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ダットサン ブルーバードU (4代目 610 1971-1976):ボディを拡大しデコラティブなスタイリングを採用

ダットサン ブルーバードU H/T 1800 SSS-E (1971)

1959年に「ダットサン1000乗用車」の後継車種として発売された日産自動車の小型車「ダットサン・ブルーバード」は、1971年8月に4年ぶり3度目のフルモデルチェンジを受け、4代目「ブルーバードU」に移行しました。先代から基本メカニズムが踏襲された一方で、ボディが拡大されると共にスタイリング面で大幅なイメージチェンジが図られました。

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初の2ドアハードトップを設定

ダットサン ブルーバードU セダン 1600 GL (1971)

ボディタイプは2ドアセダンが廃止され、4ドアセダンと5ドアステーションワゴン/バン、そして2ドアクーペに代わり設定された2ドアハードトップの4タイプとなりました。スタイリングは、直線基調の510型から一転し曲線基調のグラマラスなフォルムとなった他、セダン/ハードトップはJラインと呼ばれる加飾の採用によりデコラティブな雰囲気に変貌しました。

ダットサン ブルーバードU ワゴン 1800GL (1971)

セダンのボディサイズは全長4,215mm×全幅1,600mm×全高1,415mmで、先代から一回り拡大され、ホイールベースも80mm延長され2,500mmとなりました。サスペンション形式は、フロント:ストラット式/リア:セミトレーリングアーム・コイル式による4輪独立懸架が踏襲され、駆動方式も引き続きFRが採用されました。

ダットサン ブルーバードU H/T 1600 SSS-E (1972)

エンジンは直4SOHCのL型がキャリオーバーされ、当初1.6Lシングルキャブレター仕様のL16型、1.8Lシングルキャブレター仕様/SUツインキャブレター/EGI仕様のL18型が用意されました。最高出力/最大トルクは、L16型が92ps/13.2kgm、L18型シングルキャブレター仕様が105ps/15kgm、同ツインキャブレター仕様が110ps/15.5kgm、同EGI仕様が115ps/16kgmでした。

ダットサン ブルーバードU H/T 1600 SSS-E (1972)

トランスミッションは、当初4速MTと3速トルコン式ATが設定されました。発売時のグレード体系は、下からシングルキャブエンジン搭載の「STD」「DX」「GL」、ツインキャブエンジン搭載の「SSS」「SSS-L」、EGIエンジン搭載の「SSS-E」がラインナップされました。そして翌1972年5月、1800SSSに5速MT仕様が設定されました。

1973年2L直6搭載のGTシリーズを追加

ダットサン ブルーバードU ハードトップ 2000GT-X (1973)

追って同年8月、1.6L EGI仕様エンジンを搭載する「1600SSS-E」が追加されました。次いで1973年8月のマイナーチェンジでフロントマスクとリアコンビネーションランプの意匠が変更されると同時に、全長を55mm、ホイールベースを150mm延長すると共に専用フロントマスクを備え、2L直6SOHCのL20型エンジンを搭載する「2000GTシリーズ」が追加されました。

ダットサン ブルーバードU ハードトップ 2000GT-X (1973)

ラインナップは、シングルキャブレター仕様(最高出力115ps/最大トルク16.5kgm)の「GT」、ツインキャブレター仕様(最高出力125ps/最大トルク17kgm)の「GT-X」、EGI仕様(最高出力130ps/最大トルク17.5kgm)の「GT-E」「GT-XE」の4タイプでした。次いで1975年9~10月に全車昭和50年排出ガス規制に、翌1976年2~3月に全車昭和51年排出ガス規制に適合しました。

ダットサン ブルーバードU セダン 1800SSS-E (1973)

そして同年7月にフルモデルチェンジが実施され、5代目810型に移行しました。

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