSUVは新車市場、中古車市場ともに人気があり、C-HRはモデルライフ初期である事から、リセールバリューが高くなっています。
短期的な買い替えならモデルが現行のままであるため、リセールバリューは非常に高く、5年以上など長期保有後のリセールバリューはフルモデルチェンジを挟む可能性があり期待値が少し低くなります。
C-HRのマイナーチェンジ/特別仕様車/フルモデルチェンジ情報
2017年8月2日 ツートーンボディカラーを追加
2017年8月2日に流行のツートーンボディカラーを8種類設定しました。価格はオプション価格32,400円(税込)、ホワイトパールクリスタルシャイン×ブラック、センシュアルレッドマイカ×ブラックは54,000円(税込)となっています。

2017年11月2日 特別仕様車“LED Edition”を設定
2017年11月2日に人気のオプションだったLEDのヘッドランプ、シーケンシャルターンランプを装備した特別仕様車“LED Edition”を設定しました。

追記:2018年5月7日のマイナーチェンジで廃止
2018年5月7日 マイナーチェンジ実施
2018年5月7日にC-HRはマイナーチェンジされました。今回のマイナーチェンジは
- 1.2Lターボ車に2WDを追加
- LEDランプの標準化(S 、S-Tを除く)
- ボディカラーに新色追加
などとなっています。

2018年12月3日 特別仕様車Mode-Nero、Mode-Bruno発売
「G」「G-T」をベースにブラック系とブラウン系、2種類の特別仕様車を設定し、2018年12月3日に発売となりました。

2019年10月18日 C-HRマイナーチェンジ実施

トヨタ C-HR S“GR SPORT”(ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン)
外装デザインの変更、“GR SPORT”の設定、6速iMTの設定などマイナーチェンジを実施。

2020年8月4日 一部改良と特別仕様車 “Mode-Nero Safety Plus”設定

C-HR 特別仕様車 G“Mode-Nero Safety Plus”(ネビュラブルーメタリック)

C-HR/ハイブリッドの競合はコレ!
C-HR/ハイブリッドを安く購入する為には、前もって競合車種の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
ホンダ ヴェゼル/ハイブリッド
CX-3がデミオをベースとして開発されたのと同様に、フィットをベースとして開発されたヴェゼル。両車ともそれぞれのベース車の特徴を引き継いでいます。
ヴェゼルはフィット譲りの居住空間を継承。スタイリッシュな外観を持ちながらも広い後席空間を確保しています。居住空間、扱いやすいサイズ、そしてハイブリッドを武器に国内SUVでトップクラスの人気を誇ります。発売から少し期間が経過し、以前よりも値引きは出やすくなりました。

スバル フォレスター

スバル フォレスター 2018
2018年7月にフルモデルチェンジをしたスバル フォレスター。スバル伝統の水平対向エンジンとボクシーなデザインを受け継ぎ5代目となりました。
未来的なデザインのトヨタ C-HRとは対照的ですが、オフロード性能だけでなく市街地走行でも扱いやすくデイリーユースにも向いています。

マツダ CX-3
デミオをベースとしてクーペライクなデザイン、スカイアクティブディーゼルによる低燃費、そして質感の高い内装などで、1クラス上の車格感をもつマツダ CX-3。
CH-Rと同様なパッケージングになっています。人気も一巡し、値引きはもやや引き出しやすくなってきました。新型車であるCH-Rと競合させて、できるだけ値引きを引き出しましょう。

日産 キックス

日産キックス X ツートーンインテリアエディション(プレミアムホライズンオレンジ/ピュアブラック2トーン)
ジュークの代替モデルとして2020年6月に日本発売となった日産キックス。クーペライクだったジュークと比べると後席の居住性もしっかりとしたパッケージングにコンサバティブなデザインを纏い、パワーユニットはe-POWERのみのシンプルなモデルとなっています。

競合車を使ってC-HRの値引き交渉を
C-HRの値引きを引き出すにあたっては、上記のホンダ ヴェゼル、マツダ CX-3の見積もりを事前に入手してから臨みましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、C-HRの値引きを引き出し易くなります。
新型C-HRの長所と欠点
新型C-HRの長所
スポーツカーのようなアグレッシブなデザイン

トヨタ C-HR G(ブラック×エモーショナルレッドII)
C-HRの最大の魅力は、何といってもスポーツカーのようなアグレッシブなスタイリングと言えます。同クラスで人気のホンダ ヴェゼルが後席の居住性を確保している代わりにスタイリングがオーソドックスであるのに対して、C-HRはルーフ後端を絞り込みスタイリッシュに仕上げています。
普段の使用が1~2名の人でC-HRのデザインが気に入っているなら、迷わずC-HRがおすすめです。
新世代プラットフォームがもたらす優れた走行性能と快適性
スタイリングに目が行きがちなSUVですが、C-HRは新型プリウスと同様にトヨタの新世代プラットフォームを基に造られています。C-HRは静粛性や乗り心地など、ライバルよりも1クラス上の基本性能を持っています。
新型C-HRの欠点
後席空間の狭さ、後方視界
スタイリッシュなフォルムに非常に魅力的な外観デザインを持つC-HRですが、スタイリングを重視しているため後席の空間は最低限とも言えます。近距離での街乗りでは大人4人での移動も可能ですが、リアのサイドウインドも小さく、閉塞感があり長距離ドライブにはあまり向いていません。
また、Cピラー(リアドア後ろ部分)が太くなっており、斜め後方の視界が悪いので、運転が不慣れな人は試乗して確認をしましょう。
C-HRの値引きとリセールバリュー込の総合評価:4.0 (5段階評価)
最新のプラットフォームにトヨタ最新のデザイン

トヨタ C-HR G(ブラック×オレンジメタリック)
アルファード・ヴェルファイア、ノア・ヴォクシーなどトヨタの売れ筋ミニバンに多く採用されているアクの強いフロントフェイスとは一線を画し、C-HRはクーペライクなフォルムに力強い造形で魅せる新世代のデザインが採用されている。
基本骨格となるボディにはトヨタの新世代プラットフォームTNGAが採用されており、ワイルドな外観とは裏腹に乗り心地と静粛性に優れ、安定のハイブリッドシステムによって高い低燃費性能も併せ持つ。
最新のトレンドを楽しみながら乗り心地や低燃費など日常のアシとしての性能も良くおススメの一台です。
ただし、後席についてはクーペ的なフォルムの為、閉塞感が強く日常的に後席を使う人にとってはRAV4の方が良いかもしれないので、ディーラーでしっかりと実車を確認ましょう。