ライズ/ハイブリッドの限界値引き額、甘い・渋いなどの値引き相場、納期、グレードの違い、人気ボディカラーランキング、おすすめグレード、乗り出し価格(支払い総額)の見積書、競合車種、長所・欠点、実燃費、リセールバリューなどトヨタ 新型ライズの新車購入に必要な情報を完全ガイド。
そして、値引きやリセールバリューなどを基にライズのお買い得度を総合評価しています。
ライズの値引き相場と難易度
ライズの値引き相場
値引き交渉の深さ | 値引きの目安 |
特に値引き交渉をしない | ~4万円 |
競合を絡ませて値引き交渉 | 5~14万円 |
限界値引き交渉・オプション多数 | 15~22万円 |
ライズの値引き難易度:C(A:甘い~E:渋い)
お手頃価格のSUVという事もあって値引きは緩くはないものの、量販を狙っている車種でもあるので値引きは標準的となっています。ダイハツでも姉妹車ロッキーを販売しており、ロッキーの方がやや値引きが緩い傾向があるので、両車の見積もりを取り、しっかりと値引き交渉をしましょう。
ライズの値引き交渉法
ライズ値引き交渉法1:ライバルとどちらにするか迷っている事を伝える
「ライズ以外にも他の車種と迷っている」事を伝えましょう。事前にライバル車種の乗り出し価格の見積もりを取り、「値引き条件が良くなかったらライバルに取られてしまう」という印象をトヨタの営業マンに与えましょう。また、同時にライバル車種の納期も確認し、本命車種の納期の方が長かったら場合には交渉材料として使いましょう。ただし、半導体不足の影響により生産の混乱が継続していますので、過度な値引き交渉はかえって逆効果となるかもしれないので気を付けましょう。
ライズ値引き交渉法2:異なる販売店で競合させる
ライズはトヨタの全販売チャネルで販売しています。ディーラーは地域やチャネル毎に「トヨタカローラ神奈川」「ネッツトヨタ神奈川」など販売会社が異なっている場合が多く、同じライズを扱っていてもライバルの関係にあります。また、販売会社が違うと事前注文数や受注可能台数も違うので納期が変わ場合があるので、乗り出し価格についても確認しておきましょう。
異なるトヨタの販売店で見積もりを取り、ライズの大きな値引きを引き出しましょう。
ライズ値引き交渉法3:下取り車の価格を事前に把握
ライズをディーラーに見に行くと「査定をしましょうか?」と下取り査定を持ち掛けられます。そして「今日決めて頂けるなら…」と思わぬ大きな値引きが出る事もあります。しかし、そんな甘い提案には罠が潜んでいる事も。
ディーラーは下取り車の売却で得られる利益をあらかじめ見込んで車両値引きに折り込むケースも少なくありません。「ナビクル」などスマホやPCで簡単に査定額が分かるサービスを利用して、クルマをディーラーに行く前に今持っている車の査定額を把握しておきましょう。
ライズ値引き交渉法4:必要書類はあらかじめ準備する
値引き交渉が最終段階に入ったら、印鑑証明や実印を準備して最後の一押しに臨みましょう。「あと1万円引いてくれたら今日契約します」(1万円未満の端数カットやガソリン満タンなど)というように、契約に必要な書類と印鑑を持参する事で「今日決めてくれるならOKです」という最後の値引きを引き出して、少しでも乗り出し価格を下げましょう。
ライズの納期
- 納期:3ヵ月~
ライズの納期は世界的な半導体不足の影響を受け長めとなっています。人気グレード人気色の組み合わせをディーラーがあらかじめ発注している場合もありますので、納期を早めたい場合はディーラーに確認してみましょう。
ライズの納期を早めるコツ
ライズの納期を早めるコツ1:人気グレード/色を選ぶ
ディーラーは納期の長い人気車を出来るだけ早く納車できるよう、ライズの売れ筋グレードを前もってメーカーに発注している場合があります。そういった車両なら一般的な納期よりも早まるだけでなく、値引き額も緩くなり乗り出し価格が下がる場合があるので確認してみましょう。
「どうしても、ライズのこのグレードが良い!」というこだわりがあれば別ですが、そうでない場合はディーラーにライズの納車の早い車両がないか確認しましょう。
ライズの納期を早めるコツ2:キャンセル車を狙う
ライズに限らず納期が長かった場合、契約をしても納車待ちの間に状況が変わりキャンセルする人もいます。
「実はライズのキャンセルが1台出ました。納期は1か月です。値引きも頑張ります!」といった情報に遭遇する事もありますので営業マンにマメに連絡してみるのも一つの方法です。
ライズの納期を早めるコツ3:新古車を狙う
ライズのように人気車で納期が長くなっている状況でも、中古車市場には走行距離数kmや数百kmの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が出回っています。
「今のクルマの車検が切れる」、「どうしても〇月までにライズが必要」という場合には新古車を探してみるのも良いでしょう。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば納期に悩まされる事もなく、希望していたオプションが既に装着されていれば社外オプションを後付けする手間もなく、乗り出し価格も安くなり値引き交渉が苦手な人にもおすすめです。
ライズの値引き/納期がわかったら次にすべき事
「新型ライズ値引き相場と納期がわかった!すぐに商談に行く!」。しかし、焦りは禁物。商談を始める前に、今乗っている車の一括査定が必須です。
自分の車の相場を把握せずに値引き交渉に入ると、新型ライズの魅力と「すぐ決めて頂ければ値引きを…」「納期の短い車両が1台だけあります」という甘い誘いに負け、下取り額に対してルーズになってしまい、買換え全体では損をする事になります。
まずは「ナビクル」など、ネットで今すぐ簡単にできる「一括査定サービス」を使ってみましょう。複数社に査定してもらうと査定の差額は【18万円】となる事もあります。→そんなに違うの?買取り額の【差額事例集】
「ナビクル」なら数項目の入力が完了するとすぐに相場がわかります。→愛車の買取り相場をすぐに調べる 新型ライズを見に行って値引き交渉を始める前に、愛車の買い取り相場を調べておくのが失敗を防ぐ大きなポイントです。
ライズのサイズ/エンジン/価格/燃費
新型ライズ/ハイブリッドはどんなクルマ?
