ルノー ドーフィン (1956-1968):4CVの上級モデルとして登場し高性能版も用意

ルノー ドーフィン (1956)

ルノーは1956年3月、1946年にリリースした「4CV」の一クラス上に位置する小型乗用車「ドーフィン」を発表しました。RR方式のレイアウトをはじめ基本メカニズムは4CV譲りであったものの、それよりも一回り大きくモダンなボディが与えられました。又、後に同社の高性能モデルの定番となる「ゴルディーニ」仕様が設定されたのは、このモデルからでした。

4CVから排気量を拡大

ルノー ドーフィン (1956)

ボディタイプは4CV同様4ドアセダンのみの設定で、スタイリングはフラッシュサイド・フルワイズボディの採用などにより、遥かに近代的なイメージに変貌しました。ボディサイズは全長3,950mm×全幅1,520mm×全高1,440mmで、4CVから全長が320mm、全幅が90mm拡大された一方、全高は30mm低められました。

ルノー ドーフィン (1956)

又、ホイールベースは170mm延長され2,270mmとなり、車両重量は30kg増加し630kgとなりました。サスペンション形式は、フロント:ダブルウィッシュボーン/コイル式・リア:スイングアクスル/コイル式が踏襲されました。リアに搭載されるエンジンには、4CV用の747cc水冷直4OHVをベースにボアアップを図り、排気量を845ccに拡大したものが採用されました。

ルノー ドーフィン (1956)

アウトプットは、ソレックス・シングルキャブレター装備により最高出力30hp/最大トルク6.7kgmを発生、トランスミッションは4CV同様3速MTが組み合わせられ、最高速度115km/hの性能を発揮しました。又、ブレーキは4CV同様の4輪ドラム式でした。そして翌1957年、4CVにも設定のあった電磁式クラッチ「フェルレック」がオプション設定されました。

高性能版や豪華版を追加

ルノー ドーフィン (1956)

次いで1958年、かつてシムカと組んでモータースポーツ活動を行っていたゴルディーニの手によりチューンナップが施された高性能版「ドーフィン・ゴルディーニ」が追加されました。エンジンは、ベースモデル用845ccに改造を施すと共に大径のキャブレターが与えられ、最高出力36hp/最大トルク6.6kgmのアウトプットを発生しました。

ルノー ドーフィン (1958)

組み合わせられるトランスミッションは4速MTで、最高速度はベースモデルより10km/h高い125km/hに達しました。続いて1959年には、ドーフィン用エンジンの最高出力が31hpに向上しました。更に1960年、ドーフィン・ゴルディーニも最高出力が40hpに高められると共に、全車に「アエロスタブル」と呼ばれるエアサスペンションの一種が採用されました。

続いて1961年、ドーフィンをベースに内外装を豪華に仕立て、4速MTを採用した上級モデル「オンディーヌ」が追加されました。追って1962年には、専用のエクステリアが備わるボディに、圧縮比アップやツインチョーク・キャブレター採用により最高出力を55hpまで高めた845ccエンジンを搭載する高性能版「ドーフィン1093」が追加されました。

後継モデル登場後も生産を継続

そして1962年に後継モデル「8」がデビューした事を受け、翌1963年にオンディーヌが生産終了となりました。一方ドーフィンは、最高出力を32hpにアップすると共に3速AT仕様を加えた上で生産が継続されました。次いで1964年、4速MTと4輪ディスクブレーキを装備すると共に装備を充実させた「エクスポート」が追加され、ドーフィン・ゴルディーニはカタログ落ちしました。

続いて1965年、新たなゴルディーニ仕様車として、エクスポートと共通のボディに最高出力40hpの845ccエンジンを搭載する「ゴルディーニR1095」が復活した一方で、標準モデル/エクストラは生産終了となりました。その後、ゴルディーニR1095は1968年をもって生産を終了、それに伴いゴルディーニの車名はルノーのラインナップから姿を消しました。

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