5月8日に開かれたホンダの事業方針説明会見において、八郷隆弘代表取締役社長がホンダ フィットの新型モデルについてコメントした。
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電動化はハイブリッドを中心に
ホンダは、カーボンフリー社会の実現に向けて、2030年にグローバル四輪車販売台数の3分の2を電動車にする目標を掲げている。
電動車の導入は、「燃費の向上」と「ゼロエミッション」という2つの観点があり、企業平均燃費(CAFE)への対応は、世界各地域で規制が強化されている現在、自動車業界の最重要課題の1つとなっている。
ホンダとしては、インフラや車の使われ方を考えると、CAFE対応に現時点で最も有効な技術はハイブリッドだと考えており、全世界での拡販を通じて燃費の向上による地球環境への貢献を目指し、電動化はハイブリッドを中心に進めていく方針。
小型車向けの2モーターハイブリッド「i-MMD」を開発
その為に2モーターハイブリッドシステムのi-MMDをホンダのモデルラインアップ全体に拡げていく。現在、アコードを皮切りに導入を開始し、オデッセイ、ステップワゴン、インサイトと中・大型モデルに対応しているi-MMDに、新たに小型車向けのシステムを開発。
小型i-MMDは、今秋の東京モーターショーで世界初公開予定の新型FITから採用するとしている。詳細なスペックは今のところ明らかとなっていないが、さらに進化した新型フィットが秋の東京モーターショーで初披露される事が社長によって明言された。