ライズはトヨタから2019年11月5日に発売となった新型のコンパクトSUVです。ボディサイズは全長は3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmと5ナンバーサイズに収まり、1.0L直3ターボエンジンを搭載しています。
ダイハツから発売される5ナンバーSUV「ロッキー」のOEMモデルとなり、ロッキーと基本スペックは同一となりますが、フロントフェイスなどはロッキーと差別化が図られています。
2021年11月にモーターで走行、エンジンは発電専用となるe-SMART(イースマート)ハイブリッドが追加となりました。
ライズはフルモデルチェンジから期間も経過し、値引き交渉もしやすくなってきました。また半導体不足やコロナによる部品工場の操業停止の影響で、平常時より納期は長くなっています。
ライズのパワートレイン
ライズのパワーユニットは2021年11月の一部改良で変更となり、2WDが1.2L直3自然吸気、4WDが1.0L直3ターボ、ハイブリッドは2WDのみでモーターで走行、1.2Lガソリンエンジンは発電専用となるe-SMART(イースマート)ハイブリッドの3種類となっています。
4WDはガソリンエンジンのみ設定があります。
ライズのグレード別 新車価格
ガソリン2WD(FF) 1.2L自然吸気,CVT
グレード | 価格 |
X | 1,717,000 |
G | 1,867,000 |
Z | 2,049,000 |
ガソリン4WD 1.0Lターボ,CVT
グレード | 価格 |
X | 1,994,800 |
G | 2,143,700 |
Z | 2,309,200 |
ハイブリッド 2WD(FF) (モーター+1.2L)
グレード | 価格 |
ハイブリッド G | 2,173,000 |
ハイブリッド Z | 2,328,000 |
※価格は2024年9月14日調査価格(消費税10%込)です。最新の価格はディーラーでご確認下さい。
ライズの主要諸元
ハイブリッド車 | ガソリン2WD | ガソリン4WD | |
全長/全幅/全高(mm) | 3,995×1,695×1,620 | ||
ホイールベース(mm) | 2,525 | ||
トレッド前(mm) | 1,475 | ||
トレッド後(mm) | 1,470 | ||
最低地上高(mm) | 185 | ||
室内 長 / 幅 / 高(mm) | 1,955×1,420×1,250 | ||
乗車定員(名) | 5 | ||
サスペンション型式(前) | マクファーソンストラット式コイルスプリング | ||
サスペンション型式(後) | トーションビーム式コイルスプリング | ||
車両重量 (kg) | 1,070(Z) 1060(G) |
980(Z) 970(G,X) |
1,050(Z) 1,040(G,X) |
ライズのボディサイズは全長3,995mmとコンパクトです。また全幅は1,695mmと5ナンバーサイズに収まっているのが特徴です。上位モデルのヤリスクロスは全幅1,765mmで3ナンバーサイズとなっており、ライズは乗用車SUVカテゴリーの中でもレアな存在と言えます。
ボディサイズが小さいものの、室内長 /室内高(mm)についてはヤリスクロスの1,845/1,205を超えており、室内空間の広さが伺えます。
ライズのエンジン諸元
ハイブリッド車 | ガソリン車2WD | ガソリン車4WD | |
型式 | WA-VEX | WA-VE | 1KR-VET |
総排気量(L) | 1.196 | 0.996 | |
種類 | 水冷直列3気筒 | 水冷直列3気筒インタークーラー付ターボ | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||
内径×行程(mm) | 73.5×94.0 | 71.0×83.9 | |
最高出力〈ネット〉(kW(PS)/r.p.m.) | 60(82) / 5,600 | 64(87)/6,000 | 72(98)/6,000 |
最大トルク〈ネット〉(N・m(kgf・m)/r.p.m.) | 105(10.7) / 3,200~5,200 | 113(11.5)/4,500 | 140(14.3) /2,400〜4,000 |
燃料供給装置 | EFI (電子制御式燃料噴射装置) | ||
燃料タンク容量(L) | 33 | 36 |
ライズのエンジンは3種類となっており、ガソリン4WD車が1L直3ターボ、ガソリン2WDとハイブリッドが1.2L直3となっています。
ガソリン2WDとハイブリッドのエンジンは基本的に同じですが出力特性が異なっており、発電専用となるハイブリッド車のエンジンは最高出力を抑え、幅広い回転数で最大トルクを発揮するチューニングとなっています。
4WD車は車重が2WD車よりも重い分、出力、トルク共に1.2Lエンジンよりも高いスペックとなっています。
ライズハイブリッドのモーター諸元
フロントモーター | |
