2018年7月にフルモデルチェンジを行なったスズキ ジムニー/ジムニーシエラ。今では珍しいくらいにスクエアなスタイリングと本格的な悪路走行性能、そして手ごろな価格から大人気モデルとなりました。
ここではそんな大人気モデルのスズキ ジムニー/ジムニーシエラの内装やインテリアを解説していきます。
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黒を基調として直線的なデザインのインパネ
本格的な悪路走破性能を追求した新型ジムニー/シエラのコンセプトを内装にも表現すべく、内装デザインは黒を基調としたシックで道具感の強いインパネとなっています。
同じスズキのSUVテイストを持つハスラーは遊び心をコンセプトとして、インパネにオレンジや白など雰囲気をポップに仕上げているのとはかなり対照的とも言えます。
かと言って新型ジムニーは古臭いかと言えばそうではなく、高く視認性の良い位置に配されたナビゲーションやメーター内中央に配したカラー液晶のマルチモニター、上級グレードにはダイヤル式のオートエアコン、ステアリングスイッチなど最新のトレンドをしっかりと採用しています。
上級グレートは本革ステアリングとなり、エアコンの吹き出し口にはブロンズメタリックの加飾(XC)メータークラスター周りは反射を抑えつつ硬質感演出するヘアライン仕上げとするなど実用性を損なわずに抑えめに高級感を演出しています。
ステアリングスイッチは右が速度固定式のクルーズコントロール、左がオーディオのコントロールスイッチとなっています。
助手席前には乗り降りのしやすさをサポートする、機能的なデザインの助手席乗降グリップを装備。しっかりとタフギヤとしての装備がなされています。
本格4WDの証、トランスファーレバー
ハスラー、ワゴンRなどと違い、フロアには2WD/4WDを切り替えるトランスファーレバーが鎮座しています。特に4WDを必要としない市街地走行では2WDに切り替え、燃費を抑える事も可能となっています。
シートカラーは2種類
上の写真は上級グレードのXC、下はエントリーグレードのXGの内装です。
フロントシートのデザインは基本的に同じで、リアシートはXCが50:50の分割可倒に対応、ヘッドレストを装備しているのに対し、XGは分割可倒がなく、リアのヘッドレストが省略されています。
シート生地は写真ではわかりにくいですが、上級グレードXC、XLのシートは撥水加工が施され、シートの座面は黄色いストライプの入ったファブリックが使われています。