2007年式メルセデスベンツC200CGIブルーエフィシェンシーの新車を購入した二日後に、事故を起こしてしまいました。憧れのベンツが納車されたので、早速赤城山方面にドライブに出掛けました。しかし、その帰り道、群馬県内の道路を走行中に、車対車の追突事故を起こしてしまいました。
急ブレーキするも間に合わず追突
場所は片側2車線の国道で、走行車線を走行中、交差点に差し掛かった時の事でした。前を走っているセダンが左折の為減速したので、追い越し車線に車線変更しようと思いましたが、丁度併走する車がいたので出来ず、止む無く車線を維持したまま自分もブレーキを踏んで減速しました。そのセダンが交差点を曲がり始め、そのまま加速して目の前からいなくなりそうだった為、自分もブレーキを緩め、アクセルペダルに踏みかえようとしたその時の事です。
セダンは急ブレーキを掛けてカクンと停まってしまい、慌てて自分も急ブレーキを掛けたのですが、間に合わず追突してしまいました。幸い、スピードは10キロも出ていなかった為、双方ともダメージは少なく、自分の車はフロントバンパー、相手の車はリアバンパーが損傷した程度で済みました。
そして、その交差点を左折した少し先の空地に、両者とも車を停めました。相手は若い大人しそうな男性で、怖そうな人ではなかったので内心ホっとしました。自分は全く怪我はありませんでしたが、相手のむち打ち症が気掛かりでした。
怪我がなかった為、対物事故として処理
しかし、怪我はないか尋ねてみると、大丈夫だとの事で、まずは一安心しました。本当は謝った方が良いのかとも思ったのですが、当方が100%悪いとは限らないと思い、取りあえず相手の体を気遣うだけにしておきました。そして、すぐさま携帯電話で警察を呼びましたが、なかなか来てくれず、30分程待ちました。ようやく警察官が2名、パトカーに乗って現場にやって来ました。警察官の事情聴取によると、その男性は、急に自転車が猛スピードで横断を始めた為、止む無く急ブレーキを掛けたとの事でした。
結局、お互いに怪我がなかった為、純粋な対物事故として処理され、あとは当人同士の話し合いに任せるという結論になり、警察官は去って行きました。又、警察に電話した後で、保険会社にも連絡しておきましたが、相手の男性も自分の保険会社に連絡していました。
追突事故は追突した側に100%の責任がある
保険会社の担当者の話によると、追突事故の場合、前を走っている車が故意に急ブレーキを掛けた場合は別にして、正当な理由で急ブレーキを掛けた場合は、追突した側に100%の責任があるとの事でした。結局、自分の車と相手の車の両方の修理を、自分の保険で支払う事になりました。その為、保険の等級が下がってしまいましたが、自業自得なので仕方ありません。
この事故で得た教訓は、「相手の車が○○するだろう。」という楽観的な予測は禁物だという事です。この事故も、相手がそのまますんなり走り去ってくれるだろうと勝手に予測した事が要因でした。それ以降は、いつ相手が急ブレーキを掛けるか分からないという気構えで運転するようになりました。