型式 | E1A |
種類 | 交流同期電動機 |
最高出力 kW(PS) | 78(106) |
最大トルク N・m(kgf・m) | 170(17.3) |
ライズハイブリッドはモーターの出力のみで動力を賄う方式を採用しており出力、トルク共にエンジン車の出力を上回ります。低回転域から力強い出力特性を持つモーターの特性もあり、ライズハイブリッドはエンジン車よりも力強い走りが楽しめます。
ライズハイブリッドのバッテリー諸元
種類 | リチウムイオン電池 |
容量 (Ah) | 4.3 |
ライズハイブリッドはバッテリーにリチウムイオン電池を採用しています。ただし、容量はコストを抑える為あまり大きくなく、モーターだけで走れる時間はあまり長くはなく、エンジンで発電している場面が多くなります。
※エンジン、モーター、バッテリーの諸元は2022年4月25日現在の数値
ライズよりも劣っている部分を材料に競合車の値引き交渉に用いる、逆に競合車の方が優れている部分を引き合いに出してライズの値引き交渉に活かしましょう。
ライズのWLTCモード燃費と実燃費
ライズのWLTCモード燃費 (km/L)
走行シーン | ハイブリッド車 | ガソリン2WD | ガソリン4WD |
総合 | 28.0 | 20.7 | 17.4 |
市街地モード | 29.6 | 15.9 | 13.4 |
郊外モード | 30.2 | 21.9 | 18.7 |
高速モード | 26.1 | 22.9 | 21.2 |
ライズの実燃費
ライズの実燃費は、どの程度スポーツドライビングを楽しむかによりますが、おおむねWLTCモード燃費の-20%程度が実燃費の目安となります。
ハイブリッド車は市街地走行メインであれば実燃費は25~28km/L程度で、2WDガソリン車は14~16km/L程度となります。
ライズ グレード別装備の違いと内外装
ライズのグレード構成
ライズのガソリン車のグレード構成は上級グレードの「Z」、中間グレードの「G」、ベースグレードの「X」となります。ハイブリッドには「Z」と「G」が設定されています。
値引き額はベースグレードのXよりも乗り出し価格の高い上級仕様のハイブリッドZの方が引き出しやすい傾向にあります。納期に関してはガソリン、ハイブリッドの差はあまりないようです。
ライズ Xグレードの装備と特徴
ライズ「X」グレードのエクステリア(外装)
ライズ「X」グレードのインテリア(内装)
ライズ「X」グレードの主要な装備
最廉価グレードとなる「ライズ X」の主な装備は以下となります。
- 195/65R16タイヤ&16×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)
- アウトサイドドアハンドル:カラード
- バックドアガーニッシュ:ブラック
- LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ:マニュアルレベリング
- スマートアシスト
- 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- 車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能
- ふらつき警報
- 路側逸脱警報
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム
- コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)
- ステアリングホイール:ウレタン
- レバー式パーキングブレーキ
- オプティトロンメーター(2眼/LCDマルチインフォメーションディスプレイ付)
- オーディオレス(カバーレス):2スピーカー
- 運転席・助手席シートヒーター(4WD車のみ)
- フロントドアグリップ:シルバー塗装
- フロントドアアームレスト
- センターコンソールサイドポケット(両側):ブラック
- センターコンソールボックス:アームレスト付
- 照明色(スイッチ、ヒーターコントロールパネル、シフト):レッドアンバー
- エアコン:マニュアル(ダイヤル式)
ライズ「X」グレードの装備解説
最廉価グレードの「ライズ X」はスチールホイール、レバー式パーキングブレーキ、マニュアルエアコン、ウレタンステアリング、加飾の殆どない内外装など豪華さはないものの、LEDヘッドランプ、スマートアシストの基本的な機能が標準装備となっており、デイリーユースには十分と言えます。
Xグレードは乗り出し価格が安く、オプションを搭載できる幅も狭いので値引き額については上位グレードよりも控えめな傾向となります。
ライズ G/ハイブリッド Gグレードの装備と特徴
ライズ 「G/ハイブリッドG」グレードのエクステリア(外装)
ライズ 「G/ハイブリッドG」グレードのインテリア(内装)
ライズ 「G/ハイブリッドG」グレードの主要な装備
「ライズ X」から追加、変更となる主な装備は以下となります。
