レクサスは中国・広州で11月22日~12月1日に開催される広州モーターショーで、レクサス初の電気自動車(EV)市販モデル「UX300e」を世界初公開する。
新車購入ガイド:【2023最新】レクサスUXの値引き 納期 乗り出し価格
大容量バッテリーを床下配置し航続距離400km
レクサス初のEV市販モデルとなるUX300eは、UXが持ち味とする個性的なデザインや、高い利便性、取り回しやすさはそのままに、レクサスのブランドに相応しいEVならではの上質で「すっきりと奥深い走り」と優れた静粛性を追求。自然な加減速フィールと、高出力モーターによる優れた加速性能を両立、大容量バッテリーの床下配置により、低重心化と航続距離400kmを実現。EVとしての価値を最大化しながら、運動性能や日常の使い勝手との“二律双生”を目指している。
UX300eは2020年以降、中国や欧州などを皮切りに順次発売、日本での発売は2021年前半の予定となっている。
UX300eの主な特長
レクサスEVならではの上質な走りと静粛性の追求
EVにおいてもドライバーの意図に忠実な滑らかな加速フィーリングを実現。また、ドライブモードセレクトによって、ペダル操作に対して瞬時にトルクが立ち上がるEVならではの力強い加速フィーリングを味わうことも可能。パドルシフトにより減速度を4段階から選択することで、ガソリン車のエンジンブレーキと同じように減速操作ができるなど、EVの特性を最大限活かしながら自然な操作性を実現。
モーターやバッテリーを車体下部に配置、重心高の低さ、前後重量配分や慣性モーメントの最適化などにより、優れた車両の運動性能を実現。
EVならではの優れた静粛性をさらに高めるべく、床下バッテリーに遮音壁としての機能を持たせたほか、エンジンやトランスミッションの音がないゆえに聞こえる風切り音や小石・砂などの巻き上げ音にも配慮。室内空間の心地良い静けさを実現。
ドライバーの自然な運転感覚を大切にし、走行中のサウンドにもこだわりました。アクティブサウンドコントロール(ASC)を採用することで、車両の走行状況を感じられる快適なドライビング環境を実現。ドライバーや同乗者に心地良いサウンドを提供します。
高い信頼性と利便性の実現
大容量バッテリーを採用し、ハイブリッド車で培ったモーター、インバーター、ギヤ、バッテリーといった主要装備の効率を最大化。システム全体としての性能向上を図ることで、不自由なく日常の移動が可能な航続距離400kmを確保。
低温/高温下でも正常に動作するようバッテリーに温度調整機能を備えるほか、過充電防止システムや、多重監視のセーフネットにより、高い信頼性を実現。
最新のコネクティッド技術を採用。専用アプリによるスマートフォンとの連携で、バッテリー残量や走行可能距離表示、充電の必要があるかを確認可能。充電完了までの時間を把握したり、出発時刻に合わせて充電が完了するようタイマーを設定することも可能。
UX300e モーター主要諸元
型式 | 4KM |
最高出力(kW[ps]) | 150[204] |
最大トルク(Nm[Kgf・m]) | 300[30.6] |
UX300e バッテリー主要諸元
種類 | リチウムイオンバッテリー |
容量 | 54.3kWh |
航続距離 | 400km(NEDCでの計測値) |
充電電力:普通充電(AC) | 最大6.6kW |
充電電力:急速充電(DC) | 最大50kW |
UX譲りの個性的なデザインや高い機能性
LEXUSのコンパクトクロスオーバーUXが備えている個性的なデザインや高い機能性はUX300eにも継承。
インテリアは、シフトバイワイヤを採用したセンターコンソールなど、すっきりとしたEVらしい操作系を実現。