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ダイハツ コペン(初代 2006)の口コミ評価:新車購入インプレッション

かつて、1年足らずの短い期間でしたが、2006年式ダイハツ・コペン(LA-L880K型)のアルティメット・エディションに乗っていました。近くにあるダイハツディーラーにて新車で購入しましたが、装備の充実したグレードだった事もあり、価格は軽自動車とは思えない程高く、総額で200万円を少し超えました。それまでは、ダイハツ・ムーヴに乗っていましたが、家族を乗せる事を前提にしない自分専用の車が欲しくなり、スポーツカーの買い増しを検討しました。

新車購入ガイド:【2023最新】コペンの値引き 納期 乗り出し価格

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マツダ・ロードスターも検討しましたが

手頃な価格のスポーツカーとしては、当時マツダ・ロードスターなどもありましたが、維持費の面から2台持ちしても負担が少ない、軽自動車のコペンに決定しました。購入に際して、最初はノーマルのグレードを選ぼうと思っていたのですが、セールスマンがアルティメット・エディションを強く薦める為、そちらを選びました。

トランスミッションは、マニュアル車のヒールアンドトゥーが苦手な為、オートマチックを選択しました。今となっては旧型となってしまったモデルですが、スタイリングは現行モデルとは一味違う愛嬌のある雰囲気があり、購入当時かなり気に入っていました。お椀を伏せたようなユニークなデザインは、後にも先にもない物です。

人生初のスポーツカー

そして、コペンは人生初のスポーツカーであり、初のオープンカーでもありましたが、オープン走行がこれ程壮快なものだとは思いませんでした。実は、購入前に試乗もしたのですが、当日は生憎の雨で屋根を開ける事が出来ず、納車されてから初めてオープン走行を体験したのです。すっかり病みつきになり、街中でも真冬でも、雨が降らない限りいつでもオープンで走っていました。

でも、この車の魅力が最大限に発揮されるのは、春先や秋口など陽気の良い時期のワインディングロード走行です。屋根を開けて森林浴をしながら、つづら折れのコーナーを駆け抜けるのは、実に痛快で気持ちが良いものでした。特に、紅葉シーズンの筑波パープルラインなどは、コペンにとって最高のステージでした。

必要にして十分なパワー

実際のドライバビリティーですが、エンジンのフィーリングは、低速トルクが弱く出足はもたつくものの、一旦回転が上がってしまえば必要にして十分なパワーがありました。そして、4気筒ならではのスムーズさや自動車らしい排気音などは、最近の3気筒の軽自動車では得られないものです。

足回りは固く、舗装の荒れた道路では「たてのり」状態になり、少々辛いものがありましたが、機敏な操縦性とトレードオフの関係にあったので、そこは我慢のしどころでした。

トータルではかなり気に入っており、長く乗るつもりでいたのですが、その後一戸建てからマンションに引っ越す事になり、駐車場の確保の問題で手放さざるを得なくなりました。今でも、早過ぎる別れに悔いが残っています。

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