- 195/65R16タイヤ&16×6Jアルミホイール
- アウトサイドドアハンドル:カラード→メッキ
- バックドアガーニッシュ:ブラック → 艶あり黒塗装
- LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ:マニュアルレベリング→オートレベリング機
- 標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)
- 車両接近通報装置
- ステアリングホイール:ウレタン→ウレタン(シルバー塗装付)
- レバー式パーキングブレーキ → 電動パーキングブレーキ(ハイブリッドGのみ)
- LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ付)
- オーディオレス(カバーレス):2スピーカー→6スピーカー
- ファブリックシート表皮:レッドパイピング(前席)
- 運転席シート上下アジャスター
- フロントドアグリップ:シルバー塗装 → レッド&シルバー塗装
- センターコンソールサイドポケット(両側):ブラック → レッド
- 助手席シートアンダートレイ
- 照明色(スイッチ、ヒーターコントロールパネル、シフト):レッドアンバー → ホワイト
- エアコン:マニュアル(ダイヤル式)→ オート(プッシュ式)
ライズ 「G/ハイブリッドG」グレードの装備解説
「G/ハイブリッドG」は16インチアルミホイール、電動パーキングブレーキ、LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ、レッドパイピングのファブリックシートシート、加飾部分の増加などXに比べ豪華さとわかりやすい装備の充実がなされており、お買い得感の高いグレードで、乗り出し価格も中位にあり値引き額と納期はグレードの中では標準的となります。
ライズ Z/ハイブリッドZグレードの装備と特徴
ライズ 「Z/ハイブリッドZ」グレードのエクステリア(外装)
ライズ 「Z/ハイブリッドZ」グレードのインテリア(内装)
ライズ 「Z/ハイブリッドZ」グレードの主要な装備
「ライズ G/ハイブリッドG」から追加、変更となる主な装備は以下となります。
- 195/60R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)
- LEDフロントシーケンシャルターンランプ
- LEDフロントフォグランプ
- LEDイルミネーションランプ
- LEDリヤフォグランプ(バンパー右側)
- オートハイビーム→ADB(アダプティブドライビングビーム)
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能あり)
- サイドビューランプ
- LKC(レーンキープコントロール)
- コーナリングトレースアシスト
- ステアリングホイール:ウレタン(シルバー塗装付)→本革巻き(シルバー塗装付)
- シフトノブ:本革巻き(オーナメント付)
- 電動パーキングブレーキ
- 運転席・助手席シートヒーター
- フロントドアアームレスト:ハード → ソフトパッド
- センターコンソールボックス:アームレスト付 → ソフトパッドアームレスト付
ライズ 「Z/ハイブリッドZ」グレードの装備解説
「Z/ハイブリッドZ」は上級グレードだけあり17インチアルミホイール、LEDフロントシーケンシャルターンランプ、アダプティブクルーズコントロール、本革巻きステアリング/シフトノブ、電動パーキングブレーキなど充実装備となっています。
特に外観面では17インチアルミホイール、LEDフロントシーケンシャルターンランプが高級感を演出しており、ハイブリッドZでも200万円前半である事を考えるとコストパフォーマンスは高いと言えます。
上位グレードで乗り出し価格が高い事もあり値引きはやや引き出しやすい傾向にあります。
ライズのおすすめグレード
ライズのおすすめグレードは装備と価格のバランスが良く、追加設定となった「ハイブリッドG」です。
ライズ 値引き込み乗り出し価格の見積書
おススメグレードの「ライズ ハイブリッド G」(FF)に以下の装備を選択した乗り出し価格の事例です。
- ベーシックナビ NMZK-W73D:¥146,300
- フロアマット(デラックスタイプ):¥27,500
車両価格(ライズ G) | ¥2,173,000 |
販売店装着オプション価格 | ¥173,800 |
自動車税種別割 | ¥12,700 |
環境性能割 | ¥0 |
自動車重量税 | ¥0 |
自賠責保険料 | ¥24,190 |
販売諸費用(参考価格) | ¥114,030 |
合計 | ¥2,460,830 |
値引き(標準的な値引き交渉) | ▲¥100,830 |
値引き込みの乗り出し価格 | ¥2,360,000 |
