もう20年も前のことですが、子供が出来た時、それまで乗っていた2ドアクーペからワゴン車に乗り換えました。トヨタ エスティマ・ルシーダGツインムーンルーフ仕様、型式E-TCR21Gです。当時新車でディーラーからの購入でした。
2ドアクーペしか乗ったことがなかったので
それまで2ドアクーペしか乗ったことがなかったので、ワンボックスには大変戸惑いましたが、2ドア車では子供のおむつ替えも一苦労という体験から思い切っての乗り換えでした。室内は驚くほど広く、7人乗り仕様でしたので、2列目はベンチタイプではなくて中央通路があるタイプで室内での移動も楽々でした。
長距離の運転中、運転手の交換時などいちいち外に出て回らずとも室内移動だけで交換が出来るなど大変便利でした。残念ながらフルフラットにはなりませんでしたが、1列目と2列目のシートでまるでサマーベッドのようなレイアウトが可能でしたので、ちょっとした待ち時間など車内での休憩などには大変重宝しました。
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子供にとっては最高の遊び部屋
また掃除が大変そうなので室内を完全土禁としていましたが、子供にとっては車内が動く部屋と化したのでした。椅子に座っても床でゴロゴロしても子供にとっては最高の遊び部屋となったのです。
またワンボックスなので走りは捨てるしかないと、そう思っていましたが、天才タマゴの弟分。MRレイアウトのためか意外にも走るのが嫌だと言うほどモッサリした物ではありませんで、高速なども流れに遅れることなく十分実用性がありました。ただキビキビと言う概念は捨てざるを得ませんでしたが、それでも使い勝手と勘案すると十分納得できる物でした。
以前外泊を伴うドライブ旅行というとペンションやら旅館など宿泊施設は当たり前でしたが、ワンボックスに乗ってからは予算削減という家庭内事情もありましたが、1泊程度なら車内泊で十分でした。結果的に、前日の夜に出発し、夜中には現地到着、翌朝は早い時間から現地での観光に入るというようなスタイルが定着していきました。
浜辺などでの一泊にはサンルーフを開放して
特にルシーダはツインムーンルーフ仕様でしたので、後席上部の天井には大きめのサンルーフがついていまして、浜辺などでの一泊にはサンルーフを開放して波の音を聞きながらゆっくりとした時間を過ごすことが出来たり、周囲に人が居ない場所でしたら音響をガンガンにかけてDVDを視聴するなど、まさに動くテントのようでした。
年数も重ね、12年も乗り続け走行距離も20万km弱まで走ったルシーダでしたが、いよいよ手放す時は、子供の成長と共に積み重なった思い出が走馬燈のように思い起こされ、生活の掛け替えのない一部であった事を実感しつつ、感謝の思いの内に処分となりました。スポーツカーも良いけれどワンボックスにもまた良い物があったなぁ、とそんな思いです。
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