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メルセデス・ベンツ Gクラス (2代目 W463 1990-):今でも金庫のような造りを新車で楽しめるビンテージSUV

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

メルセデス・ベンツのSUV「Gクラス」は、NATO軍用の軍用車両として開発され、1979年に仕様変更により民生用モデルとして市販が開始された「ゲレンデヴァーゲン」を始祖に持ちます。現行型は1989年に登場した2代目で、1994年に車名が「Gクラス」に変更されました。他の現代的なメルセデス・ベンツ車と異なり、スタイリングを含め古典的な成り立ちを持つ事が特徴となっています。

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無骨なボディと古典的な下回りを採用

初期のボディのバリエーションは、5人乗りの「ショート」と7人乗りの「ロング」のステーションワゴンの他、ショートをベースに屋根とボディ後半部分をキャンバス化した「カブリオレ」が存在しました。スタイリングは初代モデル同様に平面で構成されたボクシーかつ無骨なもので、オーバーフェンダーとサイドステップが追加された事が初代モデルとの相違点でした。

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

初期型のボディサイズは、ショートが全長4,040mm×全幅1,800mm×全高1,965mm、ロングが全長4,490mm×全幅1,800mm×全高1,970mmで、初代と比較すると全幅が顕著に拡大されました。ホイールベースは先代と同一で、ショートが2,400mm、ロングが2,850mmとなっています。又、古典的なラダーフレームと4輪リジッド/コイル式サスペンションを踏襲する一方で、4WDの方式がパートタイムからフルタイムに変更されました。

初期のパワートレイン及びグレードは、各ボディとも3.2L直6 SOHCエンジン(最高出力210ps/最大トルク31kgm)と4速トルコン式ATを搭載する「G320」のみのラインナップでした。そして1997年10月に、エンジンが3.2L V6 SOHC(最高出力215ps/最大トルク30.6kgm)に置換されると共にATが5速化された他、リアブレーキがドラム式からディスク式に変更されました。

性能向上版を追加

次いで1998年10月に、5LV8 SOHCエンジン(最高出力296ps/最大トルク46.5kgm)を搭載する「G500」が追加されました。そして2001年4月にまず「G320」が、追って6月に「G500」がマイナーチェンジを実施し、内装のデザインが一新されると共に、ティップシフト付電子制御5速ATが採用されました。又、カブリオレが廃止された他、「G500」はロングボディのみとなりました。

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

次いで同年9月に、ロングボディ車をベースに5.5L V8 SOHCエンジン(最高出力353ps/最大トルク53.5kgm)や専用サスペンションなどを搭載するハイパフォーマンス版「G55L AMG」が追加されました。そして2004年9月に、ロングボディ車の安全装備充実が図られた他、「G55AMGロング」のエンジンがスーパーチャージャー付となり、スペックが最高出力476ps/最大トルク71.4kgmへと大幅に向上しました。

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

次いで2006年11月に、全車にアクティブライトシステムやコーナーリングライトが標準装備されると共に、「G500ロング」に7速ATが搭載され、「G55AMGロング」のエンジンが最高出力500psに向上しました。同時に、「G320」及び「G320ロング」はカタログ落ちしました。続いて2007年7月に一部改良を実施し、内装のデザインが一新された他、リアコンビネーションランプのデザインが変更されました。

安全装備の充実とプレミアムモデルの追加

次いで2009年3月に、外装の一部変更と共に「G500ロング」のエンジンが5.5L V8 DOHC(最高出力387ps/最大トルク54kgm)に置換され、グレード名が「G550ロング」に変更されました。そして2012年8月にマイナーチェンジを実施し、フェイスリフトやインパネのデザイン変更の他、新世代インフォテインメントシステム「COMANDシステム」の採用や安全装備の充実が図られました。

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

メルセデス・ベンツ Gクラス 2015 (出典:mercedes-benz.co.jp)

安全装備は、「ブラインドスポットアシスト」や「ディストロニックプラス」、「パークトロニック」が装備されました。更にAMGモデルのパワートレインが一新され、5.5L V8 DOHCターボエンジン(最高出力544ps/最大トルク77.5kgm)+7速湿式多板クラッチ式ATの「G63AMG」及び6L V12 DOHCターボエンジン(最高出力612ps/最大トルク102kgm)+7速トルコン式ATの「G65AMG」がラインナップされました。

次いで2013年9月に、3L V6ディーゼルターボエンジン(最高出力211ps/最大トルク55.1kgm)を搭載する「G350ブルーテック」が追加されました。そして2014年4月、究極の悪路走破性を備えた6輪駆動モデル「G63AMG6×6」が限定販売されました。全長5,875mm×全幅2,110mm×全高2,280mm、車両重量3,850kgのボディに「G63AMG」と同一のパワートレインを搭載するプレミアムモデルで、価格は8,000万円でした。

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