ナビ、フロアマットのベーシックなオプションを装備した価格は上記となります。標準的な値引き交渉で10万円と端数をカットしてもらった場合、「ライズ ハイブリッド G」(FF)の値引き込みの乗り出し価格(支払い総額)は236万円となります。
(見積りは2024年9月14日時点)
ライズのマイナー/フルモデルチェンジ/特別仕様車
2019年11月5日 新型車「ライズ」発売
2021年11月1日 ライズを一部改良 ハイブリッド追加
ライズのリセールバリュー
SUVは新車・中古車市場ともに人気があり、ライズの属するコンパクトSUVはライバルも少ない事、モデルライフ初期という事などから、ライズのリセールバリューは高いと言えます。
短期での乗り換え、長期でも5年程度の乗り換えならモデルチェンジ前で現行モデルとなり、リセールバリューを意識した購入にはおすすめと言えます。
ライズの値引き交渉に使う競合車
ライズの値引き交渉をして安く購入する為には、前もって競合車種の乗り出し価格の見積もりを取っておきましょう。競合車種とポイントは以下の通りです。
スズキ クロスビー
ライズの直接の競合車となるのがスズキ クロスビーです。ライズ・タントが登場するまでは1LクラスのコンパクトSUVはクロスビーしかなかったので独占状態と言えましたが、強い商品力を持つライズ・タントの発売によって値引き交渉がしやすくなりました。
5ナンバーハイトワゴンのスズキ ソリオをベースとして開発されており、ハイトワゴンのようなコンパクトなボディに1.0L直3ターボ+モーターを搭載したマイルドハイブリッド車となっています。ライズとは違い丸いヘッドライトとユーモラスなデザインで人気のコンパクトSUVとなっています。
新車購入ガイド:【2023最新】クロスビーの値引き 納期 乗り出し価格
ダイハツ ロッキー
ライズと姉妹車にあたるダイハツ ロッキーが競合として利用できます。ライズとの違いは主にフロントフェイスの違いで、グレード構成、価格も同程度なので、両車の見積もりを取り、好みや値引きで選びましょう。
ロッキーが本家ではありますが、ライズと比べると販売力やディーラー網などダイハツが一歩譲るため、値引き交渉が比較的しやすい傾向となっています。納期に関しても大差はありません。
新車購入ガイド:【2024最新】ロッキーの値引き 納期 乗り出し価格
競合車を使ってライズの値引き交渉を
ライズの値引きを引き出すにあたっては、上記のスズキ クロスビー、ダイハツ ロッキーの乗り出し価格の見積書を事前に入手してから臨みましょう。また、納期の違いについても確認しておきましょう。他社ライバル車種や同じクラスの車種の見積もりを比較する事で、購入に対する本気度も伝わり、ライズの値引きを引き出し易くなります。
ライズの値引き交渉に適した時間帯や時期
試乗の為の訪問やカタログをもらいに行く時はあまり気にしなくても良いですが、値引き交渉を進める際には出来るだけ混雑している時間帯は避けましょう。
土日の昼間は、試乗希望の人や車検、オイル交換などのメンテナンスの為にディーラーを訪れる人が多く、営業マンも不足気味となりジックリと値引き交渉するには不向きな時間帯です。
平日の閉店2時間前
ライズのどのグレードにするか、オプションは何を装着するかなどが決まっておらず、営業マンの意見を聞きながらジックリと値引き交渉をしたい人は、平日の夕方から閉店近い時間帯がおすすめです。平日の夕方は土日と比べるとお客さんも少なく、比較的じっくりと商談ができます。また、納期や乗り出し価格がどうなっているか最新情報ついても忘れずに確認しましょう。
すでに来店した事があり担当営業マンが決まっている場合は、不在の場合もあるので事前に電話でアポイントを取りましょう。
日曜の夕方、閉店1~2時間前
平日に時間を取りにくい人は、日中の混雑が収まってきた日曜の閉店間際の時間帯もおすすめです。ジックリ交渉するにはやや不向きではありますが、1週間の締めという事もあり、週間での販売目標を達成する為に値引き額の店長決済が緩む事も期待できます。
「今日中に決めてもらえるなら○○円で!」という大幅値引きが出やすい時間帯です。
月間目標の追い込みを狙って月末近くに
ディーラーは月単位で販売目標計画を立てていますので、目標達成の為に月末はいつもより値引きが期待できます。「あと1~2台で月間目標を達成する!」という時に遭遇すれば大きな値引きを引き出せるかもしれません。
ただし、月間目標を既に達成している場合や、新車セールスが好調な時など、あまり積極的にならないケースもあります。また、昨今では新車の納期が長期化しているので強気の値引き交渉は禁物です。各ディーラー側の販売状況によりますので、一概に月末が値引きに最適とは言えません。
決算期の追い込み販売を狙って3月/9月末に
販売会社の多くは1年間の決算が3月末となっており、年間目標達成の為に3月は最後の追い込み行ないます。その為、決算最終月となる3月は大きな値引きを提示してもらえるチャンスとも言えます。ただし、短期間に注文台数が増加するので、1週間結論を伸ばして再訪問すると納期や値引き条件変わっているという事もあるので注意が必要です。
