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三菱 トッポ (2008-2013):4年越しに登場したトッポBJの後継モデル [H82]

三菱 トッポ (2008)

三菱自動車は2008年9月、2代目「eKワゴン」をベースとした新型5ドア軽スーパートールワゴン「トッポ」を発売しました。先代にあたる「トッポBJ」が2004年に生産終了となって以来4年越しの後継モデルとなり、「cocochi(ここち)-インテリア」をコンセプトに一層の快適性や安全性が追求されました。

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全高をトッポBJより低く設定

三菱 トッポ (2008)

スタイリングは、直線基調のボクシーなフォルムや広いガラスエリアを持つ大きなグリーンハウスなど、基本的なイメージがトッポBJから受け継がれました。ボディサイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680~1,700mmで、トッポBJより全高がやや低く設定されました。ホイールベースは同一の2,340mmで、車両重量は大人1人分以上重い830~950kgとなりました。

三菱 トッポ (2008)

サスペンション形式は、トッポBJやeKワゴンと同一のフロント:マクファーソンストラット式/リア:3リンク式で、駆動方式も同様にFFとフルタイム4WDが設定されました。エンジンは、トッポBJにも採用された0.66L直3SOHC NAの3G83型(最高出力50ps/最大トルク6.3kgm)と、同ユニットのターボ仕様(最高出力64ps/最大トルク9.5kgm)が用意されました。

特装車「ローデスト」も用意

三菱 トッポ Roadest (2008)

トランスミッションは、NA車には3速/4速トルコン式ATが、ターボ車には4速トルコン式ATが組み合わせられました。グレード体系は、NAエンジン+3速ATのベースグレード「S」、NAエンジン+4速ATの中間グレード「M」及び上級グレード「G」、そしてターボエンジンの「T」の4タイプに加え、エアロパーツが備わる特装車「ローデストG」(NA)及び「ローデストT」(ターボ)がラインナップされました。

三菱 トッポ (2008)

そして2009年2月に、MをベースにHDDカーナビなどを追加装備した特別仕様車「Mナビエディション」が設定されました。次いで同年8月に一部改良が実施され、フリクションの低減やATの制御見直しにより、M/G/ローデストGのFF車の燃費が向上しました。同時に、Mをベースに装備を厳選した特別仕様車「リミテッド」が設定されました。

三菱 トッポ (2008)

次いで2010年2月に、Mをベースにした特別仕様車「ジョイフィールド」が設定されました。続いて同年10月の一部改良により、低燃費運転をサポートするECOランプが新設された他、Gのメーターパネルのデザインが変更されました。次いで2011年1月に、SSDカーナビ「MMES」を装備する特別仕様車「ナビコレクションM」が設定されました。

続いて2012年7月に全車の安全装備が強化され、ヘッドレストが大型化されると共にISO-FIXチャイルドアンカーシートが標準装備されました。同時に、エントリーグレードのSが廃止されました。そして2013年9月に生産を終了、翌2014年2月にデビューした「eKスペース」が実質的な後継モデルとなりました。

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