レクサスの小型クロスオーバーSUV「NX」は、大型クロスオーバーSUV「RX」の弟分として2014年7月に発売されました。RX以上に先鋭的なエクステリアデザインが備わる他、パワートレインがダウンサイジングターボとハイブリッドのみとなる事や、RXにも搭載されない数々の先進装備が採用されるなど、コンパクトながらも存在感のあるクロスオーバーモデルとなっています。
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アグレッシブなスタイリング
スタイリングはRX譲りの流麗なプロポーションとスピンドルグリルを受け継ぎながら、更に抑揚あるプレスラインや張り出したフェンダーフレアにより、アグレッシブな印象を強めたものとなっています。ボディサイズは全長4,630mm×全幅1,845mm×全高1,645mmでRXより一回り小さく、ホイールベースも80mm短い2,660mmとなります。又、車両重量はも100kg以上軽い1,710kg~1,850kgとなっています。
サスペンション形式はRX同様の前:ストラット式/後:ダブルウィッシュボーン式で、30段階の減衰力調整を自動的に行う次世代型AVSが設定されます。駆動方式はRX同様FFとフルタイム4WDが設定され、パワートレインはレクサスブランド初採用となる2L直4直噴ターボの8AR-FTS型エンジン+6速トルコン式ATと、ハイブリッド「リダクション機構付THS-Ⅱ」の2種類がラインナップされます。
2Lターボのスペックは最高出力238ps/4,800~5,600rpm・最大トルク35.7kgm/1,650~4,000rpmで、ハイブリッドの詳細は2.5L直4エンジン(最高出力152ps/最大トルク21kgm)+モーター(最高出力143ps/最大トルク27.5kgm)+電気式無段変速機で前輪を駆動し、4WDの場合は更にもう1基のモーター(最高出力68ps/最大トルク14.2kgm)で後輪を駆動する「E-Four」となります。
充実した最新装備が特徴
装備面では、RXにも搭載されるヘッドアップディスプレイの他、新たにフリック&ピンチ操作に対応した操作デバイス「リモートタッチ」や、携帯電話などを充電出来る非接触式充電機能「置くだけ充電」がNX独自の機能として備わります。又、オプション装備として、俯瞰した映像をモニターに映し出し安全確認をサポートする「パノラミックビューモニター」がレクサス車として初めて設定されます。
安全装備としては、LEDコーナーリングランプが全車に標準装備される他、ミリ波レーダーによる衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム」や全車速対応型レーダークルーズコントロール、死角にいる車両を感知して知らせるブラインドスポットモニター、ステアリング制御機能付の車線逸脱防止装置「レーンディパーチャーアラート」がオプション設定されます。
又、RXと同様走行性能を追求したグレード「Fスポーツ」が設定され、専用の内外装やパフォーマンスダンパーが備わる他、エキゾーストノートを電気的に生成して専用スピーカーから室内に響かせる「アクティブサウンドコントロール」がNX独自の機能として装備されます。
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