また、9月末は半期決算となり3月ほどではないものの平常月よりも値引きを引き出しやすい傾向にあります。
ライズ値引き交渉の流れ
しっかりとライズの値引き交渉を進めるためには、しっかりとした下準備が必要です。準備をせずに実際にディーラーでライズに試乗し、クルマを見ながら商談を始めると、その場の雰囲気に飲まれ、ついつい値引き条件や納期の長さよりも購入したいという気持ちに流され、契約後に後悔する事になります。
ライズ値引き交渉の前準備
ディーラーで値引き交渉を始める前に、メーカー公式サイトでライズの乗り出し価格の見積もりシミュレーションをしておきましょう。車両本体価格だけを見て安いと思っても、希望の色がオプション価格だったり、色んなオプションを装着し、税金などの諸費用を入れると当初思っていたよりも高くなります。また、上述の納期をもとに車検前に間に合うか、もう一度車検を取る必要があるかなども確認しましょう。
同時にネットで今乗っているクルマの買取相場を調べておきましょう。実際にクルマの状態(キズや汚れ具合など)によって金額が異なるので、この段階ではあくまでも参考程度となります。
1回目の値引き交渉
1回目の値引き交渉は、お互いの様子の探りあいとも言えます。この段階では営業マンの「売りたさ」を確認しましょう。初期段階では「ライズが本命で他は考えられない」というような意思は伝えず、「車を買い替える気持ちはあるけど、まだライズが大本命とは言えない…」と「条件が良ければ買っても良い」と伝える程度です。まずはライズの試乗をして、乗り出し価格の見積書をもらいましょう。同時に納期はどの程度か、装着するメーカーオプションによって納期に違いが出るかなども確認しましょう。
この時点で提示される値引き額は1万円以下のカットや、数万円、もしくは0円など非常に少ない事が多いです。これはいきなり大きな金額を提示すると、簡単に値引きに応じると思われる事を防ぐためです。
時間があれば今乗っているクルマの下取り査定もしてもらいましょう。事前に「ナビクル」などネットでの買取査定サービスを利用して相場を調べておく事で、下取り査定額が妥当なのか、低いのかの判断がしやすくなります。
競合車種の試乗、見積もりを済ませる
ライズの競合となる車種の試乗を行ない、乗り出し価格の見積もりをもらいましょう。ライズの値引き交渉と並行して何度も足を運べるならベストですが、時間があまりない場合は「ライズが本命で」と伝えた上で、「出来るだけ本気の値引き額が知りたいです」と言って、最初のお付き合い程度ではない金額を引き出しましょう。また、併せて競合車の納期見込みも確認しておきましょう。
2回目以降の値引き交渉
- 今乗っているクルマの買取り相場を把握(ナビクルなど)
- ディーラーでの下取り査定額
- ライズの見積もり
- 競合車種の値引き込み乗り出し価格の見積書
ここまでの材料が揃ったら本気の交渉開始です。値引き額は大きい方が良いとみんなが思いますが、ある程度自分としての合格ラインを決めましょう。
今のクルマの車検やライズの納期などによって何度くらい商談を重ねるべきかは人によるかと思いますが、必ずしも値引き交渉の回数が多い方が良いという訳ではありません。
ライズの値引き交渉で気を付ける点
ライズの値引き交渉に熱心になり過ぎて、ディーラーの営業マンを長時間拘束し過ぎたり、無理に自分の希望条件を押し付け過ぎたりするのは禁物です。いざ契約が決まった後は営業マンはあなたの担当者となり、納車までの準備や納車後のアフターケアの担当窓口となります。
値引き交渉はあくまでもディーラーとのお付き合いの入り口です。コロナを発端として部品供給不足から納期の長期化が慢性化しており、今は値引き額の大きさよりも納期の早期化が大事な状況が続いています。車を購入してから数年に渡るお付き合いとなる事を忘れず、節度のある値引き交渉を心掛けましょう。
ライズのボディカラー全色と人気
ライズのボディカラーは単色が8色、ツートーンカラーが3色の全11色が設定されています。
人気ボディカラーランキング
ライズの人気のボディカラーは
1位:シャイニングホワイトパール(パールホワイト)
2位:ブラックマイカメタリック(黒メタリック)
3位:スムースグレーマイカメタリック(ガンメタ)
定番の白、黒が1位、2位と強く、3位はガンメタと無彩色が人気の一般的な順位となっています。
ライズのイメージカラーとなっている2トーンカラーの「ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック」もライズのキャラクターにマッチして良いカラーですが有償オプション価格が55,000円とやや高価となりTOP3には入っていないものの、中古車の流通台数を見るとそれなりに売れているようです。
人気カラー1位:シャイニングホワイトパール
シャイニングホワイトパールは有償オプションカラーとなり+33,000円(税込)となります。
人気カラー2位:ブラックマイカメタリック
ライズのボディカラー人気1位はブラックマイカメタリックです。単色のブラックではなくマイカが配合されており、光が当たるとキラキラ輝く高級感のあるブラックになっています。
ブラックは中古車市場でも人気が高くリセールバリューは良好です。カラーオプション価格が掛からない事も人気の理由の一つだと言えます。
人気カラー3位:スムースグレーマイカメタリック
スムースグレーマイカメタリックはハイブリッドが追加となった2021年11月1日に追加された新色となっています。落ち着きがありシックにライズを乗りたい人におすすめのカラーです。
ターコイズブルーマイカメタリック
ターコイズブルーマイカメタリックは活動的な印象のある鮮やかなブルーのメタリックです。ライズのキャラクターにマッチしており、カラーのオプション価格もかからず、人気もあります。
レーザーブルークリスタルシャイン
レーザーブルークリスタルシャインは有償オプションカラーとなり+33,000円(税込)となります。ちょっと落ち着いた印象を求める大人っぽいカラーリングです。
ファイヤークォーツレッドメタリック
ファイヤークォーツレッドメタリックは艶やかなメタリックを配合したレッドとなっています。程よく落ち着きもありカラーオプション価格も掛かりません。
有償ボディカラーの選択による価格アップ分を材料に値引き交渉をしましょう。また、ボディカラーの違いによって納期や乗り出し価格にどの程度差が出るかの確認もしましょう。
ナチュラルベージュマイカメタリック
ナチュラルベージュマイカメタリックは落ち着きのあるベージュのメタリックカラーとなっています。
マスタードイエローマイカメタリック
マスタードイエローマイカメタリックは活発な印象のあるイエローのメタリックでオプション価格の掛からないカラーです。
ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール
ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパールは有償オプションカラーとなり+77,000円(税込)となります。
定番の白と黒の2トーンカラーでリセールバリューも期待できます。価格の高いカラーなので10%を目標に値引き額の上積みを狙いましょう。
ブラックマイカメタリック×スムースグレーマイカメタリック
ブラックマイカメタリック×スムースグレーマイカメタリックは有償オプションカラーとなり+55,000円(税込)となります。ハイブリッドが追加となった2021年11月1日に追加された新色となっています。落ち着きがありシックにライズを乗りたい人におすすめのカラーです。
ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック
ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリックは有償オプションカラーとなり+55,000円(税込)となります。
ライズのイメージカラーとなっている2トーンカラーで活発な印象と高級感のあるカラーです。
値引き以外でライズを安く買う
オプションは社外品にする
ライズの見積もりを取る際、特に疑問を感じることなく必要なオプションを選択して見積もりを作成すると思いますが、ナビやフロアマットなど人気のあるディーラーオプションの多くはディーラーで買わずにオートバックスなどのカーショップや楽天、アマゾンなどの通販で購入すると非常に安く買う事が出来ます。また、オプション品の種類によっては生産が追いついておらず納期の遅れに繋がる場合もあります。
オプション品をディーラーで装着しない事によって、ライズの値引き額は若干下がりますが、ディーラーオプションと社外品の差額によってトータルの乗り出し価格は安くなります。
社外品にすると安いオプション品の代表例
- ナビゲーション
- ETC車載器
- ドライブレコーダー
- フロアマット
- アルミホイール
今乗っているクルマを最大限高く売る
ディーラーにライズを見に行くと「査定しておきましょうか?」と声を掛けられます。ディーラーは下取り車の販売で利益を取りますので、ディーラーが絶対に損をしない低めの査定額を付ける事が一般的です。そして下取り車の査定で確保した利益幅から値引き額を上積みします。
今乗っているクルマの価値を知らずにディーラー査定だけを受けてしまうと、査定額が高いのか安いのか分からないままクルマを手放すことになります。それを避けるためにはスマホやPCから簡単に買い取り専門店の査定を受けられる「ナビクル」などの一括査定サービスを利用しましょう
ライズの新古車/未使用車を買う
販売台数が極端に少ないスポーツカーや発売から間もない特別仕様車などを除き、中古車市場には走行距離数キロや数百キロの新車に近い中古車(新古車、未使用車)が多く出回っています。
「今のクルマの車検がもうすぐ切れる」、「どうしても〇月までにライズが必要」という場合には新古車の購入を検討するのも一つの手段です。ズバット車販売のような中古車を探してくれるサービスもありますので、未使用車や低走行車を購入するのも有効です。店頭在庫車であれば、納期の遅れに悩まされる事もありません。税金や納車費用など諸費用が新車と異なりますので、乗り出し価格で比較しましょう。
プレミアがつくような稀少車を除き中古車店で販売されている段階で新車より安くなっており、ディーラーでの値引き交渉が苦手という方にもおすすめです。
残価設定ローンでライズを買う
残価設定ローンとは、3年後や5年後のライズの価値をメーカーが算出し、3年後や5年後にライズを引き取る事を前提として組むローンの事です。
例えば見積もり総額が300万円、3年後のライズの価値が160万円の場合、140万円を3年ローンで支払うという仕組みです。3年後の価値を引いてローンを組むので月々のローン支払い額は少なくなります。3年経過後はライズを返却するか、残債を支払って乗り続けるかを選択する事ができます。
一括払いや一般的なローンのように、残価設定ローンを利用する際にも車両の値引きは可能で、納期にも特に差はありません。
ライズの長所/メリット
5ナンバーサイズに収まる取り回しの良いボディサイズ
ライズのボディサイズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmで、小型車でも大型化が進む中で全幅1.7mを下回る5ナンバーとなっています。全長も4mを下回り、狭い住宅街でも運転しやすいサイズとなっています。
RAV4の弟分のようなたくましいエクステリア
クラスが上で人気のSUV「トヨタ RAV4」と共通性を感じる逞しいエクステリアデザインはボディサイズを忘れるほど立派な印象で、同クラスで丸型ライトでユーモラスな印象のクロスビーとは異なる方向性となっています。
十分な後席スペース
スクエアなデザインのライズは、コンパクトながら後席の居住空間も十分に確保されています。スタイリングを重視した同クラスのCX-3や上位クラスのC-HRと比べても広々感があります。
しっかりした荷室容量
コンパクトボディのライズですが、実用的なトランク容量を持っています。後席を畳めば長尺物の荷物積載も可能で、用途に応じてステーションワゴンのような使い勝手となっています。
7インチTFTカラー液晶を中心としたメーター
ライズでは海外の高級車を中心に採用の進んでいる液晶メーターを採用(ZとG)。7インチTFTカラー液晶ディスプレイは好みに応じて4種類の表示パターンを選択できます。
ディスプレイオーディオ対応
いまや生活の中心にあるとも言えるスマートフォン。ディスプレイオーディオは従来のカーオーディオとは発想を転換し、CDなどの音源を持たずにスマートフォンとの連携を高め、スマートフォンに入れてある音楽の再生や地図データを通信で転送する事で成り立ちます。
使い勝手に慣れるまでは難しいと思う点もありますが、いざ使い慣れるとスマートフォンとの連携に特化しており、これまでにないカーライフになる最新装備です。
ライズの欠点/デメリット
ディスプレイオーディオへのナビゲーション追加が用意されていない
カローラやC-HRなどトヨタの他車種ではナビゲーションを多用するユーザーの為にディスプレイオーディオにオプションでナビ機能が追加できるオプションが用意されていますが、ライズにはナビゲーション機能の追加オプションが設定されていません。
ディスプレイオーディオだけでもスマートフォンと連携してグーグルマップなどのナビ機能は利用できますが、長距離運転では通信データ費用など気掛かりな面もあります。ナビを多く使いたい場合は従来のナビゲーションを選択できるので、そちらも検討しましょう。
内装の質感はダイハツの軽自動車と同等
ライズは低価格に抑える為、内装の質感についてはかなり低めで、インパネやドアトリムなどダイハツの軽自動車と同じ印象があります。車に乗り込んだ印象は「軽じゃなく普通車を買った!」という喜びはやや少ないかと思われます。
ライズの値引きとリセールバリュー込の総合評価
コンパクトな5ナンバーサイズで高い実用性
トヨタ RAV4やマツダ CX-5など、日本での人気SUVはどれも全幅がグローバル基準で設計され1,800㎜前後と大型化しています。新設された駐車場は大型化しているものの、昔からの住宅街では狭い道も多くライズのような5ナンバーサイズのクルマは実用性が高いと言えます。
「コンパクトなクルマが欲しい」「人気のSUVに興味がある」「軽自動車ではなく普通乗用車がいい」といったニーズにぴったりとマッチした、かゆい所に手が届く日本メーカーならではの一台です。
コスト管理が徹底しており、「軽よりも上級車を買った」という感激するような高級感や演出は少なく、リードしているのは液晶メーターくらいですが、コンパクトなのに広い室内、積載性の良さや運転しやすさなど実用面では徹底的に追及されていて、普段使いのコンパクトSUVとして非常に魅力的な存在となっています。
ダイハツ ロッキーとは姉妹車でグレード構成や装備、価格などほぼ同じなので、デザインや販社の近さ、値引きなどの条件から好みの方を選択しましょう。リセールバリューも悪くないのでバランスの良い一台と言えます。